「夢を見る自由がある」グループ全勝でユーロ決勝Tへ向かうスペイン、指揮官は「チームがエネルギーに満ちていた」

2024.06.25 11:45 Tue
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督がグループ全勝のチームを評価
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ルイス・デ・ラ・フエンテ監督がグループ全勝のチームを評価
スペイン代表ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、ユーロ2024でのグループ全勝に自信を示した。『UEFA.com』が伝えている。

24日、アルバニア代表とのユーロ2024グループB最終節に臨んだスペイン。すでに決勝トーナメント進出を決め、メンバーを大幅に入れ替えての一戦となったが、13分にフェラン・トーレスが先制弾を挙げると、そのままハーフタイムへ。後半はいくつかのピンチがありながらもGKダビド・ラヤの好セーブでしのぎ切り、1-0で試合を終えた。
グループ全勝と勢いに乗った状態で決勝トーナメントへ向かうこととなったデ・ラ・フエンテ監督は、チームのパフォーマンスを誇りつつ冷静な姿勢を示している。

「我々は皆、夢を見る自由がある。そして我々が最初に(グループ突破を決めたことで)その夢を見られることになった。だが、地に足をつける必要はあるだろう。どの試合も非常に厳しい試合だった。我々のように、3試合すべてに勝ち、3試合とも無失点に抑えることは非常に難しかったはずだ。それでも冷静でいなければならない」

「ベスト16で対戦する相手が誰になるかは、おそらく水曜日まで待たなければならないだろう。だが、チームの精神的には対戦する準備ができている状態だ」
「我々のゲームは計画通りだった。チームはエネルギーに満ちていたと思う。それでも、後半は状況が難しくなり、困難に直面したと思う。改善の余地はあるが、改善を望む素晴らしい世代の選手がいるのも事実だ。最高の選手と対戦するときは、最高の状態でなければならないだろう」

「ヨーロッパのベスト16に入るチームが、次のラウンドに進出する。だから、我々が優勝候補だからといってそこに重要性はない。ある日はトップにいても、次の日は何もないかもしれない。選手に余計なプレッシャーをかけないようにしたいね」

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「我々は全体的に優れていた」イタリア撃破でGS突破のスペイン、指揮官はこの先の戦いに自信「チームのポテンシャルを見た」

スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、イタリア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 20日、ユーロ2024グループB第2節でスペインはイタリアと対戦。共に初戦で勝利しており、連勝でグループステージ突破を決めたい戦いとなった。 試合はトップレベルのチーム同士の戦いということもあり堅い展開に。スペインが主導権を握りながらも、イタリアの堅い守備の前にゴールは生まれない。 後半もスペインが押し込む中、55分には左サイド深くで縦に仕掛けたニコ・ウィリアムズのクロスをニアに飛び込んだアルバロ・モラタが頭でフリック。これはGKジャンルイジ・ドンナルンマに触られたが、そのボールがDFリッカルド・カラフィオーリの足に当たってゴールネットに吸い込まれ、オウンゴールで先制。これが決勝点となり、1-0でスペインが勝利した。 難敵・イタリアを下して連勝を飾ったスペイン。これでグループステージ突破が決まった中、デ・ラ・フエンテ監督はしっかりと気を引き締め、この先の戦いも油断しないとした。 「私のことはよくご存知だろう。昨日と考えは同じだ。この試合の結果と勝ち方について、とても誇りに感じている。しかし、これは非常に難しいトーナメントで、先に進むにつれて、対戦相手は我々のことを知り、ますます難しくなるだろう。この大会にはトップチームが多く出場している」 「我々より優れたチームはいないが、我々は懸命に努力し続けなければならない。我々はより向上し、地に足をつけて、油断しないようにする必要がある」 また、イタリアを倒せた要因についても言及。自分たちのプレーが良かったと称賛の言葉を送った。 「フレッシュさだけが要因ではないと思う。サッカーはフレッシュさやフィットネスレベルだけでなく、戦術とテクニックも重要だ。我々は全体的に優れていたと思う」 「イタリアには非常に敬意を持っている。今夜はイタリアが苦戦したが、その理由の一部は我々がとても良くプレーしたからだ」 これによりグループステージ突破を決めたスペイン。最終節のアルバニア代表戦は、選手を入れ替えて臨むこともできる状況。デ・ら・フエンテ監督は、誰にも何も与えたくないとしながらも、選手を入れ替えてプレーさせるとコメント。この先の戦いも、成長を続けて優勝したいと意気込んだ。 「次の試合ではチームをリフレッシュできるが、勝ちたいし、誰にも恩恵を与えたくはない。まだ試合に出せていないトップクラスの選手が何人かいて、彼らは自分の実力を見せたがっている。変更を加え、少し出場回数が少ない選手にチャンスを与えるように努める。いずれにせよアルバニアは手強い相手であり、注意が必要だ」 「今夜私は、イタリアのようなトップクラスのチームを本当に軽んじることができる自分のチームのポテンシャルを見た。イタリアのプレーが悪かったようにも見えるかもしれないが、それは我々が非常に良いプレーをしたからだ」 「彼らは3年前にユーロで優勝したが、我々はまだ遠い。人々が我々が優勝できると考え始めているのは良いことだが、我々は幸せで平静でいる必要がある。そして選手たちはサッカーをプレーし、成長し続けるという、彼らが最も得意とすることを楽しむ必要がある」 <span class="paragraph-title">【動画】トップレベルの激闘!スペインvsイタリア ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xP2jAIx-81E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.21 09:55 Fri

ユーロ2024の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介【6/10更新】

ヨーロッパ最強の国を決めるユーロ2024。今大会はドイツで開催され、24カ国が参加する。 世界トップレベルの選手たちが集い、ワールドカップよりも見応えがあるとされるユーロ。今回は試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024試合日程・キックオフ時間</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> ドイツで開催される17回目のユーロ。4年に1度の戦いは、6月14日(金)に開幕。7月14日(日)まで1カ月間開催される。 試合のキックオフ時間は3つに分かれ、日本時間の22時、25時、28時となる。なお、開幕戦のドイツ代表vsスコットランド代表は14日の28時にキックオフを迎える。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024 放送・配信予定</span> ユーロ2024は日本でも視聴が可能。「WOWOW」が前回大会に引き続き放映権を取得。開幕1週間前とギリギリでの発表となったが、8大会連続での放送となる。なお、WOWOでのテレビ視聴と、WOWOWオンデマンドでのネット視聴がどちらも可能。全試合をライブ配信することが決定した。 さらに、「ABEMA」が全51試合を無料生中継することを発表。この取り組みは日本初の出来事となる。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024無料視聴方法</span> 「ABEMA」では全試合が無料生中継。15試合は日本語の実況・解説楽しむことができる。 また、「WOWOW」での視聴には会員登録必要となり有料だが、3試合は無料での放送と配信が発表されている。 6月14日(金) 27:00〜(放送時間) 【開幕戦・グループA】ドイツvsスコットランド 6月15日(土) 24:45〜(放送時間) 【グループB】スペインvsクロアチア 6月16日(日) 27:45〜(放送時間) 【グループC】セルビアvsイングランド <span class="paragraph-subtitle">■お得な視聴パック「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> WOWOWは有料放送のため、無料での視聴には限りがあり、有料会員登録が必要だ。しかし、今回のユーロ放送を記念し、お得なパスが販売開始。その名も「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」だ。 世界最高峰の戦いでもあるチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)も放送するWOWOW。2024-25シーズンも放送が決定している中、「CL・EL 2024-25シーズンパス」は1万7500円で8月から販売開始予定となっている。 しかし、今回ユーロ2024の全試合も視聴できる「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」の販売が開始。なんと年間1万4500円での販売となり、12カ月で換算すると1カ月あたり「1208円」で視聴が可能となる。CLとEL、さらにカンファレンスリーグ(ECL)に加え、ユーロも全試合見られて3000円もお得だ。 なお、CLはハイライトや2000-01シーズンからの全ての決勝なども視聴可能。新シーズンのUEFAスーパーカップも視聴が可能だ。この機会に契約するのは大変お得となっている。 <span class="paragraph-subtitle">■「ユーロ2024」主な試合配信スケジュール</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:900">◆グループステージ</span> ▽6月14日(金) 《28:00》※開幕戦 【A】 ドイツ代表 vs スコットランド代表 ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 《25:00》 【B】スペイン代表 vs クロアチア代表 《28:00》 【B】イタリア代表 vsアルバニア代表 ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 《25:00》 【C】スロベニア代表 vs デンマーク代表 《28:00》 【C】セルビア代表 vs イングランド代表 ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【E】ベルギー代表 vs スロバキア代表 《28:00》 【D】オーストリア代表 vs フランス代表 ▽6月18日(火) 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ジョージア代表 《28:00》 【F】ポルトガル代表 vs チェコ代表 ▽6月19日(水) 《22:00》 【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表 《25:00》 【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表 《28:00》 【A】スコットランド代表 vsスイス代表 ▽6月20日(木) 《22:00》 【C】スロベニア代表 vs セルビア代表 《25:00》 【C】デンマーク代表 vs イングランド代表 《28:00》 【B】スペイン代表 vsイタリア代表 ▽6月21日(金) 《22:00》 【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【D】ポーランド代表 vs オーストリア代表 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月22日(土) 《22:00》 【F】ジョージア代表 vs チェコ代表 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ポルトガル代表 《28:00》 【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スイス代表 vs ドイツ代表 【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表 ▽6月24日(月) 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 【D】フランス代表 vs ポーランド代表 《28:00》 【C】イングランド代表 vs スロベニア代表 【C】デンマーク代表 vs セルビア代表 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表 【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表 《28:00》 【F】ジョージア代表 vs ポルトガル代表 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:900">◆ラウンド16</span> ▽6月29日(土) 《25:00》 A・2位 vs B・2位 《28:00》 A・1位 vs C・2位 ▽6月30日(日) 《25:00》 C・2位 vs D/E/F・3位 《28:00》 B・1位 vs A/D/E/F・3位 ▽7月1日(月) 《25:00》 D・2位 vs E・2位 《28:00》 F・1位 vs A/B/C・3位 ▽7月2日(火) 《25:00》 E・1位 vs A/B/C/D・3位 《28:00》 D・1位 vs F・2位 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024 出場国データ</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:800">【グループA】</span> <span style="font-weight:800">◆ドイツ代表</span> 出場回数:14大会連続14回目 最高成績:優勝(1972、1980、1996) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:開催国 監督:ユリアン・ナーゲルスマン <span style="font-weight:800">◆スコットランド代表</span> 出場回数:2大会連続4回目 最高成績:グループステージ敗退(1992、1996、2020) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループA・2位 監督:スティーブ・クラーク <span style="font-weight:800">◆ハンガリー代表</span> 出場回数:3大会連続5回目 最高成績:3位(1964) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループG・1位 監督:マルコ・ロッシ <span style="font-weight:800">◆スイス代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループI・2位 監督:ムラト・ヤキン <span style="font-weight:800">【グループB】</span> <span style="font-weight:800">◆スペイン代表</span> 出場回数:8大会連続12回目 最高成績:優勝(1964、2008、2012) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループA・1位 監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ <span style="font-weight:800">◆クロアチア代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:ベスト8(1996、2008) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループD・2位 監督:ズラトコ・ダリッチ <span style="font-weight:800">◆イタリア代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1968、2020) ユーロ2020結果:優勝 予選結果:グループC・2位 監督:ルチアーノ・スパレッティ <span style="font-weight:800">◆アルバニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2016) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループE・1位 監督:シウヴィーニョ <span style="font-weight:800">【グループC】</span> <span style="font-weight:800">◆スロベニア代表</span> 出場回数:6大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループH・2位 監督:マティアジュ・ケク <span style="font-weight:800">◆デンマーク代表</span> 出場回数:2大会連続10回目 最高成績:優勝(1992) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループH・1位 監督:カスパー・ヒュルマンド <span style="font-weight:800">◆セルビア代表</span> 出場回数:6大会ぶり6回目 最高成績:準優勝(1960、1968) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループG・2位 監督:ドラガン・ストイコビッチ <span style="font-weight:800">◆イングランド代表</span> 出場回数:4大会連続11回目 最高成績:準優勝(2020) ユーロ2020結果:準優勝 予選結果:グループC・1位 監督:ガレス・サウスゲイト <span style="font-weight:800">【グループD】</span> <span style="font-weight:800">◆ポーランド代表</span> 出場回数:5大会連続5回目 最高成績:ベスト8(2016) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:プレーオフA勝者 監督:ミハウ・プロビエシュ <span style="font-weight:800">◆オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆オーストリア代表</span> 出場回数:3大会連続4回目 最高成績:ベスト16(2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループF・2位 監督:ラルフ・ラングニック <span style="font-weight:800">◆フランス代表</span> 出場回数:9大会連続11回目 最高成績:優勝(1984、2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・1位 監督:ディディエ・デシャン <span style="font-weight:800">【グループE】</span> <span style="font-weight:800">◆ベルギー代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:準優勝(1980) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループF・1位 監督:ドメニコ・テデスコ <span style="font-weight:800">◆スロバキア代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループJ・2位 監督:フランチェスコ・カルツォーナ <span style="font-weight:800">◆ルーマニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり6回目 最高成績:ベスト8(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループI・1位 監督:エドワード・ヨルダネスク <span style="font-weight:800">◆ウクライナ代表</span> 出場回数:4大会連続4回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:プレーオフB勝者 監督:セルゲイ・レブロフ <span style="font-weight:800">【グループF】</span> <span style="font-weight:800">◆トルコ代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト4(2008) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループD・1位 監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ <span style="font-weight:800">◆ジョージア代表</span> 出場回数:初出場 最高成績:なし ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:プレーオフC勝者 監督:ウィリー・サニョル <span style="font-weight:800">◆ポルトガル代表</span> 出場回数:8大会連続9回目 最高成績:優勝(2016) ユーロ2020結果:ラウンド16 予選結果:グループJ・1位 監督:ロベルト・マルティネス <span style="font-weight:800">◆チェコ代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループE・2位 監督:イワン・ハシェック 2024.06.17 00:00 Mon

快勝スタートに成功のスペイン代表指揮官「今日はどの選手を褒めてもいい」

スペイン代表がユーロ2024で白星発進に成功した。 15日のグループB第1節でクロアチア代表と対戦したスペイン。前半にアルバロ・モラタ、ファビアン・ルイス、ダニエル・カルバハルの3連発で優位に立つと、後半を無失点で守り抜き、3-0で勝利した。 UEFA公式サイトによると、3大会ぶり最多4度目の優勝に向けて好発進のルイス・デ・ラ・フエンテ監督も喜んだが、20日に行われる次戦のイタリア代表戦に早くも目を向けた。 「ここにたどり着くまで頑張ったし、非常に嬉しいよ。このグループは野心に溢れる大きなファミリーだし、全員のことを嬉しく思う。だが、地に足をつけていかなければ。良いスタートを切って少し安心しているが、これからはイタリアのことを考えねばならない」 また、「非常に完璧な試合をした。ピッチのあらゆるエリアで非常に満足できる出来だったね。なかでも、こんなにも若いチームが最後まで集中してくれたのが嬉しかったよ」と話した。 「今日はどの選手を褒めてもいい」とも述べ、選手個々の働きにも満足感を示したスペイン代表指揮官。今大会屈指の厳しい組とされるグループBだが、スペインは力強いスタートを切った。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】スペインvsクロアチア</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="N16zBmIz-Xg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.16 09:25 Sun

ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ/ロドリ(スペイン代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■スペイン代表</span> 出場回数:8大会連続12回目 最高成績:優勝(1964、2008、2012) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループA・1位 監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFロドリ(マンチェスター・シティ) 1996年6月22日(27歳) ラ・ロハ浮沈のカギを握る世界最高峰のピボーテ。“ティキ・タカ”隆盛の2008年大会、2012年大会の連覇から10年以上が経過し、すっかりフットボールのトレンドが変化した中、近年はユーロ、ワールドカップの舞台で苦戦が続くスペイン代表。 FWラミン・ヤマルと楽しみなティーンエイジャーに大きな期待が集まる一方、黄金期に比べて各ポジションのタレントは小粒となり、真のワールドクラスと呼べるタレントはマンチェスター・シティの中盤に君臨する27歳MFのみと言っても過言はなく、今大会のキーマンとなるはずだ。 ビジャレアルで台頭し、アトレティコ・マドリーを経て2019年に加入したシティで稀代の名将グアルディオラの薫陶を受け、世界最高峰のピボーテに進化を遂げたロドリは、巧さ、強さ、戦術眼をハイレベルで完備する完全無欠のMF。的確なポジショニング、視野の広さ、複雑な状況を瞬時に処理する判断能力の高さによって攻守両面で難度の高いプレーを事もなげにやってのける安定感が最大の特長だ。 シティの前人未踏のリーグ4連覇に貢献し、直近のFAカップで敗れるまで出場した公式戦74試合連続無敗という快記録を残した“負けない男”は、前大会王者イタリアとクロアチアと同居した最激戦区突破を目指す無敵艦隊にとって最も重要な存在となるはずだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《25:00》 【B】スペイン代表 vs クロアチア代表 ▽6月20日(木) 《28:00》 【B】スペイン代表 vs イタリア代表 ▽6月24日(月) 《25:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド) 13.アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ) 23.ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) DF 2.ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー) 3.ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ) 4.ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー) 5.ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ) 12.アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ) 14.アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド) 22.ヘスス・ナバス(セビージャ) 24.マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド) MF 6.ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ) 8.ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス) 15.アレックス・バエナ(ビジャレアル) 16.ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド) 18.マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) 20.ペドリ(バルセロナ) 25.フェルミン・ロペス(バルセロナ) FW 7.アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー) 9.ホセル(レアル・マドリー) 10.ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ) 11.フェラン・トーレス(バルセロナ) 17.ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) 19.ラミン・ヤマル(バルセロナ) 21.ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) 26.アジョセ・ペレス(レアル・ベティス) <span class="paragraph-title">【動画】シティの中盤を支えるロドリ、2023-24プレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UVwOKmIFD0g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 18:30 Sat

3大会ぶりユーロ制覇目指すスペイン代表、クロアチアとの初戦に指揮官「良いスタートを切りたい」

スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が好発進を目指している。『UEFA.com』が伝えた。 今回のユーロ2024では2012年以来3大会ぶりの欧州王者を狙うスペイン代表。グループステージではクロアチア代表、イタリア代表、アルバニア代表が同居するグループBに入り、15日に初戦のクロアチア戦に臨む。 デ・ラ・フエンテ監督は前日会見で抱える選手たちの能力の高さを強調。一丸となって全力を尽くせば、良い結果を残せるはずだと語った。 「個々人は大きな才能を持っている。全員が協力し、その才能をチームのために発揮すれば、我々は良い位置につけられるだろう」 「全てを出し尽くし、もう何も出せないとなった時に満足する。そうすれば、この素晴らしい大会で何かを成し遂げられる立場にいるかもしれない」 「我々は誇りと野心に満ちている。選手たちは献身的でありながらも冷静だ。ここで何か重要なことを成し遂げられると確信してもらうために、良いスタートを切りたい」 また、直前の国際親善試合2試合でプレーしなかったMFダニ・オルモの状態にも言及。「彼は完全に先発できる状態ができているし、1試合通してプレーできる。だが、最終決定は土曜日(当日)まで下さない」と問題がないことを明らかにした。 一方、13日にスペインサッカー連盟(RFEF)が負傷を発表したDFアイメリク・ラポルテはやはり初戦を欠場する模様。「筋肉に不快感がある」と伝えられていたが、状態自体は上がってきているようだ。 「ラポルテは出場できたかもしれないが、リスクを考慮した結果、明日の出場は少し急ぎすぎかもしれないと判断した。そして私は(先発させる)11人を決めた」 2024.06.15 15:00 Sat

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スペインは優勝候補らしい…/原ゆみこのマドリッド

「梯子はさせないと思ったのに」そんな風に私が驚いていたのは水曜日、オリンピック・スペイン代表招集22人の中に現在、大人の代表でユーロを戦っているフェルミン(バルサ)とアレックス・バエナ(ビジャレアル)が入っているのを見た時のことでした。いやあ、前回、2021年にコロナ禍でどちらも1年遅れとなったユーロと東京オリンピックに連続参加した選手はGKウナイ・シモン(アスレティック)、エリック・ガルシア(ジローナ)、パウ・トーレス、ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、ペドリ(バルサ)と5人いたんですけどね。その年のハードスケジュールが祟って、その後、ペドリは負傷欠場の常連に。昨季も終盤になって、ようやく調子が上がってきたという黒歴史が。おかげで今回は、デ・ラ・フエンテ監督から引き継いだサンティ・デミア監督も遠慮するかと思っていたところ、そうは問屋が卸さなかった? ただ、当時、ペドリは大人の代表でもレギュラーとして、ルイス・エンリケ前監督(現PSG)に使われていたため、準決勝でイタリアにPK戦で敗れるまで、かなりのプレー時間を積み増していたのと比べ、フェルミンとバエナはデ・ラ・フエンテ監督のプランBに区分けされる選手。よって、梯子をしても、そんなに疲れないじゃないかと思ったんでしょうが、でもちょっとお。オリンピック代表がラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設で合宿を開始するのは7月1日の月曜なんですよ。A代表のユーロ敗退が決まり次第、2人はオリンピック代表に合流することになるそうですが、それって、全然、休めないってことじゃないですか。 とはいえ、ユーロ2試合目まで先発で、バリバリ、レギュラー扱いされているニコ・ウィリアムス(アスレティック)とジャマル(バルサ)は招集されずに済んだんですけどね。実際、7月24日にパリでのウズベスキタン戦から始まり、一番長引いた場合、8月9日の決勝まで、オリンピック代表で稼働した場合、どこより影響を受けるのは所属のクラブ。ええ、7月11日にはプレシーズン開始が計画されているアトレティコなど、噂のあったリケルメこそ、逃れたものの、バリオス、今季からフェルナンド・トーレス監督が率いるBチームの正GK、イトゥルベ、シメオネ監督が成長具合を恒例のロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)でのキャンプで確かめたかった、昨季はアラベスでレンタル修行をしていた大型FWサムがリスト入りしていますからね。 一応、22名中、4人はリザーブメンバーとして、7月7日には本招集から落ちることになるんですが、こればっかしはねえ。ちなみに今回、オーバーエイジ枠で呼ばれているのは、アベル・ルイス(スポルティング・ブラガ)、セルヒオ・ゴメス(マンチェスター・シティ)、ミランダ(ベティス)の3人。その他、ユーロ代表から最後に脱落した17才のクバルシ(バルサ)、カメージョ(ラージョ)などがいるんですが、こちらが世間の注目を集めるのはやっぱり、スペインのユーロ参加が終わってからになりそうです。 まあ、そんなことはともかく、彼らのグループリーグ最終節がどうだったか、お話ししていかないと。いやあ、クロアチア、イタリアに連勝し、2試合で1位での決勝トーナメント進出が決まったため、月曜のアルバニア戦でデ・ラ・フエンテ監督はrotacion masiva(ロタシオン・マシバ/大量ローテーション)を実施。それがもう、負傷が治り、筋肉痛のナチョ(レアル・マドリー)と入れ替わりで、2戦目から先発に戻ったラポール(アル・ナスリ)以外、GKダビド・ラジャ(アーセナル)を含め、10人が初先発となってねえ。相手も2節では土壇場でクロアチアに追いついて、2-2の同点をゲット。まだ成績上位の3位で突破の可能性もあったため、ちょっと心配したんですが、とんでもない。 そう、早くも前半12分にはダニ・オルモ(ライプツィヒ)のスルーパスから、「Antes del partido ya lo había hablado con Olmo, que me diera esos pases al espacio/アンテス・デル・パルティードー・ジャー・ロ・アビア・アブラードー・コン・オルモ、ケ・メ・ディエラ・エソス・パセス・アル・エスパシオ(試合前にオルモと話して、スペースにそういうパスを送るように言っておいた)」というフェラン・トーレスがエリア内からシュート。それが先制ゴールになってくれたからですが、その後はまったく狙いが悪くなってしまうとは、これ如何に。オルモやグリマルド(レバークーゼン)、再びフェランもヘッドで狙っていったんですが、そのまま0-1でハーフタイムを迎えます。 後半頭からは、「Queríamos que los centrales tenían que jugar un tiempo cada uno/ケリアモス・ケ・ロス・セントラレス・テニアン・ケ・フガール・ウン・ティエンポー・カーダ・ウノ(CBには各人が前後半をプレーするようにさせたかった)」(デ・ラ・フエンテ監督)という予定通り、ラポールに代わって、ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)が出場。ラジャの複数のparadon(パラドン/スーパーセーブ)のおかげもあって、オジャルサバル(レアル・ソシエダ)からフェルミンへ、ホセル(マドリー)、フェランからモラタ(アトレティコ)、ジャマル、最後はオルモからバエナとローテーションは着々と進行していったんですが、結局、最後まで追加点が取れなくてねえ。そのまま、0-1で終わってしまったのにはちょっと、いくらドュッセルドルフ・アレナに駆けつけたスペイン人ファンがアルバニア人ファンに比べ、多勢に無勢だったとはいえ、物足りない向きもあったかと。 いえまあ、それでもデ・ラ・フエンテ監督はこの3連勝が全て無失点勝利だったことがよっぽど嬉しかったのか、「ユーロやW杯で今まで、グループリーグ3試合を零封したチームはない」と胸を張っていたんですけどね。とはいえ、初戦3得点の後はイタリア戦でオウンゴールによる1-0勝利、そしてこの試合と、勝ってはいても淋しいスコアが続いているのは先々、懸念の種にならない?いえ、もちろん、この敗戦で4位が確定し、早期帰国となったアルバニア勢も気の毒ではありましたけどね。 それより悲劇だったのは、同時刻開催となったイタリア戦で、モドリッチ(マドリー)がPKを失敗した直後、キャプテンの矜持を示す先制ゴールを挙げながら、当人がベンチに退いて見ていた後半ロスタイム8分、最後の最後になって、ザッカーニ(ラツィオ)が同点ゴールをゲット。1-1の引分けで終わり、3位ながら、たった勝ち点2しか貯められず、ほぼ敗退が確定してしまったクロアチアだったんですが、うーん、モドリッチについてはまだ、正式にマドリーとの契約延長も発表されていませんからね。クロアチア代表での将来もこの先、どうなるかわかりませんが、折しも火曜には同僚のナチョがクラブの契約延長オファーを断り、この6月で退団することが公式発表されるなんてことも。 こちらは元マドリー選手で、ヘタフェの指揮官も務めたミチェル監督率いるサウジアラビアのアル・カーディシーヤに行くようですが、同じスペイン代表仲間で、昨季はエスパニョール(昨季は2部、この日曜にプレーオフに優勝で1部昇格決定)からレンタル移籍。リーガ、CL2冠に大きく貢献したホセルもマドリーは買取オプションノ150万ユーロ(約2億6000万円)を払う気なのにも関わらず、カタールのアル・ガラファへの移籍を決めたようですしね。新シーズンには現在、ドイツ代表で現役最後のプレーを満喫しているクロースもいませんし、もちろん、エムバペ(PSGと契約終了で移籍)やエンドリック(パルメイラス)ら、新顔を見られるのは楽しみではありますが、あまりメンツが変わりすぎるのもちょっと淋しいですよね。 そんなスペインは翌日にはベースキャンプ地のドナウエッシンゲンに戻り、成績の良い3位4チームのどこと16強対戦で当たるのか、水曜まで待たされることに。結果的にグループリーグ最終節で意表を突いて、ポルトガルに2-0と勝利したジョージアと日曜午後9時(日本時間翌午前4時)から、ケルンで対戦となったんですが、何せ、彼らとはユーロ予選でも同じグループでしたからね。それも相手にはGKママルダシビリ(バレンシア)やクバラツヘリア(ナポリ)らがいながら、アウェイで1-7のgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)、ホームでは3-1と連勝している上、今度はロドリ(マンチェスター・シティ)の出場停止も明け、Aチームがプレーするとあって、早くもスペイン国内は準々決勝進出確実。今年は2012年以来の優勝も可能と浮かれ始めているかというと…。 いや、それが、アルバニア戦の翌日、私はまた、ドイツに行ったため、あまりマドリッドの雰囲気はお伝えできないんですよ。そう、スペイン初戦のクロアチア戦と翌日のスロベニアvsデンマーク戦を見た後、ドナウエッシンゲンのベースキャンプに寄って、一旦、戻ったものの、やっぱり、毎日、TVで現地の映像を見ているのに悔しくなってしまってねえ。今はまだ、マドリッド勢に大した動きもないため、それをいいことにドルトムントでのグループD最終節、フランスvsポーランド戦を見に行ったんですが、またしても現地ではすでに4位敗退が決まっていながら、あくなき母国チーム応援意欲を見せつける大多数のポーランド人ファンに圧倒させられたの何のって。 実際、試合当日の現地入りだったため、私もあまり考える余裕がなく、ジグナル・イドゥナ・パルクに着いてから、そこが昨季、CL準々決勝で1-0と1stレグに先勝しながら、アトレティコがまったく、ドルトムントが誇るGerbe Wand(黄色い壁)に対抗できる気がせず、怖くて2ndレグの応援に行くのを止めたスタジアムだったと気づいた程だったんですが、その日は場内の2/3ぐらいがポーランド人ファンだったかと。おまけにデシャン監督が、「今夜の目的は敵の偉大な選手たちに対して、チームにスピード感を与えるのが目的だった」という理由で、グリーズマン(アトレティコ)をベンチスタートにしてしまったのにもガッカリさせられることに。 といってもそれより、一番辛かったのは午後6時キックオフだったため、正面スタンドがモロに90分間、西日にさらされていたことで、ええ、2週間前とは違い、ドイツが完全に夏気温となったせいもあるんですけどね。まさに夕方、ブタルケでレガネスを見る時、もしくは数年前まで、いつも真夏に開催されていた改装前のサンティアゴ・ベルナベウ杯並の暑さだったんですが、フランスの1位突破の懸かった試合の方は両チーム共なかなか、ゴールが決められず。 初戦のオースリア戦で鼻を骨折し、その日はフェースガードを着けて初プレーとなったエムバペも前半、ゴール左前からのシュートを2度もGKスコルプスキ(ボローニャ)に弾かれてしまう始末で、このままスコアレスドローで終わったら、どうしようと心配になったのは私だけではなかった?後半もエムバペは再び、2度のチャンスをムダにしたものの、とうとう9分。デンベレ(PSG)がエリア内でキビオル(アーセナル)に倒されて、PKがフランスに与えられたとなれば、スタンドでは少数派ながら、一矢乱れぬ応援を続けていたフランス人ファンたちが狂喜乱舞しないはずありませんって。 ただねえ、そのPKは「まだフェースマスクに適応中」(デシャン監督)というエムバペも失敗せず、決めてくれたから、良かったものの、ポーランドサイドにも今大会、ゴールを1本も決めずに帰国するものかと固い決意を秘めていた選手が約1名。もちろん、それは負傷で1節を欠場したレバンドフスキ(バルサ)で、いえ、フランスがグリーズマン、カマビンガ(マドリー)、ジルー(ミランとの契約が終了し、来季はMSLのロサンゼルスでプレー)らをピッチに入れた後、29分にエリア内でシビデルスキ(ベローナ)がウパメカーノ(バイエルン)に倒されていたのを見つけたのはVAR(ビデオ審判)だったんですけどね。それもレバンドフキがPKを1度は弾かれながら、再びVARにより、GKメニャン(ミラン)が蹴る前にゴールラインを離れていたことが発覚するとは! 2度目のチャレンジで1-1の同点にしたレバンドフスキでしたが、うーん、あれだけしつこく、パラディーニャ(PKを蹴る前に動きを止めるトリック)を挟んでいたら、メニャンが反応に困るのもわからなくはないですけどね。フランスも最後はフォファナ(モナコ)やコロ・ムアニ(PSG)ら、更なるFWを入れて、勝利の1点を求めたものの、結局、試合は1-1の引分けで終了。結果、このグループは裏対戦でオランダに2-3と勝ったオーストリアが首位に躍り出て、オランダも3位で勝ち抜けることになったんですが、そのせいで、2位のフランスがスペインのいる側に回ってきたのは大きな誤算だったかと。 ええ、16強対決こそ、無難にいきそうなスペインとはいえ、準々決勝ではおそらくデンマークを破るだろうドイツと、更に準決勝に進んでもポルトガルvsスロベニア、フランスvsベルギーから勝ち上がってくるビッグチームを相手にしないといけませんからね。とてもじゃないけど、そこにグループ3位で初の嬉しい決勝トーナメント進出を遂げたGKオブラク(アトレティコ)のスロベニアの姿を望むことはできそうにありませんが、まあ、優勝を目指すんでしたら、全ての強敵に勝たないといけないのはお約束。今はスペインだけがグループリーグ3連勝というのが拠り所ですが、まずはジョージア戦で景気をつけられたらいいですよね。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2024.06.27 22:00 Thu

ベスト16が決定! スペインが唯一全勝、初出場ジョージアが快挙【ユーロ2024】

ユーロ2024のグループステージ全日程が終了し、ベスト16が出揃った。 多くのスタープレーヤーが過酷なクラブでの戦いを終えたばかりという影響もあり、優勝候補の苦戦も目立った中、下馬評はあまり芳しくなかったスペインが激戦区のグループBでグループステージ唯一の3連勝を飾った。 また、開催国ドイツや前大会王者イタリア、ポルトガル、イングランド、フランス、ベルギー、オランダといった強豪国も順当に決勝トーナメントへ駒を進めている。 さらに、ジョージアはグループFを3位通過し、初出場での決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げた。その他ではルーマニア、スロバキア、スロベニアといった伏兵も勝ち抜けを決めた。 一方、クロアチアやセルビア、チェコ、ポーランドといった実力者がグループステージ敗退となり、全チームが勝ち点4で並ぶ拮抗のグループEでは最下位のウクライナが無念の敗退となった。 なお、6月30日~7月2日の日程で開催されるラウンド16ではフランスvsベルギー、ドイツvsデンマーク、スイスvsイタリアなどいずれも好カードが実現している。ラウンド16対戦カードおよびグループステージ最終順位は以下の通り。 ■ラウンド16対戦カード ▽6/29 スイス vs イタリア ドイツ vs デンマーク ▽6/30 イングランド vs スロバキア スペイン vs ジョージア ▽7/1 フランス vs ベルギー ポルトガル vs スロベニア ▽7/2 ルーマニア vs オランダ オーストリア vs トルコ ■グループステージ最終順位 ◆グループA 1.ドイツ 7pt 2.スイス 5pt 3.ハンガリー 3pt 4.スコットランド 1pt ◆グループB 1.スペイン 9pt 2.イタリア 4pt 3.クロアチア 2pt 4.アルバニア 1pt ◆グループC 1.イングランド 5pt 2.デンマーク 3pt 3.スロベニア 3pt 4.セルビア 2pt ※順位決定方式の全ての要素で並んだため、ユーロ2024予選ランキングによりデンマークが2位、スロベニアが3位。 ◆グループD 1.オーストリア 6pt 2.フランス 5pt 3.オランダ 4pt 4.ポーランド 1pt ◆グループE 1.ルーマニア 4pt 2.ベルギー 4pt 3.スロバキア 4pt 4.ウクライナ 4pt ◆グループF 1.ポルトガル 6pt 2.トルコ 6pt 3.ジョージア 4pt 4.チェコ 1pt ■グループ3位ランキング 1.D オランダ 4pt 2.F ジョージア 4pt 3.E スロバキア 4pt 4.C スロベニア 3pt ――――決勝T進出――――― 5.A ハンガリー 3pt 6.B クロアチア 2pt ▽順位決定方式 全試合での勝ち点で並んだ場合 1.当該チーム同士の対戦における、獲得勝ち点 2.当該チーム同士の対戦における、得失点差 3.当該チーム同士の対戦における、ゴール数 4.1~3を適用後においても2チーム以上に差がつかない場合は、それらのチームのみを対象に再び1~3を適用して比較する。それでも決着しない場合は、5.以下へ進む。 5.当該チームの全試合における、得失点差 6.当該チームの全試合における、ゴール数 7.比較対象が2チームのみで、グループリーグの最終戦で直接対決した結果、上記基準で差がつかないときはPK戦を行う。 8.当該チームの全試合における、フェアプレーポイント 9.当該チームの予選の総合ランキングの優劣。ただし、比較対象に開催国のドイツが含まれている場合は抽選を行う。 2024.06.27 06:36 Thu

「選手と国を誇りに思う」大会敗退のアルバニア、指揮官は“死の組”を戦い抜いた選手たちを称える「素晴らしい未来がある」

アルバニア代表のシウヴィーニョ監督が、スペイン代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 22日にユーロ2024グループB最終節が行われ、2試合を終えて勝ち点1のアルバニアは、連勝で首位のスペインと対戦した。 勝利すれば突破の可能性も残っていたアルバニア。実力差のあるスペインに押し込まれる展開となるが、なんとか凌いでいくも13分にフェラン・トーレスにゴールを許してしまい、リードを奪われる。 その後もスペインの猛攻を受けるが、しっかりと守ると、何度かゴールを脅かすシーンを作るもGKダビド・ラヤの好セーブにも遭い、0-1で敗戦。グループステージ最下位で敗退となった。 勝利を挙げられないまま敗退となったアルバニア。シウヴィーニョ監督は、スペイン、イタリア、クロアチアと強豪国相手にチームはよく戦ったと振り返り、選手たちを称えた。 「私は選手たちと国を誇りに思っている。この大会に出場するのはまだ2回目だ。3つの素晴らしい代表チームと対戦できた」 「スペインは超強力なチームであり、中盤にはテクニカルな選手が、サイドにはスピードのある選手がいて、相手を苦しめる。近年のスペインでは、そうした選手が見られない」 「彼らは本当に戦術的でスピードがあり、トランジションで非常によく守備をする。彼らは巨大なチームで、全ての優勝候補だ」 「この大会のことを考えて、何時間も眠れなかった。しかし、我々は高いレベルで戦い、国は誇りに思うだろう」 ユーロはこれで2回目。ワールドカップとはまだ縁がないアルバニアにとっては、国際レベルでの経験はまだまだ少ない。シウヴィーニョ監督は、経験を積む必要があるとしながらも、当初想定されていたような無様な試合をしなかったことを称え、将来への期待を口にした。 「我々はこのような大会でプレーすることに慣れる必要がある。これらのチーム全てに対し、4、5ゴールを許していたかもしれないが、そうはならなかった。それを誇りに思う」 「選手全員の活躍に感謝したい。スペイン戦は簡単ではなかったが、6カ月前を振り返ると、多くの人が1試合で3、4、5失点するだろうと思っていた。ただ、実際はそうではなかった」 「アルバニアには優秀な若手選手がたくさんいる。アルバニアには素晴らしい未来がある」 「名前は挙げたくないが、アルバニアには非常に優秀な選手が何人かいて、私はそれを嬉しく思っている」 <span class="paragraph-title">【動画】スペインの猛攻もアルバニアが粘りを見せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="88dV2GHwiA0";var video_start = 127;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.25 11:35 Tue

フェラン・トーレス弾で逃げ切ったスペインが3連勝!アルバニアはGS敗退が決定【ユーロ2024】

ユーロ2024グループB最終節のアルバニア代表vsスペイン代表が24日に行われ、0-1でスペインが勝利した。 5日前に行われたクロアチア代表戦を劇的ドローで終え、決勝トーナメント進出の望みを繋いだアルバニアは、その試合のスタメンからヒサイをバジウに変更した以外は同じスタメンで試合に臨んだ。 一方、グループステージ2連勝で首位通過を決めているスペインは、4日前に行われたイタリア代表戦のスタメンからラポルテ以外の10人変更。最前線にホセルを据えた[4-2-3-1]を採用し、2列目は右からフェラン・トーレス、ダニ・オルモ、オヤルサバルと並べた。 積極的な入りを見せたアルバニアだが、先にスコアを動かしたのは地力で勝るスペイン。13分、バイタルエリア右手前で楔のパスを受けたダニ・オルモがラストパスを供給すると、ボックス右に抜け出したフェラン・トーレスがダイレクトシュートをゴール左隅に流し込んだ。 その後は先制点で主導権を握ったスペインがボールを支配すると、41分には左サイド深くまで切り込んだグリマルドのクロスからフェラン・トーレスがヘディングシュートでゴールに迫ったが、これは枠の上に外れた。 1点を追うアルバニアは45分、左クロスのクリアボールをゴール前でミタイとフェラン・トーレスが競り合うと、このこぼれ球をペナルティアーク手前で拾ったアスラニがミドルシュートでゴールを脅かしたが、これはGKラヤの好セーブに阻まれた。 0-1で迎えた後半、スペインはラポルテを下げてル・ノルマンを投入。すると、開始早々の47分にチャンスを作る。47分、左サイド深くまで駆け上がったグリマルドのクロスを中央のホセルが左足ボレーで合わせたが、ボールはわずかに枠の左に外れた。 対するアルバニアは、59分にマナイを下げてブロヤを投入すると、64分に中盤で獲得したFKをキッカーのアスラニが意表を突くタイミングでリスタート。これに抜け目なく反応したブロヤがボックス右からシュートを放ったが、これはGKラヤが好セーブ。 さらにアルバニアは、試合終了間際の92分にも右FKからゴール前で混戦が生まれると、最後はブロヤがシュートを放ったが、これもGKラヤのセーブに防がれ、0-1でタイムアップ。 フェラン・トーレスのゴールで逃げ切ったスペインが3連勝。一方、アルバニアは同時刻開催のクロアチアvsイタリアがドローで終わったため、最下位に転落。グループステージ敗退となった。 アルバニア 0-1 スペイン 【スペイン】 フェラン・トーレス(前13) <span class="paragraph-title">【動画】スペインが見事に3連勝! アルバニアvsスペイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="88dV2GHwiA0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.25 06:05 Tue

浮かれるにはまだ早い…/原ゆみこのマドリッド

「これはこれで別世界ね」そんな風に私が感じていたのは金曜日、マドリッドの弟分ヘタフェが24-25シーズンの新ユニフォームのプレゼンをすると聞いて、コリセウムを訪れた時のことでした。いやあ、クラブサッカーは夏休み真っ盛りとあって、サンティアゴ・ベルナベウやメトロポリターノが連日のようにコンサートで賑わっているんですけどね。去年の同じ時期、アンヘル・トーレス会長がスタジアム大改装構想をぶち上げたものの、未だに市当局の建築許可を待っている段階で、いつ実現するのか定かでない今のコリセウムはこの時期には珍しく、ピッチに芝はまだあったものの、サッカー以外のイベントには使いようがなし。 もちろん、青、赤、白の3種の新ユニがお披露目されたVIPサロンは取材陣や古参ソシオ(協賛会員)らの招待客でいっぱいだったとはいえ、ええ、何せこの夏、ヘタフェはユーロとまったく無関係のチームになってしまいましたからね。ボルハ・マジョラルこそ、3月にヒザの靭帯断裂さえしなければ、スペイン代表に呼ばれていたかもしれないんですが、他はセルビア代表に参加中のマクシモビッチだけで、彼も7月からはパナシナイコスの選手に。1月にボーンマスに移籍したエネス・ウナルも以前はトルコ代表の常連だったにも関わらず、このユーロには呼ばれておらず、大体がして、ヘタフェには現在、所属選手がたった15人しかいないんですよ。 そのせいでこの夏は10人近い補強をしないといけないんですが、何せ、一番の頼りがマドリッドの兄貴分チームたちからのおこぼれであるヘタフェですからね。要は8月を待たないことには動きようがないのだとか。そうそう、アンヘル・トーレス会長によると、昨季、マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍して、あっという間にファンの心を掴んでしまったグリーンウッドの、ええ、彼はコリセウム最後の試合でお別れっぽいことをしていたため、もうヘタフェではプレーしないのかと思っていたんですけどね。レンタル延長の交渉にいい手応えを感じているそうで、上手くいけば、今季もボルダラス監督の強力な手駒になってくれるかもしれないのだとか。 ちなみにこの月曜には新シーズンのリーガ対戦日程の抽選もあって、いやあ、今季はレガネスも1部に復帰したため、毎節、2、3試合はスタジアム観戦できると私も楽しみにしていたんですけどね。それがどういう訳か、8月18日の開幕節週末は5チーム全てがアウェイゲーム。そう、ヘタフェはアスレティック、ラージョはレアル・ソシエダ、レガネスはオサスナと北方へ飛ばされ、レアル・マドリーはマジョルカ、アトレティコはビジャレアルとスペイン南部のビーチリゾートで新シーズンの闘いをスタートさせるため、マドリッドで最初のリーガ戦を見られるのは8月25日週末の第2節からに。 それもまた、ヘタフェvsラージョの弟分ダービーのせいで、1つ減るとはいえ、ホームゲーム4試合が被るとなると、到底、全部を梯子できるような時間割になるとは思えず…これって、夏休みを利用して、マドリッドでリーガの試合を満喫しようと計画している日本人ファンにとっても、かなり意地悪な日程ですよね。 まあ、そんなことはともかく、ユーロのグループリーグ2戦目を終えたスペインはどうだったのか、お伝えしていかないと。クロアチア戦で3-0と快勝した後、木曜にはゲルゼンキルヘンのアレナ・アウフシャルケでイタリアと対戦となったんですが、その当日、スタメンが発表される直前に開幕戦でル・ノルマン(レアル・ソシエダ)とCBペアを組んだナチョ(マドリー)が筋肉痛が発覚。第1戦の後、ようやくチーム練習に合流したラポール(アル・ナスル)が入ることがわかったんですが、あまり心配することはなかったよう。というのも序盤から、スペインがずっと攻め続けていたからで、うーん、残念ながら、ペドリ(バルサ)やニコ・ウィリアムス(アスレティック)のヘッド、モラタ(アトレティコ)のゴール前右からのシュートはGKドンナルンマ(PSG)のせいもあって、決まらなかったんですけどね。 その後もファビアン(PSG)などが3度程、狙っていったんですが、前半のスペインは得点を挙げられず、ロスタイムにはロドリ(マンチェスター・シティ)が累積警告となる2枚目のイエローカードをもらって終わることに。さすがにシュートはキエサ(ユベントス)の撃った1本だけ。あとはニコやジャマル(バルサ)に守備陣が翻弄されるばかりとあって、ハーフタイムにはスパレッティ監督も考えたんでしょうね。後半頭から、イタリアはジョルジーニョ(アーセナル)とフラッテージ(インテル)をクリスタンテ(ローマ)とカンビアッソ(ユベントス)に代えてきたんですが、ペドリがまた2本、シュートに失敗した後、とうとう、スペインが先制点を挙げるのに成功したんですよ。 それは10分、ニコが左サイドから上げたクロスをモラタは頭で軽く触るしかできなかったものの、ドンナルンマの弾いたボールが飛び込んで来たカラフィオリ(ボローニャ)に当たって、オウンゴールになってくれたんですから、まったくラッキーじゃないですか。そのスペインの先制点を入れた選手に私は何故か、見覚えがあって、ええ、試合当日のAS(スポーツ紙)を見直してみたんですけどね。まさにル・ノルマンに加え、アトレティコの2人目のCB補強候補として挙がっていたのが彼だったのにはもう、苦笑いしかできませんでしたが、1-0とした後もスペインは攻撃の手を緩めず。 うーん、それからもニコのシュートがゴールバーに当たったり、交代でユーロ初出場を遂げたアジョセ(ベティス)が2度もドンナルンマに弾かれたりと、何度も惜しいチャンスはあったんですけどね。結局、それ以上、スペインはゴールを挙げることはなく、一方のイタリアも最後のCK全員攻撃も実らずに、そのまま試合は1-0で終了。2連勝となったスペインは早くもグループ1位突破を確定したんですが…だからって、「Ya dije que no hay una selección mejor que la nuestra/ジャー・ディヘ・ケ・ノー・アイ・ウナ・セレクシオン・メホール・ケ・ラ・ヌエストラ(ウチよりいい代表チームはないとすでに言っている)」(デ・ラ・フエンテ監督)とまで、明言していい? まあ、確かにマッチMVPとなったニコも「Tenemos muy clara la idea de juego, lo que tenemos que hacer cada jugador/テネモス・ムイ・クラーラ・ラ・イデア・デ・フエゴ、ロ・ケ・テネモス・ケ・アセール・カーダ・フガドール(ボクらにははっきりしたプレーの考えがあって、それぞれの選手が何をしないといけないかわかっている)」と言っていたように、この大会の彼らはスピードとリズムのある動きで、ルイス・エンリケ前監督時代とはかなり違うのはわかりますけどね。私も前はよく、延々とボールを持って、パス回しに終始しているだけの光景に退屈していたものですが、いや、そうは言っても撃っても撃ってもゴールが入らないのはちょっと心配だったかと。 大体、この日はイタリアも「ウチのサッカーは遅くて、ボールを取り返してもすぐ失くしてしまった」とスパレテッティ監督も認めていたんですが、まったく前回のユーロ王者らしさがありませんでしたからね。その辺を肝に銘じて、スペインの選手たちには決して自分たちが最強だなんて、驕ってもらいたくはないんですが、こちらのマスコミもまた、鬼の首を取ったようにハシャギだしちゃいましたからねえ。私的には決勝トーナメントに行っても、最初の16強対決でコロッと負ける彼らを何度も見ているため、過剰に期待してはいけないと気を引き締めているところなんですが…。 そんなスペインはイタリア戦の勝利を応援に駆けつけたスペイン国王、フェリペ6世にも祝ってもらった後、その夜は現地泊して、翌金曜にドナウエッシンゲンに帰還。ナチョに加えて、アジョセも試合で右足の筋肉を伸ばしてしまったため、グループリーグ最終節、月曜午後9時(日本時間翌午前4時)のアルバニア戦には出られないようですが、こちらはもう、彼らにとっては消化試合ですからね。ここまでスタメン選手をほとんど変えなかったデ・ラ・フエンテ監督もrotacion masiva(ロタシオン・マシバ/大量ローテーション)を計画しているようで、いよいよ、ホセル(マドリー)、フェルミン(バルサ)、ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、ヘスス・ナバス(セビージャ)、グリマルド(レバークーゼン)らにアピールするチャンスが回ってくる? 一方、相手のアルバニアは初戦でイタリアに2-1と負け、2試合目のクロチア戦では後半、ギャスラ(ダルムスタッド)がオウンゴールで敵のリードを許した後、ロスタイムに同点ゴールを挙げる意地を見せ、2-2で引分け。要はクロアチアと同じ勝ち点1で、スペインに勝てば、決勝トーナメントに行けなくもないんですけどね。ただ、ここの代表はかなり特殊で、ええ、ラージョのバリウも参加しているんですが、彼もアルバニアによくある苗字だから、もしやと彼の地のサッカー協会が接触してくるまで、一家の源流がアルバニアにあったとはまったく知らなかったのだとか。 そんな感じでリクルートされた選手がほとんどなため、チームの共通言語がアルバニア語になることはなく、「Algunas cosas ya digo y entiendo/アルグーナス・コーサス・ジャー・ディゴ・イ・エンティエンドー(何がしかは言えるし、理解できる)」という程度のバリウが、ええ、彼はリーガでジャマルやニコらと対戦していますからね。「Mis compañeros alucinaban, no paraban de preguntar por ellos/ミス・コンパニェーロス・アルシナバン、ノー・パラバ・デ・プレグンタール・ポル・エジョス(チームメートたちは圧倒されていて、彼らについての質問が止まない)」という状態であっても、正確な情報を英語で皆に伝えるのは難しいんじゃないかと思いますが、さて。 ただ、バリウはここまで2試合、ずっと控えだったため、スペイン戦にも出るかどうかもわからないんですが、立派にルーマニアのレギュラー右SBを務めているラージョのチームメートが1人。ええ、ユーロに備え、シーズン終盤に髪を青く染めたアンドレイ・ラティウで昨季、イニゴ・ペレス監督はバリウの方を優先して使っていたんですから、なかなか皮肉な状況かと。ちなみにルーマニアは土曜の試合でベルギーに2-0で負け、こちらのEグループは4チームが全て勝ち点3で横並びという凄い有り様に。おかげでまったく先が読めないんですが、実際、この6チーム中、成績上位の3位4チームも決勝トーナメントに行ける、緩々グループリーグは16強対戦のカードが未だに予想つかないのが悩みの種でねえ だってえ、土曜にグループ2節が終了した時点で2連勝したドイツ、スペイン、ポルトガルの1位突破は決まったものの、いえ、ドイツだけは相手がCグループの2位とわかりやすいんですけどね。対して、30日の土曜にケルンで16強対決となるスペインの相手はADEFグループの3位のどれか。7月1日にフランクフルトで試合するポルトガルの相手もABCグループの3位のどれかとなっているため、どこと対戦するのか、さっぱりなんですが、つまりこれって、1位突破以外のチームのファンはまったく旅程が立てられないってこと? その他、ここまでユーロを見てきて、気になったのは、金曜にオランダとスコアレスドローを演じたフランスで、いやまあ、マドリー入団が決まったエムバペは初戦のオーストリア戦で鼻を骨折し、特注マスクは用意できていたものの、プレーすることはなかったんですけどね。代わりにキャプテンとして、チームを導くことになったグリーズマン(アトレティコ)が誰より多い5回のシュートを撃っていたのはともかく、決定機に何度も失敗していたことだったかと。その様子にはモラタ同様、シーズン後半に不調期を迎えていた彼の姿が重なってしまい、もしや未だに足首が痛むんじゃないかと穿ってしまったんですが、果たしてどうなんだか。 どちらにしろ、このDグループではレバンドフスキの負傷が響き、2連敗したポーランドの4位敗退が決まったため、同じ勝ち点4のオランダとどちらが1位突破するかはともかく、フランスが決勝トーナメントに進出して、マドリッド勢のファンを楽しませてくれるのは間違いないはずですけどね。とりわけアンチェロッティ監督など、CL準決勝バイエルン戦2ndレグで中足骨を骨折。ドルトムントを倒して、Decimoquinta(デシモキンタ/15回目のCL優勝)を達成した決勝にも出場できなかったチュアメニ(マドリー)がこのオランダ戦で復帰したことを喜んでいるはずですが、それにしたって、カマビンガはいつ、レギュラーになれるんでしょうかね。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2024.06.23 23:30 Sun

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“旬”な22歳DFカラフィオーリをラウンド16で欠くイタリア代表…代役は誰に?

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スペイン代表26名が決定! 候補メンバーからパウ・クバルシら3選手が外れる…【ユーロ2024】

スペインサッカー連盟(RFEF)は7日、ユーロ2024に臨むスペイン代表メンバー26名を発表した。 ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、先月27日に発表した候補メンバー29名からDFパウ・クバルシ(バルセロナ)、MFマルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリー)、MFアレイシ・ガルシア(ジローナ)の3選手を外す決断を下した。 一方、初招集となったMFフェルミン・ロペスとFWアジョセ・ペレス(レアル・ベティス)はデビュー戦となった直近のアンドラ代表戦での活躍がメンバー入りの決め手となったようだ。 なお、スペインはユーロでグループBに入っており、クロアチア代表、イタリア代表、アルバニア代表と同居している。今回発表されたスペイン代表メンバーは以下の通り。 ◆スペイン代表メンバー26名 GK ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド) アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ) DF ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー) ヘスス・ナバス(セビージャ) アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド) ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ) ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー) ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ) アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ) マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド) MF ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド) マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス) ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ) ペドリ(バルセロナ) アレックス・バエナ(ビジャレアル) フェルミン・ロペス(バルセロナ) FW アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー) ホセル(レアル・マドリー) ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ) フェラン・トーレス(バルセロナ) ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) ラミン・ヤマル(バルセロナ) アジョセ・ペレス(レアル・ベティス) 2024.06.07 19:57 Fri
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ユーロ2024の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介【6/10更新】

ヨーロッパ最強の国を決めるユーロ2024。今大会はドイツで開催され、24カ国が参加する。 世界トップレベルの選手たちが集い、ワールドカップよりも見応えがあるとされるユーロ。今回は試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024試合日程・キックオフ時間</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> ドイツで開催される17回目のユーロ。4年に1度の戦いは、6月14日(金)に開幕。7月14日(日)まで1カ月間開催される。 試合のキックオフ時間は3つに分かれ、日本時間の22時、25時、28時となる。なお、開幕戦のドイツ代表vsスコットランド代表は14日の28時にキックオフを迎える。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024 放送・配信予定</span> ユーロ2024は日本でも視聴が可能。「WOWOW」が前回大会に引き続き放映権を取得。開幕1週間前とギリギリでの発表となったが、8大会連続での放送となる。なお、WOWOでのテレビ視聴と、WOWOWオンデマンドでのネット視聴がどちらも可能。全試合をライブ配信することが決定した。 さらに、「ABEMA」が全51試合を無料生中継することを発表。この取り組みは日本初の出来事となる。 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024無料視聴方法</span> 「ABEMA」では全試合が無料生中継。15試合は日本語の実況・解説楽しむことができる。 また、「WOWOW」での視聴には会員登録必要となり有料だが、3試合は無料での放送と配信が発表されている。 6月14日(金) 27:00〜(放送時間) 【開幕戦・グループA】ドイツvsスコットランド 6月15日(土) 24:45〜(放送時間) 【グループB】スペインvsクロアチア 6月16日(日) 27:45〜(放送時間) 【グループC】セルビアvsイングランド <span class="paragraph-subtitle">■お得な視聴パック「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> WOWOWは有料放送のため、無料での視聴には限りがあり、有料会員登録が必要だ。しかし、今回のユーロ放送を記念し、お得なパスが販売開始。その名も「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」だ。 世界最高峰の戦いでもあるチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)も放送するWOWOW。2024-25シーズンも放送が決定している中、「CL・EL 2024-25シーズンパス」は1万7500円で8月から販売開始予定となっている。 しかし、今回ユーロ2024の全試合も視聴できる「ユーロ2024+CL・EL 2024-25シーズンパス」の販売が開始。なんと年間1万4500円での販売となり、12カ月で換算すると1カ月あたり「1208円」で視聴が可能となる。CLとEL、さらにカンファレンスリーグ(ECL)に加え、ユーロも全試合見られて3000円もお得だ。 なお、CLはハイライトや2000-01シーズンからの全ての決勝なども視聴可能。新シーズンのUEFAスーパーカップも視聴が可能だ。この機会に契約するのは大変お得となっている。 <span class="paragraph-subtitle">■「ユーロ2024」主な試合配信スケジュール</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:900">◆グループステージ</span> ▽6月14日(金) 《28:00》※開幕戦 【A】 ドイツ代表 vs スコットランド代表 ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 《25:00》 【B】スペイン代表 vs クロアチア代表 《28:00》 【B】イタリア代表 vsアルバニア代表 ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 《25:00》 【C】スロベニア代表 vs デンマーク代表 《28:00》 【C】セルビア代表 vs イングランド代表 ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【E】ベルギー代表 vs スロバキア代表 《28:00》 【D】オーストリア代表 vs フランス代表 ▽6月18日(火) 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ジョージア代表 《28:00》 【F】ポルトガル代表 vs チェコ代表 ▽6月19日(水) 《22:00》 【B】クロアチア代表 vs アルバニア代表 《25:00》 【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表 《28:00》 【A】スコットランド代表 vsスイス代表 ▽6月20日(木) 《22:00》 【C】スロベニア代表 vs セルビア代表 《25:00》 【C】デンマーク代表 vs イングランド代表 《28:00》 【B】スペイン代表 vsイタリア代表 ▽6月21日(金) 《22:00》 【E】スロバキア代表 vs ウクライナ代表 《25:00》 【D】ポーランド代表 vs オーストリア代表 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月22日(土) 《22:00》 【F】ジョージア代表 vs チェコ代表 《25:00》 【F】トルコ代表 vs ポルトガル代表 《28:00》 【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スイス代表 vs ドイツ代表 【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表 ▽6月24日(月) 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 【D】フランス代表 vs ポーランド代表 《28:00》 【C】イングランド代表 vs スロベニア代表 【C】デンマーク代表 vs セルビア代表 《28:00》 【B】アルバニア代表 vs スペイン代表 【B】クロアチア代表 vs イタリア代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表 【E】ウクライナ代表 vs ベルギー代表 《28:00》 【F】ジョージア代表 vs ポルトガル代表 【F】チェコ代表 vs トルコ代表 <span style="font-weight:900">◆ラウンド16</span> ▽6月29日(土) 《25:00》 A・2位 vs B・2位 《28:00》 A・1位 vs C・2位 ▽6月30日(日) 《25:00》 C・2位 vs D/E/F・3位 《28:00》 B・1位 vs A/D/E/F・3位 ▽7月1日(月) 《25:00》 D・2位 vs E・2位 《28:00》 F・1位 vs A/B/C・3位 ▽7月2日(火) 《25:00》 E・1位 vs A/B/C/D・3位 《28:00》 D・1位 vs F・2位 <span class="paragraph-subtitle">■ユーロ2024 出場国データ</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro2024_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> <span style="font-weight:800">【グループA】</span> <span style="font-weight:800">◆ドイツ代表</span> 出場回数:14大会連続14回目 最高成績:優勝(1972、1980、1996) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:開催国 監督:ユリアン・ナーゲルスマン <span style="font-weight:800">◆スコットランド代表</span> 出場回数:2大会連続4回目 最高成績:グループステージ敗退(1992、1996、2020) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループA・2位 監督:スティーブ・クラーク <span style="font-weight:800">◆ハンガリー代表</span> 出場回数:3大会連続5回目 最高成績:3位(1964) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループG・1位 監督:マルコ・ロッシ <span style="font-weight:800">◆スイス代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループI・2位 監督:ムラト・ヤキン <span style="font-weight:800">【グループB】</span> <span style="font-weight:800">◆スペイン代表</span> 出場回数:8大会連続12回目 最高成績:優勝(1964、2008、2012) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループA・1位 監督:ルイス・デ・ラ・フエンテ <span style="font-weight:800">◆クロアチア代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:ベスト8(1996、2008) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループD・2位 監督:ズラトコ・ダリッチ <span style="font-weight:800">◆イタリア代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1968、2020) ユーロ2020結果:優勝 予選結果:グループC・2位 監督:ルチアーノ・スパレッティ <span style="font-weight:800">◆アルバニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2016) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループE・1位 監督:シウヴィーニョ <span style="font-weight:800">【グループC】</span> <span style="font-weight:800">◆スロベニア代表</span> 出場回数:6大会ぶり2回目 最高成績:グループステージ敗退(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループH・2位 監督:マティアジュ・ケク <span style="font-weight:800">◆デンマーク代表</span> 出場回数:2大会連続10回目 最高成績:優勝(1992) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループH・1位 監督:カスパー・ヒュルマンド <span style="font-weight:800">◆セルビア代表</span> 出場回数:6大会ぶり6回目 最高成績:準優勝(1960、1968) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループG・2位 監督:ドラガン・ストイコビッチ <span style="font-weight:800">◆イングランド代表</span> 出場回数:4大会連続11回目 最高成績:準優勝(2020) ユーロ2020結果:準優勝 予選結果:グループC・1位 監督:ガレス・サウスゲイト <span style="font-weight:800">【グループD】</span> <span style="font-weight:800">◆ポーランド代表</span> 出場回数:5大会連続5回目 最高成績:ベスト8(2016) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:プレーオフA勝者 監督:ミハウ・プロビエシュ <span style="font-weight:800">◆オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆オーストリア代表</span> 出場回数:3大会連続4回目 最高成績:ベスト16(2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループF・2位 監督:ラルフ・ラングニック <span style="font-weight:800">◆フランス代表</span> 出場回数:9大会連続11回目 最高成績:優勝(1984、2020) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・1位 監督:ディディエ・デシャン <span style="font-weight:800">【グループE】</span> <span style="font-weight:800">◆ベルギー代表</span> 出場回数:3大会連続7回目 最高成績:準優勝(1980) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループF・1位 監督:ドメニコ・テデスコ <span style="font-weight:800">◆スロバキア代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループJ・2位 監督:フランチェスコ・カルツォーナ <span style="font-weight:800">◆ルーマニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり6回目 最高成績:ベスト8(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループI・1位 監督:エドワード・ヨルダネスク <span style="font-weight:800">◆ウクライナ代表</span> 出場回数:4大会連続4回目 最高成績:ベスト8(2020) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:プレーオフB勝者 監督:セルゲイ・レブロフ <span style="font-weight:800">【グループF】</span> <span style="font-weight:800">◆トルコ代表</span> 出場回数:3大会連続6回目 最高成績:ベスト4(2008) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループD・1位 監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ <span style="font-weight:800">◆ジョージア代表</span> 出場回数:初出場 最高成績:なし ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:プレーオフC勝者 監督:ウィリー・サニョル <span style="font-weight:800">◆ポルトガル代表</span> 出場回数:8大会連続9回目 最高成績:優勝(2016) ユーロ2020結果:ラウンド16 予選結果:グループJ・1位 監督:ロベルト・マルティネス <span style="font-weight:800">◆チェコ代表</span> 出場回数:8大会連続11回目 最高成績:優勝(1976) ユーロ2020結果:ベスト8 予選結果:グループE・2位 監督:イワン・ハシェック 2024.06.17 00:00 Mon

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ベスト16が決定! スペインが唯一全勝、初出場ジョージアが快挙【ユーロ2024】

ユーロ2024のグループステージ全日程が終了し、ベスト16が出揃った。 多くのスタープレーヤーが過酷なクラブでの戦いを終えたばかりという影響もあり、優勝候補の苦戦も目立った中、下馬評はあまり芳しくなかったスペインが激戦区のグループBでグループステージ唯一の3連勝を飾った。 また、開催国ドイツや前大会王者イタリア、ポルトガル、イングランド、フランス、ベルギー、オランダといった強豪国も順当に決勝トーナメントへ駒を進めている。 さらに、ジョージアはグループFを3位通過し、初出場での決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げた。その他ではルーマニア、スロバキア、スロベニアといった伏兵も勝ち抜けを決めた。 一方、クロアチアやセルビア、チェコ、ポーランドといった実力者がグループステージ敗退となり、全チームが勝ち点4で並ぶ拮抗のグループEでは最下位のウクライナが無念の敗退となった。 なお、6月30日~7月2日の日程で開催されるラウンド16ではフランスvsベルギー、ドイツvsデンマーク、スイスvsイタリアなどいずれも好カードが実現している。ラウンド16対戦カードおよびグループステージ最終順位は以下の通り。 ■ラウンド16対戦カード ▽6/29 スイス vs イタリア ドイツ vs デンマーク ▽6/30 イングランド vs スロバキア スペイン vs ジョージア ▽7/1 フランス vs ベルギー ポルトガル vs スロベニア ▽7/2 ルーマニア vs オランダ オーストリア vs トルコ ■グループステージ最終順位 ◆グループA 1.ドイツ 7pt 2.スイス 5pt 3.ハンガリー 3pt 4.スコットランド 1pt ◆グループB 1.スペイン 9pt 2.イタリア 4pt 3.クロアチア 2pt 4.アルバニア 1pt ◆グループC 1.イングランド 5pt 2.デンマーク 3pt 3.スロベニア 3pt 4.セルビア 2pt ※順位決定方式の全ての要素で並んだため、ユーロ2024予選ランキングによりデンマークが2位、スロベニアが3位。 ◆グループD 1.オーストリア 6pt 2.フランス 5pt 3.オランダ 4pt 4.ポーランド 1pt ◆グループE 1.ルーマニア 4pt 2.ベルギー 4pt 3.スロバキア 4pt 4.ウクライナ 4pt ◆グループF 1.ポルトガル 6pt 2.トルコ 6pt 3.ジョージア 4pt 4.チェコ 1pt ■グループ3位ランキング 1.D オランダ 4pt 2.F ジョージア 4pt 3.E スロバキア 4pt 4.C スロベニア 3pt ――――決勝T進出――――― 5.A ハンガリー 3pt 6.B クロアチア 2pt ▽順位決定方式 全試合での勝ち点で並んだ場合 1.当該チーム同士の対戦における、獲得勝ち点 2.当該チーム同士の対戦における、得失点差 3.当該チーム同士の対戦における、ゴール数 4.1~3を適用後においても2チーム以上に差がつかない場合は、それらのチームのみを対象に再び1~3を適用して比較する。それでも決着しない場合は、5.以下へ進む。 5.当該チームの全試合における、得失点差 6.当該チームの全試合における、ゴール数 7.比較対象が2チームのみで、グループリーグの最終戦で直接対決した結果、上記基準で差がつかないときはPK戦を行う。 8.当該チームの全試合における、フェアプレーポイント 9.当該チームの予選の総合ランキングの優劣。ただし、比較対象に開催国のドイツが含まれている場合は抽選を行う。 2024.06.27 06:36 Thu
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連勝スペインが首位通過! 今大会初黒星の王者イタリアはクロアチアとの最終節で突破狙う【ユーロ2024】

ユーロ2024グループB第2節、スペイン代表vsイタリア代表が20日に行われ、スペインが1-0で勝利した。 クロアチア代表との初戦を3-0の快勝で制したスペインは、連勝でのグループステージ突破へ前大会王者撃破を狙った。その初戦からはナチョに代えてラポルテを起用した以外、同じメンバーを継続した。 対するイタリアはアルバニア代表との初戦を2-1の逆転で制し、こちらも白星スタート。難敵相手に連勝を目指した一戦ではアルバニア戦と全く同じ布陣で臨んだ。 立ち上がりからボールの主導権争いに、球際でのバトルが強調される激しい展開となった。その攻防において、より質的優位を作り出したスペインが序盤から続けて決定機を生み出す。 まずは2分、相手陣内左サイドで縦に仕掛けたニコ・ウィリアムズからの正確なクロスを、ゴール前のペドリが頭で合わすが、ここはGKドンナルンマのビッグセーブに遭う。さらに、10分には左に流れたモラタからの正確なクロスを、今度はゴール前に飛び込んだニコが頭で合わすが、これはわずかに枠の右に外れた。 早い時間帯の先制はならずも、試合の主導権を握ることに成功したスペイン。ボールを動かして相手を押し込みつつ、即時奪回の形から厚みのある攻撃を仕掛けていく。24分にはラミン・ヤマルの見事な中央突破からボールを引き取ったモラタのボックス右に持ち込んでのシュート、直後にはファビアン・ルイスが得意の左足ミドルシュートでゴールに迫るが、いずれもGKドンナルンマの好守に遭った。 守護神の再三の好守で何とか失点を回避したものの、攻め手を見いだせないイタリア。前半終了間際にはカウンターからキエーザのシュートでようやくファーストシュートを記録したが、枠内シュート0本で前半を終えた。 ゴールレスで迎えた後半、より変化が必要なイタリアはハーフタイムに2枚替え。フラッテージとジョルジーニョを下げてカンビアーゾ、クリスタンテを同時投入。カンビアーゾを右、キエーザを左のワイドに配置した。 ただ、後半も主導権を握ったのはスペイン。ククレジャとニコの左サイドを突破口に良い形を作ると、55分には左サイド深くで縦に仕掛けたニコのクロスをニアに飛び込んだモラタが頭でフリック。これはGKドンナルンマに触られたが、そのボールがDFカラフィオーリの足に当たってゴールネットに吸い込まれた。 結果的にはオウンゴールも相手守備を崩し切って先制に成功したスペインは、これで落ち着くことなく追加点を狙う。不安定な相手のビルドアップを効果的に遮断すると、カウンターからモラタやヤマルが際どいシュートでGKドンナルンマを脅かす。 一方、ジリ貧のイタリアは64分、キエーザとスカマッカを下げてザッカーニ、レテギと同ポジションの交代で攻撃を好転させようと試みる。だが、この交代も即時攻撃を活性化させる一手とはならず。 絶好調のニコのカットインからの右足シュートがクロスバーに阻まれ、なかなか追加点を奪えないスペイン。70分を過ぎると、前線3枚にペドリを下げてアジョセ・ペレス、オヤルサバル、フェラン・トーレス、バエナとフレッシュな選手を続けて投入。やや逃げ切りを意識した戦い方にシフトした。 後半終盤はイタリアが初めて押し込む展開を作るものの、攻め切れない状況が続くと、スペインはカウンターからアジョセ・ペレスに2度のビッグチャンスが舞い込むが、いずれもGKドンナルンマの見事なファインセーブに阻まれた。 結局、最後まで試合を決める2点目を奪えなかったスペインだが、イタリアのパワープレーを冷静に凌ぎ切ってウノセロ勝利。前大会王者に今大会初黒星を与え、2連勝での首位通過を決定した。 なお、敗れたイタリアは2位通過を懸けてクロアチアとの最終戦に臨み、スペインはアルバニアとの最終戦でメンバーの入れ替えが可能となった。 スペイン代表 1-0 イタリア代表 【スペイン】 オウンゴール(後10) 2024.06.21 06:01 Fri
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イタリア撃破のMOM…ニコ・ウィリアムズが喜びを表現「アルバニア戦でもっといい試合を」「兄イニャキに感謝」

スペイン代表FWニコ・ウィリアムズが喜びを素直に表現した。スペイン『Relevo』が伝えている。 スペイン代表は20日、ユーロ2024グループB第2節でイタリア代表に1-0と勝利。オウンゴールで先制後、追加点こそ奪えずも終始内容で圧倒し、B組通過を手繰り寄せた。 今やチーム内における序列も高くなったアスレティック・ビルバオの22歳、ニコ・ウィリアムズは幾度となく持ち前のドリブルでイタリアに襲いかかり、先制オウンゴールを誘発するクロスも。違いを生み出す存在として輝いた。 新時代のスペインを象徴する選手へと階段を駆け上がるなか、試合後の会見で90分間を振り返り。 「とっても嬉しいよ。素晴らしい試合だったと思うし、チームは足を止めず、センセーショナルに働いた。アルバニア戦(B組第3節)はもっともっと素晴らしい試合にしたいという想いが芽生えてくる」 また、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)受賞については、「100パーセント、“クク”のおかげだね。少なくとも(MOMの)半分はククだ」と、自身の一列後ろでサポートに徹したDFマルク・ククレジャ(チェルシー)へ感謝。 「チームメイト全員が僕の活躍を褒めてくれて嬉しい。スペイン代表の一員であること、ここへ来て試合に出られること、誇りに思うし皆へ感謝もしないと。さっきスマホを開いたら、兄(イニャキ・ウィリアムズ/ガーナ代表)からも試合直後に音声メッセージが入ってたよ(笑)」 「イニャキは無条件で僕をサポートしてくれる。この勝利をイニャキに捧げたいし、もちろん家族にも」 2024.06.21 11:20 Fri
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「単純に凌駕された」イタリア指揮官が敗戦の弁、スペインの鋭さに圧倒された90分間

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督がスペイン代表戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝える。 イタリア代表は20日、ユーロ2024グループB第2節でスペイン代表に0-1と敗戦。終始ゲームを支配され、DFリッカルド・カラフィオーリのオウンゴールが勝敗を分けた。 90分間を通じて枠内シュートは0。試合後、スパレッティ監督も肩を落とす。 「頭からスペインが我々より鋭く、同じテンポでの対応を迫られた。スペインが速攻を仕掛けるなら、対応は2倍難しくなる。単純に、プレー選択、プレッシング、連携面で凌駕された」 「足は動かず、パスの距離感も適切ではなかった。メンテリティだけで乗り切れる試合ではなかったということだ。ボールを奪ってもすぐ失えば意味がない…少し論理に欠けた試合をしてしまった」 また、スペイン代表が心身ともに充実した状態であると指摘する。 「肉体のリアクションがとにかく鋭い。我々もメンタリティは良い状態だったが、ただでさえ上手くボールを扱えて良いサッカーをするチーム(スペイン)が、非常に鋭いリアクションを見せていた。これは我々に問題を起こさせた」 スペイン代表はB組通過が決定。イタリア代表はクロアチア代表との第3節で、引き分け以上でグループ2位を確保することになる。 2024.06.21 10:10 Fri
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「我々は全体的に優れていた」イタリア撃破でGS突破のスペイン、指揮官はこの先の戦いに自信「チームのポテンシャルを見た」

スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、イタリア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 20日、ユーロ2024グループB第2節でスペインはイタリアと対戦。共に初戦で勝利しており、連勝でグループステージ突破を決めたい戦いとなった。 試合はトップレベルのチーム同士の戦いということもあり堅い展開に。スペインが主導権を握りながらも、イタリアの堅い守備の前にゴールは生まれない。 後半もスペインが押し込む中、55分には左サイド深くで縦に仕掛けたニコ・ウィリアムズのクロスをニアに飛び込んだアルバロ・モラタが頭でフリック。これはGKジャンルイジ・ドンナルンマに触られたが、そのボールがDFリッカルド・カラフィオーリの足に当たってゴールネットに吸い込まれ、オウンゴールで先制。これが決勝点となり、1-0でスペインが勝利した。 難敵・イタリアを下して連勝を飾ったスペイン。これでグループステージ突破が決まった中、デ・ラ・フエンテ監督はしっかりと気を引き締め、この先の戦いも油断しないとした。 「私のことはよくご存知だろう。昨日と考えは同じだ。この試合の結果と勝ち方について、とても誇りに感じている。しかし、これは非常に難しいトーナメントで、先に進むにつれて、対戦相手は我々のことを知り、ますます難しくなるだろう。この大会にはトップチームが多く出場している」 「我々より優れたチームはいないが、我々は懸命に努力し続けなければならない。我々はより向上し、地に足をつけて、油断しないようにする必要がある」 また、イタリアを倒せた要因についても言及。自分たちのプレーが良かったと称賛の言葉を送った。 「フレッシュさだけが要因ではないと思う。サッカーはフレッシュさやフィットネスレベルだけでなく、戦術とテクニックも重要だ。我々は全体的に優れていたと思う」 「イタリアには非常に敬意を持っている。今夜はイタリアが苦戦したが、その理由の一部は我々がとても良くプレーしたからだ」 これによりグループステージ突破を決めたスペイン。最終節のアルバニア代表戦は、選手を入れ替えて臨むこともできる状況。デ・ら・フエンテ監督は、誰にも何も与えたくないとしながらも、選手を入れ替えてプレーさせるとコメント。この先の戦いも、成長を続けて優勝したいと意気込んだ。 「次の試合ではチームをリフレッシュできるが、勝ちたいし、誰にも恩恵を与えたくはない。まだ試合に出せていないトップクラスの選手が何人かいて、彼らは自分の実力を見せたがっている。変更を加え、少し出場回数が少ない選手にチャンスを与えるように努める。いずれにせよアルバニアは手強い相手であり、注意が必要だ」 「今夜私は、イタリアのようなトップクラスのチームを本当に軽んじることができる自分のチームのポテンシャルを見た。イタリアのプレーが悪かったようにも見えるかもしれないが、それは我々が非常に良いプレーをしたからだ」 「彼らは3年前にユーロで優勝したが、我々はまだ遠い。人々が我々が優勝できると考え始めているのは良いことだが、我々は幸せで平静でいる必要がある。そして選手たちはサッカーをプレーし、成長し続けるという、彼らが最も得意とすることを楽しむ必要がある」 <span class="paragraph-title">【動画】トップレベルの激闘!スペインvsイタリア ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xP2jAIx-81E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.21 09:55 Fri

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