バーレーンに無得点敗戦…豪代表主力FWボイルが本音「創造力がない自分にがっかり」
2024.09.07 13:30 Sat
オーストラリア代表FWマーティン・ボイル
オーストラリア代表FWマーティン・ボイル(31)が、厳しい言葉を自らに向けた。豪『news.com.au』が伝えている。豪代表は5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第1節を戦い、ホームでバーレーン代表に0-1と敗戦。
前半から決定機に乏しく、0-0で迎えた77分に数的不利となると、89分にオウンゴールを献上。過去2回の最終予選から大陸間プレーオフに回ったなか、今回は黒星発進となった。
ボイルはスコットランド1部・ハイバーニアンに所属のウインガーで、今季9試合4得点5アシストと好調。豪代表では22年W杯こそケガによる落選も、主力であり、この日も先発した。
しかし、結果は前述のように敗戦。
「サッカーの基本に立ち帰り、1対1の状況を把握して、違いを生み出すべく頭を働かさないといけなかった。合流が遅れたことは言い訳にならないよ。よくあることだし、疲労回復のツールだって揃ってる…自分にがっかりだ」
「ともかく、次の試合はもっと良いパフォーマンスでなければ。僕を含めた全員が少しでも状態を上げなければいけない。上手くいけば勢いづくことも可能だと思う」
グラハム・アーノルド監督は10日のC組第2節・インドネシア代表戦(A)に向け、「時間がほとんどない。早く切り替える以外にない状況だ。この窮地に立ち向かわねばならない」と覚悟を滲ませ、チームとともに東南アジアへ飛んだ。
前半から決定機に乏しく、0-0で迎えた77分に数的不利となると、89分にオウンゴールを献上。過去2回の最終予選から大陸間プレーオフに回ったなか、今回は黒星発進となった。
しかし、結果は前述のように敗戦。
1失点よりも相手を崩せなかった無得点が問題視されるなか、ボイルは「僕は自らが創造力に乏しかったと言わざるを得ない。フレキシブルに動くいつもの活発な僕じゃなかった。何ひとつ上手くいかなかった」と肩を落とす。
「サッカーの基本に立ち帰り、1対1の状況を把握して、違いを生み出すべく頭を働かさないといけなかった。合流が遅れたことは言い訳にならないよ。よくあることだし、疲労回復のツールだって揃ってる…自分にがっかりだ」
「ともかく、次の試合はもっと良いパフォーマンスでなければ。僕を含めた全員が少しでも状態を上げなければいけない。上手くいけば勢いづくことも可能だと思う」
グラハム・アーノルド監督は10日のC組第2節・インドネシア代表戦(A)に向け、「時間がほとんどない。早く切り替える以外にない状況だ。この窮地に立ち向かわねばならない」と覚悟を滲ませ、チームとともに東南アジアへ飛んだ。
1
2
マーティン・ボイルの関連記事
オーストラリア代表の関連記事
W杯予選の関連記事
記事をさがす
|
マーティン・ボイルの人気記事ランキング
1
旗手怜央が今季リーグ10点目! 前田大然もフル出場のセルティックが優勝決定後のホームゲームで逆転勝利【スコティッシュ・プレミアシップ】
セルティックは10日、スコティッシュ・プレミアシップ第36節でハイバーニアンとのホームゲームに臨み、3-1で勝利した。なお、FW前田大然はフル出場、MF旗手怜央は80分までプレーした。 前節、レンジャーズとのオールドファームを1-1のドローで終えたセルティック。今節は優勝決定後初のセルティック・パークでハイバーニアンを迎え撃った。前田と旗手は引き続きスタメンを飾った。 立ち上がりから押し込む入りを見せたセルティックは旗手やイダーが積極的にボックス付近で足を振っていく。以降も旗手と前田の連携からイダーのチャンスを演出するなど上々の流れで進めていく。 しかし、25分にはロングボールで右サイドを攻略されると、ボックス内でのトラスティのクリアがブロックされてボイルに先制点を決められる。 まさかのビハインドを背負ったホームチームはここから攻勢を強め、旗手らがフィニッシュに繋げていく。そんななか、前半終盤の41分にはラルストンの背後へ蹴り込んだボールに対してイダーがうまくDFとGKを引き付ける形で連係ミスを誘発。ボックス内で完全にGKと入れ替わったキューンが無人のゴールへシュートを流し込む。 さらに、45分にはキューンのパスでボックス右に抜け出したイダーが冷静にシュートをゴールネットへ流し込み、瞬く間の連続ゴールによって前半のうちに試合を引っくり返した。 2-1のスコアで折り返したフープス。後半は冷静にゲームをコントロールしていく。 そんななか、58分には鮮やかな崩しから日本人MFにゴールが生まれた。左サイドからのクロスを相手GKがはじいたところをボックス付近で回収したセルティックは中央での細かいパス交換から、最後はマクレガーの丁寧なラストパスに反応した旗手が抑えの利いた右足ダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺し、今季リーグ戦ゴールを2桁の大台にのせた。 この旗手の3点目で完全に勝利を決定づけたセルティックは以降も果敢にゴールに迫りつつ、相手のカウンターを冷静に撥ね返していく。後半半ばを過ぎて主力がベンチに下がると、殊勲の旗手も80分にイダーとともにベンチへ下がった。 その後、得点王へゴールがほしい前田は最後まで積極的にゴールを狙ったが、チーム4点目を挙げることはできず。それでも、優勝決定後のホームゲームで逆転勝利を飾っている。 セルティック 3-1 ハイバーニアン 【セルティック】 ニコラス・キューン(前41) アダム・イダー(前45) 旗手怜央(後13) 【ハイバーニアン】 マーティン・ボイル(前25) 2025.05.11 01:43 Sun2
華麗なダイレクトパス交換から旗手怜央が鮮やかミドルでリーグ戦10点目! 4連覇凱旋試合で見事なゴール
セルティックの日本代表MF旗手怜央が今季のリーグ戦10点目を記録した。 10日、スコティッシュ・プレミアシップ第36節でセルティックはホームにハイバーニアンを迎えた。 4連覇を達成して最初のホームゲームとなったセルティック。旗手と前田大然は揃って先発出場を果たす。 試合はマーティン・ボイルのゴールデハイバーニアンが先制するも、セルティックはニコラス・キューン、アダム・イダーのゴールで前半のうちに逆転に成功。すると58分に旗手が見せる。 中盤でボールを持った旗手が縦パスを入れると、ここからセルティックの攻撃のスイッチが入ることに。ボックス内左からの前田のクロスはGKに対応されるも、ファーサイドでキューンがつなぎ、カラム・マクレガー、アルネ・イーグルスとダイレクトでパスを回すと、旗手もダイレクトシュート。これがゴール右に突き刺さり、セルティックが3点目を奪った。 華麗なるパス回しからの旗手のゴール。これでリーグ戦では10点目となり、2桁に到達。チャンピオンズリーグ(CL)でも1ゴールを決めており、今シーズンのゴール数は11点となった。 <span class="paragraph-title">【動画】華麗なダイレクトパス交換から最後は旗手怜央がダイレクトミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SJncFKqlNDk";var video_start = 223;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.11 16:45 Sunオーストラリア代表の人気記事ランキング
1
オーストラリア代表の新たなコーチ陣が決定…ポポヴィッチ新監督がJ1広島で共にプレーしたフォックス氏ら入閣
オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ新監督が新たなコーチ陣を任命。副官にもサンフレッチェ広島の元選手が加わった。 豪代表は、2026年北中米W杯アジア最終予選C組の2試合未勝利発進により、グラハム・アーノルド監督が辞任。後任には、前任と同じく現役時代にサンフレッチェ広島でプレーした経験を持つポポヴィッチ氏が据えられた。 フットボール・オーストラリア(サッカー連盟)は30日、ポポヴィッチ新監督が任命したコーチ陣の名簿を公表。これに伴い、前政権で副官を担った元マンチェスター・ユナイテッドのレネ・ミューレンスティーン氏、元豪代表DFのルーク・ウィルクシャー氏が退任した。 新たに選任されたのは、まずポール・オコン氏(52)。90年代後半のセリエA黄金期にラツィオとフィオレンティーナでプレーし、その他ミドルズブラやリーズ・ユナイテッドなどにも所属歴のある元豪代表DFだ。 続いてハイデン・フォックス氏(47)。こちらは1998〜2000年に広島でポポヴィッチ新監督とともにプレーし、広島からウェストハムへ移籍したという元豪代表DF。その他リーズやビーレフェルトなどでもプレー経験を持つ。 GKコーチにはフランク・ユリッチ氏(50)。現役時代にデュッセルドルフやレバークーゼン、ハノーファーでプレーし、豪代表GKとしては1996年の日本代表戦に出場した経験を持つ。 また、新たな分析官とメディカルコーチも選任され、指名したポポヴィッチ新監督は「これからの旅路に貢献できるスペシャリストを招聘できた。ダイナミックで競争力のあるオーストラリアンフットボールを育むべく、たゆまぬ努力を誓う」とコメントを寄せている。 豪代表は10月10日に最終予選C組第3節で中国代表戦(H)を戦い、そして15日の第4節、敵地・埼玉スタジアム2002で日本代表と戦う。 2024.09.30 15:53 Mon2
オーストラリア代表は主軸DF2枚が最終予選中に戻れず…全治1年見込みのサウターに指揮官「寄り添うことしかできない」
オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ監督が、重傷を負った同代表DFハリー・サウターについてコメントした。 豪代表の象徴的存在といえばサウター。198cmの巨漢センターバックとして空中戦はほぼ無敵、セットプレー時は相手の脅威となる。 しかし昨年末、所属するシェフィールド・ユナイテッドでの試合中にアキレス腱を断裂。24-25シーズン中の復帰はおろか、2025年をまるまる棒に振る可能性が高いとされる。 W杯アジア最終予選C組で停滞…もうひとりの主軸DFアレッサンドロ・チルカーティ(パルマ)も今季絶望という豪代表にとって、大打撃。 ポポヴィッチ監督はフットボール・オーストラリア(サッカー連盟)の公式インタビューで、替えが利かないコアの離脱に無念さを滲ませる。 「最終予選はどの試合も勝たねばならないという前提があり、私も試合を重ねるごとにそれを痛感した。準備期間がほとんどなく、ましてや次の『3月』が最も重要な局面だということは、今予選が始まる前から決まっている」 「ハリーには連絡をとったよ。イングランド2部首位のシェフィールドで非常に良いプレーを続けていたなかでのアキレス腱…かなり落ち込んでいた。今我々ができるのは、彼に寄り添い、回復を待つということだけなのだよ」 豪代表の最終予選次節は、3月20日の第7節・インドネシア代表戦(H)。勝ち点1差の2位vs3位直接対決であり、勝てば2位キープも、敗れれば3〜4位に転落することもあり得る局面だ。 インドネシア紙『BOLA』は対戦相手のサウター離脱について「我々からみて豪代表のセンターバック層が薄いとは言わないが、サウターの代役が務まるオールマイティな人材はいない」と、“豪代表は戦力ダウン”と位置付けている。 ◆最終予選C組 1位 日本 | 勝ち点16 | +20 2位 豪州 | 勝ち点7 | +1 —本大会出場権— 3位 インドネシア | 勝ち点6 | -3 4位 サウジアラビア | 勝ち点6 | -3 —プレーオフ進出— 5位 バーレーン | 勝ち点6 | -5 6位 中国 | 勝ち点6 | -10 ◆豪代表の残り4試合 3月20日 第7節 vsインドネシア(H) 3月25日 第8節 vs中国(A) 6月5日 第9節 vs日本(H) 6月10日 第10節 vsサウジアラビア(A) 2025.01.19 17:15 Sun3
W杯最終予選で日本と同組のオーストラリア代表に新たな負傷者…今夏欧州移籍の点取り屋も9月招集を回避か
オーストラリア代表に新たな負傷者が。豪『news.com.au』が伝えている。 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のスタートまで1カ月弱。 日本代表と同じグループCに入る豪代表は、9月5日の第1節でバーレーン代表、10日の第2節でインドネシア代表と対戦する。 そんななか、ベルギー1部首位のウェステルローに所属する同代表主力左サイドバック、DFジョーダン・ボス(21)がハムストリング負傷により、9月の招集が際どい状況に。 スコットランド1部のダンディー・ユナイテッドに所属する右サイドバック、DFライアン・ストレイン(27)もハムストリング負傷で全治3カ月。こちらは9〜10月の招集が非現実的だ。 両サイドバック揃っての9月回避が現実味を帯びるなか、ここに来て新進気鋭の点取り屋もハムストリングを負傷。FWアポストロス・スタマテロプーロス(25)だ。 スタマテロプーロスはその名の通りギリシャ系。去年の今頃は無名も、ニューカッスル・ジェッツに所属していた昨季のAリーグ・メンで25試合17得点を叩き出した。 この活躍により、6月に代表初招集・初キャップ。7月末にはスコットランド1部・マザーウェルへの移籍で欧州進出も果たし、3日の第1節でさっそく新天地デビューを飾っていた。 だが、初先発となった10日の第2節・レンジャーズ戦で前半途中に交代。ハムストリングを痛め、代表定着のために欧州へ向かった矢先、9月の招集が厳しくなってしまった格好だ。 2024.08.12 19:00 Mon4
豪代表の18歳イランクンダ、バイエルンでトップチーム帯同なるか…PSMの継続起用で存在感
バイエルンの新戦力、オーストラリア代表FWネストリ・イランクンダ(18)はトップチーム帯同か否か。豪『news.com.au』が伝える。 イランクンダは昨季まで豪州Aリーグ・メンのアデレード・ユナイテッドに所属。指宿洋史とのコンビが抜群で、昨季1年の間にプレーも精神面も向上する形でA代表入りを果たした。 そして、6月の初キャップと初得点を挟み、欧州上陸でバイエルンへ完全移籍。 選手登録こそ下部リーグのセカンドチームだが、プレシーズンマッチのトッテナム戦などで存在感を示し、その伸びしろにファンも首脳陣もうなる、と伝えられる。 無論、豪州国内では“A代表次期エース”のトップチーム帯同への期待が高く、『news.com.au』は「24-25シーズン最初の公式戦でメンバー入りする可能性が高まった」と論評。 観客動員減少を発端とする財政問題から人気低迷に歯止めのかからぬAリーグ。そこから見出された数少ない希望の1つが、イランクンダの台頭とバイエルンへのステップアップだ。 詰まるところ、トップチームに開幕から帯同するか否かは蓋を開けねばわからないが、どちらにせよ、9月に始まるW杯アジア最終予選では日本代表を含めた対戦国の脅威となりそう。 豪代表グラハム・アーノルド監督は先月、イランクンダの継続招集を念頭に、コーチ陣をドイツへ派遣し、定期的に現地でコミュニケーションをとっていく方針と明言している。 <span class="paragraph-title">【動画】オリーズがバイエルン合流! ノイアーらにご挨拶</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr"> Michael <a href="https://twitter.com/hashtag/Olise?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Olise</a> hat gestern seine neuen Teamkollegen kennengelernt und heute das erste mal trainiert. <br><br>Wir haben ihn begleitet! Hier geht's zum <a href="https://t.co/gu9fkT5Bgb">https://t.co/gu9fkT5Bgb</a><a href="https://twitter.com/hashtag/MiaSanMia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MiaSanMia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/FCBayern?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FCBayern</a> <a href="https://t.co/6R1pBDuMJv">pic.twitter.com/6R1pBDuMJv</a></p>— FC Bayern München (@FCBayern) <a href="https://twitter.com/FCBayern/status/1823751705164386383?ref_src=twsrc%5Etfw">August 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.16 13:20 Fri5