「新しい学びを歓迎」セスク氏が指導者転身を語る…お手本の指揮官は?「アイデアを得ることが重要」

2023.10.14 20:20 Sat
セスク氏が現役時代に共闘したのは一時代を築いた名将たち
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セスク氏が現役時代に共闘したのは一時代を築いた名将たち
元スペイン代表MFセスク・ファブレガス氏が指導者転身について語った。

アーセナルにバルセロナ、チェルシー、モナコと欧州各国の強豪を渡り歩き、昨シーズン終了後にセリエBのコモで選手キャリアを終えたセスク氏。現在もイタリアに残り、今季からコモのBチームおよびU-19で監督を務めている。
イギリス『ミラー』のインタビューに応じたセスク氏は、現役最後のクラブとなったコモで指導者人生をスタートさせることに抵抗はなかったとし、時間をかけてキャリアを広げていきたいと語った。

「最初の職場にこだわりはなかった。とは言え、正しいクラブでやりたいとは思っていた。タイミングとは本当に重要なもので、私はまだまだ若い。急いではならず、あらゆる新しい学びを歓迎している。毎日1000もの要素を楽しんで学んでいるところだよ」

セスク氏は現役時代、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督に始まり、バルセロナでジョゼップ・グアルディオラ監督、チェルシーでジョゼ・モウリーニョ監督にマウリツィオ・サッリ監督、スペイン代表ではビセンテ・デル・ボスケ監督と共闘。それぞれが独自のカラーを持ち、一時代を築いた名将たちだ。
これについて「異なるアイデアを持つ偉大なコーチたちと一緒に仕事ができただけでも幸運なことと言える。彼らから学んだ全てが私をより良いプレーヤーにしてくれた」と感謝を口に。指導者転身にあたっては、覚えている限り、名将たちの練習メニューを「トロフィー」と名付けた自身のサッカーノートに書き記したという。

また、現在は古巣アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督、ブレントフォードのトーマス・フランク監督などを参考にしていると言い、恩師であるヴェンゲル氏を見習って1日2〜3試合をTV観戦するようにしているとのことだ。

「私は好奇心旺盛な人間だよ。何かを見るのが好き、人と話すのが好き…トップレベルの舞台で活躍する指揮官が多くの知識を持っているのは当然だが、そうではない指揮官からも学びたい」

「彼らの手法をコピーするわけではない。アイデアを得ることが重要だ。誰もが皆、自分のコーチやアイドルからアイデアを貰うだろう? パーフェクトを目指して毎日努力するだけさ」

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日本代表の活動に参加中のMF鎌田大地(27)が、クリスタル・パレスのメディカルチェックを済ませたという。 2023-24シーズンはセリエAに初挑戦。ラツィオでのプレーを選択した鎌田だったが、獲得を臨んだマウリツィオ・サッリ監督の下では苦しい戦いを続けることに。しかし、イゴール・トゥドール監督が就任すると、一気に信頼を得てレギュラーポジションを確保。パフォーマンスも上がっていった。 ラツィオとの契約は1年しかなく、オプションで3年間の延長がついていた中、一時は対談に傾いていた気持ちも残留することを決意。しかし、クラブとの交渉が上手くいかず、退団を選ぶこととなった。 新天地はフランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスが濃厚に。そんな中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が「独占情報」として新情報を提供した。 ロマーノ氏によれば、鎌田はクリスタル・パレスの入団に向けた最初のメディカルチェックを完了したとのこと。フリーエージェントでの加入となり、2年契約を結ぶという。 さらに得意の「Here we go」を控えめに出し、「to be confirm soon.(すぐに確定する)」としている。 現在鎌田は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表の活動に参加中。一体どのタイミングでメディカルチェックに合格したのかは不明だが、代表活動終了後にはクリスタル・パレスとのサインが待っていることは間違いなさそうだ。 2024.06.11 00:10 Tue

セリエA残留のレッチェ、3月に就任したゴッティ監督と2026年まで契約延長

レッチェは10日、ルカ・ゴッティ監督との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。 かつてロベルト・ドナドーニ氏やマウリツィオ・サッリ氏のアシスタントコーチを務めた経歴を持つゴッティ監督は、ウディネーゼやスペツィアの監督を経て、今年3月にレッチェの監督に就任。 就任後は初戦のサレルニターナ戦で初勝利を飾ると、10試合を指揮し3勝4分け3敗の戦績を残し、残留圏内の14位でシーズンを終えていた。 2024.06.11 00:01 Tue

ユーベと契約延長のカンビアーゾ、代理人が裏側語る「決着は2日」

イタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾの代理人がユベントスとの契約更新について口を開いた。 2022年夏、ジェノアからユベントスへの完全移籍を果たしたカンビアーゾ。加入初年度はボローニャへのレンタル移籍を経験し、2年目の今シーズンはユベントスに戻って主力としてプレーした。 そんななか、ユベントスは5月24日にカンビアーゾとの契約を2029年6月まで延長。代理人を務めるジョバンニ・ビア氏は、イタリア『TUTTOmercatoWEB』でこの交渉の裏側を明かしている。 「我々はすぐに合意に達した。結局のところ、賢明な人々が個人の利益よりも全体の利益を最優先にすれば、問題はすぐに解決する」 「我々は金銭よりもプロジェクトを重視した。ユーベはアンドレアの残留に満足しているし、アンドレアも残留を喜んでいる。決着は2日でついた」 また、ビア氏によると、「(選択肢には)チャンピオンズリーグ(CL)を制した一流のチームもあった」とのこと。しかし、今シーズンのセリエAを3位で終え、CL復帰も叶えたユベントスの再起を見据えている。 「私の考えとしては、あと数年でユベントスは我々の知っているようなユベントスに戻るだろう。ようやくアンドレアと共に継続性を確立できたし、今年はチームを変える理由がなかった」 最後に、昨シーズンのボローニャへのレンタル移籍にも言及。ユベントスでの再会が有力なチアゴ・モッタ氏については「アンドレアは彼のことをよく知っている」と語った一方、昨夏の決断も振り返った。 「幸運にも、昨年の我々は正しい選択をした。アンドレアはプレーしなければならなかったし、おそらく彼はまだユーベを経験する準備ができていなかった」 イタリア代表としてユーロ2024も戦うカンビアーゾ。順調にステップを上る24歳のサイドプレーヤーには、今後のさらなる活躍が期待される。 2024.06.10 17:33 Mon

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