日本代表DF中山雄太がハダースフィールド退団決定、ケガに泣き3月以降はプレーできないままチームは3部降格
2024.05.17 23:53 Fri
ケガに泣かされた2シーズンとなった中山雄太
来シーズンはEFLリーグ1(イングランド3部)に降格することが決定しているハダースフィールド・タウン。17日に、来シーズンに向けた選手の去就について発表され、日本代表DF中山雄太(27)の今シーズン限りでの退団が決定した。柏レイソルでキャリアをスタートさせた中山。2019年1月にオランダのズヴォレに完全移籍すると、センターバックやサイドバック、ボランチとして活躍。2022年7月にチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うハダースフィールドに完全移籍で加入した。
加入してすぐにポジションを掴んだ中山は、センターバックや左サイドバックとしてプレー。しかし、カタール・ワールドカップ(W杯)を前にした11月に試合中に負傷。アキレス腱断裂という重傷を負い、W杯だけでなくシーズンも棒に振る事となり、1年目は公式戦15試合で2ゴールに終わった。
迎えた2年目の今シーズンはシーズン途中から出番を獲得。しかし、今年に入ってからはメンバー外になることが多く、3月にヒザの内側側副じん帯を損傷すると、以降は試合に絡まないままチームは降格が決定していた。
契約も今シーズン限りだったこともあり、契約満了で退団。2シーズンで39試合2ゴール2アシストに終わり、ケガに泣いた2シーズンとなった。
加入してすぐにポジションを掴んだ中山は、センターバックや左サイドバックとしてプレー。しかし、カタール・ワールドカップ(W杯)を前にした11月に試合中に負傷。アキレス腱断裂という重傷を負い、W杯だけでなくシーズンも棒に振る事となり、1年目は公式戦15試合で2ゴールに終わった。
契約も今シーズン限りだったこともあり、契約満了で退団。2シーズンで39試合2ゴール2アシストに終わり、ケガに泣いた2シーズンとなった。
1
2
中山雄太の関連記事
ハダースフィールドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
中山雄太の人気記事ランキング
1
【J1注目プレビュー|第15節:町田vs京都】ともに悪い流れを断ち切りたい一戦、強度で上回るのは!?
【明治安田J1リーグ第15節】 2025年5月7日(水) 19:00キックオフ FC町田ゼルビア(9位/20pt) vs 京都サンガF.C.(4位/24pt) [町田GIONスタジアム] <h3>◆連敗ストップもまた敗戦、立ち直れるか【FC町田ゼルビア】</h3> 前々節はセレッソ大阪にアウェイで勝利を収め、連敗を「3」でストップした町田。しかし、3日に行われた鹿島アントラーズ戦ではアウェイで敗れ、連勝とはならなかった。 巻き返しに息巻いて臨んだ首位との対決は、力負けした印象。先制を許すと反撃できず、首位に完敗とも言える戦いとなった。 これで今季は6勝2分け6敗の五分に。今節負ければ黒星が先行する形となるが、ハードワークを厭わない相手にどう立ち回るかも重要となる。 この連戦中に、チームは来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の出場権を獲得。クラブとしてアジアに進出することとなる中で、こうした厳しい状況や過密日程でも戦えなければ通用しない。しっかりと結果を残していけるか。まずはホームで勝利を収めたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:谷晃生 DF:ドレシェヴィッチ、岡村大八、昌子源 MF:林幸多郎、前寛之、下田北斗、中山雄太 MF:藤尾翔太、相馬勇紀 FW:オ・セフン 監督:黒田剛 <h3>◆よもやの連敗、ここで止めたい【京都サンガF.C.】</h3> 首位に立った中でアウェイでガンバ大阪に敗れて転落となった京都だったが、前節はセレッソ大阪にも敗れて連敗。厳しい戦いとなってしまった。 特に前節は立ち上がりに2連続ゴールでリードを奪ったにも関わらず、前半のうちに追いつかれると、後半逆転を許すという展開に。ホームであってはならない敗戦に、メンタル面の影響が非常に気になるところだ。 この連敗をどう切り抜けていくか。1つポジティブな要素とすれば、エースのラファエル・エリアスが10分しかプレーしていないこと。コンディション的に問題はなく、この一戦での爆発を期待したい。 チームとしては厳しい連戦の中で、いかに強度を保っていくか。しっかりとアウェイで連敗を止めていきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:太田岳志 DF:須貝英大、宮本優太、鈴木義宜、佐藤響 MF:川﨑颯太、福岡慎平、米本拓司 FW:原大智、ラファエル・エリアス、松田天馬 監督:曺貴裁 2025.05.07 14:15 Wed2
神戸が復調の兆し見せる3連勝で上位争いに名乗り! オウンゴールで町田を下す…町田は連敗で上位争いから一歩後退【明治安田J1第11節】
20日、明治安田J1リーグ第11節のヴィッセル神戸vsFC町田ゼルビアがノエビアスタジアム神戸で行われた。 連勝中の神戸は直近のリーグ戦から3名を変更。マテウス・トゥーレル、汰木康也、エリキが外れ、扇原貴宏、大迫勇也、広瀬陸斗が入った。 対する町田は上位を目指す中で前節は浦和レッズに国立で敗戦。1人だけメンバーを入れ替え、西村拓真に代えて藤尾翔太が起用された。 3連勝で浮上したい神戸と、3試合ぶりの勝利を手にしたい町田の戦い。昨シーズンの上位対決となった試合は、7分、右CKから相馬勇紀がクロスを入れると、下田北斗がボックス内で左足ダイレクトボレー。しかし、これはわずかに右に外れ、町田は先制とならない。 すると9分には神戸がチャンス。左サイドのスペースに出されたパスを受けた広瀬がボックス左からクロス。これがドレシェビッチに当たってディフレクトすると、佐々木大樹がヘディングで合わせにいくが届かず。しかし、GK谷晃生がブラインドになり胸トラップの形になると、こぼれ球を大迫が豪快にシュート。これを谷は顔面でブロックしてゴールを許さない。 谷の治療のために試合が止まったものの無事にプレー復帰。その後も、神戸が攻め込んでいく中で町田は28分にチャンス。クリアボールが繋がると、ボックス手前で拾った相馬がスルーパス。走り込んだ藤尾が足を伸ばして押し込みにいくが、わずかに枠を外れる。 互いに攻める姿勢を見せる中でゴールが生まれないでいたが、前半アディショナルタイム1分には町田がビッグチャンス。左サイドからのクロスをファーサイドで岡村大八が頭で折り返すと、最後は藤尾がダイレクトボレー。しかし、本多勇喜がブロックして得点を許さない。 迎えた後半も立ち上がりから互いに攻撃を仕掛ける展開に。やや町田が押し込んでいく展開となるが、神戸もゴールを許さない。 すると62分に突然ゴールが生まれる。神戸がスムーズにボールを前に運んでいくと、右サイドで佐々木のマイナスのボールを井手口陽介がダイレクトクロス。これに岡村が無理に足を伸ばすと、当たったボールがゴールへと転がりオウンゴールで神戸が先制した。 神戸がラッキーな形で先制点を奪うと、その後も攻め込んでいくが、なかなかゴールを奪えず。対する町田は中山雄太が浮き球を遠目からダイレクトで狙うなどゴールに迫っていく。 神戸は77分に広瀬を下げて武藤嘉紀を起用。3試合ぶりの出場になると、その武藤は81分、浮き球のパスに対して抜け出すと、完全にフリーになった中ボックス内で浮き球のシュート。しかし、これはオフサイドでゴールは取り消された。 1点を追いかける町田は、仙頭啓矢、望月ヘンリー海輝、桑山侃士と選手を入れて同点を目指していくが、神戸の集中した守りが得点を許さない。 町田は最終盤まで神戸ゴールに迫っていくと、アディショナルタイム7分にはボックス右からの望月のクロスをニアでミッチェル・デュークが合わせられないも、背後にいた桑山がトラップからシュート。しかし、GK前川黛也が前に出てセーブし、大ピンチを防ぐ。 結局そのまま試合は終了。神戸がオウンゴールの1点を守り3連勝を達成。対する町田は連敗で、上位争いから一歩後退した。 ヴィッセル神戸 1-0 FC町田ゼルビア 【神戸】 オウンゴール(後17) 2025.04.20 16:02 Sun3
「とうとう顔出し!」「綺麗な奥様」結婚発表の堂安律が妻と顔出し2ショット! 妻の肩を抱く幸せぶりが大反響「お似合いすぎる!」
フライブルクの日本代表MF堂安律が2日、自身のインスタグラムでメッセージを投稿し結婚を発表。お相手について明かされていなかったが、その後に妻との2ショットを投稿して話題となっている。 堂安は2日、自身のインスタグラムを更新。「この度かねてよりお付き合いをさせていただいている方と結婚いたしましたことをご報告させていただきます」とし、自筆の署名が入ったメッセージを投稿していた。 これには久保建英や守田英正、南野拓実、中山雄太、田中碧、板倉滉、三笘薫、相馬勇紀、原口元気、町田浩樹、三好康児、菅原由勢、浅野拓磨、三竿健斗、武藤嘉紀など、日本代表でのチームメイトらから祝福のコメントが寄せられた。 そんな中、堂安は改めてインスタグラムを更新。妻の肩を抱く2ショットを投稿し、「沢山のお祝いメッセージありがとうございます!」と投稿していた。 これにはファンも驚き。「奥さん可愛い」、「ついに2ショットお披露目」、「お似合いすぎる!」、「とうとう顔出し!」、「綺麗な奥様」、「お嫁さん可愛すぎ」と絶賛のコメントが寄せられている。 堂安は今月行われる北中米ワールドカップ アジア2次予選に臨む日本代表にも選出。新婚として初の代表活動での活躍が期待される。 <span class="paragraph-title">【写真】結婚発表の堂安律が妻と顔出し2ショットが話題!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C7tPBgCPVI9/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C7tPBgCPVI9/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C7tPBgCPVI9/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">堂安律/Ritsu Doan(@doanritsu)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.06.02 21:57 Sun4
浦和戦後の黒田監督のPK発言について/六川亨の日本サッカーの歩み
J1リーグ第29節は首位の町田が後半アディショナルタイムに劇的な同点ゴールで浦和と引分けたため、FC東京を3-2で振り切った広島が同勝点(55)ながら得失点差で首位に浮上した。広島は、同一シーズン7連勝というクラブ新記録で勝点21を積み上げての首位奪取は驚異的と言うしかない。 9月28日には広島のホームで両雄が激突するが、それまでに広島は鹿島、横浜FMと一筋縄ではいかない相手が控えている。一方の町田も7試合未勝利とはいえ手堅いサッカーをする福岡と、3連勝で最下位を脱出した札幌は嫌な相手に違いないだろう。神戸も勝点3差に迫っているだけに、優勝争いはもちろん、残留争いからも目が離せない。 そんな第29節は国立競技場での町田対浦和戦を取材した。試合後の黒田剛監督は、町田にPKが与えられるシーンがあったとして審判のジャッジに異議を唱えた。「浦和の選手もPKだと言っていた」とも明かした。試合後の記者会見では何かと話題を提供する黒田監督だが、審判批判を聞いていて「意図的に話題を提供しているのではないか」と思うと同時に、1980年代前半の帝京高校の名将・古沼貞雄監督のコメントを思い出した。 当時の古沼監督は、試合後に記者に囲まれるとかなり饒舌だった。勝因を分析して話すだけでなく、反省点もしっかり把握して微細に話してくれた。高校選手権では、普段サッカーを取材したことのない新聞記者も当時は多かったため、懇切ていねいに説明してくれているのだと思っていた。 ところがある時、その真意を聞いてみると、「試合後の選手は興奮しているため反省点を指摘しても頭に入らない」そうだ。そして選手たちは試合翌日のスポーツ紙を、目を皿のようにして回し読みし、自分たちの活躍を確認するという。そこで古沼監督は、選手に言いたいことを新聞の紙面を通じて選手に伝えていたというわけだ。 どうやったら選手に言いたいことを効果的に伝えられるか。百戦錬磨のベテラン監督らしい手法であると感心したのを今でも覚えている。 そして黒田監督である。試合後のロッカールームでは怒っていたと中山雄太は話していたが、町田にPKが与えられなかったことに対して監督が異議を唱えることで選手の悔しい気持ちを代弁しようとしたのではないだろうか。選手は納得のいかないジャッジに対してクレームをつけることはできない。そんな不満をため込まないよう、黒田監督は自分があえて悪者になることで選手に気持ちの切り替えを促そうとしているのではと思った次第である。 日本人、外国人を問わず、疑問のジャッジに関して会見で質問しても、ほとんどの監督は「審判に関して特にコメントはない」と答えるのが常だ。判定が変わることはないし、審判を批判しても時間の無駄であることを理解しているからである。黒田監督もそれは百も承知していることだろう。それでもあえて疑問を呈するのは選手のため、チームのためを思っての発言だと感じた浦和戦後の会見だった。 文・六川亨 2024.09.03 11:30 Tue5
両CB負傷のアクシデント乗り越え町田が首位奪還! 藤本一輝の2ゴールなどで福岡に3発完封勝利【明治安田J1第30節】
14日、明治安田J1️リーグ第30節のアビスパ福岡vsFC町田ゼルビアがベスト電器スタジアムで行われ、アウェイの町田が0-3で勝利した。 8試合勝利なしと苦しむ9位福岡。0-2で敗れた前節のヴィッセル神戸戦からは4人入れ替え、欠場が続いたドウグラス・グローリが久々の先発。ウェリントンや金森健志、宮大樹もスタメンに名を連ねた。 対するは2試合連続ドローで首位陥落の町田。YBCルヴァンカップは準々決勝敗退となったなか、今節は藤尾翔太が出場停止。代表帰りの望月ヘンリー海輝もベンチスタートとなったが、中島裕希が9年ぶりのJ1スタメン。藤本一輝や林幸多郎も先発復帰した。 町田は立ち上がりからウェリントンとの接触プレーがあった日本代表DF中山雄太が負傷するアクシデント。ドレシェヴィッチが緊急出場する。 その後は拮抗しながらも、ホームチームが右サイドの紺野和也を軸にゴールに迫る展開。町田はなかなか崩すことができない。 ペースを握る福岡は24分、紺野の左CKから小田逸稀がニアでヘディング。わずかにゴール左に外れる。 すると、このプレーのなかで町田にさらなる悲劇が。接触のあった昌子源がピッチに倒れ込んだまま動けない状態となり、脳震とうで交代。代わりに望月が登場したが、町田は先発したセンターバックを2人とも欠く事態となった。 厳しい戦いを強いられる町田はすぐさまピンチ。松岡大起のヘディングシュートが右ポストに直撃し、続く攻撃はGK谷晃生が落ち着いて対応する。 その後も攻勢の福岡だったが、先制点は奪えず。一方の町田も11分取られた前半アディショナルタイムにナ・サンホ、オ・セフンが立て続けに枠内シュートを放つが、福岡GK村上昌謙がストップした。 ゴールレスで迎えた後半、町田がロングスローから先制。51分、ゴール前で混戦が生まれると、最後は藤本が蹴り込んだ。 さらに56分、町田が左サイドから崩すと、ポケットへ抜け出した藤本が中を見ながらシュート。田代雅也に当たったボールがゴールに吸い込まれ、リードを2点に広げた。 その後は、立て続けのゴールで余裕の生まれた町田がうまく福岡をいなすゲーム展開。すると69分、波状攻撃のなか、ボックス手前右でボールを持ったナ・サンホが切り返しから左足を一閃。勝負を決する3点目を手にした。 まず1点を返したい福岡は、シャハブ・ザヘディらを投入。ウェリントンとの2トップを組む[4-4-2]に形を変えると、ウェリントンが独力でシュートまで持ち込む。 後半アディショナルタイムジョク前には、ザヘディがスルーパスに抜け出してGKとの一対一に。かわして流し込んだが、オフサイドの判定で得点は認められない。 試合終了間際には再びザヘディのシュートが飛んだが、スコアは動かず試合終了。3試合ぶりの勝利を手にした町田が今節ドローの広島をかわし、首位を奪還した。 アビスパ福岡 0-3 FC町田ゼルビア 【町田】 藤本一輝(後6、後11) ナ・サンホ(後24) <span class="paragraph-title">【動画】ロングスローから先制!フィニッシュは2得点の藤本一輝</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>先制点は得意のロングスローから<br>\<br><br>こぼれ球への意識はリーグ屈指<br>中島裕希のアシストに <a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%97%A4%E6%9C%AC%E4%B8%80%E8%BC%9D?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#藤本一輝</a> !<br><br>明治安田J1リーグ第30節<br>福岡×町田<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> でライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#福岡町田</a> <a href="https://t.co/KKs6JNDocb">pic.twitter.com/KKs6JNDocb</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1834905516155212068?ref_src=twsrc%5Etfw">September 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.14 20:11 Satハダースフィールドの人気記事ランキング
1
チェルシーMFアンジョリンがハダースフィールドに再レンタル!
チェルシーは22日、U-20イングランド代表MFファウスティーノ・アンジョリン(20)がチャンピオンシップ(イングランド2部)のハダースフィールド・タウンへレンタル移籍することを発表した。レンタル期間は今シーズン終了までとなる。 ナイジェリアにルーツを持つアンジョリンはイングランド出身で7歳の頃にチェルシーの下部組織に入団。2019年9月にはEFLカップのグリムズビー・タウン戦でトップチームデビューした。2020年には3月にプレミアリーグ、12月にチャンピオンズリーグデビューも飾り、トップチームではここまで5試合に出場している。 昨夏にはロコモティフ・モスクワに買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で加入。いきなり背番号10を与えられるなど大きな期待を背負った攻撃的MFだが、公式戦9試合(先発3試合)1ゴールと思うような結果を残すことはできずにいた。 これを受け、今年1月末にはロコモティフ・モスクワとのレンタル契約を早期解消し、レンタル先をハダースフィールドに変更。その新天地では公式戦8試合に出場し、1ゴールの数字を残していた。 その半年間の活躍によってハダースフィールドの評価を得た20歳MFは、レンタル期間延長という形で新シーズンもチャンピオンシップのチームでプレーすることになった。 2022.07.22 21:42 Fri2
日本代表DF中山雄太が英2部のハダースフィールドに完全移籍! 2年契約で背番号は「33」
チャンピオンシップ(イングランド2部)のハダースフィールド・タウンは15日、日本代表DF中山雄太(25)を完全移籍で獲得した。 中山は2024年6月30日までの2年契約を結んだ。背番号は「33」となる。 柏レイソルの下部組織で育った中山は、2019年1月にズヴォレへと完全移籍した。 ここまで公式戦84試合に出場し6ゴール4アシストを記録。2021-22シーズンはセンターバックをメインに、エールディビジで29試合に出場し1ゴール2アシストを記録していたが、チームは降格の憂き目に遭っていた。 日本代表としても16試合に出場している中山は、今秋のカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー入りも期待されているが、降格したことでズヴォレからの退団が確定的となり、移籍先を探していた。 ハダースフィールドは、2017-18シーズンに初のプレミアリーグに昇格。1年は残留したものの、2018-19シーズンに最下位で降格。2021-22シーズンはチャンピオンシップで3位になっていたが、プレーオフでノッティンガム・フォレストに敗れて昇格を逃していた。 <span class="paragraph-title">【写真】ハダースフィールドが中山雄太の到着を発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">3 of 3 announced<a href="https://twitter.com/hashtag/htafc?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#htafc</a> | <a href="https://twitter.com/UmbroUK?ref_src=twsrc%5Etfw">@UmbroUK</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/TerrierSpirit?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#TerrierSpirit</a></p>— Huddersfield Town (@htafc) <a href="https://twitter.com/htafc/status/1547959493345980419?ref_src=twsrc%5Etfw">July 15, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】新天地の3種類のユニフォームを身に纏った中山雄太</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">ようこそ、ハダースフィールド・タウンへ<a href="https://twitter.com/hashtag/htafc?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#htafc</a> | <a href="https://twitter.com/Nkymyt?ref_src=twsrc%5Etfw">@Nkymyt</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/TerrierSpirit?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#TerrierSpirit</a> <a href="https://t.co/q8EuFYVRQI">pic.twitter.com/q8EuFYVRQI</a></p>— Huddersfield Town (@htafc) <a href="https://twitter.com/htafc/status/1547970493621231619?ref_src=twsrc%5Etfw">July 15, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.07.16 00:12 Sat3
中山雄太の所属するハダースフィールドを北米のグループ会社が買収
日本代表DF中山雄太が所属するチャンピオンシップ(イングランド2部)のハダースフィールド・タウンは23日、ディーン・ホイル氏の経営する『Pure Sports Consultancy』が株式の100%取得し、北米グループ会社に売却したことを発表した。 2009年から11年間に渡ってハダースフィールドの会長を務めたホイル氏は、2020年にフィル・ホジキンソン氏へクラブを売却。しかし、2021年に新型コロナウイルスの影響で財政難となったホジキンソン氏に資金提供する形で会長職に復帰したが、2022年に健康上の理由で会長職を退任した。 クラブによれば、ハダースフィールドの株式の25%を保有していたホイル氏は、23日に残りの75%を株式を取得する取引を完了させ、同クラブの株式を100%保有することとなった。 そして、ホイル氏は同日にハダースフィールド株式100%の売却について、北米のグループと契約を交わしたとのことだ。なお、買収先の情報について北米のグループとしか明かしておらず、「法律上およびガバナンス上の手続き」が完了した後に詳細な情報が提供すると付け加えている。 この買収は、昨シーズンのプレーオフ決勝に進出したにもかかわらず、今季のチャンピオンシップで苦戦を強いられているクラブの状況を打破するために行われたものだという。 ニール・ウォーノック監督が率いるハダースフィールドは、ここまでチャンピオンシップで9勝9分け20敗の22位と低迷。残留圏の20位カーディフとは3pt差となっている。 2023.03.24 01:30 Fri4
元チェルシーのイザイア・ブラウンが26歳で現役引退…2度のアキレス腱手術などケガに苦しんだキャリア
チェルシーやブライトンでプレーしたイングランド人FWイザイア・ブラウン(26)が現役引退を発表した。 ブラウンは、2021年夏にチェルシーからチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストン・ノースエンドに完全移籍。しかし、同クラブではアキレス腱断裂の重傷で一度もプレー機会がなく、昨シーズン限りで契約満了となっていた。 以降はフリーの状態が続いていた26歳だが、ヒザ前十字じん帯、アキレス腱断裂など様々なケガの影響を理由にスパイクを脱ぐ決断を下した。 「いつかこれを書かなければならないとは思っていたけど、こんなに早くその日が来るとは思ってもみなかった」 「2度のアキレス腱の手術から長い年月を経て、プロフットボーラーから引退しなければならなくなったことは、とても悲しく、重い心境だよ」 「歩けるようになると、いつも足元にサッカーボールがあった」 「それが僕であり、僕の幸せな居場所だった。ほとんどの人が生きる機会を得られないような夢を生きており、常に永遠の感謝を抱いている」 「大好きなスポーツをプレーできることは、自分の人生に多くの幸せな時間をもたらしてくれた。また、家族や友人の愛とサポートがなければ乗り越えられなかったであろう、多くの困難もあった」 「4歳のときから母と祖父が僕のために払ってくれた犠牲のおかげで、僕がずっと憧れていた人生を送ることができたんだ。ピーターバラからウェストブロムまで、週に3、4回、放課後に車を走らせ、トレーニングや試合に連れて行ってくれたことは、一生感謝し続けるだろうね」 「母は、僕の生涯で1度しか試合を見なかったと思う。身近な人たちの愛とサポートがあれば、どれだけのことができるかを示しているんだ」 「自分が作った思い出は常に覚えているよ。この思い出は、永遠に僕の中に残るだろう。チェルシー戦でベンチ入りすると言われたときから、16歳のときにウェストブロムでウィガン戦にデビューしたことまでね」 「幼い頃に憧れていたチェルシーでデビューすることができた。そして、ウェンブリーでハダースフィールドと一緒にプレミアリーグに昇格したことも忘れられない。あれは、僕の人生の中で最も幸せで偉大な瞬間の1つだよ」 「フットボールは僕を人間として定義しない。僕は父親であり、息子であり、兄弟であり、友人であり、フットボールが終わった後もそれは変わらないよ」 「僕は自分の夢と永遠に残る思い出を生きてきた。これまでプレーしたすべてのクラブに、僕を信じ、大好きなゲームをプレーするチャンスを与えてくれた皆さんに本当に感謝しています」 「最後に、僕を応援し、名前を歌ってくれたファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。その言葉ほど嬉しいものはない。皆さんの幸せと愛を願っています」 WBAでプロデビューを飾ったブラウンは、2013年にチェルシーに完全移籍で加入。2014-15シーズンには同クラブでプレミアデビューを果たすも、以降はフィテッセ、ロザラム、ハダースフィールド、ブライトン、リーズ、ルートン・タウン、シェフィールド・ウェンズデーと毎シーズンのようにレンタル先を変えていた。 セカンドトップを主戦場に2列目の複数ポジションをこなす多才なアタッカーは、チェルシーのユース時代に多くのタイトルを獲得したほか、イングランドの世代別代表では2014年のU-17欧州選手権の優勝に貢献。また、ハダースフィールドでは公式戦21試合に出場し5ゴールを挙げ、同クラブのプレミアリーグ昇格に貢献していた。 2023.04.07 00:34 Fri5