チェルシーと紐づく去就に「いずれわかるはず」 渦中のグヴァルディオルが開口
2022.12.03 09:25 Sat
RBライプツィヒのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオル(20)がチェルシー行きの噂に口を開いた。
グヴァルディオルは母国の名門ディナモ・ザグレブから昨夏にライプツィヒ入りしたセンターバック。初の海外移籍だったが、公式戦46試合でピッチに立って今季も主力を張り、現在はカタール・ワールドカップ(W杯)の戦いに身を投じる。
今夏にトッテナムらの関心が囁かれたなか、チェルシーの本腰報道も熱を帯び、プレミアリーグ勢の人気銘柄に。そんな矢先の今年9月にライプツィヒとの契約を2027年6月まで延長したが、チェルシーの継続的な関心が取り沙汰される。
クロアチアのベスト16進出に貢献して、不屈の戦いぶりで反響を呼ぶ5日の日本代表戦に向かうグヴァルディオルだが、イギリス『The Athletic』でチェルシーと紐づく去就を問われると、決まり事なしと返したようだ。
「わからないよ。ここ数カ月の出来事は把握している。でも、正直に言って、まったくわからないんだ。僕の代理人がこのことに対応してくれているし、いずれわかるはず。今はライプツィヒで幸せさ。どうなるかは誰にもわからないけどね」
「今の僕からは話せるのはライプツィヒで幸せで、ここにとどまって、彼らのためにプレーするということだけさ」
グヴァルディオルは母国の名門ディナモ・ザグレブから昨夏にライプツィヒ入りしたセンターバック。初の海外移籍だったが、公式戦46試合でピッチに立って今季も主力を張り、現在はカタール・ワールドカップ(W杯)の戦いに身を投じる。
今夏にトッテナムらの関心が囁かれたなか、チェルシーの本腰報道も熱を帯び、プレミアリーグ勢の人気銘柄に。そんな矢先の今年9月にライプツィヒとの契約を2027年6月まで延長したが、チェルシーの継続的な関心が取り沙汰される。
「わからないよ。ここ数カ月の出来事は把握している。でも、正直に言って、まったくわからないんだ。僕の代理人がこのことに対応してくれているし、いずれわかるはず。今はライプツィヒで幸せさ。どうなるかは誰にもわからないけどね」
「もちろん、(チェルシーは)ビッグクラブだし、いつの日か僕もそこにいるかもしれない。そうなれば本当に素晴らしいし、(代表でチームメイトのマテオ・)コバチッチがいるからなおさらね。わからないけど、彼とはよく話をするんだ」
「今の僕からは話せるのはライプツィヒで幸せで、ここにとどまって、彼らのためにプレーするということだけさ」
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レスター・シティのルート・ファン・ニステルローイ監督が、先日40歳を迎えたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに言及した。イギリス『ミラー』が伝える。 20年ほど前のマンチェスター・ユナイテッドでお互い選手として切磋琢磨したファン・ニステルローイ、C・ロナウド。 当時ユナイテッドは背番号「10」のFWファン・ニステルローイがエースで、まだ10代後半〜20歳そこそこのC・ロナウドについては、誰もがその素質を認めつつ、のちに“超人化”するとは信じられず。当初は身体の線も細いドリブラーとしてユナイテッドにやってきた。 しかし、同僚たちが証言を重ねているように、C・ロナウドは一切妥協しない「努力家」。筋トレ、練習、食生活、睡眠…ありとあらゆることを40歳の現在までこだわり続けている。 ファン・ニステルローイ氏は若手時代のC・ロナウドをそばで見ていたことを「幸運だった」と言い、「監督業にも活きた」と語る。 「印象的な若手選手? もちろんたくさんいるよ。“成長幅”という点では、C・ロナウドのユナイテッド加入当時を垣間見ることができた私は幸運だったと言えるね。3年ほどで世界最高のプレーヤーとなっていく過程を私も見た」 「思うに、彼はユナイテッドに来る前から“エリートの基準”なるものを持っていたはずだ。何をすべきか、どうやって人生を豊かにするか…自ら基準を作っていたのだよ。彼自身も何度かインタビューで話しているだろう?『自分の基準に応えなければならない日々だ』とね」 「学びと向上にあれほど貪欲な少年だ。ピッチ、ジム、医務室、食堂…どこにいても何かしらの努力をしていた姿を覚えている。あの時点でC・ロナウドは最高レベルだったのだよ。私が自分を幸運だと思うのはそういうことだ」 「その記憶を誰かに共有できるのは光栄なこと。私がPSVの監督時代、19歳のシャビ・シモンズがパリ・サンジェルマンから加入し、彼に私の記憶する成長モデルを提示したんだ。彼は私を信じてくれて、基準と才能が上手く噛み合った...そして今の彼がある」 努力を惜しまない若手時代のC・ロナウドを記憶し、そういった旨をシャビ・シモンズにも伝えたというファン・ニステルローイ氏。 X・シモンズはPSVへ移籍金ゼロで放出されたことが転機となり、ファン・ニステルローイ氏のもとでシーズン48試合22得点12アシスト。今やRBライプツィヒで市場価値8000万ユーロ(約125億円)のオランダ代表選手となった。 <span class="paragraph-title">【動画】まだまだ超人すぎるC・ロナウド</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ar" dir="rtl">- ضع لايك واستمتع هدف الأسطورة كريستيانو رونالدو من المدرجات <a href="https://t.co/nqQu0PIN8P">pic.twitter.com/nqQu0PIN8P</a></p>— داريو النصر (@Nfcdiario) <a href="https://twitter.com/Nfcdiario/status/1886499942317056278?ref_src=twsrc%5Etfw">February 3, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.10 18:07 Mon2
ライプツィヒがグヴァルディオル後釜を確保! リヨンの逸材CBルケバを55億円で獲得
RBライプツィヒは11日、リヨンからU-21フランス代表DFカステロ・ルケバ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「23」に決定。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。 なお、移籍金に関しては3500万ユーロ(約55億4000万円)となったようだ。 ライプツィヒは今月5日にクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルがマンチェスター・シティに移籍。すでにパリ・サンジェルマン(PSG)からU-19フランス代表DFエル・シャダイル・ビチャーブ(18)を確保しているが、クラブはグヴァルディオルの後釜としてルケバをトップターゲットに定めていた、 ライプツィヒ行きを熱望し、リヨンのジョン・テクストルオーナーと直接会談を行ったとされる20歳DFは、今回の移籍に満足感を示している。 「RBライプツィヒに加入してブンデスリーガに移籍することを心から熱望していたし、移籍が完了したことを本当に嬉しく思っているよ。練習場、スタジアム、街、そして何よりも多くの若い才能が揃うチームに興奮しているよ。ここでフットボールをするのが待ちきれないね」 「そういった背景もあって、ライプツィヒへの移籍が自分にとって絶対に正しいことだと確信している」 「エキサイティングなチーム、そして多くの野心を持ったクラブに参加することになった。RBライプツィヒは、特定のフットボールスタイルと絶え間ない上昇の旅を表している。過去に多くのフランス人プレーヤーがすでに証明しているように、ここは若いプレーヤーが最高レベルで成長するのに最適な場所なんだ」 「来週からリーグが始まるし、チームを助けるために早く慣れることがさらに重要になる」 ルケバはヨーロッパ屈指の育成組織を誇るリヨンが輩出した最新の有望株で、左利きで高いアスリート能力と攻撃センスを有するというプロフィールは、グヴァルディオルの後釜として適任だ。 昨シーズンはリーグ・アン34試合に出場し、2ゴールを記録。4バックと3バックを併用したローラン・ブラン率いるチームで、ディフェンスラインの主力として活躍した。 2023.08.12 06:00 Sat3
ライプツィヒSDのシュレーダー氏が即時退任…テコ入れ必要なザルツブルクへ移籍
RBライプツィヒでスポーツディレクター(SD)を務めるルーヴェン・シュレーダー氏(49)が、レッドブル・ザルツブルクに移籍することが決定した。 ライプツィヒは1日、シュレーダー氏の即時退団を発表。一方のザルツブルクも同日、2028年12月までの契約でスポーツ部門のマネージングディレクターに就任すると発表している。 マインツ時代にリクルーターとしての才覚を発揮したシュレーダー氏は、2023年にマックス・エバール氏の後任としてライプツィヒのSD職に就任していた。 今回の移籍に関してはライプツィヒでの手腕の問題ではなく、『レッドブルグループ』における配置転換的な側面が強いという。 ユルゲン・クロップ監督の右腕として知られたペピン・リンダース監督を新指揮官に据えたザルツブルクだが、今シーズンここまではオーストリア・ブンデスリーガで首位と14ポイント差の6位に低迷。さらに、移籍、選手育成、スカウトの分野で需要が大幅に増加していることも考慮した上で、ライプツィヒで手腕を発揮していたシュレーダー氏の招へいでテコ入れを図る形となった。 2024.12.02 08:30 Mon4
ライプツィヒがバルセロナMFイライクス・モリバを獲得! 移籍金は最大28億円に
RBライプツィヒは8月31日、バルセロナからスペイン人MFイライクス・モリバ(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの5年となる。 バルセロナの発表によると、移籍金は1600万ユーロ(約20億8000万円)+ボーナス600万ユーロ(約7億8000万円)になるという。さらに、バルセロナは将来的なリセール時の移籍金10%を受け取る権利を有している。 昨シーズンにバルセロナでトップチームデビューを飾り、フランス代表MFポール・ポグバを彷彿とさせるダイナミックなプレーで評価を高めたイライクス。 その逸材MFはバルセロナとの契約が来夏に失効を迎える中、クラブとの間で幾度も新契約に向けた交渉を行っていたが、深刻な財政難に陥っているクラブは、代理人が求める高額なサラリーやコミッションを受け入れるつもりはなく、交渉が難航。 そういった選手側の姿勢に憤るクラブサイドは、トップチームへの参加を拒絶し、現在はBチームでトレーニングさせていた。 バルセロナで飼い殺し状態のイライクスに関しては中盤の補強を目指すトッテナムへの移籍が取り沙汰され、クラブ間の交渉が大筋で合意に至ったとの報道も出ていた。 一方で、イライクスと代理人はライプツィヒと2022年夏のフリートランスファーでの5年契約という条件で合意に至っていた。 ライプツィヒは当初、今夏に移籍金を支払ってまでイライクスを獲得する意思はなかったものの、オーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー(27)のバイエルン移籍が決定したことで、急遽方針を転換。イライクスをザビッツァーの後釜とみなし、今夏の獲得に漕ぎつけた。 2021.09.01 01:28 Wed5