辞任要請のラニエリ監督、選手たちの説得で残留を決意…
2024.02.17 06:30 Sat
辞任を撤回したラニエリ監督
カリアリを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、16日の公式会見で辞任を撤回し、チームに残留することを明かした。
ラニエリ監督は昨年12月末に、1年でのセリエA復帰を目指しながらもファビオ・リベラーニ前監督の下、セリエBで14位に低迷していたカリアリの新指揮官に就任。
1988年に監督を務め、セリエC1からセリエAまで引き上げ、監督として自身の名をあげた古巣復権を託された中、レギュラーシーズンで9勝8分け2敗の見事な戦績を残し、昇格プレーオフ圏内の5位でフィニッシュ。さらに、プレーオフでは準決勝でパルマ、決勝でバーリを下して1年でのセリエA復帰に導く卓越した手腕を発揮した。
しかし、復帰1年目となった今季は開幕から9戦勝利なしと低迷すると、その後も不安定な戦いが続き、現在は降格圏の19位。直近10試合ではわずか2勝止まりで、目下4連敗中だった。
この成績を受けてラニエリ監督は、10日に行われたラツィオ戦の翌日に選手たちに辞任を決断したことを明かしたが、選手たちからの説得により考え直したとようだ。
「(ウディネーゼ戦は)かなり厳しい試合になるだろうが、何とか良い結果をホームに持ち帰りたい」
「私は大丈夫だよ。多くの監督は、日曜日のミーティングの時点でチームのサポートを受けられなかっただろうね。私はすごく落ち込んでいたけれど、選手たちが私に大きなモチベーションを与えてくれた。"一緒に戦おう "と言ってくれたんだ」
ラニエリ監督は昨年12月末に、1年でのセリエA復帰を目指しながらもファビオ・リベラーニ前監督の下、セリエBで14位に低迷していたカリアリの新指揮官に就任。
1988年に監督を務め、セリエC1からセリエAまで引き上げ、監督として自身の名をあげた古巣復権を託された中、レギュラーシーズンで9勝8分け2敗の見事な戦績を残し、昇格プレーオフ圏内の5位でフィニッシュ。さらに、プレーオフでは準決勝でパルマ、決勝でバーリを下して1年でのセリエA復帰に導く卓越した手腕を発揮した。
この成績を受けてラニエリ監督は、10日に行われたラツィオ戦の翌日に選手たちに辞任を決断したことを明かしたが、選手たちからの説得により考え直したとようだ。
「チームにはショック療法が必要だと伝えた。私は辞任すると伝えたが、選手たちはそれを反対した。彼らは戦おうと言い、私もそう思った。だから彼らに『わかった、この任務を成し遂げるために戦おう』と伝えたんだ。その後、彼らはトレーニングに戻りたいと言ったので、今はここに残ることにしたんだ」
「(ウディネーゼ戦は)かなり厳しい試合になるだろうが、何とか良い結果をホームに持ち帰りたい」
「私は大丈夫だよ。多くの監督は、日曜日のミーティングの時点でチームのサポートを受けられなかっただろうね。私はすごく落ち込んでいたけれど、選手たちが私に大きなモチベーションを与えてくれた。"一緒に戦おう "と言ってくれたんだ」
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カリアリは30日、アンゴラ代表FWジト・ルブンボ(22)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2028年6月30日までとなる。 2020年9月に18歳でカリアリのU-19チームに加入したルブンボは、コモへの武者修行を経て、セリエBに降格した2022年7月にトップチームに昇格。 昇格初年度からコンスタントに出場すると、リーグ戦36試合に出場し3ゴール3アシストを記録。5位で臨んだ昇格プレーオフでは、準決勝1stレグのパルマ戦で2点ビハンドの状況から投入されると、2ゴール1アシストをマークし、逆転勝利に貢献した。 1年でセリエA復帰を果たした昨季も前線の主力として活躍し、リーグ戦30試合に出場し4ゴール6アシストをマークするなど1部残留に貢献。今季もここまでセリエAで16試合に出場し1ゴール1アシストを記録している。 また、2019年に17歳でデビューを飾ったアンゴラ代表では通算18キャップを刻んでいる。 2024.12.31 10:15 Tue2
カルチョを彩った“鬼才”ズデネク・ゼーマン氏、昨年10月に続く脳卒中で緊急搬送…現在は右腕片麻痺に言語障害も
ズデネク・ゼーマン氏(77)が脳卒中で緊急搬送。容態は安定しているとのことだ。 チェコスロバキアが生んだ鬼才、ズデネク・ゼーマン氏。プロサッカー選手歴を持たぬ指揮官として、30代の頃からイタリアサッカーに身を置き、のちにトッププレーヤーとなる無名の若者を掘り起こしたいくつもの功績が眩しい。 氏は2023-24シーズンにセリエC・ぺスカーラを指揮も、2023年12月に一過性脳虚血発作に見舞われ、当初はすぐに現場復帰もほどなくして辞任。以来、現場に戻れていない。 昨年10月には再び軽度の一過性脳虚血発作を起こし、脳卒中の診断が。この時に右腕の片麻痺も患い、自宅での療養生活が続いていた。 チェコ『iDNES』によると、2月27日、ゼーマン氏は再び脳卒中を起こして搬送され、イタリア・ローマ市内の病院に入院。病院関係者いわく、現在のゼーマン氏は脳循環障害に伴う言語障害も患っているという。 幸いにも容態は安定し、意識もあるとのことだが、集中治療室での治療が続き、これからさらなる検査へ。ゼーマン氏の周辺は不安な日々を過ごしているようだ。 2025.03.02 18:30 Sun3
フィオレンティーナとカリアリ、アストーリ着用の“背番号13”を永久欠番に
▽フィオレンティーナとカリアリは6日、4日に急逝したダビデ・アストーリが着けていた背番号「13」を永久欠番にすることを発表した。 ▽アストーリは4日、遠征先のホテルの一室で遺体となって発見された。31歳だった。キャピターノの突然の訃報にイタリア国内だけでなく世界中が悲しみに暮れる中、フィオレンティーナとカリアリが、所属時身に着けていた背番号「13」を永久欠番にすることを発表した。 ▽アストーリは2008年にミランからカリアリに移籍した。在籍8年間の中で、公式戦179試合に出場。フィオレンティーナでは、2015年にカリアリからのレンタル加入を経て、2016年に完全移籍を果たした。およそ3シーズンで出場したのは109試合。今季からはヴィオラのキャプテンとしてセリエA25試合に出場していた。 2018.03.06 18:55 Tue4
バレッラ流出のカリアリが積極補強! 実力者3人加入迫る
今夏の移籍市場で若きバンディエラを失ったカリアリだが、その売却資金を元手に積極補強に打って出ているようだ。 カリアリは今月12日にイタリア代表MFニコロ・バレッラ(22)がインテルに完全移籍。9歳から在籍した生粋のサルデーニャっ子を失ったクラブだが、その穴を埋めるため実力者3人の獲得に近づいているようだ。 その3選手の中で獲得が決定的となっているのが、ナポリのクロアチア代表MFマルコ・ログ(24)だ。 バレッラと同じセントラルMFを主戦場とするログは、母国の名門ディナモ・ザグレブで台頭すると、2016年にナポリに加入。加入2年目に当時の指揮官マウリツィオ・サッリ監督の信頼を得て、セリエA28試合に出場するも、昨季はカルロ・アンチェロッティ監督の信頼を得られず、今年1月にはセビージャにレンタル移籍していた。 イタリア『スカイ・スポルト』が伝えるところによれば、すでにメディカルチェックを通過した同選手は、総額1500万ユーロ(約18億1000万)といわれる買い取り義務付きのレンタル移籍でカリアリに加入する見込みだ。 また、カリアリはログと共にバレッラの穴を埋める存在としてボカ・ジュニアーズに所属するウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(23)の獲得にも接近している。 より攻撃的なログに比べて、豊富な運動量、球際の強さ、リーダーシップ、推進力とバレッラと共通点が多いナンデスは、南米屈指の名門ボカとウルグアイ代表の主力を担う逸材だ。 『スカイ・スポルト』は、1780万ユーロ(約21億5000万円)の移籍金と、ナンデスが今後他クラブに移籍した際の移籍金10パーセントという条件でクラブ間合意に達したと主張。また、同選手は8月初旬にメディカルチェックを受けるため現地入りする模様だ。 さらに、イタリア版『Goal.com』は、バレッラの交渉時にローマから譲渡が提案されたフランス人FWグレゴワール・デフレル(28)のカリアリ移籍も迫っていると報じている。 昨夏、レンタル先のサンプドリアでリーグ戦11ゴールを記録したデフレルに関しては、先日に代理人がカリアリ行きに前向きなコメントをしており、且つローマとカリアリの良好な関係から、ローマが1300万ユーロ(約15億7000万円)の要求額を最終的に譲歩して移籍が成立する見込みだ。 2019.07.23 17:15 Tue5
