相手エースを封じ込めて白星発進のスロバキア指揮官「とてもハッピー」
2021.06.15 14:45 Tue
スロバキア代表のシュテファン・タルコビッチ監督がポーランド代表戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えている。
14日にポーランドとのユーロ2020グループE第1節を迎えたスロバキア。相手に主導権を握られながらも、守備では集中を切らさず、好機をうかがい、18分に先制に成功する。MFロベルト・マクのシュートはポストに嫌われたが、跳ね返りが相手GKに当たってゴールに吸い込まれた。
後半開始早々に同点とされるも、62分には相手の退場によって数的優位に。動揺するポーランドを尻目に、スロバキアは69分にセットプレーからDFミラン・シュクリニアルが勝ち越しゴールをゲット。これが決勝点となり、スロバキアが白星スタートを切った。
タルコビッチ監督は試合を振り返り、「ポーランドの攻撃とレヴァンドフスキを無力化できた」と胸を張った。具体的に選手の名前を挙げて称賛し、チームとしても狙い通りの戦い方ができたとご満悦の様子だ。
「(リュボミール・)シャトカと(ペテル・)ペカリークがキーだった。チーム全体として非常にいいプレーをしたし、レヴァンドフスキのような試合を決定づける重要な選手に対しても、我々は彼らの攻撃を止める準備ができていた」
「前半はとても良かった。後半はポーランドに素晴らしい選手がいることを知らされた。不意を突かれたのは残念だが、その後はゲームに戻ることができ、セットプレーで決勝点を決めた」
「すべてを変えることができるゲームが2つ残っている。我々は今、(決勝トーナメント進出への)岐路に向け、多少のプレッシャーを感じるだろう。勝利は大きな意味がある。しかし、初戦に勝ったからといって、すでに突破が決まったというわけではない」
「さあ、お楽しみの時間だ。まずはスウェーデン、次にスペインについて考えるとしよう」
14日にポーランドとのユーロ2020グループE第1節を迎えたスロバキア。相手に主導権を握られながらも、守備では集中を切らさず、好機をうかがい、18分に先制に成功する。MFロベルト・マクのシュートはポストに嫌われたが、跳ね返りが相手GKに当たってゴールに吸い込まれた。
後半開始早々に同点とされるも、62分には相手の退場によって数的優位に。動揺するポーランドを尻目に、スロバキアは69分にセットプレーからDFミラン・シュクリニアルが勝ち越しゴールをゲット。これが決勝点となり、スロバキアが白星スタートを切った。
「(リュボミール・)シャトカと(ペテル・)ペカリークがキーだった。チーム全体として非常にいいプレーをしたし、レヴァンドフスキのような試合を決定づける重要な選手に対しても、我々は彼らの攻撃を止める準備ができていた」
指揮官はスロバキアのような小国がポーランドのように注目されているチームを倒したことを「とてもハッピー」だとし、続けて総括と次戦以降に向けての意気込みを語った。
「前半はとても良かった。後半はポーランドに素晴らしい選手がいることを知らされた。不意を突かれたのは残念だが、その後はゲームに戻ることができ、セットプレーで決勝点を決めた」
「すべてを変えることができるゲームが2つ残っている。我々は今、(決勝トーナメント進出への)岐路に向け、多少のプレッシャーを感じるだろう。勝利は大きな意味がある。しかし、初戦に勝ったからといって、すでに突破が決まったというわけではない」
「さあ、お楽しみの時間だ。まずはスウェーデン、次にスペインについて考えるとしよう」
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