PSGを保有するQSIがセリエB降格のサンプドリア買収へ?リーズのオーナーとタッグを組む
2023.05.26 22:50 Fri
パリ・サンジェルマン(PSG)のオーナーであるカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)が、サンプドリアの買収に動くようだ。フランス『レキップ』が報じた。
PSGのナセル・アル・ケライフィ会長が会長を務めるQSI。カタールの投資部門のスポーツ分野に特化した子会社として知られ、まさにカタールそのものと言える。
マンチェスター・シティを保有するシティ・フットボール・グループ(CFG)のように、世界中のクラブを傘下に入れてネットワークを構築したいと考えているとされる中、3つ目のクラブとしてサンプドリアの買収を検討しているという。
PSGに続くクラブとして、ポルトガルのブラガの株式を30%取得しているが、そこにサンプドリアを加えたい意向があるとのこと。サンプドリア側とも協議を進めているという。
また、QSIだけでなく、リーズ・ユナイテッドのオーナーでもあるアンドレア・ラドリッツァーニ氏が株主を務めるASERベンチャーズとも提携することとなるようだ。
サンプドリアは来季のセリエB降格がすでに決定。未払いの賃金、借金があり、破産宣告を受ける最悪の事態となれば、セリエDまで転落することになるため、買収を要請している。なお、すでに交渉は進んでおり、順調に歩み出しているとのことだ。
ネットワーク拡大を目指すQSIは、サンプドリア以外にも、ブラジルのサントスやスペインのマラガ、ベルギーのクラブも傘下に入れる考えがあるようだ。
PSGのナセル・アル・ケライフィ会長が会長を務めるQSI。カタールの投資部門のスポーツ分野に特化した子会社として知られ、まさにカタールそのものと言える。
マンチェスター・シティを保有するシティ・フットボール・グループ(CFG)のように、世界中のクラブを傘下に入れてネットワークを構築したいと考えているとされる中、3つ目のクラブとしてサンプドリアの買収を検討しているという。
また、QSIだけでなく、リーズ・ユナイテッドのオーナーでもあるアンドレア・ラドリッツァーニ氏が株主を務めるASERベンチャーズとも提携することとなるようだ。
ASERベンチャーズが株式の半分を取得し、QSIは少数株主になるようだが、将来的にQSIがリーズにも投資する可能性があると見られている。
サンプドリアは来季のセリエB降格がすでに決定。未払いの賃金、借金があり、破産宣告を受ける最悪の事態となれば、セリエDまで転落することになるため、買収を要請している。なお、すでに交渉は進んでおり、順調に歩み出しているとのことだ。
ネットワーク拡大を目指すQSIは、サンプドリア以外にも、ブラジルのサントスやスペインのマラガ、ベルギーのクラブも傘下に入れる考えがあるようだ。
ナセル・アル・ケライフィの関連記事
サンプドリアの関連記事
セリエAの関連記事
|
ナセル・アル・ケライフィの人気記事ランキング
1
リーグフェーズ苦戦もルイス・エンリケ監督への信頼を貫いたPSG会長アル・ケライフィ氏、「私は常にこのチームと監督を信じていた」
パリ・サンジェルマン(PSG)の会長を務めるナセル・アル・ケライフィ氏が7日にホームで行われ、2-1で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのアーセナル戦後にコメントした。 敵地での1stレグを1-0で先勝していたPSGは、ホームで行われた2ndレグを2-1で制し、5季ぶり2度目のCL決勝進出とした。 2011年にPSGを買収して以降、毎年のようにビッグネームを集め、強化に務めてきたアル・ケライフィ会長。5季前はバイエルンの前に夢を打ち砕かれた中、アーセナルを撃破し2度目のCL決勝に臨むことになった。 アル・ケライフィ会長はリーグフェーズの苦戦を振り返りながら決勝までたどり着いたことを誇りに感じつつ、決勝を見据えた。 「自分たちが成し遂げたこと。サポーターの皆さんはクラブが成し遂げたことに誇りを持って欲しい。リーグフェーズのことを思い出して欲しい。我々はノックアウトフェーズに進出できるかわからない状況だったが、私は常にこのチーム、監督を信じていた。これは誰にとっても素晴らしいこと。私は選手たちにこのチーム、選手たちを誇りに思うと伝えた。我々には素晴らしい選手、チームが揃っている。だが、まだ終わっていない。まだ重要な試合が残っている」 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナル相手に完勝!PSGは初優勝まであと1勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aAXMBCqW0os";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.08 12:30 Thu2
「楽しくない2年間を過ごした」バルサとの突然の別れ…メッシがPSGでの2年間を振り返る
インテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、パリ・サンジェルマン(PSG)時代を振り返り、良いキャリアではなかったと語った。 バルセロナのカンテラで育ったメッシは、そのままファーストチームに昇格。類い稀なる才能を発揮し、世界最高峰の選手の1人として時代を牽引した。 バルセロナのエースとして公式戦778試合で672ゴール303アシストを記録。8度のバロンドールを受賞するなど、名声を得ていたが、突如として別れが来る。 バルセロナが抱えていた財政問題が原因で、再契約を結ぶ予定が不可能に。その結果、2021年8月にPSGへと電撃移籍することとなった。 PSGでは2シーズンを過ごし、公式戦75試合で32ゴール35アシスト。バルセロナ時代ほどの結果を残せず、2023年7月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミに完全移籍した。 メッシはApple MusicのクリエイティブディレクターでもあるDFのゼイン・ロウ氏とのインタビューに応じ、PSG時代を回想した。 「インテル・マイアミでプレーすることはチャンスだった。パリでの最後の数年間、状況は急遽決まったけど、バルセロナを離れなければならなかったため、楽しくない2年間を過ごした」 「日々のトレーニングや試合に満足していなかった。そのすべてに適応するのは大変だった」 「インテル・マイアミは成長中で、設立されてまだ数年しか経っていない新しいクラブだし、ここに来るべきだと感じた」 メッシが退団する前には、ナセル・アル・ケライフィ会長が批判し、ファンからも批難されていた。 MLS移籍後のメッシは、インテル・マイアミで公式戦42試合36ゴール20アシストを記録。クラブ・ワールドカップにも出場するが、今は楽しい日々を過ごしているようだ。 2025.03.01 22:40 Sat3
PSGが本拠地パルク・デ・プランスから撤退へ…パリ市との売却交渉破談で移転を決断
パリ・サンジェルマン(PSG)が、1974年から本拠地として使用する、パルク・デ・プランスを離れる決断を下した。フランス『レキップ』が報じている。 PSGは以前からパルク・デ・プランスの購入に向け、所有者であるパリ市と再三に渡る交渉を進めてきた。その交渉の停滞を受け、クラブサイドは完全なオーナーにならない限り、パルク・デ・プランス改修工事への資金提供を拒否するなど強硬な姿勢を示していた。 一方、パリ市のアンヌ・イダルゴ市長は「私たちはパルクの変革を研究し、支援する準備ができています。今日も皆さんに誠意を持って言いますが、パルク・デ・プランスは売却されません。それはパリの人々の遺産です」と、今週のインタビューで同市として売却の意思がないことを明言していた。 両者の意見が真っ向から対立しているなかでのパリ市長の発言を受け、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長はUEFA執行委員会の会合後に、パルク・デ・プランスからの撤退の意思を語った。 「私たちにとってもう終わりだ」 「今ではスタジアムがもう売却されないと言うのは簡単だ。我々は自分たちが何を望んでいるのかを知っている。我々はパルクを購入しようとして何年も無駄にした。もう終わった。我々はパルクから撤退したいと考えている」 なお、PSGに関しては一時サンドニにあるスタッド・ド・フランスへの移転の可能性が伝えられたが、現時点でその可能性は消滅。したがって、パルクから移転する際には新たなスタジアムを一から建設する必要がある。 2024.02.09 00:07 Fri4
PSGのオーナーがスペインでクラブ買収か? スペイン2部のマラガに関心
パリ・サンジェルマン(PSG)のオーナーでもあるナセル・アル・ケライフィ氏は、新たなクラブの買収を検討しているようだ。『The Athletic』が伝えた。 アル・ケライフィ氏が率いるカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)は、PSGの他にもポルトガルのブラガの株式22%を保有。また、F1チームのアウディやNABのワシントン・ウィザーズにも出資している。 『The Athletic』は「QSIは現在、ヨーロッパとアメリカでさまざまな投資機会を模索している」と、広報担当者のコメントを伝え、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のマラガを買収する考えがあるという。 現在、マラガの株式の49%をスペインのホテル・不動産グループである「ブルーベイ」が保有。残りの51%はカタールの実業家アブドゥラ・ビン・ナセル・アル・タニ氏が保有している。ただ、クラブは経営破綻しており、司法の管理下にある状況だ。 かつては元日本代表FW岡崎慎司が加入するも、財政問題の影響で登録できず、ウエスカにすぐに移籍するなど、予てから問題を抱えている状況。新たなオーナーが見つかり、状況が改善するのか注目だ。 2025.03.27 16:55 Thu5
PSGが年間113.6億円の収入を確保、カタール航空と2028年まで契約延長
パリ・サンジェルマン(PSG)は27日、カタール航空とのパートナー契約の延長を発表した。2028年までの契約となる。 PSGは2011年にカタール投資庁(QIA)の子会社でもあるカタール・スポーツ・インベストメントが買収。世界トップクラスの資金力を持つこととなり、ビッグネームを続々と獲得。カタール航空との関係もそこから続いている。 各メディアによると、この契約により年間7000万ユーロ(約113億6000万円)がクラブに入ることになるとのこと。PSGのナセル・アル・ケライフィ会長もコメントしている。 「世界最高の航空会社であるカタール航空とのパートナーシップを2028年まで延長できることを誇りに思う。この並外れたコラボレーションは、卓越性、創造性と革新性は、2025 年に向けてカタール航空の機内で開催された前例のない記者会見で証明されている」 「我々は今後も協力して野心的なプロジェクトを構築し、歴史を作り続けていく」 2025.01.27 22:35 Monサンプドリアの人気記事ランキング
1
マキシ・ロペスが元妻ワンダ・ナラとディナーに…かつてイカルディと不倫され離婚も「幸せであり続けて欲しい」
マキシ・ロペス氏が元妻であるワンダ・ナラ氏とのディナーに出かけた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 バルセロナやサンプドリアなどで活躍したアルゼンチンの元サッカー選手、マキシ・ロペス氏。2008年にワンダ・ナラ氏と結婚し、3人の息子を授かったが、ナラ氏が自身の元チームメイトである元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとの不倫関係にあることが発覚し、2013年に離婚した。 一方、ナラ氏といえば、イカルディとの2度目の結婚後は代理人としても振る舞い、夫のクラブに金銭面での難癖をつけて首脳陣やファンから毛嫌いされる存在に。このような元妻をロペス氏が完全に見放しても不思議ではない。 しかし、前述の通り、両者の間には3人の息子が。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ロペス氏は先日、ナラ氏と息子3人とともにブエノスアイレス市内にあるレストランへとディナーに出かけたという。 レストランまで押しかけた報道陣のインタビューに応じたロペス氏は「1人の良い親でありたい。彼らが幸せであり続けることを望んでいるよ。それ以上に望むものはない」と、元妻と親権を持たない息子3人を思いやった。 一方で、自身の妻を“略奪”したイカルディについては「イカルディとのディナー? ありえない。彼女や子どもたちと同じテーブルを囲むことには躊躇しないが、あの男と私が同席することはできない」と突き放した。 ロペス氏は現役時代、ナラ氏との離婚後に対戦相手として相見えたイカルディに対し、キックオフ前の握手を拒否したことがある。不倫された元妻への恨みはなくとも、奪っていった男への憎悪はいつまでも消えないようだ。 なお、ナラ氏は昨年9月にイカルディとの離別を発表。未だ正式な離婚は成立していないとされるが、選手と代理人の関係は崩壊済みだといわれている。 <span class="paragraph-title">【動画】マキシ・ロペスとワンダ・ナラ、元夫婦が息子3人とともに再会...報道陣が押し寄せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> Wanda Nara y Maxi López juntos en un restaurante en Palermo<br><br> La empresaria entró con Kennys Palacios.<br><br>Cc <a href="https://twitter.com/hashtag/LAM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LAM</a> en América TV <a href="https://twitter.com/elejercitodelam?ref_src=twsrc%5Etfw">@elejercitodelam</a> <a href="https://twitter.com/AngeldebritoOk?ref_src=twsrc%5Etfw">@AngeldebritoOk</a> <a href="https://t.co/o6QBhyWhaD">pic.twitter.com/o6QBhyWhaD</a></p>— América TV (@AmericaTV) <a href="https://twitter.com/AmericaTV/status/1651386103767629827?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 19:01 Mon2
3部降格が近づくサンプドリア、レジェンドのマンチーニ氏に監督就任を拒否される
セリエC(イタリア3部)への降格が迫っているサンプドリアだが、クラブOBの新指揮官招へいは失敗に終わったようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 今シーズンはアンドレア・ピルロ監督の下でスタートしたが、開幕3試合で1分け2敗となり即解任。アンドレア・ソッティル監督が後を継ぐも、13試合を指揮して4勝4分け5敗の成績で2024年12月に解任。レオナルド・センプリチ監督が就任していた。 しかし、センプリチ監督の下では16試合で2勝9分け5敗と状況はさらに悪化。2月8日のモデナ戦以降、7試合勝利がなく降格圏に転落している。 そのサンプドリアは、クラブのレジェンドでもありイタリア代表やサウジアラビア代表なども指揮したロベルト・マンチーニ氏を新監督として任命しようとしたが、マンチーニ監督はこれを断ることを決断したとのこと。転落していくチームへの想いはありながらも、クラブのプランに首を縦に振ることはできなかったようだ。 2025.04.07 21:00 Mon3
依然健在の38歳クアリアレッラ、セリエA歴代ストライカー5人目のメモリアル!
サンプドリアのイタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(38)がセリエA通算500試合出場のメモリアル記録を達成した。 日本代表DF吉田麻也も所属するサンプドリアは22日に行われたセリエA最終節でパルマとホームで対戦。今季限りでの退任を表明したクラウディオ・ラニエリ監督のラストゲームを3-0の勝利で飾り、9位フィニッシュで締めくくった。 38歳ながらチーム最多12ゴールをマークするクアリアレッラは吉田もフル出場した一戦で2試合ぶりに先発すると、21分にイタリア代表MFアントニオ・カンドレーバのパスから先制点をマーク。自身の記録を自らのゴールで祝った。 データ集計サイト『Opta(@OptaPaolo)』によると、セリエAでプレーしたストライカーとしてはフランチェスコ・トッティ(619試合)、ロベルト・マンチーニ(541試合)、シルヴィオ・ピオラ(537試合)、アルベルト・ジラルディーノ(514試合)に次ぐ史上5人目だという。 クアリアレッラは1999年にトリノでプロデビュー後、母国複数クラブを渡り歩き、2016年にサンプドリア復帰。2018-19シーズンのセリエAで得点王に輝き、今季は最終的に33試合出場で13ゴールを挙げ、5季連続の二桁ゴールと衰え知らずの活躍を披露した。 2021.05.23 10:05 Sun4
「許可されてたよ」ピルロ監督は選手の喫煙OK派、教え子が証言「彼自身もハーフタイムは座って一服」
アンドレア・ピルロ氏は指揮官として選手の喫煙を許可しているという。イギリス『サン』が伝えている。 現役時代にイタリア代表としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制し、ミランではチャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇したピルロ氏。ユベントスでもセリエA9連覇時代の礎を築くなど、栄光に満ちた選手キャリアを送った。 しかし、監督キャリアでは失敗続き。予期せぬ古巣ユベントスの指揮官就任が歯車を狂わせた感は拭えないが、選手として導いたセリエA9連覇時代を指揮官の立場で終わらせることとなり、昨シーズンはトルコのファティ・カラギュムリュクへ向かうも1年足らずで退任し、今季はサンプドリアでセリエB開幕9試合を戦い1勝3分け5敗と無惨な成績だ。 そんなピルロ氏がファティ・カラギュムリュクを率いていた昨季、選手として所属した元トルコ代表FWコリン・カジム=リチャーズがイギリス『Filthy Fells』のYouTubeチャンネルに出演。ピルロ氏は選手の喫煙を許可し、自らも選手に隠れることなく堂々と喫煙していたという。 「タバコを吸うイタリア人はたくさんいるだろ? それはトルコでも同じなのさ」 「選手としてはもちろん監督次第なわけだけど、ピルロのもとでは許可されていたよ。ピルロを含めた何人かが試合前にノンストップでタバコを吸い、ピルロはハーフタイムも座って一服。話しながらでも咥えているよ」 「これは文化の違いってやつさ。僕はショックを受けたわけじゃないし、決して批判するつもりもない。むしろ正当なことだと思う」 イタリア人と喫煙と言えばラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督がヘビースモーカーとして知られ、64歳の現在も1日60本の煙草を吸うと言われている。かつてインテルなどを指揮したアルゼンチン人指揮官のエクトル・クーペル氏も煙草を吸いながらセリエAで指揮したことも有名だが、ピルロ氏もかなりのヘビースモーカーだったようだ。 2023.10.12 21:35 Thu5