2部降格のシャルケ、スタンブリやオチプカ、ムスタフィら10選手の退団を発表

2021.05.21 06:00 Fri
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30年ぶりに2部降格の決まったシャルケは20日、10選手の退団を発表した。

今シーズン限りで退団が発表された選手は、MFバンジャマン・スタンブリやMFアレッサンドロ・シェプフ、DFバスティアン・オチプカ、DFシュコドラン・ムスタフィら主力を始め、“問題児”のMFナビル・ベンタレブ、FWシュテフェン・スクルツィブスキ、DFウィリアム、FWゴンサロ・パシエンシア、GKフレデリック・レノウ、DFキリアン・ルーデヴィヒの10名となっている。
クラブの発表によれば、スタンブリとオチプカはクラブが2部に降格した場合に退団できる契約条項を行使したとのこと。また、ベンタレブ、ムスタフィ、シェプフ、スクルツィブスキは今季限りで契約が満了。

そのほかのウィリアム、パシエンシア、レノウ、ルーデヴィヒはレンタルバックで保有元であるそれぞれのクラブへ戻るとのことだ。

1年でのブンデスリーガ復帰で意気込むシャルケだが、主力を含む多くの選手が退団。すでに来季に向けてFWシモン・テローデ(33)を獲得しているがどのようなスカッドを用意するのか、補強にも注目が集まる。

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シティのコソボ代表GKムリッチがバロテッリ加入のトルコクラブへレンタル!

トルコのアダナ・デミルスポルは5日、マンチェスター・シティからコソボ代表GKアリジャネ・ムリッチ(22)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 ムリッチはグラスホッパーの下部組織出身で、2015年3月にシティのアカデミーに加入。2018年7月にトップチームへ昇格すると、これまでシティの選手としては公式戦5試合に出場している。 その一方で、これまでNACブレダ、ノッティンガム・フォレスト、ジローナ、ヴィレムIIと国内外のクラブへのレンタル移籍を経験。昨シーズンは前半戦を過ごしたジローナで公式戦6試合、後半戦を過ごしたヴィレムIIで14試合に出場していた。 また、2018年11月からプレーするコソボ代表ではここまで16試合に出場している。 なお、新天地であるアダナ・デミルスポルは、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリやモロッコ代表MFユネス・ベルアンダ、元シャルケのフランス人DFバンジャマン・スタンブリ、元アルゼンチン代表MFルーカス・カストロらを今夏に補強している。 2021.08.06 13:53 Fri

シャルケ退団のスタンブリがバロテッリ加入で話題のアダナ・デミルスポルに加入!

トルコのアダナ・デミルスポルは26日、シャルケを退団したフランス人DFバンジャマン・スタンブリ(30)の加入を発表した。契約期間は2023年6月30日までの2年となる。 スタンブリは2010年にモンペリエでプロデビュー後、トッテナム、パリ・サンジェルマン(PSG)を渡り歩き、2016年からシャルケでプレー。守備的MFや右サイドバック、センターバックと複数のポジションをカバーする守備のマルチロールとして公式戦133試合に出場していた。 シャルケとの現行契約は2023年までとなっていたが、クラブの2部降格に伴う契約解除条項を行使する形で今夏に退団を選択していた。 今夏の去就に関しては古巣モンペリエへの復帰の可能性が取り沙汰されていたが、クラブの財政難という事情もあり交渉はまとまらず。 そして、新天地は元イタリア代表FWマリオ・バロテッリやモンペリエの元同僚であるモロッコ代表MFユネス・ベルアンダを今夏に獲得していたアダナ・デミルスポルとなった。 2021.07.26 19:49 Mon

シャルケDFスタンブリが2023年まで契約延長 「全力を尽くす」

シャルケが4日、フランス人DFバンジャマン・スタンブリ(29)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2023年まで。今季限りで満了する契約を新たに3年延長した形となる。 スタンブリは2010年にモンペリエでプロデビュー後、トッテナム、パリ・サンジェルマン(PSG)を渡り歩き、2016年からシャルケに加わると、公式戦106試合に出場。今季もDFリーダーとしての働きが期待されたが、ブンデスリーガ開幕から全試合出場が続くなかで、第9節のドルトムント戦で負った右足骨折の影響で全休を強いられた。 来季の完全復活が期待されるスタンブリはクラブとの契約延長に際して、「これからもシャルケでプレーできるのがすごく嬉しい。僕がどれだけクラブ、特にファンを大事にしているかは周知の通りだ。良いシーズンにするために全力を尽くす」とコメントしている。 2020.08.05 13:45 Wed

シャルケに暗雲…トルコ代表DFカバクが腰椎の横突起骨折により最大12週間の離脱に

シャルケは4日、トルコ代表DFオザン・カバクが腰椎の横突起骨折により9~12週間離脱することを発表した。 カバクは、2月29日に行われたブンデスリーガ第24節のケルン戦(0-3で敗戦)に先発出場したが、25分にコルドバと競り合った際に着地に失敗し腰を負傷。そのまま、ジャン=クレール・トディボと交代していた。 そして4日に行われたCATスキャン検査の結果、今回の負傷が明らかに。シャルケは公式サイトで「カバクは9~12週間の離脱となり、今シーズン中に復帰することはないだろう」と、声明を発表した。 なお、シャルケでは、3日に主将のMFオマール・マスカレルが内転筋の負傷によって残りシーズンの全休が発表されたばかり。また、カバクの本職であるセンターバックでは、DFサリフ・サネとDFバンジャマン・スタンブリがともに長期離脱となっており、最終ラインに負傷者が続出している。 2020.03.05 00:05 Thu

シャルケに痛手…DFリーダーのスタンブリが右足骨折で年内復帰は困難か

シャルケは28日、フランス人DFバンジャマン・スタンブリが右足足根骨の骨折と診断されたことを発表した。 スタンブリは26日に行われたブンデスリーガ第9節、ドルトムントとのレヴィア・ダービーにフル出場。だが、同試合中のDFアクラフ・ハキミとの接触プレーの場面で右足に骨折を負っていたことが判明した。 シャルケは同選手の離脱期間に関して、年末までの復帰を目指すと伝えているが、状態次第ではウィンターブレーク明けまでに復帰がずれ込む可能性もあるようだ。 今シーズン、センターバックのレギュラーを担うスタンブリは、ここまでのリーグ戦全9試合に出場。フィールドプレーヤーにおいてはリーダー的な役割も担っている。 2019.10.29 13:15 Tue

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ドイツ2部の得点記録を持つシャルケFWテローデが現役引退…2部で310試合177ゴール

シャルケは9日、ドイツ人FWシモン・テローデ(36)が現役引退することを発表した。 テローデはクラブを通じて引退を発表。現役引退決断に際し、感謝のコメントを残した。 「プロサッカー選手として16年間を過ごした今、僕の人生の新たな段階が始ま流。今が現役生活に終止符を打つ時だと感じた」 「チームメイト、コーチ、責任者、スタッフ、従業員、ファンなど、すべての人に感謝したいと思う。シャルケは僕にとって特別なクラブであり、これからもそうであり続けるだろう」 テローデは、デュイスブルクでプロキャリアをスタート。デュッセルドルフやケルン、ウニオン・ベルリン、ボーフム、シュツットガルト、ハンブルガーSVでプレー。2021年7月からシャルケでプレーしていた。 最も試合に出場したのはシャルケ。公式戦94試合で40ゴール10アシストを記録。今シーズンも2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で27試合に出場し5ゴール4アシストを記録している。 ここまでのキャリアを通じては、2.ブンデスリーガで310試合177ゴール47アシストを記録。177ゴールはドイツ2部の記録となっている。また、ブンデスリーガでは90試合15ゴール3アシストを記録した。 2024.05.09 22:40 Thu

デュッセルドルフ田中碧が復帰戦でゴール! 途中出場からわずか4分でネット揺らす

デュッセルドルフMF田中碧が復帰戦でゴールだ。 デュッセルドルフは27日の2.ブンデスリーガ第31節でシャルケとのアウェイ戦。アペルカンプ真大が先発するなか、虫垂炎の手術で離脱が続いた田中もベンチ入りした。 シャルケが55分にスコアを動かしたなか、63分からピッチに入った田中は67分に右CKからの味方シュートが左ポストを叩くと、ゴール前のこぼれ球をヘッドで押し込んだ。 25歳MFの今季リーグ戦7ゴール目、公式戦8ゴール目となる一発で追いついたデュッセルドルフだが、勝ち越しには至らず、1-1のドロー。リーグ戦連勝は「6」で止まった。 なお、順位は3位のまま変わらず。ブンデスリーガ自動昇格圏の2位とも5ポイント差のままとなっている。 <span class="paragraph-title">【動画】田中碧が復帰戦でゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="jAkvRdbDB0k";var video_start = 26;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script 2024.04.28 10:20 Sun

シャルケから期限付き移籍中、上月壮一郎がポーランドで初ゴール!ポドルスキも愛嬌たっぷりに祝福

グールニク・ザブジェのMF上月壮一郎が加入後初ゴールをマークした。 上月は今年1月、シャルケからの買い取りオプション付きレンタル移籍でグールニク・ザブジェへ加入。ポーランドでのプレーを選択した。 16日に行われたエクストラクラサ(ポーランド1部)第25節、ルフ・ホジューフ戦では1点リードの後半頭から途中出場し、81分には結果を残した。 中盤右サイドで相手の縦パスを引っ掛けた上月は、こぼれ球を拾ってハーフウェーライン付近からドリブル開始。前がかりとなっていた相手が作った膨大なスペースを突き、ボックス右まで侵入すると、切り返しての左足シュートをニア右隅へと流し込んだ。 新天地での6試合目にして生まれた上月の初ゴールを、チームメイトのルーカス・ポドルスキも愛嬌たっぷりに祝福。グールニク・ザブジェは86分に失点を喫したが、2-1で逃げ切り勝ち。上月の1点は大きな意味を持つこととなった。 上月は京都サンガF.C.の育成組織出身で、ドイツ下部リーグでの活躍が目に留まり、シャルケへ加入。ブンデスリーガでもゴールをマークしていた。 2部に降格した今季は出場機会が限られる中で、新天地への移籍を決断。再びの成り上がりが期待される。 <span class="paragraph-title">【動画】上月壮一郎が長いドリブルから自らゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XTycP70KJ60";var video_start = 194;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.17 17:45 Sun

内田篤人氏も引退発表の岡崎慎司に労い、あえての写真選びにファンも反応「エモい」「うっちーもこういう写真撮るのね」

元日本代表DFの内田篤人氏も今シーズン限りでの現役引退を発表したシント=トロイデンの元日本代表FW岡崎慎司を労っている。 26日、シント=トロイデンと岡崎は今シーズン限りでの現役引退を発表。日本代表として119試合に出場し歴代3位の50ゴールを記録したストライカーがスパイクを脱ぐ決断をした。 その岡崎と内田氏は日本代表で長く共闘。2010年と2014年のワールドカップなど多くの試合を共に戦ったほか、2人とも欧州でも活躍。内田氏が主にシャルケで活躍したブンデスリーガでは、岡崎もシュトゥットガルトとマインツで活躍し、鎬を削っていた。 岡崎の引退発表には多くの選手やクラブから労いの言葉が寄せられているなか、内田氏も27日に自身の公式X(旧ツイッター)を更新。「お疲れさまでした 最後まで #岡ちゃん #岡崎慎司」の言葉を綴った。 内田氏は、日本代表のチームバスで岡崎と隣に座っていた時の2ショットを投稿。岡崎はイヤホンをしながらカメラとは全く別の方向を向いている一方で、内田氏は軽く舌を出してシャッターを切っており、ちょっとした“隠し撮り”のようになっている。 貴重なショットにはファンも「エモい」、「いい写真」、「うっちーもこういう写真撮るのね←」、「ぜひFootball Timeに出てほしいです!」と喜びの声をあげている。 内田氏があえて選んだであろうこの1枚。岡崎と築き上げてきた関係性があるからこそのチョイスなのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】内田篤人氏があえて選んだ岡崎との1枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">お疲れさまでした最後まで<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B2%A1%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#岡ちゃん</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B2%A1%E5%B4%8E%E6%85%8E%E5%8F%B8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#岡崎慎司</a> <a href="https://t.co/teB4AOyGl5">pic.twitter.com/teB4AOyGl5</a></p>&mdash; 内田篤人official (@AUchidaOfficial) <a href="https://twitter.com/AUchidaOfficial/status/1762429353047286089?ref_src=twsrc%5Etfw">February 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.28 11:45 Wed

2部とは思えない!消滅危機も報じられたシャルケが公式戦約2カ月ぶりの勝利!サポーターから圧巻の声援が送られる

シャルケのサポーターが久しぶりの勝利を掴んだ選手たちに大きな声援を送った。 ドイツ屈指の名門であるシャルケ。これまでには内田篤人氏、板倉滉、吉田麻也、上月壮一郎(グールニク・ザブジェに期限付き移籍中)と4人の日本人選手もプレーしてきた。 しかし、近年は成績が低迷しており、2021年には30年ぶりに2.ブンデスリーガ降格へと降格。1年でブンデスリーガに復帰したものの、昨シーズンのブンデスリーガを17位フィニッシュし、再び2.ブンデスリーガ降格となってしまった。 さらに、今シーズンは2部でも低迷。第19節終了時点で15位に位置し、自動降格圏の17位ハンザ・ロストックとは勝ち点で並ぶ状況だった。 また、ドイツ『スカイ』は、そのシャルケに関して、深刻な財政難によって、3.リーガ(ドイツ3部)のライセンスを取得する経済的能力がなく、今季を降格圏で終えた場合、セミプロリーグにあたるレギオナルリーガ・ヴェスト(ドイツ4部)に直接降格する可能性があると伝えていた。 そして、その場合はプロクラブとしての現体制の維持は困難となり、事実上のクラブ消滅となる可能性まで指摘されていた。 そうした中、3日に行われた2.ブンデスリーガ第20節でブラウンシュヴァイクをホームに迎えたシャルケは、ケナン・カラマンのゴールを守り切り1-0で勝利。リーグ戦が中断していた時期もあったため、実に2023年12月10日以来、約2カ月ぶりの公式戦勝利となった。 クラブは、ブラウンシュヴァイク戦後の本拠地フェルティンス・アレーナの様子を公開。久しぶりの勝利を掴んだ選手たちには、詰めかけたサポーターたちからとても大きな声援が送られていた。 残留を争っていたブラウンシュヴァイクとの直接対決に勝利したことで、シャルケは1つ順位を上げて14位に浮上。自動降格圏の17位となったブラウンシュヴァイクとは3ポイント差となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】2部とは思えない!シャルケサポーターが圧巻の声量でチームを鼓舞</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://t.co/yu7JsfHtmP">https://t.co/yu7JsfHtmP</a> <a href="https://t.co/bsGkiL5G0P">pic.twitter.com/bsGkiL5G0P</a></p>&mdash; FC Schalke 04 (@s04_en) <a href="https://twitter.com/s04_en/status/1753802035529490572?ref_src=twsrc%5Etfw">February 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.05 19:25 Mon

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フリーの原口元気は古巣に復帰か? 現地紙が関心を伝え、ファンの期待も高まる

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ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

マンチェスター・ユナイテッドがこの夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)を売る方針だという。 今季を迎えてからしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との摩擦から干され、今年1月からシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 こうした活躍からドルトムントも引き留めの動きが取り沙汰されるが、予算の問題が浮き彫りとなり、ユナイテッド復帰も1つの選択肢に。ただ、ユナイテッド復帰となる場合も対立するテン・ハグ監督が解任されればとの条件つきとなっている。 テン・ハグ監督自身も進退が不透明とあって、実現性の低い話ではないが、イギリス『BBC』によると、ユナイテッドは来季の監督が誰であろうと今夏のサンチョ売却を検討しており、その額を4000万ポンド(約79億8000万円)に値付けるようだ。 ドルトムントは新たなローン契約を模索しているが、ユナイテッドはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の影響で今夏の予算が限られる現状を打破するため、契約が残り2年となる今夏の売却を目指している模様だ。 新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーからなる新組織のもと、この夏の改革が予想されるユナイテッドだが、サンチョを売却できるか否かでその動きに関わってきそうだ。 2024.06.10 09:15 Mon

バイエルンがパリーニャ獲得に再挑戦! 個人間では原則合意済みか

バイエルンが今夏もフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得に動いているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 2022年夏にスポルティングCPからフルアムへ移籍し、2シーズンにわたって主力として活躍するパリーニャ。昨夏はバイエルン行きで話が進み、メディカルチェックまで終えたが、移籍市場の最終盤で破談となっていた。 ヴァンサン・コンパニ監督の招へいが決まり、本格的にチーム作りを進められるようになったバイエルンは今夏のトップターゲットとして再びパリーニャに狙いを定めているとのこと。中盤にはドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)と同代表MFレオン・ゴレツカ(29)がいるが、両者ともに適切なオファーが届けば売却の可能性があるようだ。 昨夏も移籍を受け入れていたパリーニャ個人とはすでに原則合意に至っており、一方のフルアムも交渉に前向きとのこと。しかし、バイエルンは4000万〜4500万ユーロ(約67億6000万〜約76億円)以上の支払いを望んでいないという。 ユーロ2024を控えるパリーニャは、先日自らの将来についてコメント。「良い印象を残すためにまずはユーロに集中したい」と語った一方、「扉が閉ざされているかどうかはわからない。サッカー界では何事も不確実だ」と移籍の可能性も否定しなかった。 なお、フルアムは2023年9月、バイエルン行きがなくなったパリーニャとすぐさま契約を更新。契約期間は2028年6月まで残っており、1年の契約延長オプションも付帯する。 2024.06.08 17:10 Sat

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