パリ五輪開催国フランスのレジェンドは今大会に興味なし…プラティニ氏「サッカーはオリンピック競技ではない」

2024.07.22 23:18 Mon
歯に衣着せぬコメント残したプラティニ氏
Getty Images
歯に衣着せぬコメント残したプラティニ氏
フランスサッカー界のレジェンドで、元UEFA会長であるミシェル・プラティニ氏だが、パリ・オリンピックでサッカー競技を観戦しないと断言した。フランス『レキップ』が伝えている。
PR
現役時代に通算3度のバロンドールを受賞し、フランス代表としても通算72試合41ゴールの記録を残してユーロ1984優勝にも貢献した、同国サッカー界のレジェンド中のレジェンドであるプラティニ氏。また、フランス五輪代表として1976年のモントリオール五輪にも参加経験もあり、自国開催のパリ五輪にも少なからず関心はあるかに思われたが、“将軍”はフランス『ミディ・リブレ』のインタビューで五輪におけるサッカー競技に全く関心がないと語った。
今回のインタビューでは「これは素晴らしい歓楽の瞬間であり、観客が選手の周りに集まるスポーツの素晴らしい瞬間だ」とパリ五輪自体への期待を語ったプラティニ氏。だが、サッカーに関する話題に向かうと、「フランスのオリンピックチームには興味がない。サッカーはオリンピック競技ではない」と、歯に衣着せぬ物言いをした。

さらに、元UEFA会長は「最も多くの観客を惹きつけるのはサッカーであり、それだけだ」と、五輪におけるサッカー競技の役割が「スタジアムを満員にする」ということのみだと主張した。
また、個人として興味を抱かない理由として、国際サッカー連盟(FIFA)の消極的な姿勢を含め、各クラブに対して招集の強制力がない選手選抜のルールを挙げている。

「FIFAは最高の選手が来ることを望んでいなかった。我々はB、C、Dのチームを擁している…。だから、興味がないのだ」

プラティニ氏の主張は多くのサッカーファンも感じるところではあるが、大会開幕後にそのレジェンドの翻意を促すような盛り上がりを期待したいところだ。

PR

ミシェル・プラティニの関連記事

ユベントスは16日、トルコ代表MFケナン・ユルドゥズ(19)との契約を2029年6月まで延長し、背番号を15から10に変更したことを発表した。これまでの契約から2年更新し、給与は年俸30万ユーロ(約5000万円)から100万ユーロ(約1億6000万円)に増額されたようだ。 バイエルンやユベントスの下部組織出身で、 2024.08.17 08:00 Sat
ユベントスは18日、フランス代表MFアドリアン・ラビオ(29)との契約満了を発表した。 パリ・サンジェルマン(PSG)でプロキャリアをスタートさせたラビオは、トゥールーズへのレンタル移籍も経験。2019年7月にユベントスへと完全移籍した。 PSGで公式戦227試合に出場し24ゴールを記録していたラビオは、ユ 2024.07.18 23:57 Thu
ユベントスがトルコ代表MFケナン・ユルドゥズ(19)をクラブの中心に据えようとしている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。 バイエルンやユベントスの下部組織出身で、2023-24シーズンのセリエA開幕節でファーストチームデビューのユルドゥズ。シーズン後半戦にはプレータイムを増やし、公式戦32試合で4 2024.07.17 13:54 Wed
今シーズン途中までラツィオを指揮していたマウリツィオ・サッリ氏。チームの不振を受けて辞任すると、後を引き継いだイゴール・トゥドール監督がチームを復活させた。 そのサッリ監督の下で不遇の時間を過ごしたのが日本代表MF鎌田大地。シーズン当初はスタメンで起用され、ゴールも記録していたが、徐々に出番を失うと、サッリ監督に 2024.05.25 08:15 Sat
ユベントスは10日、アニェッリ家のクラブ所有から100年を記念したイベント「Togetter, a Black & White show 」をトリノで開催した。 1923年にエドアルド・アニェッリ氏がオーナーに就任し、以降アニェッリ家が代々オーナーを務めているユベントス。現在もアニェッリ家のメンバーの1人であるジ 2023.10.11 13:05 Wed

U-23フランス代表の関連記事

U-23フランス代表の指揮官を退任したティエリ・アンリ氏は、当面メディアの仕事をメインにしていくようだ。 先日、『個人的な理由』によってU-23フランス代表監督を退任し、今後の去就に注目が集まっていたアンリ氏。 一部では代表あるいはクラブチームで指揮を執る可能性も伝えられていたが、アメリカ『CBS』は11日 2024.09.12 19:50 Thu
フランスサッカー連盟(FFF)は23日、U-21フランス代表とフランス女子代表の後任指揮官を発表した。 自国開催となったパリ・オリンピックを終え、一区切りついたフランス。 決勝でスペインに惜敗し、銀メダルに終わったU-21代表ではティエリ・アンリ監督(47)が「個人的な理由」により退任を発表。一方、ベスト8 2024.08.23 22:04 Fri
フランスサッカー連盟(FFF)は19日、パリ・オリンピックに出場したU-23フランス代表のティエリ・アンリ監督(47)の退任を発表した。 契約は2025年6月まで1年間残っていたが、個人的な理由により契約を終了したとのことだ。 現役時代はモナコやユベントス、アーセナル、バルセロナなどでプレーし、フランス代表 2024.08.19 22:45 Mon
二転三転したパリ・オリンピックのレギュレーション変更によって、大会準優勝のU-23フランス代表の1選手が銀メダルをもらえない悲劇に見舞われた。 今大会にホスト国として臨んだフランスは、死闘となったU-23スペイン代表との決勝を延長戦の末に3-5で落として惜しくも準優勝となった。 当然のことながら金メダルを目 2024.08.14 14:20 Wed
FWアレクサンドル・ラカゼットがフランス代表として最後の試合を終えた。 U-23フランス代表は9日、パルク・デ・プランスで行われたパリ・オリンピック決勝でU-23スペイン代表に3-5で敗戦し、母国開催の五輪を銀メダルで終えた。 今大会にオーバーエイジ枠で参戦し、キャプテンを務めたリヨンのエースFWは5試合に 2024.08.10 19:00 Sat

オリンピックの関連記事

フランス・フットボールは4日、2023-24シーズンの女子バロンドール候補30名を発表した。 なでしこジャパンからは昨年に続きMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)が選出されている。 候補者30名のなかには昨年受賞のスペイン女子代表MFアイタナ・ボンマティの他、パリ・オリンピック優勝のアメリカ代表からFWト 2024.09.05 07:30 Thu
フランス・フットボールは4日、2023-24シーズンのコパ・トロフィー候補10名を発表した。 2018年に新設され、21歳以下の若手が対象となるコパ・トロフィー。昨年はレアル・マドリーのMFジュード・ベリンガムが受賞していた。 候補者にはユーロ優勝に大きく貢献したスペイン代表FWラミン・ヤマル(バルセロナ) 2024.09.05 06:15 Thu
日本サッカー協会(JFA)は3日、なでしこジャパンの宮本ともみコーチ(45)が、契約満了により退任することを発表した。 宮本コーチは、現役時代になでしこジャパンのメンバーとしてもプレー。ワールドカップ(W杯)に3大会出場し、アテネ・オリンピックにも出場。77試合で13得点を記録していた。 現役引退後は指導者 2024.09.03 18:45 Tue
JFA(日本サッカー協会)は21日、なでしこジャパン(日本女子代表)の池田太監督(53歳)が、契約満了に伴い退任することを発表した。池田監督は21年の東京五輪後になでしこジャパンの監督に就任。昨年夏のオーストラリア・ニュージーランド共催のW杯はベスト8、メダルを期待されたパリ五輪もベスト8で敗れて悲願のメダルには届かな 2024.08.22 22:30 Thu
フランスサッカー連盟(FFF)は19日、パリ・オリンピックに出場したU-23フランス代表のティエリ・アンリ監督(47)の退任を発表した。 契約は2025年6月まで1年間残っていたが、個人的な理由により契約を終了したとのことだ。 現役時代はモナコやユベントス、アーセナル、バルセロナなどでプレーし、フランス代表 2024.08.19 22:45 Mon

ミシェル・プラティニの人気記事ランキング

1

“笑顔”が似合う稀代の天才、記録以上に記憶に残るロナウジーニョ

サッカー界にはこれまでも数々の天才と呼ばれる選手は存在した。 大半はその国を代表する選手であり、引退後もレジェンドとして大きく扱われ、事あるごとに駆り出されることが多い。もちろん、タイトルも獲得し、名実ともに世界的に名の知れた選手たちだ。 テクニックのある選手、多くのゴールを決めた選手、タイトルを数多く獲った選手など様々。中には、スタジアムや大会に名を残す人もいる。 数いる天才の中、最もサッカーを楽しみ、最も楽しませてくれた男と言っても過言ではないのがロナウジーニョだ。 <span class="paragraph-title">◆“笑顔”が似合う天才</span> ロナウジーニョの名前を聞いてまず最初に思い浮かべるのは何か。素晴らしいテクニック、あっと驚くパフォーマンス…どれも間違ってはいないが、やはりあの“笑顔”だろう。 ロナウジーニョ以上にタイトルを獲った選手も、ロナウジーニョ以上に功績を残した選手も多くいる中、あの笑顔でプレーを続けた選手はいない。誰よりもサッカーを楽しみ、それがどんな場面であっても崩れることはない。まるで遊んでいるかのようなプレースタイルは、一気にファンを虜にした。 その笑顔には歴代のレジェンドたちも称賛の言葉を残しておりミシェル・プラティニ氏は「あの笑顔でみんなを引きつける」と評価すると、最大のライバルであるアルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏も「楽しそうにプレーし、その喜びをピッチにもたらしている」と称賛したほどだ。 そのロナウジーニョはブラジルのグレミオでキャリアをスタート。2001年にパリ・サンジェルマン(PSG)に引き抜かれヨーロッパへと渡る。 当時のPSGは今のクラブとは違い、多くの資金をバックに選手を獲得していたわけではなかった。それでも、その才能には多くのクラブが注目しており、アーセナルもPSGより前に目をつけていた。しかし、イギリスの労働許可証が取得できずに断念していた過去もある。 自身初のヨーロッパ挑戦となったロナウジーニョ。テクニックの高さはあるものの、激しいプレースタイルのフランスで当初は苦しむ。 しかし、徐々にサッカーに慣れると、得点を奪うようになる一方で、ブラジル人に有りがちなピッチ外での問題で監督との仲も怪しくなった。 <span class="paragraph-title">◆キャリアを変えたバルセロナへの移籍</span> 2003-04シーズンにバルセロナへと加入したロナウジーニョ。この移籍がキャリアを大きく変えることとなる。 バルセロナが当初狙っていたのはマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFデイビッド・ベッカムだったが、宿敵レアル・マドリーへの移籍が決定してしまう。そこで、バルセロナはユナイテッドが狙っていたロナウジーニョに手を出し、獲得に成功する。 バルセロナ加入当初もケガなどで苦しんだロナウジーニョだが、ここでも慣れると才能を発揮。高いテクニックを生かしたプレーや、緩急をつけたドリブル、ボディフェイントを駆使した突破など、対峙するディフェンダーを翻弄させ続けた。 現在バルセロナのエースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのキャリアスタート時にも共にプレー。メッシの凄さは説明するまでもないが、そのメッシを上回るほどの存在感を見せていたのはロナウジーニョだった。 バルセロナではラ・リーガで2度、チャンピオンズリーグで1度と数多くのタイトルを獲得したわけではない。しかし、印象に残るプレー、印象に残るゴールは数々残しており、バルセロナで大きな成功を収めている印象が強いはずだ。 その後はミランやフラメンゴ、アトレチコ・ミネイロ、ケレタロ、フルミネンセと渡り歩き、現役を引退している。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残る天才</span> ロナウジーニョのプレーは、挙げればキリがないほど記憶に残るスペクタクルなプレーが数多くある。 輝かしいキャリアとなったバルセロナでは、初ゴールが何よりも衝撃だった。 2003年9月3日のラ・リーガ第2節セビージャ戦。バルセロナ1点ビハインドの0-1で迎えた58分、GKビクトール・バルデスが左サイドのロナウジーニョに展開すると、ボールを受けたロナウジーニョはドリブルを開始。まずは相手MFホセ・ルイス・マルティを簡単にかわすと、追いかけてきたMFハビエル・カスケーロもフェイントでいなす。そして、スピードに乗ったロナウジーニョはゴールまでおよそ27mの位置から右足を一閃。矢のようなシュートは、相手GKアントニオ・ナタリオの手をかすめ、クロスバーを直撃してゴールに吸い込まれた。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJrWGVOMUc3NCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> これが、ロナジウジーニョ伝説のスタートとなるラ・リーガ初ゴール。いきなり見せつけた格好となった。 数々のドリブルスキルで翻弄されたDFもたくさんおり、多くの相手が止めるのに苦労したロナウジーニョ。本人はその試合中にも笑顔を絶やさず、常に楽しそうにプレーを続けていた。 その姿はありえない相手からの称賛を受けることにもつながる。 <span class="paragraph-title">◆ベルナベウでのスタンディングオベーション</span> それが起こったのは、2005-06シーズンの11月に行われた、レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”だ。 前年の2004-05シーズンにはFIFA最優秀選手賞を受賞したロナウジーニョ。シーズン最初の“エル・クラシコ”で圧巻プレーを見せる。 リオネル・メッシのゴールで先制したバルセロナ。59分にロナウジーニョがまずは見せる。 ハーフウェイライン付近の左サイドからドリブルを開始したロナウジーニョは、対峙したDFセルヒオ・ラモスを簡単にかわして侵攻。そのままボックスに入り込むと、立ちはだかったDFイバン・エルゲラに対し全くスピードを落とすことなく、上半身のボディフェイントだけで何事もなかったようにエルゲラをかわしてシュート。ロベルト・カルロスが必死にブロックするも、間に合わずにゴールを奪う。 さらに、77分には、スペースがある中でロナウジーニョがパスを受けると、一気にスピードを上げてドリブル開始。再び対峙したDFセルヒオ・ラモスをあっさりかわすと、ボックス内左から冷静にシュート。2点目を奪ってみせたのだ。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJQZkNxdVk5YiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 圧巻の個人技で2発。若き日のセルヒオ・ラモスをいとも簡単にかわしてゴールを奪ったロナウジーニョに対し、サンティアゴ・ベルナベウに詰め掛けた8万7000人もの観客は、スタンディングオベーションでそのパフォーマンスを称えた。 永遠のライバルであるレアル・マドリーのファンにまでも、拍手をさせたロナウジーニョのプレーはこの世のものとは思えないと言えるだろう。 <span class="paragraph-title">◆ロナウジーニョらしさが凝縮した一撃</span> チームが敗れてもなおインパクトを残しているシーンもある。それがバルセロナ2シーズン目。2004-05シーズンのチャンピオンズリーグ ラウンド16のチェルシー戦でのゴールだ。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJHOHVITjdkSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2005年3月8日に行われた試合。ホームでの1stレグで2-1と先勝していたバルセロナは、準々決勝進出に向けて敵地で対戦。しかし、開始19分でまさかの3失点という衝撃の展開となる。 逆転を許しているバルセロナだったが、ロナウジーニョはPKを決めて1点差とすると、39分に衝撃のゴールを決めた。 前線にロングボールが送られるもジョン・テリーがクリア。しかし、これを拾ったアンドレス・イニエスタが横パスを出すと、ペナルティアークでロナウジーニョがパスを受ける。 すると、リカルド・カルバーリョが立ちはだかるも、ロナウジーニョは左、右とキックフェイント。動じないカルバーリョだったが、一瞬の隙を突いたロナウジーニョは突然トゥキック。狭いコースを抜けたシュートはゴール左隅に吸い込まれた。 チェルシーの守護神であり、世界でも指折りのGKだったペトル・チェフも全く反応できない完璧なゴール。まるで時を止めたかのようなシュートはロナウジーニョを語る上で外せないゴールだ。なお、試合はチェルシーが追加点を奪い、バルセロナは敗退。しかし、ロナウジーニョのゴールの衝撃が強すぎる試合となっている。 記録以上に記憶に残る数々のプレーを見せてきたロナウジーニョ。引退後は何かとお騒がせなイメージもあるが、その時でも“笑顔”は忘れない。いつだって楽しむことを忘れない稀代の天才は、この先どんな凄い選手が現れようとも、その存在が薄れることはないだろう。 <div id="cws_ad"><hr>パリ・サンジェルマンやバルセロナ、ミランなどのクラブチームで活躍し、ブラジル代表としてもワールドカップを制したロナウジーニョが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せた誰もを魅了するスーパープレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/f7dd12&c=sega_20210715_2" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210715.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.07.19 11:40 Mon
2

ユルドゥズがユベントスの背番号10に、2029年まで契約延長

ユベントスは16日、トルコ代表MFケナン・ユルドゥズ(19)との契約を2029年6月まで延長し、背番号を15から10に変更したことを発表した。これまでの契約から2年更新し、給与は年俸30万ユーロ(約5000万円)から100万ユーロ(約1億6000万円)に増額されたようだ。 バイエルンやユベントスの下部組織出身で、昨季のセリエA開幕節でファーストチームデビューを飾ったユルドゥズ。シーズン後半戦にはプレータイムを増やし、公式戦32試合で4ゴール1アシストを記録すると、ユーロ2024ではレアル・マドリーの19歳MFアルダ・ギュレルらと共に、トルコの8強入りに貢献していた。 かつてミシェル・プラティニ氏やロベルト・バッジョ氏、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏が着用した背番号「10」を纏い、新シーズンを戦うことになった。 2024.08.17 08:00 Sat
3

フランス代表MFラビオがユベントスに別れ…5シーズン在籍で公式戦212試合出場22ゴール

ユベントスは18日、フランス代表MFアドリアン・ラビオ(29)との契約満了を発表した。 パリ・サンジェルマン(PSG)でプロキャリアをスタートさせたラビオは、トゥールーズへのレンタル移籍も経験。2019年7月にユベントスへと完全移籍した。 PSGで公式戦227試合に出場し24ゴールを記録していたラビオは、ユベントス加入後はケガなどもあり苦しむも、その後は存在感を発揮し続けて公式戦212試合で22ゴール15アシスト。特徴であるゲームメイク力を発揮していた。 なお、スクデットは1回、コッパ・イタリアは2回優勝していた。 フランス代表としてもプレーし、ユーロ2024にも参加していた中、クラブは契約延長を望んでいたものの、ラビオは退団を決意。チームの慰留を断ることとなった。 ユベントス史上5人目のフランス人となったラビオは、史上3人目の出場数を記録。ダビド・トレゼゲ、ミシェル・プラティニに次ぎ、ジネディーヌ・ジダンと並ぶ212試合の出場となった。 2024.07.18 23:57 Thu
4

ユベントスが期待の19歳ユルドゥズと新契約へ…背番号も「10」に変更か

ユベントスがトルコ代表MFケナン・ユルドゥズ(19)をクラブの中心に据えようとしている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。 バイエルンやユベントスの下部組織出身で、2023-24シーズンのセリエA開幕節でファーストチームデビューのユルドゥズ。シーズン後半戦にはプレータイムを増やし、公式戦32試合で4ゴール1アシストを記録すると、ユーロ2024ではレアル・マドリーの19歳MFアルダ・ギュレルらと共に、トルコの8強入りに貢献した。 新シーズンにさらなる飛躍が期待されるMFはここ数カ月の間に代理人を変更。しかし、ユベントスとの関係は変わりがないようで、契約更新へ向かっているという。 現在、2027年6月までの契約を結ぶユルドゥズだが、期間が1〜2年延長される予定。約30万ユーロ(約5200万円)の現年俸も約100万ユーロ(約1億7000万円)+ボーナスにアップするようだ。 交渉は今後数週間以内に決着する見込み。また、ユベントスで背番号「15」を着けているユルドゥズだが、かつてミシェル・プラティニ氏やロベルト・バッジョ氏、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏が着用した背番号「10」の最有力候補にも挙がっている。 2024.07.17 13:54 Wed
5

C・ロナウドが偉業達成! 元イラン代表ダエイが持つ代表通算ゴールが世界最多の「109」に並ぶ

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが偉業を達成した。 C・ロナウドは、ポルトガル代表のキャプテンとしてユーロ2020に参加。チームはグループステージを1勝1分け1敗で突破し、ラウンド16に駒を進めた。 今大会のC・ロナウドは、初戦のハンガリー代表戦で2ゴールの活躍を見せると、続くドイツ代表戦でも1ゴールを記録。そして迎えた23日の第3節フランス代表戦では2つのPKを決め、今大会3試合連続ゴールを達成。5ゴールを記録した。 初戦のハンガリー戦では、ユーロ2004から5大会連続でユーロ本大会に出場したことで、通算5大会に出場した史上初の選手になると、ユーロ2004で2ゴール、ユーロ2008で1ゴール、ユーロ2012で3ゴール、ユーロ2016で3ゴールを挙げていたC・ロナウドは、ハンガリー戦での2ゴールによって同じく5大会連続でゴールを挙げた最初の選手となっていた。 さらに、大会前の時点で元フランス代表MFミシェル・プラティニと並んでいた通算ゴール数を「11」に更新し、ユーロ通算最多得点記録も樹立していた。 その記録を伸ばしたことも去ることながら、フランス戦の2ゴールにより代表通算ゴール数が「109」となり、元イラン代表FWアリ・ダエイが持つ代表通算得点記録に並ぶこととなった。 また、ヨーロッパの選手としてユーロやワールドカップでの通算ゴール数を「20」に伸ばし、元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼが持つ「19」を超えて歴代単独1位となっている。 2021.06.24 10:10 Thu

U-23フランス代表の人気記事ランキング

1

U23仏代表監督退任のアンリ氏、当面は解説業をメインに

U-23フランス代表の指揮官を退任したティエリ・アンリ氏は、当面メディアの仕事をメインにしていくようだ。 先日、『個人的な理由』によってU-23フランス代表監督を退任し、今後の去就に注目が集まっていたアンリ氏。 一部では代表あるいはクラブチームで指揮を執る可能性も伝えられていたが、アメリカ『CBS』は11日、同氏が以前からコメンテーターを務めていたケイト・アブド氏が司会を務める番組「チャンピオンズリーグ・トゥデイ」の仕事を継続することを明かした。 なお、同番組ではアンリ氏と共にマイカー・リチャーズ氏、ジェイミー・キャラガー氏の元イングランド代表コンビがコメンテーターを継続する。 イギリス『The Athletic』によると、アンリ氏は新フォーマットのチャンピオンズリーグのリーグフェイズ開幕に先駆けて「我々CBSにとって、より多くの試合について話せるのは、単に例外的なことだと思う」とコメント。 一方で、直前まで監督を務めていた観点から「私はコーチの側に立つつもりで、試合があまりに多すぎる。元プレーヤーとして、彼らがどうやってやっているのか私にはわからない。コメンテーターとして、私は試合が多いのは好きだが、元プレーヤーとして、そして監督として、それはやりすぎだ」と、現行のグループステージ制の6試合から2試合増加した8試合の開催方式に苦言を呈している。 現役時代はモナコやユベントス、アーセナル、バルセロナなどでプレーし、フランス代表のエースとしても活躍したアンリ監督。引退後は指導者となり、アーセナルのユースチームで監督を務めたのち、ベルギー代表のアシスタントコーチに就任。その後、モナコ、CFモントリオールで監督を務め、再びベルギー代表のアシスタントコーチとなった。 2023年8月にはU-21フランス代表の監督に就任。自国開催であるパリ・オリンピックに出場するチームを率いると、本大会ではチームを決勝に導くなど手腕を発揮。しかし、U-23スペイン代表に敗れ、銀メダルに終わっていた。 2024.09.12 19:50 Thu
2

パリ五輪で銀メダル獲得のフランス、アンリ監督が“個人的な理由”で1年早く退任「銀メダルは人生の最大の誇りの1つ」

フランスサッカー連盟(FFF)は19日、パリ・オリンピックに出場したU-23フランス代表のティエリ・アンリ監督(47)の退任を発表した。 契約は2025年6月まで1年間残っていたが、個人的な理由により契約を終了したとのことだ。 現役時代はモナコやユベントス、アーセナル、バルセロナなどでプレーし、フランス代表のエースとしても活躍したアンリ監督。引退後は指導者となり、アーセナルのユースチームで監督を務めたのち、ベルギー代表のアシスタントコーチに就任。その後、モナコ、CFモントリオールで監督を務め、再びベルギー代表のアシスタントコーチとなった。 2023年8月にはU-21フランス代表の監督に就任。自国開催であるパリ・オリンピックに出場するチームを率いると、本大会ではチームを決勝に導くなど手腕を発揮。しかし、U-23スペイン代表に敗れ、銀メダルに終わっていた。 パリ・オリンピック後、フィリップ・ディアロ会長と話し合いを持ち、アンリ監督は退任の希望を伝えたとのこと。それが認められる形となった。 アンリ監督は「私にこの素晴らしい機会を提供してくれたFFFとフィリップ・ディアロ会長に感謝したいと思う」とコメント。「母国がオリンピックで銀メダルを獲得したことは、私の人生の最大の誇りの1つであり続けるだろう。私に魔法のような経験をさせてくれたFFF、選手、スタッフ、サポーターに心から感謝する」とコメントした。 <span class="paragraph-title">【動画】自国開催のオリンピックで銀メダル、アンリ監督がファンの前でダンス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="fr" dir="ltr">(@equipedefrance) <a href="https://twitter.com/equipedefrance/status/1824713343375950123?ref_src=twsrc%5Etfw">August 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.19 22:45 Mon
3

パリ五輪ベスト8が決定! 3連勝で首位通過の日本は準々決勝でスペインと激突

パリ・オリンピック(五輪)男子サッカーのグループステージの全日程が30日に終了し、ベスト8進出国が決定した。 56年ぶりのメダル獲得を目指すU-23日本代表は、最終節のU-23イスラエル代表戦を細谷真大の劇的弾で勝利し、3連勝でグループDを首位通過。また、最終節でU-23マリ代表に勝利したU-23パラグアイ代表が2位でグループステージを突破した。 グループAでは開催国のU-23フランス代表がグループステージ3連勝を収め、危なげなく首位通過。2位には初戦でフランスに完敗を喫するも、U-23ニュージーランド代表、U-23ギニア代表を相手に7得点を挙げ、連勝したU-23アメリカ代表が入った。 グループBは波乱の幕開けとなったU-23アルゼンチン代表との初戦を制したU-23モロッコ代表が首位通過。モロッコと勝ち点、得失点差、総得点で並ぶも、当該チーム同士の対戦で敗れたアルゼンチンが2位通過となった。 グループCは最終節でU-23スペイン代表に勝利したU-23エジプト代表が逆転で首位通過。グループステージ2連勝を飾り、最終戦でターンオーバーを敢行したスペインは2位での決勝トーナメント進出となった。 なお、準々決勝では日本はスペインと対戦することが決定した。 ◆準々決勝 ▽8月2日(金) 《22:00》 U-23モロッコ代表 vs U-23アメリカ代表 《24:00》 U-23日本代表 vs U-23スペイン代表 《26:00》 U-23エジプト代表 vs U-23パラグアイ代表 《28:00》 U-23フランス vs U-23アルゼンチン代表 <span class="paragraph-title">【動画】日本のエース・細谷真大が決めた!土壇場決勝ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Nbz64_THalM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.31 06:19 Wed
4

フランス代表、アンリ&ルナール退任のU21チームと女子代表の後任監督を発表

フランスサッカー連盟(FFF)は23日、U-21フランス代表とフランス女子代表の後任指揮官を発表した。 自国開催となったパリ・オリンピックを終え、一区切りついたフランス。 決勝でスペインに惜敗し、銀メダルに終わったU-21代表ではティエリ・アンリ監督(47)が「個人的な理由」により退任を発表。一方、ベスト8敗退となった女子代表では、かねてより今大会限りでの退任を明言していたエルヴェ・ルナール監督(55)が指揮官の座から離れていた。 そんななか、FFFは23日にそれぞれの後任指揮官を発表。いずれも前指揮官の右腕が後釜に座った。 エスポワール(U-21チーム)の新指揮官に指名されたのは、ジェラール・バティクル氏(54)。オセールのU-19チームの監督として指導者キャリアをスタートすると、以降はスタッド・ブレストやアンジェの監督、リヨンのアシスタントマネージャーを歴任。2023年8月からはアンリ監督の副官を務めていた。契約期間はひとまず1年間となる。 一方、ルナール監督の後釜に座ったのは、ローラン・ボナデイ氏(54)。パリ・サンジェルマンのユースチームやニースのリザーブチームで監督経験のある同氏は、2019年からルナール監督の副官を務めフランス女子代表も指導してきた。 これがシニアレベルで初の監督経験となるボナデイ氏は、2027年までの3年契約にサイン。ユーロ2025と2027年ブラジル女子W杯での成功を目指すことになる。 2024.08.23 22:04 Fri
5

選手採点&寸評:U23フランス代表 1-1 U23日本代表【国際親善試合】

17日、U-23フランス代表vsU-23日本代表が行われ、1-1の引き分けに終わった。 超WSの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽U-23日本代表採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom20240717_fra_jpn_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©️超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 小久保玲央ブライアン 6.0 落ち着いたプレーで判断も間違えない。失点シーンはノーチャンス。終盤には一対一をしっかりセーブ。安定感を見せた。 DF 2 半田陸 5.5 普段プレーしない左SBでプレー。後半からは右SBに回る。縦を何度も突破されたが、最後はやらせなかった。 4 関根大輝 5.5 持ち前のフィジカルの強さを見せて守備で見せる。何度か前に上がってプレーしたが効果的には絡めず、45分で交代。 →16 大畑歩夢 5.5 試合に入るのに時間がかかったが決定的なピンチを凌ぐ素晴らしい対応。ただ、押し込まれたことでポジションを上げられず守勢に回った。 5 木村誠二 6.0 立ち上がりは相手の圧力に不安定さを見せたが、徐々に慣れてしっかりと対応。マテタを相手に空中戦でも負けなかった。 →3 西尾隆矢 5.0 入って早々にズレを突かれて失点。スピードを持った背後を狙う攻撃に下がりすぎる傾向もあり、前に押し出せなかった。 15 高井幸大 6.5 冷静な守備対応。ラカゼットとのマッチアップでもやらせなかったが、後半頭には連係が取れる前に失点も、オリーズに最後まで寄せた。その後はマテタも含めしっかり対応。粘り強く戦った。 MF 7 山本理仁 6.0 読みの鋭さで気の利いた守備。危険な場面に顔を出す。バランスをとっていた中、もう少し攻撃の組み立てをしたかった。 →6 川崎颯太 5.5 こぼれ球への反応、守備面では特徴を出すが、攻撃で効果的なプレーは出せず。 8 藤田譲瑠チマ 6.5 アンカーでバランスを見ていた中、プレスで相手を制限し、見事な先制ゴール。試合を読んでのプレー見せるも、攻撃の組み立てはあまりできず。 14 三戸舜介 6.0 溢れたボールを落ち着いて繋げてヒールでアシスト。前線から豊富な運動量でプレスをかけ続ける。PK奪取かと思わせる仕掛けも見せた。 →26 佐藤龍之介 - 出場時間が短く採点なし。 FW 9 藤尾翔太 6.0 見事なプレスバックで先制点に繋げる。体を張るプレーと前線からの制限で仕事をした。 →11 細谷真大 5.5 多くのボールは入ってこなかったが、ボールを持った時でもシュート打てず、見せ場はなかった。 10 斉藤光毅 5.0 ボールを持てば良さを出せる部分があるも、大きな見せ場がなく交代。プレスがハマらず、ポジショニングも良くなかった。前半で交代。 →18 佐藤恵允 5.0 推進力を持って仕掛けるも効果的な攻撃はできず。2度ボックス内に仕掛けたが持ちすぎてシュートを打てなかった。 17 平河悠 6.0 相手の左サイドを牽制。守備面で貢献し、攻撃時にも得意のドリブルを見せる。仕掛けを実らせることができなかった。 監督 大岩剛 6.0 前日に選手が揃った中、コンディションにバラつきがあり難しい試合に。防戦となったが、強豪フランス相手に選手たちは粘り強く戦った。先制点はまさにチームが目指す形。残り1週間で準備を整えたい。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 高井幸大(日本) フル出場を果たした中で、1失点を喫したものの落ち着いた対応を見せた。前半はラカゼット、後半はマテタと左右を交代してプレーした中、守勢でも最後はやらせない対応。個の能力が高い相手に本大会での活躍にも期待。 U-23フランス代表 1-1 U-23日本代表 【得点者】 0-1:25分 藤田譲瑠チマ(日本) 1-1:47分 マイケル・オリーズ(フランス) <span class="paragraph-title">【動画】U-23日本代表、開催国のフランス相手に1-1のドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mnDDzp1q-mc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.18 06:25 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly