代表とクラブで指揮官の戦術知り抜くピッチ上の指揮官/スタニスラブ・ロボツカ(スロバキア代表)【ユーロ2024】
2024.06.17 19:00 Mon
スロバキアの注目はロボツカ
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。
今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
■スロバキア代表
出場回数:3大会連続3回目
最高成績:ベスト16(2016)
ユーロ2020結果:グループリーグ敗退
予選結果:グループJ・2位
監督:フランチェスコ・カルツォーナ
◆注目選手
MFスタニスラブ・ロボツカ(ナポリ)
1994年11月25日(29歳)
代表とクラブで指揮官の戦術知り抜くピッチ上の指揮官。本命ベルギーを除けば、ほぼ横一線のグループに入ったスロバキアにとってグループステージ突破が当面の目標となる。その中でシュクリニアル、ハンツコ、ヴァヴロと実力者を擁するセンターバックと共に、チームにとってストロングとなるアンカープレーヤーの活躍が重要となりそうだ。
現在、代表チームを率いるカルツォーナ監督は不振極めた今季のナポリで暫定指揮官を務めており、168cmの小兵MFは代表、クラブの双方でイタリア人指揮官の戦術の体現者となった。
◆試合日程
▽6月17日(月)
《25:00》
【E】ベルギー代表 vs スロバキア代表
▽6月21日(金)
《22:00》
【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表
▽6月26日(水)
《25:00》
【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表
◆招集メンバー
GK
1.マルティン・ドゥブラフカ(ニューカッスル/イングランド)
12.マレク・ロダーク(フルアム/イングランド)
23.ヘンリッヒ・ラヴァス(ニューイングランド・レボリューション/アメリカ)
DF
2.ペテル・ペカリーク(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
3.デニス・ヴァヴロ(コペンハーゲン/デンマーク)
4.アダム・オベルト(カリアリ/イタリア)
6.ノルベルト・ギョンベル(サレルニターナ/イタリア)
14.ミラン・シュクリニアル(パリ・サンジェルマン/フランス)
15.ヴェルノン・デ・マルコ(ハッタ・クラブ/UAE)
16.ダビド・ハンツコ(フェイエノールト/オランダ)
25.セバスティアン・コシャ(スパルタク・トルナヴァ)
MF
5.トマシュ・リゴ(バニーク・オストラヴァ/チェコ)
8.オンドレイ・ドゥダ(エラス・ヴェローナ/イタリア)
11.ラズロ・ベネス(ハンブルガーSV/ドイツ)
13.パトリック・フロショフスキー(ヘンク/ベルギー)
19.ユライ・クツカ(スロバン・ブラチスラヴァ)
21.マトゥス・ベロ(ボーフム/ドイツ)
22.スタニスラブ・ロボツカ(ナポリ/イタリア)
FW
7.トマシュ・ススロフ(エラス・ヴェローナ/イタリア)
9.ロベルト・ボジェニク(ボアヴィスタ/ポルトガル)
10.リュボミール・トゥプタ(スロバン・リベレツ/チェコ)
17.ウカシュ・ハラスリン(スパルタ・プラハ/チェコ)
18.ダビド・ストレレツ(スロバン・ブラチスラヴァ)
20.ダビド・ジュリシュ(アスコリ/イタリア)
24.レオ・ザウアー(フェイエノールト/オランダ)
26.イバン・シュランツ(スラボア・プラハ/チェコ)
今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
出場回数:3大会連続3回目
最高成績:ベスト16(2016)
ユーロ2020結果:グループリーグ敗退
予選結果:グループJ・2位
監督:フランチェスコ・カルツォーナ
◆注目選手
MFスタニスラブ・ロボツカ(ナポリ)
1994年11月25日(29歳)
代表とクラブで指揮官の戦術知り抜くピッチ上の指揮官。本命ベルギーを除けば、ほぼ横一線のグループに入ったスロバキアにとってグループステージ突破が当面の目標となる。その中でシュクリニアル、ハンツコ、ヴァヴロと実力者を擁するセンターバックと共に、チームにとってストロングとなるアンカープレーヤーの活躍が重要となりそうだ。
現在、代表チームを率いるカルツォーナ監督は不振極めた今季のナポリで暫定指揮官を務めており、168cmの小兵MFは代表、クラブの双方でイタリア人指揮官の戦術の体現者となった。
攻守両面に渡るハードワークを可能とする運動量、献身性を併せ持ち、ビルドアップの局面では相手の矢印を折る動きや的確な捌きでボールを前進させることに長けており、今大会においても中盤のオーガナイザーとしての活躍が期待されるところだ。
◆試合日程
▽6月17日(月)
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▽6月21日(金)
《22:00》
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▽6月26日(水)
《25:00》
【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表
◆招集メンバー
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1.マルティン・ドゥブラフカ(ニューカッスル/イングランド)
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23.ヘンリッヒ・ラヴァス(ニューイングランド・レボリューション/アメリカ)
DF
2.ペテル・ペカリーク(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
3.デニス・ヴァヴロ(コペンハーゲン/デンマーク)
4.アダム・オベルト(カリアリ/イタリア)
6.ノルベルト・ギョンベル(サレルニターナ/イタリア)
14.ミラン・シュクリニアル(パリ・サンジェルマン/フランス)
15.ヴェルノン・デ・マルコ(ハッタ・クラブ/UAE)
16.ダビド・ハンツコ(フェイエノールト/オランダ)
25.セバスティアン・コシャ(スパルタク・トルナヴァ)
MF
5.トマシュ・リゴ(バニーク・オストラヴァ/チェコ)
8.オンドレイ・ドゥダ(エラス・ヴェローナ/イタリア)
11.ラズロ・ベネス(ハンブルガーSV/ドイツ)
13.パトリック・フロショフスキー(ヘンク/ベルギー)
19.ユライ・クツカ(スロバン・ブラチスラヴァ)
21.マトゥス・ベロ(ボーフム/ドイツ)
22.スタニスラブ・ロボツカ(ナポリ/イタリア)
FW
7.トマシュ・ススロフ(エラス・ヴェローナ/イタリア)
9.ロベルト・ボジェニク(ボアヴィスタ/ポルトガル)
10.リュボミール・トゥプタ(スロバン・リベレツ/チェコ)
17.ウカシュ・ハラスリン(スパルタ・プラハ/チェコ)
18.ダビド・ストレレツ(スロバン・ブラチスラヴァ)
20.ダビド・ジュリシュ(アスコリ/イタリア)
24.レオ・ザウアー(フェイエノールト/オランダ)
26.イバン・シュランツ(スラボア・プラハ/チェコ)
スタニスラブ・ロボツカ
フランチェスコ・カルツォーナ
マルティン・ドゥブラフカ
マレク・ロダーク
ヘンリッヒ・ラヴァス
ペテル・ペカリーク
デニス・ヴァヴロ
アダム・オベルト
ノルベルト・ギョンベル
ミラン・シュクリニアル
ヴェルノン・デ・マルコ
ダビド・ハンツコ
セバスティアン・コシャ
トマシュ・リゴ
オンドレイ・ドゥダ
ラズロ・ベネス
パトリック・フロショフスキー
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マトゥス・ベロ
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ロベルト・ボジェニク
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イングランド代表を救ったMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)が、スロバキア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024ラウンド16でイングランドはスロバキアと対戦した。 優勝候補の一角に上げられながらもグループステージは低調なパフォーマンスに終わったイングランド。批判的な声も高まっており、厳しい状況に立たされていた。 そんな中、ラウンド16でも苦戦することに。スロバキアのハイプレスに対して良い形で攻撃ができず、25分に失点。その後も苦しみ続けることとなった。 後半に入り、徐々に盛り返していくも、ボールを保持こそするが、決定的なシーンを作れず、GKマルティン・ドゥブラフカの好セーブにも遭ってゴールが奪えない。 このまま敗退だと思われなか、後半アディショナルタイム5分にベリンガムがバイシクルシュートを決めて起死回生の同点に。延長戦に入ると、早々にハリー・ケインがヘディングでネットを揺らして逆転。2-1でなんとか勝利し、ベスト8に駒を進めた。 ベリンガムはプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。残り1分程度のところでの劇的な同点ゴールを振り返った。 「帰国まであと30秒というところで、国を失望させてしまったような気分だったが、ボールを1回蹴ったら全てが上手くいった。そんな気分はいやだけど、そうなれば最高の気分だ」 「イングランド代表としてプレーすることは素晴らしいことだが、プレッシャーも大きい。ピッチに立って、ゴールを決めることは僕にとって解放感があり、とても幸せな瞬間だ」 「これは間違いなく僕にとって最高の瞬間だよ。個人的には大きな意味を持つ素晴らしいゴールがいくつかあるけど、今日の試合においても、それがなければ気分が変わるという意味でも、このゴールは重要だった。最高の瞬間だ」 2023-24シーズンはレアル・マドリーで躍動したベリンガム。これでイングランド代表としても結果を残した。 ベリンガムはチームとしてのパフォーマンスは悪くなかったとコメント。ギリギリの状況は望ましくないものの、こうしたことが起こることで、チームも勢いづけると語った。 「相手のゴール以外は僕たちはかなり良かったと思う。良いところまで行っていた。もっと決定力を出せたかもしれないけど、僕たちが示した主なことは、たくさんの個性だ」 「ノックアウトのフットボールでは、そのような瞬間を作り出すと、人々は周りを見回して『そうだ、これが僕たちのチームスピリットだ』と思うだろう。逆境がなければ、こういった瞬間は訪れない」 「ユーロから敗退するまであと20秒か30秒だった。今の雰囲気は大きな違いを生み、それがチームの今後にどのような影響を与えるかを示している」 「大きな瞬間ではあるけど、長い大会だし、カップを勝ち取った場合にのみ、それが分かる。今後の2週間で、それがどれだけ重要かわかるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】これぞ主役! ベリンガムが敗退目前から起死回生のバイシクル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="crrMLIrlcfY";var video_start = 235;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 22:45 Mon3
イングランドが敗退寸前から逆転勝利!スロバキアとの120分激闘を制し8強入りを決める【ユーロ2024】
ユーロ2024・ラウンド16のイングランド代表vsスロバキア代表が6月30日に行われ、2-1でイングランドが勝利した。 デンマーク代表、スロベニア代表、セルビア代表が同居したグループCを首位で通過したイングランドは、ゴールレスドローで終えた最終節のスロベニア戦のスタメンからギャラガーをメイヌーに変更した以外は同じスタメンを起用。最前線にケイン、2列目にサカ、ベリンガム、フォーデンを並べた[4-2-3-1]の布陣で試合に臨んだ。 一方、ルーマニア代表、ベルギー代表、ウクライナ代表が同居したグループEを3位で通過したスロバキアは、1-1の引き分けに終わったルーマニア戦と同じスタメンを採用。3トップにシュランツ、ストレレツ、ハラスリンを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 立ち上がりから積極的な姿勢でゴールを目指すスロバキアは12分、ハンツコのスルーパスで左サイドを抜け出したハラスリンがドリブルでボックス内まで切り込みシュート。相手DFのブロックでコースが変わったボールはゴールカバーに戻ったDFトリッピアーにクリアされた。 その後は一進一退の展開が続いたが、25分にスロバキアが先制する。ヴァヴロのロングパスを敵陣中盤でクツカが競り合うと、このボールをボックス手前で収めたストレレツのスルーパスからゴール前に侵入したシュランツがダイレクトシュートをゴール左隅に流し込んだ。 前半半ば以降は、1点を追うイングランドが徐々にボールを保持する時間を増やしていく。しかし、自陣で守備ブロックを固めるスロバキアも集中を切らさず、前半は0-1で終了した。 1点ビハンドで後半を迎えたイングランドは、開始早々にネットを揺らす。ボックス中央手前でボールを受けたケインが左サイドへ展開すると、ボックス左でパスを受けたトリッピアーの折り返しをフォーデンがゴールに流し込んだが、VARの末にフォーデンのオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。 ピンチを凌いだスロバキアは、55分に相手のミスからチャンスを迎える。中盤で獲得したFKを素早くリスタートしたベリンガムの横パスがズレると、これをカットしたストレレツがセンターサークル左から超ロングシュート。しかし、これはゴール右に外れた。 後半の主導権を握るもゴールが遠いイングランドは、66分にトリッピアーを下げてパーマーを投入。すると78分、フォーデンの左FKからケインがヘディングシュートでゴールに迫ったが、これはわずかにゴール左に外れた。 さらにイングランドは、81分にもバイタルエリア中央に切り込んだライスがミドルシュートでゴールを狙うと、左ポストに弾かれた跳ね返りをケインがジャンピングボレーで合わせたが、このシュートは枠に上に外れた。 0-1のまま終盤に差し掛かり、このまま終了かと思われたが、後半終了間際にドラマが生まれる。95分、右サイドからのロングスローをニアでグエイがフリックすると、この浮き球をベリンガムが見事なオーバーヘッドシュートでゴールに叩き込んだ。そして、試合はそのまま90分が終了し、延長戦にもつれ込む。 迎えた延長戦は開始早々にスコアが動く。イングランドは91分、右サイド深くで獲得したFKのこぼれ球をボックス手前のエゼが右足ボレーで合わせると、この浮き球をボックス中央左のトニーが頭で折り返し、最後はゴール前のケインがヘディングシュートでネットを揺らした。 逆転を許したスロバキアは105分、ススロフのスルーパスでボックス左深くまで駆け上がったボジェニクの落としをトゥプタがダイレクトクロス。これをゴール前に走り込んだペカリークが右ヒザ付近で合わせたが、ボールは枠の上に外れた。 結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。スロバキアに大苦戦のイングランドが敗退寸前からの逆転勝利で2大会連続のベスト8進出を決めた。 イングランド 2-1 スロバキア 【イングランド】 ジュード・ベリンガム(後50) ハリー・ケイン延前1) 【スロバキア】 イバン・シュランツ(前25) 2024.07.01 03:40 Mon4
「数センチの差で罰せられる」土壇場で追いつかれ、延長で敗退…イングランドを追い込んだスロバキア指揮官「このチームを誇りに思う」
スロバキア代表のフランチェスコ・カルツォーナ監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024ラウンド16でスロバキアはイングランドと対戦した。 優勝候補相手の大一番。それでもスロバキアは、25分にロングボールをつなぐと、イバン・シュランツが大会3ゴール目で先制に成功する。 ハードでタイトなプレスでイングランドを封じていくスロバキア。50分にフィル・フォーデンにネットを揺らされるが、これはオフサイドに救われることに。それでも後半アディショナルタイムにジュード・ベリンガムに決められまさかの土壇場で追いつかれることに。そして迎えた延長戦ではハリー・ケインにゴールを許し、2-1で敗戦。ラウンド16で敗退となった。 優勝候補をギリギリまで追い詰めながらも敗れたスロバキア。カルツォーナ監督は、敗退を悔しがりながらもチームのパフォーマンスを称えた。 「誇りに思っている。ワールドクラスのチーム、優勝候補の1つ相手に素晴らしい試合ができた。イングランドに対してほとんどの時間失点をせず、あと少しで勝ち進めるところだった」 「残念ながら勝ち進むことはできなかった。延長戦では、半分の時間を敵陣で過ごせた。チームをとても誇りに思う」 「こうした選手たちとトレーニングするというのは誇りでもある。彼らはフィールドで違いを生み出し、彼らがいることにとても感謝している」 また、試合終了間際の同点ゴールを許したシーンについても言及。わずかな差だったとコメントした。 「残りわずか数秒のところで、レアル・マドリーでプレーする選手のせいで失点をした。数センチの差で罰せられてしまう」 「もっと上手く守れたかもしれないが、そういったことも起こるものだ」 これで2016年大会に続いてのベスト16での敗退。それでも、カルツォーナ監督は高いパフォーマンスを見せていた選手たちを称えた。 「私は改めて、このチームを誇りに思っていると言いたい。選手たちには素晴らしい仕事をした、素晴らしい選手たちだと言った」 「我々は他のどの相手とも互角であり、攻撃的なサッカーをして得点のチャンスもあった。選手たちを誇りに思っている」 「我々が勝利に非常に近づいていたため、選手たちは明らかにガッカリしている。ただ、これがサッカーだ」 <span class="paragraph-title">【動画】優勝候補を追い込みながらもスロバキアは最後に力尽きる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dawfWEA1m5Y";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 12:33 Mon5