スペインは優勝候補らしい…/原ゆみこのマドリッド

2024.06.27 22:00 Thu
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「梯子はさせないと思ったのに」そんな風に私が驚いていたのは水曜日、オリンピック・スペイン代表招集22人の中に現在、大人の代表でユーロを戦っているフェルミン(バルサ)とアレックス・バエナ(ビジャレアル)が入っているのを見た時のことでした。いやあ、前回、2021年にコロナ禍でどちらも1年遅れとなったユーロと東京オリンピックに連続参加した選手はGKウナイ・シモン(アスレティック)、エリック・ガルシア(ジローナ)、パウ・トーレス、ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、ペドリ(バルサ)と5人いたんですけどね。その年のハードスケジュールが祟って、その後、ペドリは負傷欠場の常連に。昨季も終盤になって、ようやく調子が上がってきたという黒歴史が。おかげで今回は、デ・ラ・フエンテ監督から引き継いだサンティ・デミア監督も遠慮するかと思っていたところ、そうは問屋が卸さなかった?

ただ、当時、ペドリは大人の代表でもレギュラーとして、ルイス・エンリケ前監督(現PSG)に使われていたため、準決勝でイタリアにPK戦で敗れるまで、かなりのプレー時間を積み増していたのと比べ、フェルミンとバエナはデ・ラ・フエンテ監督のプランBに区分けされる選手。よって、梯子をしても、そんなに疲れないじゃないかと思ったんでしょうが、でもちょっとお。オリンピック代表がラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設で合宿を開始するのは7月1日の月曜なんですよ。A代表のユーロ敗退が決まり次第、2人はオリンピック代表に合流することになるそうですが、それって、全然、休めないってことじゃないですか。

とはいえ、ユーロ2試合目まで先発で、バリバリ、レギュラー扱いされているニコ・ウィリアムス(アスレティック)とジャマル(バルサ)は招集されずに済んだんですけどね。実際、7月24日にパリでのウズベスキタン戦から始まり、一番長引いた場合、8月9日の決勝まで、オリンピック代表で稼働した場合、どこより影響を受けるのは所属のクラブ。ええ、7月11日にはプレシーズン開始が計画されているアトレティコなど、噂のあったリケルメこそ、逃れたものの、バリオス、今季からフェルナンド・トーレス監督が率いるBチームの正GK、イトゥルベ、シメオネ監督が成長具合を恒例のロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)でのキャンプで確かめたかった、昨季はアラベスでレンタル修行をしていた大型FWサムがリスト入りしていますからね。
一応、22名中、4人はリザーブメンバーとして、7月7日には本招集から落ちることになるんですが、こればっかしはねえ。ちなみに今回、オーバーエイジ枠で呼ばれているのは、アベル・ルイス(スポルティング・ブラガ)、セルヒオ・ゴメス(マンチェスター・シティ)、ミランダ(ベティス)の3人。その他、ユーロ代表から最後に脱落した17才のクバルシ(バルサ)、カメージョ(ラージョ)などがいるんですが、こちらが世間の注目を集めるのはやっぱり、スペインのユーロ参加が終わってからになりそうです。

まあ、そんなことはともかく、彼らのグループリーグ最終節がどうだったか、お話ししていかないと。いやあ、クロアチア、イタリアに連勝し、2試合で1位での決勝トーナメント進出が決まったため、月曜のアルバニア戦でデ・ラ・フエンテ監督はrotacion masiva(ロタシオン・マシバ/大量ローテーション)を実施。それがもう、負傷が治り、筋肉痛のナチョ(レアル・マドリー)と入れ替わりで、2戦目から先発に戻ったラポール(アル・ナスリ)以外、GKダビド・ラジャ(アーセナル)を含め、10人が初先発となってねえ。相手も2節では土壇場でクロアチアに追いついて、2-2の同点をゲット。まだ成績上位の3位で突破の可能性もあったため、ちょっと心配したんですが、とんでもない。
そう、早くも前半12分にはダニ・オルモ(ライプツィヒ)のスルーパスから、「Antes del partido ya lo había hablado con Olmo, que me diera esos pases al espacio/アンテス・デル・パルティードー・ジャー・ロ・アビア・アブラードー・コン・オルモ、ケ・メ・ディエラ・エソス・パセス・アル・エスパシオ(試合前にオルモと話して、スペースにそういうパスを送るように言っておいた)」というフェラン・トーレスがエリア内からシュート。それが先制ゴールになってくれたからですが、その後はまったく狙いが悪くなってしまうとは、これ如何に。オルモやグリマルド(レバークーゼン)、再びフェランもヘッドで狙っていったんですが、そのまま0-1でハーフタイムを迎えます。

後半頭からは、「Queríamos que los centrales tenían que jugar un tiempo cada uno/ケリアモス・ケ・ロス・セントラレス・テニアン・ケ・フガール・ウン・ティエンポー・カーダ・ウノ(CBには各人が前後半をプレーするようにさせたかった)」(デ・ラ・フエンテ監督)という予定通り、ラポールに代わって、ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)が出場。ラジャの複数のparadon(パラドン/スーパーセーブ)のおかげもあって、オジャルサバル(レアル・ソシエダ)からフェルミンへ、ホセル(マドリー)、フェランからモラタ(アトレティコ)、ジャマル、最後はオルモからバエナとローテーションは着々と進行していったんですが、結局、最後まで追加点が取れなくてねえ。そのまま、0-1で終わってしまったのにはちょっと、いくらドュッセルドルフ・アレナに駆けつけたスペイン人ファンがアルバニア人ファンに比べ、多勢に無勢だったとはいえ、物足りない向きもあったかと。

いえまあ、それでもデ・ラ・フエンテ監督はこの3連勝が全て無失点勝利だったことがよっぽど嬉しかったのか、「ユーロやW杯で今まで、グループリーグ3試合を零封したチームはない」と胸を張っていたんですけどね。とはいえ、初戦3得点の後はイタリア戦でオウンゴールによる1-0勝利、そしてこの試合と、勝ってはいても淋しいスコアが続いているのは先々、懸念の種にならない?いえ、もちろん、この敗戦で4位が確定し、早期帰国となったアルバニア勢も気の毒ではありましたけどね。

それより悲劇だったのは、同時刻開催となったイタリア戦で、モドリッチ(マドリー)がPKを失敗した直後、キャプテンの矜持を示す先制ゴールを挙げながら、当人がベンチに退いて見ていた後半ロスタイム8分、最後の最後になって、ザッカーニ(ラツィオ)が同点ゴールをゲット。1-1の引分けで終わり、3位ながら、たった勝ち点2しか貯められず、ほぼ敗退が確定してしまったクロアチアだったんですが、うーん、モドリッチについてはまだ、正式にマドリーとの契約延長も発表されていませんからね。クロアチア代表での将来もこの先、どうなるかわかりませんが、折しも火曜には同僚のナチョがクラブの契約延長オファーを断り、この6月で退団することが公式発表されるなんてことも。

こちらは元マドリー選手で、ヘタフェの指揮官も務めたミチェル監督率いるサウジアラビアのアル・カーディシーヤに行くようですが、同じスペイン代表仲間で、昨季はエスパニョール(昨季は2部、この日曜にプレーオフに優勝で1部昇格決定)からレンタル移籍。リーガ、CL2冠に大きく貢献したホセルもマドリーは買取オプションノ150万ユーロ(約2億6000万円)を払う気なのにも関わらず、カタールのアル・ガラファへの移籍を決めたようですしね。新シーズンには現在、ドイツ代表で現役最後のプレーを満喫しているクロースもいませんし、もちろん、エムバペ(PSGと契約終了で移籍)やエンドリック(パルメイラス)ら、新顔を見られるのは楽しみではありますが、あまりメンツが変わりすぎるのもちょっと淋しいですよね。

そんなスペインは翌日にはベースキャンプ地のドナウエッシンゲンに戻り、成績の良い3位4チームのどこと16強対戦で当たるのか、水曜まで待たされることに。結果的にグループリーグ最終節で意表を突いて、ポルトガルに2-0と勝利したジョージアと日曜午後9時(日本時間翌午前4時)から、ケルンで対戦となったんですが、何せ、彼らとはユーロ予選でも同じグループでしたからね。それも相手にはGKママルダシビリ(バレンシア)やクバラツヘリア(ナポリ)らがいながら、アウェイで1-7のgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)、ホームでは3-1と連勝している上、今度はロドリ(マンチェスター・シティ)の出場停止も明け、Aチームがプレーするとあって、早くもスペイン国内は準々決勝進出確実。今年は2012年以来の優勝も可能と浮かれ始めているかというと…。

いや、それが、アルバニア戦の翌日、私はまた、ドイツに行ったため、あまりマドリッドの雰囲気はお伝えできないんですよ。そう、スペイン初戦のクロアチア戦と翌日のスロベニアvsデンマーク戦を見た後、ドナウエッシンゲンのベースキャンプに寄って、一旦、戻ったものの、やっぱり、毎日、TVで現地の映像を見ているのに悔しくなってしまってねえ。今はまだ、マドリッド勢に大した動きもないため、それをいいことにドルトムントでのグループD最終節、フランスvsポーランド戦を見に行ったんですが、またしても現地ではすでに4位敗退が決まっていながら、あくなき母国チーム応援意欲を見せつける大多数のポーランド人ファンに圧倒させられたの何のって。

実際、試合当日の現地入りだったため、私もあまり考える余裕がなく、ジグナル・イドゥナ・パルクに着いてから、そこが昨季、CL準々決勝で1-0と1stレグに先勝しながら、アトレティコがまったく、ドルトムントが誇るGerbe Wand(黄色い壁)に対抗できる気がせず、怖くて2ndレグの応援に行くのを止めたスタジアムだったと気づいた程だったんですが、その日は場内の2/3ぐらいがポーランド人ファンだったかと。おまけにデシャン監督が、「今夜の目的は敵の偉大な選手たちに対して、チームにスピード感を与えるのが目的だった」という理由で、グリーズマン(アトレティコ)をベンチスタートにしてしまったのにもガッカリさせられることに。

といってもそれより、一番辛かったのは午後6時キックオフだったため、正面スタンドがモロに90分間、西日にさらされていたことで、ええ、2週間前とは違い、ドイツが完全に夏気温となったせいもあるんですけどね。まさに夕方、ブタルケでレガネスを見る時、もしくは数年前まで、いつも真夏に開催されていた改装前のサンティアゴ・ベルナベウ杯並の暑さだったんですが、フランスの1位突破の懸かった試合の方は両チーム共なかなか、ゴールが決められず。

初戦のオースリア戦で鼻を骨折し、その日はフェースガードを着けて初プレーとなったエムバペも前半、ゴール左前からのシュートを2度もGKスコルプスキ(ボローニャ)に弾かれてしまう始末で、このままスコアレスドローで終わったら、どうしようと心配になったのは私だけではなかった?後半もエムバペは再び、2度のチャンスをムダにしたものの、とうとう9分。デンベレ(PSG)がエリア内でキビオル(アーセナル)に倒されて、PKがフランスに与えられたとなれば、スタンドでは少数派ながら、一矢乱れぬ応援を続けていたフランス人ファンたちが狂喜乱舞しないはずありませんって。

ただねえ、そのPKは「まだフェースマスクに適応中」(デシャン監督)というエムバペも失敗せず、決めてくれたから、良かったものの、ポーランドサイドにも今大会、ゴールを1本も決めずに帰国するものかと固い決意を秘めていた選手が約1名。もちろん、それは負傷で1節を欠場したレバンドフスキ(バルサ)で、いえ、フランスがグリーズマン、カマビンガ(マドリー)、ジルー(ミランとの契約が終了し、来季はMSLのロサンゼルスでプレー)らをピッチに入れた後、29分にエリア内でシビデルスキ(ベローナ)がウパメカーノ(バイエルン)に倒されていたのを見つけたのはVAR(ビデオ審判)だったんですけどね。それもレバンドフキがPKを1度は弾かれながら、再びVARにより、GKメニャン(ミラン)が蹴る前にゴールラインを離れていたことが発覚するとは!

2度目のチャレンジで1-1の同点にしたレバンドフスキでしたが、うーん、あれだけしつこく、パラディーニャ(PKを蹴る前に動きを止めるトリック)を挟んでいたら、メニャンが反応に困るのもわからなくはないですけどね。フランスも最後はフォファナ(モナコ)やコロ・ムアニ(PSG)ら、更なるFWを入れて、勝利の1点を求めたものの、結局、試合は1-1の引分けで終了。結果、このグループは裏対戦でオランダに2-3と勝ったオーストリアが首位に躍り出て、オランダも3位で勝ち抜けることになったんですが、そのせいで、2位のフランスがスペインのいる側に回ってきたのは大きな誤算だったかと。

ええ、16強対決こそ、無難にいきそうなスペインとはいえ、準々決勝ではおそらくデンマークを破るだろうドイツと、更に準決勝に進んでもポルトガルvsスロベニア、フランスvsベルギーから勝ち上がってくるビッグチームを相手にしないといけませんからね。とてもじゃないけど、そこにグループ3位で初の嬉しい決勝トーナメント進出を遂げたGKオブラク(アトレティコ)のスロベニアの姿を望むことはできそうにありませんが、まあ、優勝を目指すんでしたら、全ての強敵に勝たないといけないのはお約束。今はスペインだけがグループリーグ3連勝というのが拠り所ですが、まずはジョージア戦で景気をつけられたらいいですよね。

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アジョセ・ペレス1G1Aのスペインが4連勝で首位通過決定! 新生デンマークは黒星発進も2位でセルビアとの直接対決へ【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ4第5節のデンマーク代表vsスペイン代表が15日に行われ、アウェイのスペインが1-2で勝利した。 1カ月前に行われた前節のスイス代表戦を2-2のドローで終えたグループ2位のデンマークは、同試合後にブライアン・リーマー新監督を招へい。その初陣ではグループ首位の欧州王者と激突した。リーマー監督はこの一戦に守護神シュマイケル、ホイビュア、エリクセン、ホイルンドらをスタメンで起用した。 対してスペインは前節のセルビア代表戦を3-0で完勝し3連勝を達成した。すでにプレーオフ進出を決めている中、首位通過を目指して敵地へ乗り込んだ。この試合ではモラタ、ペドリ、ニコ・ウィリアムズらがベンチスタートとなり、前線はアジョセ・ペレスの1トップにオヤルサバル、ダニ・オルモ、バエナが2列目に並んだ。 立ち上がりにはホイビュアがミドルシュートを放つなど、ホームの大歓声を後押しにデンマークが良い入りを見せた。しかし、時間の経過とともに地力で勝るスペインが押し返していく。 12分にはペドロ・ポロのスルーパスに反応したアジョセ・ペレスがボックス右に抜け出して右足シュートを放つが、これは惜しくもポストを叩く。しかし、直後の15分にはボックス手前でのメリーノのパスカットからショートカウンターに持ち込むと、ボックス右でアジョセ・ペレスがワンタッチで折り返したボールをゴール前で足元に収めたオヤルサバルが右足で流し込んだ。 相手のミスを突いて先手を奪ったラ・ロハは以降もボールの主導権を握りながらゲームをコントロール。攻撃の回数は多くないものの、時おり見せるサイドバックの攻撃参加を活かした厚みのある仕掛けからアジョセ・ペレス、ダニ・オルモらが際どい場面を創出。2点目に迫る。 一方、前半のうちに追いつきたいデンマークは、カウンターやシンプルなクロス、制空権を握るセットプレーでチャンスを窺ったが、最後の精度を欠いて枠内シュート0本で試合を折り返した。 後半も試合展開に大きな変化はなし。勢いを持って入ったものの、デンマークがなかなか攻撃の糸口を見いだせずにいるなか、スペインがファーストチャンスをゴールに結びつける。 58分、中盤でボールを動かしながらスビメンディ、ダニ・オルモの縦パス2本でアジョセ・ペレスがボックス中央に抜け出すと、GKシュマイケルのポジションを見極めて丁寧な左足シュートをゴール右隅へ流し込んだ。 これで勝利に大きく近づいたスペインだったが続けざまにアクシデント発生。相手との接触で足を痛めたバエナ、鼠径部を痛めたスビメンディがプレー続行不可能となり、ファビアン・ルイス、A代表デビューのカサドらがピッチに送り出される。 一方、後半に入って決定機はおろかシュートもない難しい戦いを強いられたデンマークだったが、78分に途中出場のイサクセンが右ポスト直撃の決定的なシュートでゴールへ迫ると、84分にはファビアン・ルイスからGKラヤへの軽率なバックパスを見事にかっさらったイサクセンのゴールでようやく1点を返した。 最少得点差で迎えた後半終盤はカードが飛び交う激しい展開となり、後半アディショナルタイムにはホームチームが迫力のあるパワープレーでゴールに迫ったが、2点目を奪うことはできず。 これで4連勝のスペインは最終節を前に首位通過を決定。新体制初陣で敗れたデンマークだが、3位のセルビアと2ポイント差の2位で最終節の直接対決を迎えることになった。 デンマーク代表 1-2 スペイン代表 【デンマーク】 イサクセン(後39) 【スペイン】 ミケル・オヤルサバル(前15) アジョセ・ペレス(後13) 2024.11.16 06:44 Sat
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スペイン代表26名発表…バルセロナの21歳カサドら3名初招集、頭部負傷モラタが選出の一方でクバルシは選外に【UEFAネーションズリーグ】

スペインサッカー連盟(RFEF)がスペイン代表メンバー26名を発表した。 11月のスペイン代表は、15日にUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・グループ第5節でデンマーク代表戦(A)、18日に第6節でスイス代表戦(H)を戦う。 初招集は、アスレティック・ビルバオの24歳センターバックであるパレデス、バルセロナの21歳MFカサド。今夏チェルシー行きに迫っていたポルトの20歳FWオモロディオン。 チームリーダーのモラタは、所属するミランで練習中に頭部を負傷。少なくとも9日のカリアリ戦を欠場することが確実だが、メンバー26名に名を連ねている。一方で、直近の試合で顔面を10針縫うケガを負ったDFパウ・クバルシ(バルセロナ)は選外となっている。 そのほか、先月の代表ウィークをケガで回避したオルモ(バルセロナ)が2カ月ぶりに復帰している。 <h3>◆スペイン代表メンバー26名</h3> GK ダビド・ラヤ(アーセナル) ロベルト・サンチェス(チェルシー) アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ) DF オスカル・ミンゲサ(セルタ) ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ) アイトール・パレデス(アスレティック・ビルバオ) アイメリク・ラポルテ(アル・ナスル) パウ・トーレス(アストン・ビラ) ペドロ・ポロ(トッテナム) マルク・ククレジャ(チェルシー) アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン) MF ミケル・メリーノ(アーセナル) ファビアン・ルイス(PSG) マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) マルク・カサド(バルセロナ) ペドリ(バルセロナ) ダニ・オルモ(バルセロナ) アレックス・バエナ(ビジャレアル) FW ラミン・ヤマル(バルセロナ) ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) アルバロ・モラタ(ミラン) ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) ジェレミ・ピノ(ビジャレアル) アジョセ・ペレス(ビジャレアル) ブライアン・サラゴサ(オサスナ) サム・オモロディオン(ポルト) 2024.11.08 20:12 Fri
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「求めていた継続性がある」負傷なく今季過ごすペドリ、幾度もの試練経て「自分に合うものを見つけた」

スペイン代表MFペドリ(バルセロナ)がコンディション維持について語った。スペイン『マルカ』が伝えた。 11月のUEFAネーションズリーグを戦うスペイン代表にも招集され、15日に行われたリーグAグループ4第5節のデンマーク代表戦に途中出場したペドリ。チームは2-1の勝利を収め、グループ首位通過を決めた。 18日にはスイス代表をホームに迎えるグループ最終節。会場はセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)を戦うテネリフェの本拠地エスタディオ・エリオドロ・ロドリゲス・ロペスとなっている。 カナリア諸島・テネリフェ出身のペドリにとっては故郷での代表戦。前日会見に出席し、「カナリア諸島出身の3人にとって、この試合は特別なものだ」とコメントした。 一方、負傷離脱が散見されるペドリだが、今シーズンはケガなく過ごし、バルセロナでも好調のチームを支えている状況。自身の身体に向き合い続けた結果だと述べている。 「身体的に自分に合うものを見つけたし、継続性もある。今シーズンは良いスタートが切れたし、この調子が続くことを願っている」 「たくさんの試合があるけど、何よりも自分の身体を見つめることだ。手がかりを見つけるためにね。僕は自分に合うものを見つけたし、求めていた継続性がある」 2024.11.18 19:15 Mon
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ブライアン・ヒル&サラゴサの代表初ゴールなどでスイスとの打ち合いを制したスペインが5連勝!【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ4最終節のスペイン代表vsスイス代表が18日に行われ、3-2でスペインが勝利した。 前節のデンマーク代表戦でグループ首位通過を決めたスペインは、その試合からスタメンを全員変更。[4-2-3-1]の布陣にGKレミロ、最終ラインはミンゲサやクバルシ。ボランチにファビアン・ルイス、カサドを起用し、2列目はピノ、ペドリ、ニコ・ウィリアムズ。そして前線にはモラタが入った。 一方、未勝利でリーグB降格の決まったスイスは、ドローに終わった直近のセルビア代表戦からスタメンを5人変更。GKコベルやエンボロ、オカフォーらに代えてGKムボゴやゾーム、ウグリニッチらをスタメンで起用した。 立ち上がりから相手陣内でプレーするものの、なかなか決定機まで持ち込めずにいたスペインだったが、31分に最初の決定機が訪れる。ミンゲサのロングフィードに反応したモラタがボックス右からカットインするとR・ロドリゲスに後方から倒され、PKを獲得。 キッカーのペドリのシュートはGKムボゴがファインセーブに阻まれたが、相手DFの中途半端なクリアをボックス内のニコ・ウィリアムズが右足ボレーシュート。これも相手DFに当たったが、最後はゴールエリア右手前のピノがこぼれ球をゴールに突き刺した。 両チーム選手交代をして迎えた後半、先にチャンスを作ったのはスイス。49分、自陣からのロングパスに反応したモンテイロがDFパレデスとの走り合いを制してボックス右から侵入。フリーで右足を振り抜いたが、このシュートはわずかにゴール左に外れた。 同点のチャンスを逃したスイスだったが、63分に試合を振り出しに戻す。シエロのサイドチェンジを右サイドで受けたモンテイロがドリブルでボックス内まで侵入。強引に縦へ仕掛けると、ボックス右角度のないところから右足シュート。これがGKロベルト・サンチェスの股下を抜き、ネットに吸い込まれた。 追いつかれたスペインは、すぐに反撃。すると68分にボックス左から侵入したブライアン・ヒルのクロスは相手DFにカットされたが、素早い切り替えで再びボールを奪い返したブライアン・ヒルがボックス中央左からシュートをゴールに突き刺した。 ブライアン・ヒルの代表初ゴールで再びリードしたスペインは、直後にピノを下げてサラゴサを投入。すると71分、細かな切り替えしでボックス右深くまで侵入したサラゴサの折り返しをグリマルドがダイレクトで合わせたが、これはGKムボゴのセーブに阻まれた。 その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、スイスは83分にチャンス。右クロスがブロックされて浮いたボールに反応したシエロがクリアを試みたファビアン・ルイスに足を蹴られると、主審はPKを宣告。このPKをゼキリがゴール左に決めた。 このまま試合終了かと思われたが、スペインが試合終了間際に勝ち越す。90分、右サイドからドリブルで仕掛けたサラゴサがボックス右でシエロに倒されてPKを獲得。これをサラゴサがゴール左隅に決め、スペインが5連勝でグループステージを締めくくった。 スペイン 3-2 スイス 【スペイン】 ジェレミ・ピノ(前32) ブライアン・ヒル(後23) ブライアン・サラゴサ(後46)【PK】 【スイス】 ジョエル・モンテイロ(後18) アンディ・ゼキリ(後40)【PK】 2024.11.19 06:46 Tue

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