インテルがジエリンスキのゼロ円獲得へ準備、王者ナポリの中盤に君臨し29歳…具体的なオファー案も

2023.11.28 17:00 Tue
ジエリンスキがインテルへ?
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ジエリンスキがインテルへ?
インテルナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)をリストアップし続けているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

長らくナポリの中盤に君臨するジエリンスキ。先日イタリアの市民権も獲得したポーランド代表の29歳は、初のスクデットに輝いた昨シーズン終了後、ナポリとの契約延長意志がないことが次第に明らかになり、現行契約が切れる今季終了後の退団も予想されている。

そんな状況を踏まえ、ジエリンスキの来夏ゼロ円獲得を念頭に置いているとされるのが、最高経営責任者(CEO)のジュゼッペ・マロッタ氏が豪腕を振るうインテル。ジエリンスキがナポリ退団の意向を固め次第、契約オファーを出す用意があるようだ。
すでに代理人との顔合わせは済んでいるようだが、考えられる契約オファーは4年契約+総年俸800万ユーロ(約12億9000万円)とのこと。総額3700万ユーロ(約60億1000万円)前後を投じることとなり、これはもちろん「かなりのコスト」と論じられている。

ただ、現有戦力の中で、今季1年契約+延長オプション1年で加入のオランダ代表MFデイヴィ・クラーセン(30)、ほぼ構想外の元イタリア代表MFステファノ・センシ(28)は、今季限りで退団する可能性も十分に高いという。また、クラーセンとセンシの年俸を合わせると、ジエリンスキに提示するであろう800万ユーロとほぼ同額とみられている。
ジエリンスキがナポリ退団の意思を固めるまではあくまで様子見とのことだが、来年1月には契約交渉が可能となることもあり、“準備”を進めているようだ。

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「ミラノダービーのTV観戦は次が最後」ミランが2025年夏のサムエレ・リッチ獲得へ本腰か

ミランがトリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(23)と接触中だそうだ。 以前からイタリアのトップクラブが狙うMFリッチ。エンポリからのステップアップ先はトリノとなったが、どうやら2025年夏にはさらなるステップアップが実現する見通しだという。 イタリア『カルチョメルカート』は「リッチがミラノダービーをテレビで観戦するのは2月2日が最後になる」と主張。以前から紐付けされるミランが獲得へ本腰を入れているそうだ。 リッチは年明けにトリノと契約延長も、これがミランの獲得オペレーションに影響を与えたわけではない模様。年数が延びただけで、なんら“特別条項”は盛り込まれていないとされる。 また、リッチが契約延長に応じたのは、一定の額でなら売却に応じるという“紳士協定”を結んでもらったからとも。2500万ユーロ(約40.4億円)前後が目安になると伊紙は伝える。 一方で、これからインテルがリッチ獲得へ本腰を入れる可能性も。具体的には動いていないものの、ジュゼッペ・マロッタ会長とピエロ・アウシリオSDがリッチを好んでいるという。 2025.01.29 20:40 Wed
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インテルがローマで出番を失っていたザレフスキを買取OP付きレンタルで獲得

インテルは1日、ローマのポーランド代表MFニコラ・ザレフスキ(23)を買い取りオプション付きレンタルで獲得したことを発表した。今季終了後に買い取る際の移籍金は600万ユーロ程(約9億6000万円)とのこと。 ローマ出身のサイドプレーヤーであるザレフスキは、2021年5月に2011年から在籍するローマでプロデビュー。これまで公式戦123試合2ゴール9アシストを記録していた。 今季は公式戦17試合に出場していたが、クラウディオ・ラニエリ監督の下では出番を失っていた。 マルセイユやガラタサライも獲得に関心を示していたとされるが、同日にザレフスキと同タイプのMFタジョン・ブキャナンをビジャレアルへ買い取りオプション付きのレンタルで移籍させていたインテルが獲得することになった。 2025.02.02 09:30 Sun
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「ジェットコースターのような感情」デビュー戦ミラノ・ダービーで劇的同点アシスト、インテルを救った新加入MFザレフスキ「彼の言葉を思い出して…」

ローマからインテルへ移籍したポーランド代表MFニコラ・ザレフスキが、値千金のアシストを喜んだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 ローマではクラウディオ・ラニエリ監督の下で出番を失い、1日に買い取りオプション付きのレンタルでインテルに加わることが発表されたザレフスキ。2日に行われたセリエA第23節のミラン戦で早速ベンチ入りした。 押し込みながらネットを揺らすも、オフサイド判定などでなかなかゴールをこじ開けられなかったインテル。前半終了間際に痛恨の失点を喫し、1点ビハインドのまま終盤へと向かう。 3度枠に嫌われるなど不運も続いたなか、ようやく追いついたのは後半アディショナルタイム3分。右サイドからドイツ人DFヤン・アウレル・ビセックがクロスを上げると、ファーで待ち構えていたザレフスキが胸で落とし、オランダ代表DFステファン・デ・フライが左足で蹴り込んだ。 76分にデビューを果たしたザレフスキは、プレッシャーのかかるビッグマッチでいきなりの大仕事。インテルのミラノ・ダービー3連敗回避に貢献し、試合後には胸の内を明かしている。 「感情が溢れている。この2日間はちょっとしたジェットコースターのような感情だった。今日の試合に対応できるよう、昨日は夜中まであらゆることをやった。幸運にもやり遂げられたし、うまくいって目的を果たすことができた」 「ポジティブな気持ちだ。素晴らしいチームだと思った。ローマの一員としてこのスタジアムでインテルと対戦した時、外からプレーを見ていても、長年ともに戦っているチームだというのはわかった。どの試合でも信じて戦う常に前向きなチームだし、今日もそうだった。幸運なことにチームを助けることができた」 また、イタリア代表DFマッテオ・ダルミアンの言葉も大きかったとのこと。アシストに切り替えた判断を振り返っている。 「実のところ、ベンチでダルミアンが『今日はゴールが決まる典型的なデビュー戦になるから落ち着け』と言ってくれた。あのボールを見た時、僕は『目を閉じてヘディングでシュートを打とう』と思った。それから彼の言葉を思い出して、なんとか落ち着いてアシストすることができた」 <span class="paragraph-title">【動画】胸で落としてデ・フライの同点ゴールをお膳立て!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="FG3eGId42Oo";var video_start = 496;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.03 18:20 Mon
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今季3度目のデルビー・ディ・ミラノは劇的ドロー決着! 3度ポストに嫌われるも不屈インテルがデ・フライ弾で3連敗阻止【セリエA】

セリエA第23節、ミランvsインテルが2日にサン・シーロで行われ、1-1のドローに終わった。 先月初旬のスーペル・コッパ決勝で激闘を演じた両雄による、今シーズン3度目のデルビー・ディ・ミラノ。 今季2度の直接対決ではいずれも勝利も、リーグ戦では16ポイント差を付けられて7位に低迷するミラン。直近のセリエAではパルマに劇的な3-2の逆転勝利を飾るも、チャンピオンズリーグ(CL)では格下ディナモ・ザグレブ相手にムサの退場も響いて1-2の敗戦。ラウンド16ストレートインのチャンスを逃した。その敗戦からのバウンスバックを図った今回の大一番では先発3人を変更。ガッビアに代わって新天地デビューのウォーカー、サスペンションのフォファナ、ガラタサライ移籍が決定のモラタに代わってベナセル、エイブラハムが起用された。 対する2位のインテルは前節、レッチェ相手に4-0の圧勝。リーグ連勝を達成すると、直近のCLでもモナコに3-0の快勝。4位でのラウンド16ストレートインを決めた。その勢いに乗って宿敵相手にリベンジを狙ったこの一戦では先発1人を変更。アスラニに代わって負傷明けのチャルハノールが復帰した。 今季3度目のデルビーは互いに相手の手の内を理解していることもあって堅い展開に。 ともに相手の強力なカウンターを警戒してか、チャレンジのパスや仕掛けは少なくブロックの手前でのボールの循環や背後をシンプルに使ったプレーが多くセットプレー以外でゴールを匂わせる場面を作り出せず。 現状のフォームや完成度で勝るインテルがやや優勢に進めるものの、決定機はおろかフィニッシュの数が増えていかず。それでも、30分を過ぎてエースのラウタロ・マルティネスが存在感を示し始めると、オフサイドで取り消されたものの、ボックス付近で続けてシュートを放っていき相手ゴールを脅かす。 一方、一連のピンチを凌いだミランは、今季2戦2勝の相性の良さか、前半終了間際に先制点を奪う。45分、ハーフウェイライン付近でのボール奪取からカウンターを発動。スムーズに左へ展開されると、テオ・エルナンデスのスルーパスに抜け出したレオンがボックス左に持ち込んでグラウンダーシュート。これはGKゾマーにはじかれたが、こぼれ球に詰めたラインデルスが豪快に右足で蹴り込んだ。 内容はインテルもミランの1点リードで試合は後半に突入。コンセイソン監督はベナセルを下げてアレックス・ヒメネスをハーフタイム明けに投入。[5-4-1]に並びを変えて守備のテコ入れを図った。 ミランのシステム変更もあって後半は守るホームチーム、攻めるアウェイチームという構図がより明確に。 相手が守り慣れる前に攻め切りたいインテルは立ち上がりから攻勢を仕掛けるも、最後のところで粘る相手を仕留め切れない。63分には3枚替えを敢行し、ジエリンスキ、カルロス・アウグスト、ビセックとフレッシュな選手を投入。この交代直後の67分にはバレッラの右CKをビセックが叩きつけるヘディングで合わせるが、これは惜しくも右ポストを叩く。 さらに、76分にはムヒタリアン、ディマルコを下げてフラッテージとローマからの新戦力であるザレフスキ同時投入し、交代カードを使い切ったインテル。82分にはバレッラの右CKをテュラムが頭で合わせるが、これも右ポストを叩いた。 その後、ミランはレオンに変えてガッビアを投入するなどウノゼロでの逃げ切り態勢を整える。91分のダンフリースのヘディングシュートは右ポスト、直後にこぼれ球に詰めたダンフリースの決定的なシュートはGKメニャンのビッグセーブで凌ぎ、ツキも味方に付けての逃げ切り濃厚かに思われた。 だが、デルビー3連敗は許されないインテルが最後の最後に底力を示した。93分、波状攻撃からボックス右角でビセックが左足インスウィングでファーに入れたクロスをフリーのザレフスキが冷静に胸を使って折り返すと、これに反応したデ・フライが左足シュートで合わせて土壇場での劇的同点ゴールとした。 そして、今季3度目のデルビーは白熱のドローに終わり、結果的には痛み分けも土壇場で敗戦を回避したインテルがよりポジティブな要素を見いだしている。 ミラン 1-1 インテル 【ミラン】 タイアニ・ラインデルス(前45) 【インテル】 ステファン・デ・フライ(後53) 2025.02.03 04:15 Mon

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