鎌田大地が先発でプレミアデビュー! 攻守に躍動感見せるもチームはブレントフォードに競り負ける【プレミアリーグ】
2024.08.19 00:11 Mon
鎌田大地がプレミアデビュー
2024-25シーズンのプレミアリーグ開幕節、ブレントフォードvsクリスタル・パレスが18日にGtechコミュニティ・スタジアムで行われ、ホームのブレントフォードが2-1で勝利した。パレスのMF鎌田大地は70分までプレーした。恩師グラスナーからのラブコールもあり、今夏ラツィオからパレスに新天地を求めた鎌田。プレシーズンから上々のパフォーマンスを見せてきたなか、ロンドン・ダービーとなった今シーズンの開幕戦では[3-4-2-1]の2シャドーの一角で起用され、早速プレミアデビューを飾った。
立ち上がりは長いボールも交えたブレントフォードの縦に速い攻撃に押し込まれたパレスだが、時間の経過と共に最前線のマテタのポストワークを起点に鎌田やエゼがボールを捌きながら前進。ミッチェルの左足ダイレクトボレーで際どい場面も作り出す。
以降は完全にボールの主導権を握ったパレスが内側と外側で出し入れしながらチャンスを窺う展開に。そのなかで20分には鎌田がアグレッシブなプレッシングでGKフレッケンのミスパスを誘発し好位置でのFK獲得に寄与。これを名手・エゼがグラウンダーのシュートで右隅を狙うが、わずかに枠を外れる。
さらに、パレスは26分にもボックス手前右で得たFKの場面で右ポストの内側を掠める見事な直接FKを決めるが、スーパーゴールかに思われたこのシーンは直前の競り合いの場面でのヒューズのファウルを取られて幻に。
一瞬の隙を突かれて先制を許したアウェイチームはすぐさま反撃の構えを見せるが、勢いづいたブレントフォードの出足に苦戦。再三引っくり返される場面が目立ち、何とか2失点目を防ぐのが精いっぱいという状況がしばらく続いた。前半終盤にはようやくペースを取り戻し、ハーフタイム直前には鎌田の裏抜けからマテタのシュートシーンを作ったが、先にオフサイドを取られた。
迎えた後半、足を痛めたマテタに代えてエドゥアールをハーフタイム明けに投入したパレス。立ち上がりから攻勢を仕掛けていくと、左CKのサインプレーから鎌田の丁寧な横パスに反応したウォートンが強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、ここはゴール前でDFにブロックされる。
それでも、57分には左サイド深くに侵攻したミッチェルの浮き球のクロスをファーに走り込んだムニョスが頭で折り返すと、これがゴール前のDFピノックのオウンゴールを誘発。幸先よく同点に追いついた。
これで勢いづいたアウェイチームは一気に攻勢を強める。59分にはエゼのスルーパスを起点に背後へ抜け出したエドゥアールがGKとの一対一を決め切るが、ここは微妙なオフサイドではゴールは認められず。
以降もパレスペースで試合が進むなか、65分にプレミアリーグ初のイエローカードをもらった鎌田は70分にアイェウとの交代でピッチを去る。決定機に絡むには至らずも、プレシーズンからの状態の良さを窺わせるデビュー戦となった。
ただ、その後試合は76分、ロングスローの流れから意表を突く攻撃参加を見せていたDFコリンズの反転シュートのこぼれ球に反応したウィサが抜け目なくタップインし、後半は守勢だったホームチームが勝ち越しゴールを奪った。
何とか開幕戦で勝ち点を持ち帰りたいイーグルスは試合終盤に後ろの枚数を削り、新戦力サールの投入などで攻勢を仕掛けたが、エゼの決定機がGKフレッケンのビッグセーブに阻まれるなど、最後まで2点目が遠かった。
この結果、鎌田がスタメンでデビューを飾ったパレスは今季開幕戦を黒星で終える形となった。
ブレントフォード 2-1 クリスタル・パレス
【ブレントフォード】
ブライアン・エンベウモ(前29)
ヨアン・ウィサ(後31)
【クリスタル・パレス】
オウンゴール(後12)
立ち上がりは長いボールも交えたブレントフォードの縦に速い攻撃に押し込まれたパレスだが、時間の経過と共に最前線のマテタのポストワークを起点に鎌田やエゼがボールを捌きながら前進。ミッチェルの左足ダイレクトボレーで際どい場面も作り出す。
さらに、パレスは26分にもボックス手前右で得たFKの場面で右ポストの内側を掠める見事な直接FKを決めるが、スーパーゴールかに思われたこのシーンは直前の競り合いの場面でのヒューズのファウルを取られて幻に。
すると、直後の29分には序盤から鋭いロングカウンターを幾度も繰り返していたブレントフォードが見事にその攻撃を完結させた。自陣右サイドでの細かいパス交換でプレスを回避。ヤネルト、ウィサと繋いで右サイドのスペースに飛び出したエンベウモがそのままボックス内に持ち込み、味方のニアへの動きをオトリにカットインから見事な左足シュートをゴール左隅へ突き刺した。
一瞬の隙を突かれて先制を許したアウェイチームはすぐさま反撃の構えを見せるが、勢いづいたブレントフォードの出足に苦戦。再三引っくり返される場面が目立ち、何とか2失点目を防ぐのが精いっぱいという状況がしばらく続いた。前半終盤にはようやくペースを取り戻し、ハーフタイム直前には鎌田の裏抜けからマテタのシュートシーンを作ったが、先にオフサイドを取られた。
迎えた後半、足を痛めたマテタに代えてエドゥアールをハーフタイム明けに投入したパレス。立ち上がりから攻勢を仕掛けていくと、左CKのサインプレーから鎌田の丁寧な横パスに反応したウォートンが強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、ここはゴール前でDFにブロックされる。
それでも、57分には左サイド深くに侵攻したミッチェルの浮き球のクロスをファーに走り込んだムニョスが頭で折り返すと、これがゴール前のDFピノックのオウンゴールを誘発。幸先よく同点に追いついた。
これで勢いづいたアウェイチームは一気に攻勢を強める。59分にはエゼのスルーパスを起点に背後へ抜け出したエドゥアールがGKとの一対一を決め切るが、ここは微妙なオフサイドではゴールは認められず。
以降もパレスペースで試合が進むなか、65分にプレミアリーグ初のイエローカードをもらった鎌田は70分にアイェウとの交代でピッチを去る。決定機に絡むには至らずも、プレシーズンからの状態の良さを窺わせるデビュー戦となった。
ただ、その後試合は76分、ロングスローの流れから意表を突く攻撃参加を見せていたDFコリンズの反転シュートのこぼれ球に反応したウィサが抜け目なくタップインし、後半は守勢だったホームチームが勝ち越しゴールを奪った。
何とか開幕戦で勝ち点を持ち帰りたいイーグルスは試合終盤に後ろの枚数を削り、新戦力サールの投入などで攻勢を仕掛けたが、エゼの決定機がGKフレッケンのビッグセーブに阻まれるなど、最後まで2点目が遠かった。
この結果、鎌田がスタメンでデビューを飾ったパレスは今季開幕戦を黒星で終える形となった。
ブレントフォード 2-1 クリスタル・パレス
【ブレントフォード】
ブライアン・エンベウモ(前29)
ヨアン・ウィサ(後31)
【クリスタル・パレス】
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クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地が、クラブのプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。クラブ公式『X』では、リヴァプール戦のプレーまとめ動画を公開。現地のサポーターたちが称賛している。 <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Just over three minutes of pure Daichi Kamada content <a href="https://t.co/t8Z3WxcYek">pic.twitter.com/t8Z3WxcYek</a></p>— Crystal Palace F.C. (@CPFC) <a href="https://twitter.com/CPFC/status/1972580655998423518?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 鎌田は、9月27日に行われたプレミアリーグ第6節のリヴァプール戦に、ダブルボランチの一角としてスタメン出場した。すると9分には鎌田のCKを起点にイスマイラ・サールがゴールネットを揺らす。その後も攻撃の起点となるパフォーマンスで、昨季のプレミアリーグ王者を相手に圧巻のプレーを見せて、チームも2ー1で勝利した。 この試合に関してクラブは、プレイヤー・オブ・ザ・マッチを選出するファン投票を実施。決勝点を奪ったエディ・エンケティア(得票率17.5%)、先制点のサール(同9.5%)を押さえて、鎌田が30.6%の得票率でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。 さらにクラブの公式『X』ではこの日の鎌田のプレー集を公開。すると現地のサポーターたちからは「今すぐ契約延長すべきだ」「ダイチ・カマタは我々の希望の光」「カマダがプレミアシップでの足場を固めて以来、彼は驚くべき存在となっています…誰の下で目立たずに活躍しています」「絶対的なGOAT。彼のような選手を長年待ちわびていたよ」「最初はこの日本人の獲得に懐疑的だった。今はそんな声はない」「確かに目立たない選手かもしれない。しかしチームにとって必要な存在だと知らしめている」「彼を起点に何度チャンスを作り出したことか」「彼は他の日本人のように守備でも突出している。彼のプレーは見ていて楽しいよ」など称賛の声が並んだ。 データサイト『Fotmob』によると、この日の鎌田は28本中21本のパスを通して成功率は75%を記録。ロングボールは6本中4本を成功させて成功率67%。地上戦のデュエルでは8回のトライで4回に勝利している。 2025.09.30 09:58 Tue2
鎌田大地の好パフォーマンスに海外メディアも「驚異的だ!」2ゴール関与に「好調のパレスにおいて中心人物」
【プレミアリーグ】ウェストハム 1-2 クリスタルパレス(日本時間9月20日/オリンピックスタジアム) <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%8E%8C%E7%94%B0%E5%A4%A7%E5%9C%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鎌田大地</a> がCKから<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%BF?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マテタ</a> の先制点を演出<br><br>プレミアリーグ第5節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%8F%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ウエストハム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a><br><br><a href="https://t.co/BS2OiLLdCh">https://t.co/BS2OiLLdCh</a> <a href="https://t.co/mcrpNsnnl9">pic.twitter.com/mcrpNsnnl9</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1969432963256631549?ref_src=twsrc%5Etfw">September 20, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地が、2ゴールに絡む活躍を見せてチームの勝利に貢献した。海外メディアが鎌田のパフォーマンスを高く評価している。 鎌田は現地時間9月20日、プレミアリーグ第5節のウェストハム戦で2シャドーの一角として先発出場した。すると37分には左CKのキッカーを務めてジャン=フィリップ・マテタのゴールを演出。68分にも相手2人を引きつけて有部されるも、こぼれ球を拾ったタイリック・ミッチェルがゴールを叩き込んだ。 この日の鎌田は、データサイト『Fotmob』によると29本中24本のパスを通して成功率は83%を記録。3回のドリブルを全て成功させている。 守備でも地上戦では11回中9回に勝利し、勝率82%。空中戦を含めても15回で11回に勝利するなど、球際で存在感を発揮した。 鎌田のパフォーマンスについて海外メディア『SPORTS DUNIA』は「素晴らしく、クリエイティブなパフォーマンスを見せた。あらゆる場面で活躍し、3つのチャンスクリエイト、デュエルを11回制するなど驚異的だ。ドリブルや連係プレーは見ていて楽しかった。特に印象的だったのは、タックルやインターセプトといった守備面での貢献度の高さ。彼は好調のパレスにおいて中心人物だった」と高く評価している。 2025.09.23 16:02 Tue3
クリスタル・パレスがコロンビア代表DFダニエル・ムニョスと2028年まで契約延長…タックル数、スプリト回数などリーグ上位の数字
クリスタル・パレスは18日、コロンビア代表DFダニエル・ムニョス(28)との契約延長を発表した。新契約は2028年夏までとなる。 ダニエル・ムニョスは、2024年1月にヘンクから完全移籍で加入。ここまで公式戦54試合で6ゴール10アシストを記録している。 右サイドハーフをメインに、今シーズンもプレミアリーグで31試合に出場し4ゴール5アシストを記録。公式戦でも38試合で6ゴール6アシストを記録していた。 また、今シーズンのプレミアリーグでは106回のタックルを記録しており、これはリーグのDFで最多。スプリント回数と走行距離もリーグトップクラスで、高い評価を得ている。 ムニョスは今回の契約延長に際してクラブを通じてコメントしている。 「初日からセルハースト・パークのフィールドでエネルギーを感じた。今ではここは僕のホームだ」 2025.04.18 22:20 Fri4
クリスタル・パレスアカデミー出身の元選手が34歳で逝去…服役、ポルノ男優転身の過去も
かつてクリスタル・パレスのアカデミーに所属していたオリバー・スペディング(享年34)が、死亡した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 スペディングはパレスのアカデミーに所属していたもののプロデビューは叶わず。その後は服役していた時期もあったという。 出所後は、塗装職人やデコレーターとして働くなか、クロイドンというアマチュアクラブでサッカーを続けていた。 その後、スペディングはポルノ業界に転身。ダミアン・オリバーという名前で活動していたが、過去のインタビューでは転身を後悔していると語ったこともあったようだ。 古巣のクロイドンは、試合前に1分間の黙とうを実施。スペディングの死に声明を発表している。 「オリバーは数期間にわたってクラブでプレーし、常にチームのために全力を尽くした。とても愛される人物だった」 「彼はクラブのみんなからとても惜しまれ、私たちはこの困難な時期に彼の家族と友人たちに思いを寄せています。オリー、安らかに。トラム(クラブでの愛称)はいつまでもトラムだ」 なお、スペディングの死は未だ明らかになっていない。 <span class="paragraph-title">【写真】亡くなったオリバー・スペディング氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CskA4lQIXYy/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CskA4lQIXYy/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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