「美しい試合をするつもりはない」U-23日本代表と対戦するイラク、指揮官はキャプテン不在を嘆くも「全員を信頼している」
2024.04.29 19:45 Mon
U-23イラク代表のラディ・シェナイシル監督がU-23日本代表戦に向けて意気込みを語った。アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトが伝えた。
29日、AFC U23アジアカップ準決勝でイラクは日本と対戦する。
パリ・オリンピックの切符が懸かった大一番。イラクは、2016年のリオ・デ・ジャネイロ以来、3度目のオリンピック出場を目指している。
準々決勝ではU-23ベトナム代表を下しての準決勝進出となったが、グループステージでは初戦のU-23タイ代表戦で敗れており、そこから勝ち続けているという状況だ。
日本戦を前にシェナイシル監督は選手がプレッシャーを感じながら戦ってきたとし、勝つことしか考えていないと結果を求めた。
「我々は勝利を目指して取り組んでいるが、美しい試合をするつもりはない。選手たちは我々が求めたことを全て実行してくれた。彼らは守備と攻撃のプランをたくさん持っていて、我々はパフォーマンスよりも結果を求めていた」
「美しいパフォーマンスをすることは良いことだが、明日は勝たなければならない」
そんな中、キャプテンを務めるMFムンタヘル・モハメド・マスルーキが出場停止に。日本戦に向けて難しい戦いになる可能性もある。
シェナイシル監督はキャプテン不在を嘆きながらも、他の選手
「彼は我々のチームのキャプテンであり、チーム内で重要な役割を担う選手もいるが、私は選手全員を信頼している」
「序盤から安定したラインナップを維持してきた。プレーを始めた選手たちの間には調和が見られる。彼の代わりを見つけるのは難しいだろうが、誰が彼の代わりになっても最善を尽くしてくれると確信している」
勝てばパリ行きが決定。U-23代表戦は29日の26時30分キックオフ。試合はテレビ朝日とDAZNで中継される。
29日、AFC U23アジアカップ準決勝でイラクは日本と対戦する。
パリ・オリンピックの切符が懸かった大一番。イラクは、2016年のリオ・デ・ジャネイロ以来、3度目のオリンピック出場を目指している。
日本戦を前にシェナイシル監督は選手がプレッシャーを感じながら戦ってきたとし、勝つことしか考えていないと結果を求めた。
「タイに負けた時は選手たちに大きなプレッシャーがかかっていたので、パフォーマンスよりもポジティブなことを考えるように努めた。グループ初戦の後、我々は大きなプレッシャーを感じていた」
「我々は勝利を目指して取り組んでいるが、美しい試合をするつもりはない。選手たちは我々が求めたことを全て実行してくれた。彼らは守備と攻撃のプランをたくさん持っていて、我々はパフォーマンスよりも結果を求めていた」
「美しいパフォーマンスをすることは良いことだが、明日は勝たなければならない」
そんな中、キャプテンを務めるMFムンタヘル・モハメド・マスルーキが出場停止に。日本戦に向けて難しい戦いになる可能性もある。
シェナイシル監督はキャプテン不在を嘆きながらも、他の選手
「彼は我々のチームのキャプテンであり、チーム内で重要な役割を担う選手もいるが、私は選手全員を信頼している」
「序盤から安定したラインナップを維持してきた。プレーを始めた選手たちの間には調和が見られる。彼の代わりを見つけるのは難しいだろうが、誰が彼の代わりになっても最善を尽くしてくれると確信している」
勝てばパリ行きが決定。U-23代表戦は29日の26時30分キックオフ。試合はテレビ朝日とDAZNで中継される。
ラディ・シェナイシルの関連記事
U-19イラク代表の関連記事
AFC U23アジアカップの関連記事
記事をさがす
|
U-19イラク代表の人気記事ランキング
1
イラク代表、元スロベニア代表指揮官のカタネッツ氏を新指揮官に招へい
▽イラクサッカー協会(IFA)は、スロベニア人指揮官のスレチコ・カタネッツ(55)がイラク代表の新指揮官に就任したことを発表した。契約期間は3年となる。 ▽先日にバシム・カシミ前監督との契約が終了したイラク代表では、かつてイングランド代表を率いた経験を持つスベン・ゴラン・エリクソン氏の招へいに動くも交渉がまとまらず。代わってスロベニア代表やマケドニア代表、UAE代表の指揮官を歴任してきたカタネッツ氏を新指揮官に招へいした。 ▽現役時代にユーゴスラビア代表としてドラガン・ストイコビッチ氏らと共に元日本代表監督のイビチャ・オシム率いるチームの主力として活躍したカタネッツ氏は、現役引退後はオリンピアコスや前述の代表チームの指揮官を務めてきた。 2018.09.06 13:53 Thu2
「成長できたのは彼のおかげ」チーム離脱中に監督解任の菅原由勢、それでも今はアジアカップに集中「グループリーグ突破の大事な試合」
日本代表DF菅原由勢(AZ)がイラク代表戦に向けてコメントした。 アジアカップ2023に臨んでいる日本代表は、19日にグループステージ第2節でイラクと対戦する。 日本はベトナムに、イラクはインドネシアに初戦で勝利。互いに連勝を目指しての第2節となる。 ベトナム戦では先発し77分までプレーした菅原。イラク戦については「まずはグループリーグ突破という第一の目標がある中で非常に大事な試合になると思います」とコメント。「1試合目とは相手も変わりますけど、改めて日本の良さを出しながら、相手との兼ね合いはありますが、相手をしっかり攻略できるようにやりたいと思います」と語った。 難しい戦いを最初から強いられた中、イラクもどのように戦って来るかは不明。5バックも4バックもある状況だ。 菅原は「5枚か4枚かというところで、1試合目は4枚でやっていましたけど、日本対策ということでどうやるのか正直分からないです。どっちのオプションにも対応できるようにということはチームとして準備していますし、個人としても5バックか4バックかで守備のハメ方も違うので、しっかりプランを複数持って臨みたいです」と、しっかりと相手の出方に合わせて対応したいとした。 ベトナム戦はピッチ内での擦り合わせに時間を要したが、しっかりと前半のうちに逆転。ハーフタイムで対策し、後半はシステム変更などもして日本のペースで戦った。 ベンチ外だった三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)からもハーフタイムにアドバイスを受けたという菅原。「ピッチで感じているのと、外から見ていて感じることは違うものがあって、(三笘)薫くんとか中心に外から見ている選手からのアドバイスはあったし、中からこういう感じ方があるという擦り合わせはハーフタイムにもできました」と修正に繋がったという。 また、「それが試合の中でもちろんできれば良いですし、早ければ早いほど自分たちの時間になるというのはありますけど、1戦目でああいう上手く噛み合わない状況が経験できて、擦り合わせるのにどうするかというシミュレーションみたいな形で第1戦を終えられたことは良かったので、それを第2戦にも必ず生きると思うので、1戦目と同じようにならないように2戦目は2戦目でピッチ内で起きたことをしっかり共有して、すり合わせて対応できればと思います」と、しっかりと起きたことに対応していきたいと語った。 イラクはサイド攻撃にも特徴があるが「ベトナムも素晴らしい選手はたくさんいたのであまり変わらないですけど、しっかりと自分が誰と対戦する可能性があるのかをしっかり見て分析したいと思います」とコメント。守備面ではマークの受け渡しなども必要となるが、「そこはチーム全体として練習でも話し合っていて、イラクの強みということもわかっています。チームとして対応できればと思います」とした。 そんな菅原だが、所属するAZが17日にパスカル・ヤンセン監督(50)を解任。菅原にとってはコーチ時代から共に過ごしてきた監督と、思わぬ形で別れることとなった。 監督の解任については「ぶっちゃけ皆さんと同じタイミングで知ったというか、SNSで監督が解任されたことを知りました。チームマネージャーに確認はすぐにしました」と、突然知ったと明かし、「チームマネージャーも連絡してきた感じでは、僕と同じようにSNSで知ったと思います」と語った。 監督との思い出については「僕は彼がコーチ時代から4年半一緒にやってきましたし、ここまで成長できたのは彼のおかげでもあります。難しい感情になりました。恩もありますし」と語り、「僕が代表でいないタイミングということもあり、考えるべきこともありますけど、今はアジアカップにしっかり集中したいと思います」と、気になる部分はあるものの、今はアジアカップに集中するとした。 また、アシスタントコーチのマールテン・マーテンス氏が後任として今シーズンは指揮を執る事になるが、不在の間にチームに変化が訪れることに。 菅原は「立ち上げにいないことはどれだけ選手にとって難しい状況かは僕が一番良くわかっていますけど、正直4年半このチームでしっかりやってきた積み重ねがあることも自負しているので、簡単に自分が積み上げてきたものが崩れるとも思っていないので、しっかりとアジアカップで結果を残すことができる最大限かなと思います」とコメント。「チームのことはチームのことでしっかり考えたいと思います」と、アジアカップ後にしっかりと考えたいとした。 2024.01.18 23:35 Thu3
物議醸したイラク代表FWへの警告にAFCが声明を発表…3度も再開を警告したが従わず「主審による正しい判断」
アジアサッカー連盟(AFC)は2日、アジアカップ2023・ラウンド16のイラク代表vsヨルダン代表でのイエローカードの判定についての声明を発表した。 2日から準々決勝が始まるアジアカップ。日本代表も勝ち上がっている他、オーストラリア代表や韓国代表、イラン代表と強豪国が勝ち上がっている。 そん中、ラウンド16のイラクvsヨルダンでの判定が物議を醸しており、AFCが声明を発表する事態となった。 問題の判定は77分、イラクのFWアイメン・フセインが逆転ゴールを記録。その後、ゴールパフォーマンスをしていた際に、アリレザ・ファガニ主審がイエローカードを提示。これが2枚目のカードとなりアイメンは退場。その後、数的優位を生かしたヨルダンが逆転勝利を収め、ベスト8に進出していた。 試合の流れを変えたと言っても良いこの判定には、直後から大きな論争に発展。アイメンのゴールパフォーマンスが侮辱行為だったという意見も出る中で、長すぎるパフォーマンスが遅延行為だったとしてイエローカードが出されたが、ヨルダンのゴールパフォーマンスの方が長かったという検証動画も出回るなどしていた。 AFCは事態を重く見て声明を発表。判定についての見解を改めて示した。 アイメンへの2枚のイエローカードについて、前半アディショナルタイムの最初のカードは言葉と行動による抗議、2枚目は試合再開を遅らせたという理由だったとのこと。これにより、アイメンは退場となった。 AFCは2枚目のイエローカードについて、IFAB(国際サッカー評議会)の競技規則に従い、第12条(ファウルと不正行為 – 懲戒処分:遅延)に基づいたものだった。と説明。過度に試合再開を遅らせる選手には警告を出さなければならないとしている。 また、ゴールパフォーマンスについては、「主審は3度も再開を強く促してい」とのこと。それでも従わなかったとして、イエローカードを出したとしている。 AFCは「アイメン・フセインに対して出された2度目の警告は、競技規則に従い、主審による正しい判断であった」と結論づけ、正当な退場だったと見解を示した。 実際のアイメンは、ゴールを決めた直後にパフォーマンスをしていたが、その後戻ろうとする中で再び座り込みパフォーマンス。実際の時間の問題というよりも、一連の流れではないことも、意図的な遅延行為に取られた可能性がありそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】日本も苦しめたアイメンが劇的逆転弾も…セレブレーションで警告受け退場に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://t.co/iCEG1h7fhM">pic.twitter.com/iCEG1h7fhM</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1751958145469956329?ref_src=twsrc%5Etfw">January 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】ヨルダンとイラクのセレブレーション比較。ヨルダンの方が長いと物議</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ar" dir="rtl">(@AlkassTVSports) <a href="https://twitter.com/AlkassTVSports/status/1752076497303572915?ref_src=twsrc%5Etfw">January 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.02 12:33 Fri4