ローマがエンゾンジ争奪戦制す! 同ポジションのゴナロン放出決定次第で正式契約へ

2018.07.29 15:00 Sun
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ローマセビージャに所属するフランス代表MFスティーブン・エンゾンジ(29)の獲得に向けてプレ合意を取り付けたようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』やローマに精通するイタリア人ジャーナリスト、アレッサンドロ・アウスティーニ氏が伝えている。

▽母国アミアンでプロキャリアをスタートさせたエンゾンジは、ブラックバーン、ストーク・シティを経て、2015年7月にセビージャへ加入。加入初年度にヨーロッパリーグ3連覇に貢献すると、昨シーズンも公式戦44試合に出場していた。また、先日まで行われていたロシア・ワールドカップ(W杯)にも参戦し、5試合に出場。フランスの20年ぶり優勝に貢献した。
▽今夏のセビージャ退団が有力視されるエンゾンジに関してはセビージャ時代に指導を受けたウナイ・エメリ監督が率いるアーセナル、バルセロナが獲得に関心を示していると伝えられてきた。

▽しかし、『カルチョ・メルカート』とアウスティーニ氏はセビージャ時代にエンゾンジの獲得を主導したローマのモンチSD(スポーツ・ディレクター)が、2500万ユーロ(約32億4000万円)+ボーナスという条件で原則合意に至ったと伝えている。

▽ただ、エンゾンジの正式契約に向けて障害となっているのが、キャプテンの元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシと共にエンゾンジと同じ守備的MFでプレーする元フランス代表MFマキシム・ゴナロンの去就だ。
▽そのゴナロンに関してはクリスタル・パレスとエバートンの2クラブが獲得に興味を示しており、同選手の売却オペレーションが済み次第、エンゾンジとの契約を完了させることになる。

▽モンチSDとしては先日にボルドーのブラジル人FWマウコムの獲得寸前にこぎ着けながらも、バルセロナに強奪された苦い経験があるだけに今回のエンゾンジ獲得に向けてはより慎重な動きを見せているはずだ。

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谷口所属のアル・ラーヤン、リヨンMFチアゴ・メンデスの獲得が目前に

カタールのアル・ラーヤンが、リヨンに所属するブラジル人MFチアゴ・メンデス(31)の獲得に迫っているようだ。 2021年9月の入団からチームの中盤を支えてきた元フランス代表MFスティーブン・エンゾンジ(34)が昨シーズン終了をもって退団したアル・ラーヤンは、その後釜としてチアゴ・メンデスに関心。 フランス『レキップ』によれば、チアゴ・メンデスはすでにアル・ラーヤンのメディカルチェックを受診しており、そこで問題がなければ移籍は完了し、リヨンは移籍金400万~500万ユーロ(約6億3000万~7億8000万円)を得ることになるという。 2019年夏にリールから加入したセントラルMFのチアゴ・メンデスは、在籍4年間で公式戦143試合に出場。ピーター・ボス前監督の下ではセンターバックでのプレーが多かったが、昨年10月に就任したローラン・ブラン監督の下では再び中盤で起用され、昨シーズンはリーグ・アン31試合に出場していた。 2023.07.07 00:30 Fri

元仏代表MFエンゾンジがアル・ラーヤンを退団…

カタールのアル・ラーヤンは17日、元フランス代表MFスティーブン・エンゾンジ(34)の退団を発表した。 これまでストーク・シティやセビージャ、ローマ、ガラタサライなどを渡り歩いてきたエンゾンジ。構想外が続いたローマと2021年夏に契約を快勝した中、同年9月にアル・ラーヤンへ2年契約で加入した。 同クラブでは公式戦53試合に出場し、7ゴール3アシストを記録。だが、今シーズン終了までの契約終了をもって退団が決定した。 2023.06.19 05:30 Mon

川崎Fを退団した日本代表DF谷口彰悟のアル・ラーヤン加入が正式発表

カタールのアル・ラーヤンは28日、川崎フロンターレを退団した日本代表DF谷口彰悟(31)の加入を発表した。 なお、谷口は現地時間29日午後にアル・ラーヤンのクラブハウスにて加入会見を実施する予定だ。 谷口は熊本県出身で、大津高校から筑波大学へと進学。2013年に川崎Fの特別指定選手となると、2014年から正式に入団した。 プロ1年目からチームの主力として活躍を続け、在籍9シーズン全てでリーグ戦30試合以上に出場。2022シーズンは明治安田生命J1リーグで33試合に出場し3得点を記録していた。 2020シーズンからはキャプテンにも就任。J1連覇を果たすなど、合計4度のリーグ優勝を経験。2019年にはYBCルヴァンカップ、2020年は天皇杯と国内の主要タイトルは全て獲得した。また、個人タイトルもJリーグのベストイレブンに4回、優秀選手賞に6回選ばれている。 2015年に初選出された日本代表では、その後しばらく招集を受けなかったが、2021年に復帰。すると、森保一監督の下で招集を受け続け、カタール・ワールドカップ(W杯)のメンバーにも選出。グループステージ最終節のスペイン代表戦で初先発するなど2試合を戦った。 先日の川崎F退団に際して、「チャレンジをしなかったことの後悔はしたくない」と率直な思いを語っていた31歳DFは、カタールの地で自身初の海外挑戦に挑むことになった。 なお、谷口の加入が決定したアル・ラーヤンは8度のカタール・スターズリーグ優勝を誇る名門だが、今シーズンはリーグ戦7試合を消化時点で1分け6敗の最下位に低迷。その一方で、AFCチャンピオンズリーグでは西地区でベスト16に進出している。 チリ人指揮官ニコラス・コルドバ監督が率いるチームでは、元フランス代表MFスティーブン・エンゾンジや元コートジボワール代表FWヨアン・ボリに加え、パリ・サンジェルマンの2人の若手選手がレンタルで在籍している。 <span class="paragraph-title">【動画】アル・ラーヤンが谷口加入を公式発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="rtl">الريان يتعاقد مع اللاعب المونديالي الياباني شوغو تانيغوتشي<br>Al Rayyan contracts the Japanese international player Shogo Taniguchi <a href="https://t.co/GPQPEzNEQ9">pic.twitter.com/GPQPEzNEQ9</a></p>&mdash; AlRayyanSC (@AlrayyanSC) <a href="https://twitter.com/AlrayyanSC/status/1608113661700182018?ref_src=twsrc%5Etfw">December 28, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2022.12.29 05:05 Thu

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カタールのアル・ラーヤンは28日、ローマから元フランス代表MFスティーブン・エンゾンジ(32)を獲得したことを発表した。契約期間は明かされていない。 ここ数日、アル・ラーヤン行きの噂が取り沙汰されていたエンゾンジ。2018年夏に加入したローマとの契約は来夏まで残っていたものの、ローマも500万ユーロの年俸を節約すべく、双方合意の下で契約解除したとのことで、今回はフリー移籍となった。 エンゾンジにとって8つ目のクラブとなるアル・ラーヤンは、同胞のローラン・ブランが指揮を務める。カタール1部のスターズリーグで8回の優勝を誇り、かつてはフェルナンド・イエロやフランクとロナルドのデ・ブール兄弟といったスター選手もプレー。昨年11月に東京ヴェルディで現役を引退したレアンドロも在籍していた。 また、今月22日には、エバートンからコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(30)が完全移籍し注目の的に。なお、今季リーグ戦では、ここまで4試合を消化し3分け1敗と、開幕から躓いている。 2021.09.28 21:36 Tue

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セリエA復帰希望が明白なモラタ、アトレティコを突き放す「明らかに僕は優先されていない」

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今夏移籍の可能性もあるディバラ…本人はローマ残留望みサウジからのオファー拒否か

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