インテルDFダルミアン、CLバルセロナ戦は不振から抜け出す「絶好のチャンス」

2022.10.04 17:40 Tue
Getty Images
インテルの元イタリア代表DFマッテオ・ダルミアンが4日にホームで行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループC第3節のバルセロナ戦へ向けて意気込みを語った。クラブの公式サイトが伝えている。

1日に行われたセリエA第8節のローマ戦で敗戦を喫し、代表ウィークを挟んでもなお、長引く不振から抜け出せずにいるインテル。そうしたなか、ここまで1勝1敗の3位につけるCLグループステージの戦いに再び舞い戻るが、ダルミアンは勝ち点で並んで2位につけるバルセロナ戦に向けた前日会見で、この一戦こそが不振から脱却する絶好の機会だと力説している。

「このゲームが僕らにとって重要かつ難しいものになると理解している。決意と高い集中力を示さなくてはならない。インテルは勝利のため、常に全力を尽くすべきチーム。選手それぞれが責任を負い、あらゆるものを提供する準備ができていなければならない」
「確かに今は困難な時期だが、僕らは成熟したグループだ。全員がこの状況を好転させたいと願っているよ。90分間、落ち着いてスイッチを入れ続ける必要があるね」

「バルセロナ戦は僕らにとって絶好のチャンス。バルサには瞬時にゲームを決定づけられる優れた選手がいるね。僕らとしては自分たちのチャンスをうまく活用しなくてはならない」
また、離脱中のFWロメル・ルカクはこの一戦での復帰が期待されたが、やはり間に合わず。ダルミアンは他の選手らで埋め合わせが可能と考えている。

「ルカクがチームにとって重要なピースであることは誰もが分かっている。彼の不在は言い訳にできないよ。僕らには他にも偉大なストライカーがいる。ルカクの不在はカバーできるはずさ」

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インテルがルイス・エンヒキと5年契約で個人間合意か、残すはマルセイユとの交渉に

インテルがマルセイユのブラジル人FWルイス・エンヒキ(23)の獲得に迫っているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。 母国ブラジルのトレッス・パッソスでキャリアをスタートしたルイス・エンヒキ。レンタル先のボタフォゴFRで台頭し、バイエルンやユベントスの関心も集めたなか、2020年にマルセイユへ完全移籍した。 その新天地では左右のウイング、右ウイングバックを主戦場に準主力を担った一方、ボタフォゴへのレンタル移籍も経験。ローンバックした2023-24シーズン後半戦で定位置を掴むと、ロベルト・デ・ゼルビ新監督を迎えた今季は開幕から完全な主力を担い、ここまで公式戦30試合9ゴール7アシストを記録している。 そんなルイス・エンヒキには、今夏にウイングバックの強化に動いているインテルが注目。『フット・メルカート』によると、すでに選手個人とは2030年までの5年契約で合意に至ったとのこと。 また、クラブ間では2400万ユーロ+ボーナス400万ユーロの総額2800万ユーロ(約45億4000万円)のオファーを提示。しかし、3000万~3500万ユーロ(約48億6400万~56億7500万円)を要求するマルセイユ側との交渉はまだ続いているという。 なお、ルイス・エンヒキにはインテルのほかにも、バイエルンが関心を示していたが、選手がインテルへの移籍を希望したため破談に終わったと報じられていた。 2025.04.22 09:15 Tue
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白熱の“ミラノダービー”でイカルディがチームを勝利に導くハットトリック【ハットトリック・ヒーローズ】

サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い) サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。 今回は、パリ・サンジェルマン(PSG)の元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディがインテル時代に決めたハットトリックだ。 <div id="cws_ad">◆イカルディの抜群の決定力!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJmNkk4WDA2cyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2013年7月にサンプドリアからインテルに加入したイカルディは、セリエAでは通算219試合で121ゴールを記録。ピッチ外の問題を抱え、チームの輪を乱すことが懸念され、2019-20シーズンはPSGへレンタル移籍。そのまま完全移籍となった。 そのイカルディだが、2017年10月15日に行われたセリエA第8節のミランとの“ミラノダービー”では、チームを勝利に導くハットトリックを達成している。 まずは27分、MFアントニオ・カンドレーバのアーリークロスに反応すると、ワンタッチでゴールに流し込み先制に成功する。 その後同点に追いつかれたものの、62分には左サイドを突破したMFイバン・ペリシッチのクロスに上手く右足ボレーで合わせ、勝ち越す。 インテルはOGで再び同点に追いつかれるものの、試合終了間際の90分にイカルディが試合を決める。 DFダニーロ・ダンブロージオが得たPKのチャンスで、大きなプレッシャーがかかる中、冷静にGKジャンルイジ・ドンナルンマの逆を突いて3点目を奪った。 試合はこのまま3-2でタイムアップを迎え、イカルディの堂々たる活躍でインテルは宿敵ミランを退けた。 2020.08.26 08:00 Wed

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