セビージャがラ・レアルに逆転勝利で3連勝! 上位3チームにプレッシャー!《ラ・リーガ》
2021.04.18 22:56 Sun
ラ・リーガ第33節、レアル・ソシエダvsセビージャが18日にアノエタで行われ、アウェイのセビージャが1-2で逆転勝利した。
5位のレアル・ソシエダ(勝ち点47)と、4位のセビージャ(勝ち点61)が激突した上位対決。
直近4勝1分けで優勝争いに絡む勢いを見せるセビージャは4-3で打ち勝った直近のセルタ戦からラキティッチに代えてパプ・ゴメスを起用した以外同じメンバーを継続した。
試合は開始早々に動く。5分、右サイドを攻め上がったエルストンドのクロスがDFに当たってコースが変わりボックス中央に流れると、これをカルロス・フェルナンデスがワントラップから左足のシュートでゴール左隅に流し込み、移籍後初ゴールを古巣相手に決めた。
先にリードを奪われたものの、慌てないセビージャは直後の11分にエン=ネシリがゴール前で続けて惜しいヘディングシュートを放つなど、すぐさま反撃に打って出る。
さらに、畳みかけるアウェイチームは同点から2分後にオカンポスがボックス手前から放ったシュートが左ポストを叩くと、このこぼれ球に反応したエン=ネシリが冷静に押し込んで瞬く間に逆転まで持って行った。
これで完全に流れを引き寄せたセビージャは以降も攻守両面で相手を上回り、オカンポスを起点とした鋭い攻めから幾度も相手ゴールに迫っていく。36分にはセットプレーの流れからクンデ、フェルナンドがGKレミロに好守を強いると、39分にも右CKからフェルナンドの頭でのフリックに反応したゴール左のエン=ネシリが頭で押し込みにかかるが、これは惜しくも左ポストを叩きドブレーテ達成とはならず。
それでも、フェルナンドの2試合連続ゴールと主砲エン=ネシリの今季16点目によって1点リードで試合を折り返したセビージャは、後半の立ち上がりこそ相手に押し込まれる入りとなったが、先に決定機を作り出す。
57分、最後尾のジエゴ・カルロスからのフィードに対して相手DFが完全に被ったことでエン=ネシリがフリーでボックス付近まで運んでやや遠目の位置から左足でニアを狙ったシュートを放つが、これを枠の左に外してしまい、絶好機を逸した。
その後は流れの中では攻め手がないものの、セットプレーから幾度かチャンスを作りかけるホームチームの時間帯が続くも、セビージャも持ち味の堅守で簡単にゴールを割らせない。
その後、互いに積極的に交代カードを切っていく中で球際のバトルが強調される白熱の攻防が繰り広げられていく。だが、セビージャは前半のリードを最後まで守り抜き試合をクローズ。
この結果、難敵ラ・レアルに敵地で競り勝ったセビージャが3連勝を飾り、上位3チームにプレッシャーをかけることに成功した。
5位のレアル・ソシエダ(勝ち点47)と、4位のセビージャ(勝ち点61)が激突した上位対決。
直近4勝1分けで優勝争いに絡む勢いを見せるセビージャは4-3で打ち勝った直近のセルタ戦からラキティッチに代えてパプ・ゴメスを起用した以外同じメンバーを継続した。
先にリードを奪われたものの、慌てないセビージャは直後の11分にエン=ネシリがゴール前で続けて惜しいヘディングシュートを放つなど、すぐさま反撃に打って出る。
すると、22分には右サイドで高い位置を取ったヘスス・ナバスからのクロスをニアに飛び込んだファルナンドがヘディングでフリック。これがDFに当たって自身の足元に戻ってくると、冷静にゴールネットへ流し込んで早い時間帯の同点ゴールとした。
さらに、畳みかけるアウェイチームは同点から2分後にオカンポスがボックス手前から放ったシュートが左ポストを叩くと、このこぼれ球に反応したエン=ネシリが冷静に押し込んで瞬く間に逆転まで持って行った。
これで完全に流れを引き寄せたセビージャは以降も攻守両面で相手を上回り、オカンポスを起点とした鋭い攻めから幾度も相手ゴールに迫っていく。36分にはセットプレーの流れからクンデ、フェルナンドがGKレミロに好守を強いると、39分にも右CKからフェルナンドの頭でのフリックに反応したゴール左のエン=ネシリが頭で押し込みにかかるが、これは惜しくも左ポストを叩きドブレーテ達成とはならず。
それでも、フェルナンドの2試合連続ゴールと主砲エン=ネシリの今季16点目によって1点リードで試合を折り返したセビージャは、後半の立ち上がりこそ相手に押し込まれる入りとなったが、先に決定機を作り出す。
57分、最後尾のジエゴ・カルロスからのフィードに対して相手DFが完全に被ったことでエン=ネシリがフリーでボックス付近まで運んでやや遠目の位置から左足でニアを狙ったシュートを放つが、これを枠の左に外してしまい、絶好機を逸した。
その後は流れの中では攻め手がないものの、セットプレーから幾度かチャンスを作りかけるホームチームの時間帯が続くも、セビージャも持ち味の堅守で簡単にゴールを割らせない。
その後、互いに積極的に交代カードを切っていく中で球際のバトルが強調される白熱の攻防が繰り広げられていく。だが、セビージャは前半のリードを最後まで守り抜き試合をクローズ。
この結果、難敵ラ・レアルに敵地で競り勝ったセビージャが3連勝を飾り、上位3チームにプレッシャーをかけることに成功した。
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