札幌が濱大耀と契約満了…2年間を過ごす富山からも退団

2022.11.26 17:35 Sat
©︎J.LEAGUE
北海道コンサドーレ札幌は26日、DF濱大耀(24)との契約満了を発表した。

濱は札幌のアカデミー出身で、2017年にトップチーム昇格。2021年からはカターレ富山に貸し出されたが、2年間を通じて明治安田生命J3リーグで出番なしだった。

富山からも退団が決まった濱は両クラブを通じて別れの挨拶をしている。
◆北海道コンサドーレ札幌
「北海道コンサドーレ札幌に関わる皆様、ユースから数えて9年間の間、たくさんの声援とサポートありがとうございました。ここ2年間はレンタル先での活動でしたが、札幌にいた4年間、ユースでの活動を含めれば7年間、本当に沢山の経験をさせてもらいました」

「9年間で毎日のように『結果で恩返しを』と闘志を燃やし進んできましたが、最後まで叶えることができずにチームを去ることになってしまい、申し訳なく思います。ですが、四方田さんやミシャさんのもとでサッカーを学べたこと、札幌のトップレベルの選手たちとしのぎを削り切磋琢磨できたとこと、迫力あるスタジアムでたくさんの応援の中プレーできたこと、札幌での日々はサッカー選手として、とても幸運なことだったと思えます
「ここでの経験を生かして次の場所でも頑張りたいと思います。最後に、お世話になったファンやサポーター、パートナー、チーム関係者の皆様、9年間本当にありがとうございました」

◆カターレ富山
「カターレ富山に関わる皆様、2年間という短い間でしたが、ありがとうございました。今シーズンは昨年の怪我の影響で、シーズン中に復帰することは叶いませんでした。また、チームとしてJ2に復帰する目標を達成することができず、個人としてそこに全く貢献できなかったことを申し訳なく思います」

「僕の短いキャリアの中でも断トツで苦しい1年間でしたが、ファンやサポーターの皆さんがかけてくれる声援や日頃からのサポート、監督やコーチ、チームドクターやトレーナー、そしてチームメイトに支えられて今日まで練習に励むことができました」

「富山での2年間の経験を生かして、今後も自分らしく頑張っていこうと思います。またどこかで皆さんに会えることを楽しみにしています。2年間ありがとうございました」

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J昇格請負人だったウーゴ・マラドーナの訃報/六川亨の日本サッカー見聞録

昨年末のこと、残念なニュースが飛び込んできた。一昨年末に亡くなったディエゴ・マラドーナの末弟であるウーゴ・マラドーナ(52歳)が急逝したとの報道だ。死因はナポリにある自宅で心臓発作を起こしたらしい。 ディエゴ自身もこれまで放映された映画やアマゾンTVが放送しているドラマなどで、ナポリ時代に薬物に手を出したことを告白している。もしかしたらウーゴも同じ道を辿ったとしたら、兄ディエゴは“英雄"だったかもしれないが、ファミリーにとってナポリ時代は悔やまれてならない。 ウーゴの存在を身近に知ったのは、92年に浜松市をホームにするPJMフューチャーズに加入した時だった。 PJMは、アメリカ人のポール・J・マイヤーが開発した人材育成のための能力開発システムで、当時、本田技研の研修を担当していた桑原勝義氏が興味を持ったことから“おとぎ話"はスタートした。桑原は藤枝東高時代に高校選手権で優勝し、その後は日本代表にも選ばれた好選手で、本田サッカー部の監督も歴任した(現JFL理事長)。 桑原氏の夢は、一貫した育成システムで育てた選手を2002年のW杯で日本代表に送り込むことだった。そのために本田を辞め、87年にクワバラスポーツクラブと、本田サッカー部の選手を中心にしたPJMフューチャーズを立ち上げた。 当初の予定は7年後の94年にJSL(日本サッカーリーグ)1部入りを果たすことだったが、時代はJリーグ創設へと動き出した。 Jリーグ入りへ、静岡からはJSL1部のヤマハと本田に加え、県リーグ所属の清水クラブ(後の清水エスパルス)の4チームが名乗りを上げた(その後は中央防犯、現アビスパ福岡もJリーグ入りを表明)。後発であり劣勢が否めないPJMにとって、Jリーグ入りへ起死回生の策だったのが当時29歳のディエゴ・マラドーナの獲得だった。 90年7月、PJMフューチャーズのオーナーでありPJMジャパンの社長の有田平は「移籍金は20億円以上、年俸も希望次第」と発表した。しかしナポリとの契約が93年5月まで残っていたため、マラドーナの獲得は夢のまま終わった。 そんなPJMフューチャーズに転機が訪れたのは東海リーグに昇格した91年、マラドーナ3兄弟の末弟であるウーゴを獲得したことだった。兄に似てずんぐりむっくりの体型のウーゴは、「背番号10は兄ディエゴのためにとっておく」と話していた。ディエゴの夢である「兄弟3人(ラウルとウーゴ)でプレーする」ための布石ではないかと報道されることもあった。 残念ながら兄ディエゴは90年イタリアW杯後の91年にコカイン服用の疑いでイタリア警察から告発され、FIFAからは15ヶ月の出場停止処分を受け、兄弟が揃って日本でプレーする夢はかなわなかった。 それでもウーゴはPJM(後の鳥栖フューチャーズ)でプレーした92年から94年の3年間(東海リーグとJFL)で49試合出場31ゴール、95年は福岡ブルックスに移籍し、JFLでは27試合出場で27ゴールを奪ってJリーグ昇格に貢献、97年には札幌でもチームをJリーグ昇格へと導いた。 偉大すぎる兄と比較されながらも、そのひたむきなプレーは鳥栖や福岡、札幌のファン・サポーターの脳裏に焼き付いているのではないだろうか。遅ればせながら、哀悼の意を表します。 2022.01.10 12:30 Mon
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「フリーキック専属で出場を」札幌のNo.1キッカーはまさかのGKコーチ?! 両足高精度のFKが「絶対一番シュート上手い」と大バズり

北海道コンサドーレ札幌の意外な人物のFKに脚光が当たっている。 今オフの札幌は前線で計算できるガブリエル・シャビエルや興梠慎三に加え、高嶺朋樹がチームを去った。大きな痛手ではあるが、新戦力として元日本代表MF小林祐希が加わり、頭を悩ませていたGK陣にもク・ソンユンが大邱FCから復帰した。 ミハイロ・ペトロヴィッチ体制6年目を迎える札幌は、10日から沖縄県国頭郡で一次キャンプを実施中。2月4日までの長期を予定しており、2月8日からは熊本県菊池郡での二次キャンプに入る予定だ。 フィジカル強度の高いトレーニングのみならず、頭を使うメニューも多く、バラエティに富む練習内容を公式ツイッターで紹介。その中で目を惹いたのはGKコーチ、赤池保幸氏のFKだ。 「一部のマニアの皆さんにたまらない動画」との声が上がるほどで、右足では枠の右隅を掠める際どいコース、左足では壁を越えて右隅下へ落ちる精度の高いキックを披露している。 札幌には言わずと知れたFKの名手・福森晃斗のほか、先の小林も昨季は月間ベストゴールを受賞する左足を持っているが、赤池氏のキックには「福ちゃんvs祐希vs赤池GKコーチvsスナマココーチによるFK対決見てみたい」とのコメントも寄せられるほどだ。 日本フットボールリーグ(JFL)時代の1997年に札幌へ選手として加入した赤池氏は、引退後も札幌の育成組織や普及部のGKコーチとして尽力。2007年からトップチームのGKコーチを務めており、クラブ在籍27年を誇る生き字引だ。 今季も札幌守護神を陰からバックアップ。サポーターからは「これはすごい!2本目は取れる気がしない」、「絶対一番シュートが上手い」、「福ちゃんか赤池さんかってぐらい」などの感嘆の声以外にも、「バレーボールの様に、フリーキックだけの選手交代が出来ないかと思ったな」、「フリーキック専属で出場出来ないですか」といった“ピンチキッカー”としての役割を期待する声も上がっている。 <span class="paragraph-title">【動画】両足遜色ないFKを見せる札幌GKコーチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">沖縄キャンプ<br><br>今年も赤池コーチのキックは健在です<a href="https://twitter.com/hashtag/consadole?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#consadole</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#コンサドーレ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%972023?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#沖縄キャンプ2023</a> <a href="https://t.co/oI0frh1FSo">pic.twitter.com/oI0frh1FSo</a></p>&mdash; 北海道コンサドーレ札幌公式 (@consaofficial) <a href="https://twitter.com/consaofficial/status/1615232867218620417?ref_src=twsrc%5Etfw">January 17, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.17 22:10 Tue
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1年でのJ1復帰目指す札幌に生え抜きMF高嶺朋樹が電撃帰還! 昨夏加入コルトレイクでポジション確保も「覚悟をもってコンサドーレに帰ってきました」

北海道コンサドーレ札幌は5日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKVコルトレイクからMF高嶺朋樹(27)が完全移籍加入すると発表した。 高嶺は北海道出身で札幌の下部組織から筑波大学へと進学。2020年に札幌へ加入した。3シーズンを札幌でプレーしたのち、2023年には柏レイソルへ完全移籍。その後、2024年7月にコルトレイクへ完全移籍した。 2024-25シーズンはここまでリーグ戦19試合(先発11)に出場するなど主力としてプレーしていたが、9年ぶりにJ2降格となった古巣への強い想いから電撃復帰となった。 岩政大樹新監督の下、1年でのJ1復帰を期す生え抜きMFは「覚悟をもってコンサドーレに帰ってきました。1年でJ1に戻れるように自分の力を発揮したいと思います。応援よろしくお願いします」と力強い言葉で新シーズンへの決意を示した。 2025.01.05 21:33 Sun

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