イプスウィッチをプレミアに導いたマッケンナ監督、古巣ユナイテッドで指揮の可能性も?

2024.05.15 15:29 Wed
ユナイテッドの新指揮官候補に浮上したマッケンナ監督
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ユナイテッドの新指揮官候補に浮上したマッケンナ監督
マンチェスター・ユナイテッドはイプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督(38)の招へいも検討し始めているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じた。

エリク・テン・ハグ監督体制2年目の今シーズンはケガ人の多さもあり、厳しい戦いを強いられたユナイテッド。立て直しに向けた指揮官交代が囁かれるなか、イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督(53)やブレントフォードのトーマス・フランク監督(50)らの名前が候補に挙がっている。
しかし、現時点で最有力とみられるサウスゲイト監督は就任可能な時期が不透明。首脳陣はプレシーズン開始時からの指揮を望んでいるというが、今夏のユーロ後のマンチェスター到着となれば、スタートは7月中旬頃になると考えられる。

そこで新たに浮上しているのがマッケンナ監督の名前。2016年夏から2018年夏までユナイテッドのU-18チームを率いた青年指揮官は、その後ファーストチームでアシスタントコーチを担当していた。

2021年12月にはイプスウィッチの指揮官に就任。昨シーズン、リーグ1(イングランド3部)からチャンピオンシップ(2部)への昇格を決めると、続く今シーズンはクラブを22年ぶりのプレミアリーグ昇格へと導いた。
ユナイテッドはすでにマッケンナ監督の代理人との接触を開始しているとのこと。ブライトン&ホーヴ・アルビオンなどからの関心も噂されるマッケンナ監督だが、イプスウィッチで結果を残してのユナイテッド凱旋は本人にとってもエキサイティングな選択肢となるはずだ。

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デ・ゼルビ監督退任のブライトン、ポッター元監督と復帰巡って協議

日本代表MF三笘薫も所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンが次期監督を巡り、元指揮官のグレアム・ポッター氏(49)と復帰の協議をしているようだ。 ブライトンでの手腕が買われ、2022年9月にチェルシー行きを決断したが、成績不振により、1年もたずして職を失ったポッター氏。以降はフリーの状況が続く。 一方のブライトンはロベルト・デ・ゼルビ監督が今季限りで退任。イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督を1stターゲットに定めるといわれる。 ただ、マッケンナ監督はイプスウィッチとの契約更新を選び、来季も残留。イギリス『ガーディアン』いわく、ブライトンはここでポッター氏にシフトしたという。 そんなブライトンだが、ポッター氏との話を急いでまとめるつもりはなく、スティーブ・クーパー氏ら他の候補にも目をやり、時間をかけて決めるそうだ。 チェルシー移籍後に「楽な生活がしたければ、ブライトンで働き続けた方が簡単だった」と発言し、それが一部のブライトンファンから怒りを買ったともされるポッター氏。エリク・テン・ハグ監督が解任となれば、マンチェスター・ユナイテッド行きも取り沙汰されるが、いかに。 2024.06.07 11:50 Fri

来季プレミア挑戦のイプスウィッチ、チェルシーからレンタルの20歳FWハッチンソン確保目指す

イプスウィッチ・タウンはジャマイカ代表FWオマリ・ハッチンソン(20)をチェルシーから完全移籍で獲得したいようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が報じた。 今シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)の戦いを2位で終え、クラブ22年ぶりのプレミアリーグ挑戦を叶えたイプスウィッチ。リーグ1(イングランド3部)からの2年連続昇格の立役者キーラン・マッケンナ監督は、ビッグクラブからの関心が報じられていたが、2028年6月までの契約延長を果たした。 イプスウィッチでの続投が決まったマッケンナ監督は、チェルシーからレンタル加入のハッチンソンと来シーズンも共に戦うことを望んでいるとのこと。クラブは移籍金2000万ポンド(約40億円)での完全移籍を目指すという。 マッケンナ監督の下、徐々にチーム内での地位を高めた左利きアタッカーのハッチンソンは、最終的に公式戦50試合で11試合6ゴールを記録。リーグ最終節でもネットを揺らすなどイプスウィッチのプレミアリーグ昇格に貢献し、シュツットガルトやアヤックス、フェイエノールトなどから関心を寄せられている。 今夏、多数の選手の放出に動くと予想されるチェルシーは、ハッチンソンの売却にも前向きと見られているが、つい先日、オプション行使によって契約期間を2026年6月まで延長。引き留めに傾いたというよりは、この20歳の価値を守るための動きと考えられている。 2024.05.31 18:43 Fri

プレミア昇格イプスウィッチ、ビッグクラブ関心のマッケンナ監督と4年契約締結

イプスウィッチ・タウンは30日、キーラン・マッケンナ監督(38)と2028年6月まで契約を延長したことを発表した。 かつてマンチェスター・ユナイテッドに5年ほど在籍し、U-18チームの指揮官やファーストチームのアシスタントコーチを務めていたマッケンナ監督。2021年12月、当時リーグ1(イングランド3部)に所属していたイプスウィッチの指揮官に就任した。 キャリア初のトップチーム監督となったマッケンナ監督は、そこから一気にチームを押し上げ、2022-23シーズンに2位でチャンピオンシップ(イングランド2部)昇格を果たすと、今シーズンも安定した戦いでチャンピオンシップ2位にチームを導き、プレミアリーグ昇格を達成した。 瞬く間にイプスウィッチをトップリーグまで押し上げたマッケンナ監督には、ビッグクラブからの関心が集中。これまでチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドが招へいを検討と報じられていた。 2年連続昇格へと導いた最大の立役者であるマッケンナ監督は契約延長を受けて「クラブと新契約を結べたことを誇りに思う。過去2シーズン、我々は素晴らしい成功を収めることができた。22年ぶりにイプスウィッチをプレミアリーグに導くことができたことを嬉しく思う」とクラブへの忠誠を誓った。 2024.05.31 06:30 Fri

ビッグクラブから関心集中も、マッケンナ監督はイプスウィッチとの長期契約決断か

イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督(38)は、チームに残留する見通しとなったようだ。 かつてマンチェスター・ユナイテッドに5年ほど在籍し、U-18チームの指揮官やファーストチームのアシスタントコーチを務めていたマッケンナ監督。2021年12月、当時リーグ1(イングランド3部)に所属していたイプスウィッチの指揮官に就任した。 キャリア初のトップチーム監督となったマッケンナ監督は、そこから一気にチームを押し上げることに。2022-23シーズンに2位でチャンピオンシップ(イングランド2部)昇格を果たすと、今シーズンも安定した戦いでチャンピオンシップ2位にチームを導き、プレミアリーグ昇格を達成した。 瞬く間にイプスウィッチをトップリーグまで押し上げたマッケンナ監督には、ビッグクラブからの関心が集中。これまでチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドが招へいを検討と報じられていた。 しかし、イギリス『The Athletic』のデイビッド・オーンスタイン記者によると、マッケンナ監督はイプスウィッチで引き続き指揮を執る決断を下したとのこと。現在はクラブと長期契約について交渉中であり、近いうちに新契約が締結される模様だ。 チームを2年連続昇格へと導いた最大の立役者が残留となれば、来シーズンのプレミアリーグでもイプスウィッチの戦いには大いに期待できるだろう。 2024.05.28 16:20 Tue

テン・ハグ続投か解任か…ユナイテッド上層部がその前にシーズンレビューへ

マンチェスター・ユナイテッドがエリク・テン・ハグ監督(54)の進退を決める前に今季の振り返りを行うようだ。 プレミアリーグでクラブワーストの8位で終戦するなど、失意の1年に変わりないが、FAカップを制して締めくくったユナイテッド。そのおかげでFAカップ経由でヨーロッパリーグ(EL)出場権を掴み、来季も欧州カップ戦出場が決まった。 テン・ハグ監督もこれで就任から2年連続のタイトルに導いたわけだが、FAカップ決勝前の段階から優勝するか否かに関係なく解任との見方も…。そして、決勝後の監督自身も今後を問われると、「わからない」と不透明さを認める。 そのなか、イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督をはじめ、後任探しの動きも取り沙汰されるユナイテッドだが、イギリス『The Athletic』によると、来週にシーズンレビューを行い、次のステップを決める見通しだ。 その場ではテン・ハグ監督の業績も議題に挙がり、共同オーナーのジム・ラトクリフ氏やスポーツディレクター(SD)のデイブ・ブレイルスフォード氏からなる上層部が今季のあらゆる側面を客観的にジャッジしていくという。 2024.05.28 13:40 Tue

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ユナイテッドGKヒートンがイングランド代表としてユーロへ! GK陣のサポート役に

イングランドサッカー協会(FA)は10日、ユーロ2024の代表チームにマンチェスター・ユナイテッドGKトム・ヒートンが加わると発表した。 2021年夏からユナイテッドに戻り、今季はアンドレ・オナナ、アルタイ・バユンドゥルに次ぐ3番手GKとして過ごしたヒートン。ユナイテッドで今季限りの契約を巡る話し合いが続くなか、ユーロ中の代表にトレーニングGKとして帯同する運びとなった。 2019年9月の招集を最後に遠ざかる代表にジョーダン・ピックフォード、アーロン・ラムズデール、ディーン・ヘンダーソンのサポート役として復帰の38歳GKは自身のXで「ガレス(・サウスゲイト)からチーム入りを頼まれ、すごく光栄」などと心境を綴った。 また、ガレス・サウスゲイト監督は「トムがドイツに行くのを同意してくれて本当に嬉しく思う」と述べ、期待を寄せている。 「経験上、こういう短期決戦ではマーティン・マーゲットソンのGKチームに多くの負担がかかる。トムはトレーニング場でジョーダン、アーロン、ディーンのサポート役を果たしてくれるはず」 「フィールドの外では我々の誰もがよく知るように、彼は我々が常に作ろうとしているポジティブな雰囲気をさらに高めてくれることだろう。マンチェスター・ユナイテッドに感謝の意を表する」 イングランドはグループステージでC組に組み込まれ、スロベニア代表、デンマーク代表、セルビア代表と対戦する。 2024.06.11 11:15 Tue

ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

イングランド代表DFルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドでのケガを振り返った。 2014年夏のユナイテッド入りからケガに苦しみながらも左サイドバックの一番手をほしいがままとするショー。昨季もユナイテッドでの自己ベストに並ぶ公式戦47試合に出場したが、今季は筋肉系の故障を繰り返し、トータルでも15試合のプレーに終わった。 痛かったのは2月中旬に行われたプレミアリーグ第24節のアストン・ビラ戦でアクシデント交代したにもかかわらず、翌節のルートン・タウン戦も先発したこと。結果、ルートン戦では前半終了間際に交代し、その試合を最後に筋肉系の故障で全休を強いられた。 28歳DFはその長引いた離脱に自身だけでなく、周囲にも非があると感じているようだ。 「アストン・ビラ戦で違和感があってハーフタイムに交代したけど、それはみんなの責任だ。一部は僕で、一部はメディカルスタッフのね。彼らの誰もがそう認めると思う」 「検査では大したことじゃなかったけど、丸1週間にわたって練習しなかった。で、試合前日にトレーニングをしたんだ。監督にプレーを求められたら、絶対に断らない」 「でも、プレーすべきじゃなかった」 だが、来る夏のユーロ2024メンバーに何とか滑り込み、驚きの声も。「何人かに『ユナイテッドで間に合わず、イングランドで間に合うなんてどういうことだ』と聞かれたりもした」とし、周囲の反応に理解を示すが、全力を尽くした結果だと述べた。 また、「何があったのか公表した方がいい。どうして僕がここにいて、ユナイテッドでいなかったのか、多くの疑問があると思うから。そのことが頭から離れないし、そんなことをしていると思われたくない」とも語っている。 ガレス・サウスゲイト監督からはグループステージ第2戦からの出場見込みが語られるが、「初戦に出たい。そこに嘘なんてない。でも、チャンスは現実的に1回しかないし、あまり急ぎたくない。違和感があればそこで終わり。そんなの起きてほしくない」と話した。 2024.06.10 16:35 Mon

ミランがザークツィー争奪戦を一歩リード? アーセナル&ユナイテッドの関心よそに個人合意か

ミランがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得を進めているようだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、ストライカーの獲得を目指しているミラン。今シーズン躍進を遂げたボローニャで、公式戦37試合12ゴール7アシストと本格開花の兆しを見せたザークツィーが有力候補となっている。 7月から有効の契約解除金4000万ユーロ(約67億6000万円)を支払う準備もあるとされるミランは、ザークツィー側との交渉も推進。イタリア『カルチョメルカート』によると、ボーナス込みの年俸400万ユーロ(約6億8000万円)、5年契約の条件で合意に達したという。 一方、ネックとなっているのが代理人に支払う手数料で、当初は1500万ユーロ(約25億3000万円)の大金を要求されたとのこと。しかし、ミラン首脳陣はこの引き下げに取り組んでおり、前向きな感触が得られているようだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドもこのストライカーの動向を注視。関心が噂されていたユベントスは、現在、他の選手に目を向けているとのことだ。 2024.06.10 13:48 Mon

トゥへル氏が休養へ…ユナイテッドと面談も

次はどのクラブを率いるのか注目されるトーマス・トゥヘル氏(50)だが、休養の意向を示すようだ。 今季限りでバイエルンの監督を辞したトゥヘル監督。シーズン途中の退任内定からまもなくして、エリク・テン・ハグ監督の解任話が浮かぶマンチェスター・ユナイテッドと紐付き、後任候補の1人に目される。 トゥヘル氏もプレミアリーグ復帰に前向きとされたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、今夏はどのクラブの指揮も執らずに休みをとりたく、ユナイテッド行きの意向なしだという。 ここ数週間にわたり、ユナイテッドと面談の場を設けたというドイツ人指揮官だが、その話し合いも打ち切った模様だ。 また、イギリス『BBC』によれば、その会談はジム・ラトクリフ共同オーナーも同席してフランスで行われたそうだ。 テン・ハグ監督の進退を巡る結論はこれからとされ、ほかにもイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督らを候補とするユナイテッドだが、トゥヘル氏を招へいする選択肢がなくなった。 2024.06.10 09:55 Mon

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バイエルンが1年越しに獲得目指す、フルアムMFパリーニャに60億円のオファー

中盤の補強を目指すバイエルンが2年連続でフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得にオファーを出したという。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が退任し、ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルン。選手補強に動く中、1年越しにパリーニャの獲得に動いているという。 昨夏はメディカルチェックまで済ませていたパリーニャ。個人間合意に至っていた中、フルアムが後釜を見つけられないという理由から移籍を拒否していた。 7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアムに対し、バイエルンは6000万ポンド(約120億円)で獲得に近づいていたが、今夏は3000万ポンド(約60億円)のオファーからスタートしたという。 パリーニャは2022年7月にスポルティングCPからフルアムに加入。2022-23シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し3ゴールを記録。FAカップでも5試合で1ゴールを記録ていた。 2023-24シーズンは、プレミアリーグで33試合に出場し4ゴールを記録。2シーズンで公式戦79試合に出場し8ゴールを記録していた。 バイエルンは結果として無冠に終わり、中盤の負傷者に悩まされただけに、パリーニャが獲得できていればという思いも少なからずあるところ。本人も移籍を希望しており、交渉を早くまとめたいところだ。 2024.06.10 11:25 Mon

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