21歳DFカラフィオーリ獲得にユベントスが前進…1月加入DFジャロらも交渉材料か

2024.05.12 22:37 Sun
ユベントス行きが近づいているカラフィオーリ
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ユベントス行きが近づいているカラフィオーリ
ユベントスボローニャのU-21イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(21)の獲得に近づいている。イタリア『トゥットスポルト』が報じた。

ローマの下部組織出身で、昨夏バーゼルからボローニャへと完全移籍したカラフィオーリ。リーグ3位につけるチームでセンターバックのレギュラーとして公式戦36試合に出場しており、イタリアのA代表入りも期待されるなど帰還した母国で評価を高めている。
そんな若手にはミランやナポリといった国内クラブの他、レバークーゼンやトッテナムといった国外クラブも関心。しかし、左利きDFを探すユベントスは数カ月前からこの21歳に注目し、1月の移籍市場でも獲得に動いていた。

ユベントスはボローニャのチアゴ・モッタ監督の招へいも噂されるが、その実現のいかんにかかわらずカラフィオーリの獲得を目指しているとのこと。選手本人もユベントス移籍を心待ちにしているという。

個人間では年俸200万〜250万ユーロ(約3億4000万〜4億2000万円)の5年契約で話が進んでいる模様。詳細を詰める必要はあるが、交渉は順調だという。
一方のボローニャは2500万ユーロ(約42億円)の移籍金を要求。バーゼルからは400万ユーロ(約6億7000万円)での獲得に成功しているが、転売時の40%をバーゼルに支払う条件のようだ。

ユベントスはボローニャとの取引に選手を絡める可能性もあるとのこと。イタリア人MFハンズ・ニコルッシ・カヴィーリャ(23)とピサにレンタル中のU-20イタリア代表DFトンマーゾ・バルビエリ(21)にボローニャ行きの可能性があり、1月に獲得したポルトガル代表DFチアゴ・ジャロ(24)の貸し出しなども選択肢に含まれるという。

ジャロは前十字じん帯断裂の重傷により長期離脱していた中でユベントスへと移ったが、13試合でベンチ入りしながらもここまで出番はなし。ボローニャにとっては給与が少し高い恐れもあるが、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を戦う上で理想的な解決策になるという見方も存在する。

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アッズーリの10番託された攻撃的MFの躍動が連覇のカギに/ロレンツォ・ペッレグリーニ(イタリア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■イタリア代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1968、2021) ユーロ2020結果:優勝 予選結果:グループC・2位 監督:ルチアーノ・スパレッティ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) 1996年6月19日(27歳) アッズーリの10番託され、躍動期待されるジャッロロッシのカピターノ。ディフェンディングチャンピオンとして今大会に挑むイタリアだが、ユーロ2020以降の戦績は芳しくなく下馬評は著しく低い。 前大会もスカッドの質は充実しているとは言い難かったが、ロベルト・マンチーニ前監督のマネジメント、ジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチらを中心に守護神ドンナルンマが圧巻の輝きを放った守備陣の奮闘によってしぶとく勝ち切り、優勝を成し遂げた。ただ、今大会に向けては代表50キャップ以上の選手がドンナルンマ、ジョルジーニョ、バレッラの3選手のみと、より小粒なスカッドに加え、経験値の部分でも難しい戦いを強いられるはずだ。 その下馬評を覆す上ではスカマッカ、レテギの両ストライカー、フラッテージ、ボンジョルノら新顔の台頭が重要な要素となるが、代表通算30キャップを刻みながら、これが初のメジャートーナメント参戦となるローマのカピターノの躍動が重要となるはずだ。 今季ダニエレ・デ・ロッシ監督の途中就任以降、持ち味のダイナミズムと攻撃センスを遺憾なく発揮し、ユーロメンバー入りを果たしたペッレグリーニ。さらに、スパレッティ監督は「彼こそが10番を着るプレーヤーだ」と今大会でアッズーリ伝統の背番号10を託すなど、大きな期待を寄せる。 [3-4-2-1]をメインシステムに採用する中、2シャドーの一角での起用が見込まれるペッレグリーニは、キエーザとスカマッカのアタッカー2人、中盤のジョルジーニョ、バレッラらと連携しながら中盤と前線のリンクマン、崩しの起点として攻撃を牽引する仕事が求められる。加えて、得意のプレースキックでも違いを生み、アッズーリの10番としての責務を果たせるか。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《28:00》 【B】イタリア代表 vs アルバニア代表 ▽6月20日(木) 《28:00》 【B】スペイン代表 vs イタリア代表 ▽6月24日(月) 《25:00》 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) 12.グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) 26.アレックス・メレト(ナポリ) DF 2.ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) 4.アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) 3.フェデリコ・ディマルコ(インテル) 5.リッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ) 6.フェデリコ・ガッティ(ユベントス) 13.マッテオ・ダルミアン(インテル) 15.ラウル・ベッラノーバ(トリノ) 17.ジャンルカ・マンチーニ(ローマ) 23.アレッサンドロ・バストーニ(インテル) 24.アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) MF 7.ダビデ・フラッテージ(インテル) 8.ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) 10.ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) 16.ブライアン・クリスタンテ(ローマ) 18.ニコロ・バレッラ(インテル) 21.ニコロ・ファジョーリ(ユベントス) 25.マイケル・フォロルンショ(エラス・ヴェローナ) FW 9.ジャンルカ・スカマッカ(アタランタ) 11.ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) 14.フェデリコ・キエーザ(ユベントス) 19.マテオ・レテギ(ジェノア) 20.マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) 22.ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ) 2024.06.15 20:30 Sat

イタリア代表のバレッラがユーロ2024初戦を回避か…スペイン戦&クロアチア戦に照準

ケガ人が多いイタリア代表の中盤だが、ユーロ2024を万全の状態で迎えられるか。『フットボール・イタリア』が伝える。 今大会で連覇を目指すは、ルチアーノ・スパレッティ監督率いるイタリア代表。昨秋突如いなくなったロベルト・マンチーニ前監督の後任を拝命した指揮官は、この数カ月間で選手間の競争を強め、とうとう開幕目前まできた。 そんななか、今大会に向けて招集、直近のテストマッチでも起用したミッドフィールダーが相次いで負傷。まずMFニコロ・バレッラ(インテル)とMFニコロ・ファジョーリ(ユベントス)が軽度の筋肉系トラブルを抱えている。 2人は12日、チーム練習には合流せず、ジムでトレーニング器具などを使って調整。両者とも15日のグループB第1節・アルバニア代表戦には間に合うそうだが、主軸バレッラは続くスペイン代表戦、クロアチア代表戦に向けて、初戦を回避する可能性が低くないという。 ファジョーリもアルバニア戦はベンチスタートで、指揮官はMFブライアン・クリスタンテを先発起用する見通し。また、MFダビデ・フラッテージは11日にチーム練習へ再合流も、アルバニア戦での起用の有無は判明していない。 そんな状況からか、指揮官は今季ボローニャで評価を高めたスター候補生、センターバックのDFリッカルド・カラフィオーリ(22)を紅白戦でボランチ起用。サプライズ招集に続くサプライズ起用の可能性があるそうだ。 2024.06.13 12:40 Thu

イタリア復帰熱望のザニオーロ、ユベントスも獲得を真剣に検討か

ガラタサライに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)に対して、ユベントスが関心を示しているようだ。 昨夏、ガラタサライから買い取りオプション付きのレンタル移籍でアストン・ビラに加入したザニオーロ。即戦力として大きな期待が寄せられていたが、ウナイ・エメリ監督の下で躍進を遂げたチームで思うような出場機会を確保できず、公式戦39試合出場で2ゴールの成績を残すも、プレミアリーグでの先発は9試合にとどまった。 ビラは買い取りオプションを行使せず、今夏に2027年夏まで契約を残すガラタサライへ戻ることが決定したザニオーロ。ただし、今夏の移籍は濃厚とされており、ビジャレアルやアタランタ、フィオレンティーナが関心を示していた。 そんな中で、イタリア『カルチョメルカート』によると、ユベントスもザニオーロの獲得を検討している模様。スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントーリ氏は同選手を評価しており、具体的なオファーに発展する可能性もあるようだ。 ザニオーロもまた、イタリア復帰を熱望。ユベントスはまずアタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)、ボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)の契約を優先する予定ではあるが、その後にザニオーロの交渉が開始されるかが注目される。 2024.06.11 16:10 Tue

イタリア代表最終メンバー発表、プロベデルやオルソリーニが外れる【ユーロ2024】

イタリアサッカー連盟(FIGC)は6日、ユーロ2024に臨むイタリア代表メンバー26名を発表した。 先月23日に候補メンバー30名を発表していたルチアーノ・スパレッティ監督だが、負傷によりDFフランチェスコ・アチェルビ(インテル)、DFジョルジョ・スカルヴィーニ(アタランタ)が既に外れていた。 そして今回、GKイバン・プロベデル(ラツィオ)、MFサムエレ・リッチ(トリノ)、FWリッカルド・オルソリーニ(ボローニャ)の3選手が外れた。一方でアチェルビ、スカルヴィーニの離脱によって追加招集されていたDFフェデリコ・ガッティ(ユベントス)は最終メンバーに残っている。 イタリアは9日にユーロ本大会前最後のテストマッチとなるボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦を戦い、15日にユーロ初戦のアルバニア代表戦に臨む。発表されたイタリア代表最終メンバーは以下の通り。 ◆イタリア代表メンバー26名 GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) DF リッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ) ラウル・ベッラノーバ(トリノ) アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) フェデリコ・ガッティ(ユベントス) ジャンルカ・マンチーニ(ローマ) アレッサンドロ・バストーニ(インテル) マッテオ・ダルミアン(インテル) フェデリコ・ディマルコ(インテル) MF マイケル・フォロルンショ(エラス・ヴェローナ) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) ブライアン・クリスタンテ(ローマ) ニコロ・ファジョーリ(ユベントス) ダビデ・フラッテージ(インテル) ニコロ・バレッラ(インテル) ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) FW フェデリコ・キエーザ(ユベントス) ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ) ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) マテオ・レテギ(ジェノア) マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) ジャンルカ・スカマッカ(アタランタ) 2024.06.07 06:30 Fri

A・サンドロ後釜は再びポルトから? ユーベがブラジル代表SBに関心か

ユベントスは、元ブラジル代表DFアレックス・サンドロ(33)の後釜に再びポルトからの補強を検討しているようだ。 2015年にポルトからユベントスに加入したアレックス・サンドロは、在籍9年間でセリエAとコッパ・イタリアをそれぞれ5度制覇。個人レベルではクラブの外国籍選手歴代最多タイとなる327試合に出場した。 しかし、近年のパフォーマンス低下の影響もあって今シーズン限りでの退団が決定し、クラブはその後釜として新指揮官就任決定的なチアゴ・モッタ監督の教え子で、センターバックと左サイドバックでプレー可能なボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリをトップターゲットに定めている。 ただ、新体制で4バックに移行した場合、左サイドはやや手薄となる可能性もあり、クラブはその他の候補獲得にも動いているようだ。 ブラジル『グローボ・エスポルチ』によると、ユベントスはポルトのブラジル代表DFヴェンデウ(30)の獲得レースに参戦する構えだという。 2021年にレバークーゼンからポルトに加入した左サイドバックは、セルジオ・コンセイソン監督の下で主力を担い、今年3月に行われたイングランド代表戦では30歳にしてブラジル代表デビューも飾った。 現行契約は2025年までとなり、今夏の去就が注目を集めている中、現在はレアル・ベティスからの関心が伝えられている。 現時点で獲得の優先度は決して高くないが、アレックス・サンドロの後釜は再びエスタディオ・ド・ドラゴンから到着するのか…。 2024.05.31 23:55 Fri

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セリエA復帰希望が明白なモラタ、アトレティコを突き放す「明らかに僕は優先されていない」

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