セリエA最下位エンポリ、通算4度目指揮のアンドレアッツォーリ氏を新指揮官に招へい

2023.09.20 00:11 Wed
Getty Images
エンポリは19日、アウレリオ・アンドレアッツォーリ氏(69)の新監督招へいを発表した。契約期間は今シーズン終了までとなるが、さらに1年の延長オプションが付帯している。

今シーズンここまでのセリエAで開幕4連敗且つ4戦連続無得点、12失点と厳しいスタートとなったエンポリ。19日には直近のローマ戦での0-7の惨敗を受け、パオロ・ザネッティ監督(40)の解任を発表した。

そして、後任としてチーム立て直しを託されたのは、過去に3度クラブを率いた経験を持つ69歳の老将。
ローマで長らくアシスタントコーチを務めていたアンドレアッツォーリ氏は、2017年12月に初めてエンポリの監督に就任。同シーズンにはセリエB優勝と共にセリエA昇格に導く卓越した手腕を発揮した。

その後、2019年に短期間ながらチームを指揮し、2021年6月には3度目の登板。2021-22シーズンは14位でのセリエA残留に導き、シーズン終了後にザネッティ監督にバトンを渡していた。また、直近ではセリエBのテルナーナを指揮していたが、今年2月末に解任されていた。
通算4度目の指揮となるアンドレアッツォーリ氏だが、その初陣は開幕4連勝で首位に立つインテルとのホームゲーム。苦戦必至の中でチームを好転させられるか。

アウレリオ・アンドレアッツォーリの関連記事

サンプドリアは29日、アンドレア・ピルロ監督(45)の解任を発表した。 ピルロ監督は2023年6月にサンプドリアに指揮官に就任。1年でのセリエA復帰を目指して2023-24シーズンをスタートしたが、セリエBを7位で終えると、昇格プレーオフでパレルモに敗退し昇格を逃していた。 目標には遠く及ばない凡庸な成績な 2024.08.30 00:10 Fri
サンプドリアがアンドレア・ピルロ監督(45)を解任する方向で調整。後任のメドが立てば決断へ。『カルチョメルカート』が伝える。 1年でのセリエA復帰を目指して昨季リスタートしたサンプドリアだが、セリエB7位で最後は昇格プレーオフ敗退。就任1年目のピルロ監督は解任をギリギリ免れた格好か。 しかし、今季開幕3試合 2024.08.28 19:20 Wed
エンポリのダビデ・ニコラ監督がセリエA残留を喜んだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 セリエAで18位と降格の危機にあるなか、26日に行われた最終節でローマをホームに迎えたエンポリ。逆転での残留に向け勝利が求められたホームチームは、立ち上がりの13分、U-21イタリア代表MFマッテオ・カンチェ 2024.05.27 17:05 Mon
エンポリは15日、アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督(70)解任及び、イタリア人指揮官のダビデ・ニコラ氏(50)の新監督招へいを発表した。契約期間は1年の延長オプションが付随した今季終了までの契約とのことだ。 アンドレアッツォーリ監督は昨年9月20日に解任されたパオロ・ザネッティ前監督の後任として指揮官に就任。 2024.01.16 08:01 Tue
エンポリがアウレリオ・アンドレアッツォーリ監督(70)を解任するようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。 アンドレアッツォーリ監督は昨年9月20日に解任されたパオロ・ザネッティ前監督の後任として指揮官に就任。最下位に沈んでいたチームの立て直しを期待されたが、11月12日のナポリ戦以来勝利がな 2024.01.16 00:20 Tue

エンポリの関連記事

コッパ・イタリア準決勝2ndレグのボローニャvsエンポリが24日にスタディオ・レナート・ダッラーラで行われ、2-1が勝利。この結果、2戦合計スコア5-1でボローニャが決勝進出を決めた。 敵地で行われた1stレグを3-0で完勝したボローニャが、逆転突破を目指すエンポリをホームに迎えた2ndレグ。 試合は開始早 2025.04.25 07:10 Fri
ナポリは14日、セリエA第32節でエンポリと対戦し3-0で勝利した。 リーグ戦5試合負けなしも直近10試合でわずか3勝とペースが落ちている2位ナポリ(勝ち点65)は、前節ドローに終わったボローニャ戦からスタメンを3人変更。ザンボ・アンギサ、ディ・ロレンツォ、GKスクフェットに代えてギルモア、マッツォッキ、GKメレ 2025.04.15 06:45 Tue
コッパ・イタリア準決勝1stレグ、エンポリvsボローニャが1日に行われ、0-3でボローニャが先勝した。 準々決勝でユベントスを下したエンポリと、アタランタを下したボローニャによる決勝進出を懸けた初戦。 立ち上がりから敵陣でのプレーを続けたボローニャが23分に先制する。左サイドからのオドゴールのクロスがファー 2025.04.02 07:27 Wed
セリエA第28節、エンポリvsローマが9日にスタディオ・カルロ・カステラーニで行われ、アウェイのローマが0-1で勝利した。 前節、コモに2-1で逆転勝利し、リーグ4連勝とともに11戦無敗とした8位のローマ。続くヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16初戦ではアスレティック・ビルバオに後半ラストプレーのゴールで劇的2 2025.03.10 04:02 Mon
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が26日にホームで行われ、PK戦の末敗れたコッパ・イタリア準々決勝エンポリ戦を振り返った。 主力を起用して臨んだエンポリ戦、しかしなかなか好機を作れずにいると24分にMFユセフ・マレーにミドルシュートを叩き込まれて失点。 ここから悪い流れが続いたが、後半の66分にMFケフラン・ 2025.02.27 12:00 Thu

セリエAの関連記事

ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニの今シーズン中の復帰が絶望的となったようだ。 今シーズンここまでは公式戦34試合3ゴール3アシストの数字を残していたローマのカピターノ。直近のフィオレンティーナ戦では先発出場していたが、前半終了時に交代していた。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれ 2025.05.10 16:50 Sat
ガラタサライのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(26)をめぐる争奪戦が激化している。 ナポリでエースとして活躍したオシムヘン。これまで何度となく移籍の噂が浮上していた中、今季は一転して構想外となりガラタサライへレンタル移籍している。 スュペル・リグでは27試合に出場し24ゴール5アシストと大暴れ中。 2025.05.10 11:30 Sat
ミランのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが移籍後初のドッピエッタを達成した。 9日、ミランはセリエA第36節ボローニャとホームで対戦し3-1で勝利を収めた。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦で、65分から出場したS・ヒメネスは、73分にチュクウェゼの左クロスのこぼれ球に反応した 2025.05.10 08:10 Sat
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が9日にホームで行われ、3-1で勝利セリエA第36節ボローニャ戦を振り返った。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦に臨んだミランは、ゴールレスで迎えた後半立ち上がりにオルソリーニのミドルシュートで先制を許す。 65分にサンティアゴ・ヒメネス、チュクウェ 2025.05.10 07:30 Sat
ミランは9日、セリエA第36節でボローニャとホームで対戦し、3-1で勝利した。 公式戦3連勝中の9位ミラン(勝ち点57)は、直近のヴェネツィア戦の先発からフォファナをジョアン・フェリックスに変更した以外は同じメンバーを採用。最前線にヨビッチ、2シャドーにフェリックスとプリシックを並べた[3-4-2-1]で試合に臨 2025.05.10 06:00 Sat

記事をさがす

アウレリオ・アンドレアッツォーリの人気記事ランキング

1

セリエA最下位エンポリがザネッティ監督を解任…開幕4戦無得点で全敗…

エンポリは19日、パオロ・ザネッティ監督(40)の解任を発表した。 ザネッティ監督は、2022年6月にアウレリオ・アンドレアッツォーリ前監督の後任としてエンポリの指揮官に就任。昨シーズンは下部組織出身のMFトンマーゾ・バルダンツィを軸としたパスサッカーを展開した中、10勝13分け15敗の14位でシーズンを終え、クラブをセリエA残留に導いていた。 この手腕が認められ、今夏には2025年6月までの新契約にサインした同監督だったが、今季はセリエA開幕3連敗を喫すると、直近のローマ戦も0-7と大敗。リーグ戦4試合で無得点に12失点と攻守両面で大きな課題が出ていた。 なお、イタリア『スカイ』によると、後任候補には過去3度クラブを率いた経験を持つアンドレアッツォーリ前監督や、昨季途中までサンプドリアを指揮したマルコ・ジャンパオロ氏らの名前が挙がっているという。 2023.09.19 22:40 Tue

エンポリの人気記事ランキング

1

エンポリがフィオレンティーナのコートジボワール代表FWクアメをレンタル移籍で獲得

エンポリは3日、フィオレンティーナのコートジボワール代表FWクリスティアン・クアメ(27)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 クアメは2020年1月にジェノアからフィオレンティーナにレンタル移籍。2020年9月に完全移籍に切り替わると、2021年8月からアンデルレヒトにレンタル移籍していた。 今シーズンはセリエAで18試合に出場し2アシスト。UEFAカンファレンスリーグで6試合1ゴール3アシストを記録。通算ではセリエA158試合に出場し17ゴール18アシストを記録していた。 コートジボワール代表としても30試合で3ゴールを記録していた。 2025.02.03 20:15 Mon
2

元伊代表のアントネッリが35歳でキャリアに幕 「みんなに心から感謝」

元イタリア代表DFルカ・アントネッリ(35)が現役引退を表明した。 アントネッリはミランでカルロ・アンチェロッティ監督にプロの世界に導かれ、バーリ、パルマ、ジェノアでプレー。パルマ時代にイタリア代表デビューを遂げるまでに成長すると、2015年2月にミラン復帰を果たした。 第二次ミラン時代には元日本代表MF本田圭佑とも共闘し、2018年8月からエンポリに。2021年2月からはミランのテクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏らが新設したアメリカのマイアミFCに加入した。 アメリカ2部にあたるUSLチャンピオンシップでのプレーだったが、そこで公式戦19試合に出場した左サイドバックはこのたび、現役生活に終止符。自身のSNSを通じて、現役引退の決断を報告するとともに感謝した。 「そのときが来た。フットボール場でポールと一緒に過ごしてきた人生。その時間に別れの挨拶をするときが来た。また会えるのを願って。ピッチに立ったり、ファンだけが与えられるアドレナリンや、感動を感じられなくなるのは寂しい。このスポーツのおかげで、僕はあらゆる夢が叶った」 「バーリや、パルマ、ジェノア、エンポリ、そしてマイアミFCのクラブ、そこで働くすべての人々、いつも応援してくれるファン、いつも側にいてくれる家族、そして何より、絶対に忘れられないこの旅をともにしたチームメイトたちに感謝したい。みんなに心から感謝する。すごく素敵だった」 2022.11.12 16:55 Sat
3

セリエA最下位エンポリがザネッティ監督を解任…開幕4戦無得点で全敗…

エンポリは19日、パオロ・ザネッティ監督(40)の解任を発表した。 ザネッティ監督は、2022年6月にアウレリオ・アンドレアッツォーリ前監督の後任としてエンポリの指揮官に就任。昨シーズンは下部組織出身のMFトンマーゾ・バルダンツィを軸としたパスサッカーを展開した中、10勝13分け15敗の14位でシーズンを終え、クラブをセリエA残留に導いていた。 この手腕が認められ、今夏には2025年6月までの新契約にサインした同監督だったが、今季はセリエA開幕3連敗を喫すると、直近のローマ戦も0-7と大敗。リーグ戦4試合で無得点に12失点と攻守両面で大きな課題が出ていた。 なお、イタリア『スカイ』によると、後任候補には過去3度クラブを率いた経験を持つアンドレアッツォーリ前監督や、昨季途中までサンプドリアを指揮したマルコ・ジャンパオロ氏らの名前が挙がっているという。 2023.09.19 22:40 Tue
4

ローマがエンポリの至宝バルダンツィを完全移籍で獲得

ローマは1日、エンポリのU-21イタリア代表MFトンマーゾ・バルダンツィ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。移籍金は1000万ユーロ(約15億9000万円)にボーナス500万ユーロ(約7億9000万円)とのこと。契約期間は2028年6月までとなっている。 バルダンツィはエンポリの下部組織で育った170cmの左利きの攻撃的MF。ファーストチーム昇格2年目の昨シーズンは年明けごろから定位置を確固たるものとしていた。 最終的にはリーグ戦26試合の出場で4ゴールを挙げ、チームのセリエA残留に大きく貢献。また、今シーズンここまではセリエA14試合2ゴールを記録したほか、先のFIFA U-20ワールドカップではイタリアの準優勝に貢献していた。 2024.02.02 01:00 Fri
5

スーレ電光石火弾のローマがウノゼロでリーグ5連勝! 一部主力温存でELアスレティック戦に弾み【セリエA】

セリエA第28節、エンポリvsローマが9日にスタディオ・カルロ・カステラーニで行われ、アウェイのローマが0-1で勝利した。 前節、コモに2-1で逆転勝利し、リーグ4連勝とともに11戦無敗とした8位のローマ。続くヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16初戦ではアスレティック・ビルバオに後半ラストプレーのゴールで劇的2-1の逆転勝利。好調を維持している。 週明けにアウェイでのリターンレグを控えるなか、降格圏の18位エンポリのホームに乗り込んだ一戦ではGKスヴィラル、エンディカを除く先発9人を変更。ネルソンやアブドゥルハミド、サラー=エディンら控え選手を起用し、前線はスーレ、ショムロドフ、ペッレグリーニのトリデンテとなった。 試合は開始早々にローマが動かす。キックオフから20秒過ぎ、相手のバックパスを前線で奪ったショムロドフがタメを作って左に展開。サラー=エディンが正確な折り返しを入れると、ファーで収めたスーレが得意の左足シュートをゴール右隅に突き刺した。 好調スーレの電光石火弾で最高のスタートを切ったローマ。直後にはデ・シリオの強烈なミドルシュートでピンチを迎えたが、ここはGKスヴィラルの好守で凌ぐ。以降はボールもゲームも支配し、優勢に進めていく。 22分には前線で良いアクセントを付けていたペッレグリーニの左足シュートで2度目の決定機を作ると、前半30分過ぎには畳みかける攻めを見せる。36分にはボックス内でのペッレグリーニの完璧なマイナスの落としに反応したショムロドフのダイレクトシュート、39分にはスーレのスルーパスでラインブレイクしたマヌ・コネがGKをかわして右足シュートを放ったが、いずれも枠を叩いて2点目とはならず。 前半終了間際にもショムロドフのゴール前でのドンピシャヘッドがGKシルベストリの好守に阻まれ、相手を圧倒しながらも追加点を奪えずに試合を折り返した。 後半も立ち上がりから主導権を握るなか、ペッレグリーニらに決定機が訪れるが、GKシルベストリの好守に手を焼く。65分過ぎにはアンヘリーニョやレンシュ、クリスタンテを一気に投入。さらに、ショムロドフを下げてドフビクをピッチに送り出し、主力のプレータイムをコントロールしながらトドメの2点目を目指す。 エンポリが前がかるなか、試合終盤にはバルダンツィやドフビクにも決定機が訪れたものの、最後まで2点目が遠かったローマ。それでも、後半ラストプレーのクアメのヘディングシュート以外に見せ場を作らせない安定した試合運びでウノゼロ勝利。リーグ連勝を「5」に伸ばしたジャッロロッシが、良い形で週明けの大一番に臨むことになった。 エンポリ 0-1 ローマ 【ローマ】 マティアス・スーレ(前1) 2025.03.10 04:02 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly