シュチェスニー、左太モモ内転筋負傷で開幕節欠場…
2022.08.08 23:31 Mon
ユベントスは8日、ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが左太モモの内転筋を負傷したことを発表した。
シュチェスニーは7日に行われたプレシーズンマッチのアトレティコ・マドリー戦(0-4の敗戦)に先発出場。前半終了時に違和感を訴えており、ハーフタイムで後退していた。
クラブの発表よれば、シュチェスニーは8日午前にJメディカルで検査を受診、その結果、左モモ内転筋に軽度の損傷が確認されたという。また、離脱期間については20日程度になると明かしており、今週末に開幕するセリエAの初戦を欠場することが決定的となった。
なお、ユベントスは15日に行われるセリエA開幕節でサッスオーロをホームに迎え撃つ。
シュチェスニーは7日に行われたプレシーズンマッチのアトレティコ・マドリー戦(0-4の敗戦)に先発出場。前半終了時に違和感を訴えており、ハーフタイムで後退していた。
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シュチェスニー、アーセナル時代の汚点を語る…「当時の僕は定期的にタバコを吸っていた」
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「先発できないなら行かない」バルサが補強を目指すシュチェスニー、自身の態度を同胞に明言か「レヴァンドフスキが電話をした」
バルセロナへの加入が噂されている元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)だが、バルセロナ入りには条件があるようだ。 2023-24シーズン限りでユベントスを退団。1年前倒して契約を解除すると、サウジアラビアなどへの移籍も噂されたなか現役引退を決断したシュチェスニー。しかし、引退から2カ月ほど経ち、自身の立場が大きく変わろうとしている。 バルセロナは、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが正守護神を務めていたが、22日に行われたラ・リーガ第6節のビジャレアル戦で右ヒザの膝蓋腱を断裂。手術を受けて成功したものの、約8カ月の離脱となり、今季中の復帰は難しいと見られている。 正守護神を失うこととなったバルセロナ。イニャキ・ペーニャがいるものの、経験の少ない選手が多く、クラブは新たな守護神探しに。フリーの選手が対象となるなか、シュチェスニーの獲得に動いているとされている。 一部の報道では26日にもメディカルチェックを受けるとされていたが、バルセロナはこの噂を否定。今のところ予定がないとのことで、すぐには問題は解決しないようだ。 そんな仲、ジャーナリストのジョフレ・マテウ氏が、スペイン『SER』の番組「Qué t'hi jugues」でこの件について言及。ポーランド代表でも共に戦ったFWロベルト・レヴァンドフスキが熱心に誘ったなか、電話での会話が問題となっているようだ。 「私が聞いたところによると、レヴァンドフスキとシュチェスニーの間で電話をしたようで、シュチェスニーは今の立ち位置に満足していると語ったようだ」 「ただ、彼は、先発できないのであればバルサに入らないといった。ベンチに座るという結果にはなりたくないようだ」 一度引退を決断したシュチェスニー。ポジションが約束されない限りは現役復帰をするつもりがないと態度を明確化した様子。バルセロナは、イニャキ・ペーニャを育てたい意向もある中で、ベテランにポジションを約束するかどうかがポイントとなりそうだ。 ハンジ・フリック監督は経験豊富なGKを求めていること自体は名言。シュチェスニーの名前は出していないが、バックアップとして考えているのか、それとも正守護神として考えているのか。バルセロナの意向がシュチェスニーの去就に大きく関わってきそうだ。 2024.09.27 12:45 Fri5
バルセロナがライバルからGKを補強か? 契約解除金48.8億円、引く手数多の23歳
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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.35“カペッロ・ユーベ”失意のカルチョーポリ/ユベントス[2005-06]
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1チームに1人欲しかった“万能型サイドバック”、ジャンルカ・ザンブロッタ
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