オヤルサバル1G1Aのソシエダが順当勝ちで4回戦進出! 後半投入の久保建英は後半ATに見せ場も新年初ゴールならず【コパ・デル・レイ】
2025.01.06 01:28 Mon
レアル・ソシエダは5日、アウェイで行われたコパ・デル・レイ3回戦でプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)のポンフェラディーナと対戦し、2-0で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は後半から途中出場した。
2024年を2戦未勝利の形で終えたソシエダは、巻き返しを期す2025年の初陣となるコパ3回戦に臨んだ。3部相手のアウェイゲームに向けてイマノル監督は久保や正GKレミロ、スチッチらをベンチに置いた一方、スベルディアやブライス・メンデス、オヤルサバルらその他の主力をスタメンで起用した。
カテゴリーが異なるチーム同士の対戦らしく、ボールを持って主導権を握るソシエダ、堅守速攻で応戦するポンフェラディーナという明確な構図の下で試合が進んでいく。
守備の際にはコンパクトにブロックを組むホームチームの守備に手を焼くラ・レアルだが、オヤルサバルやオラサガスティがミドルレンジのシュートで相手ゴールを脅かしていく。
以降は相手のカウンターとセットプレーから際どいシーンを作られるなど、ゲームをコントロールし切れなかったソシエダ。攻撃もシュートこそ打ったものの、決定機までは持ち込めず。やや停滞感が漂うなか、最低限のゴールレスでハーフタイムを迎えた。
すると、後半早いタイミングで先制点が生まれる。54分、1トップにポジションを移したオヤルサバルが相手陣内中央でルーズボールを回収。左のセルヒオ・ゴメスに預けてボックス内に走り込むと、ゴメスのグラウンダークロスをDFがブロックしたボールが足元にこぼれてきて、これを難なく左足で流し込んだ。
ツキにも恵まれたカピタンのゴールで先手を奪ったソシエダはここから主導権を掌握。62分には右サイドでタメを作った久保のお膳立てからブライス・メンデスが鋭い左足のミドルシュートでGKにファインセーブを強いる。
そして、69分にはスチッチのハイプレスで奪ったボールをオヤルサバルが冷静にボックス右へ走り込むブライス・メンデスに繋ぐと、背番号23がきっちりゴール右隅へ左足で流し込んだ。
この2点目で勝負を決めたソシエダはメンバーを入れ替えながらゲームコントロール優先の戦い方にシフト。そのなかで久保はボールを受けた際には持ち味のキープ力で時間を作りつつ味方とのコンビネーションプレーでチャンスを窺うが、この日はなかなかフィニッシュの場面は訪れず。後半アディショナルタイムにはロングカウンターからボックス右でラストパスを受けたが、思ったよりもパスが短かったこともあり、左足シュートは枠を捉え切れなかった。
それでも、チームはパワープレー気味のポンフェラディーナの攻撃に手を焼きながらもきっちり無失点で逃げ切ったラ・レアルが、新年初勝利とともに4回戦進出を決めた。
ポンフェラディーナ 0-2 レアル・ソシエダ
【ソシエダ】
ミケル・オヤルサバル(後9)
ブライス・メンデス(後24)
2024年を2戦未勝利の形で終えたソシエダは、巻き返しを期す2025年の初陣となるコパ3回戦に臨んだ。3部相手のアウェイゲームに向けてイマノル監督は久保や正GKレミロ、スチッチらをベンチに置いた一方、スベルディアやブライス・メンデス、オヤルサバルらその他の主力をスタメンで起用した。
カテゴリーが異なるチーム同士の対戦らしく、ボールを持って主導権を握るソシエダ、堅守速攻で応戦するポンフェラディーナという明確な構図の下で試合が進んでいく。
以降は相手のカウンターとセットプレーから際どいシーンを作られるなど、ゲームをコントロールし切れなかったソシエダ。攻撃もシュートこそ打ったものの、決定機までは持ち込めず。やや停滞感が漂うなか、最低限のゴールレスでハーフタイムを迎えた。
そういった空気を感じたか、イマノル監督はハーフタイム明けに切り札の久保とスチッチをオスカールソン、オラサガスティに代えて同時投入。2025年初出場の久保は右ウイングに入った。
すると、後半早いタイミングで先制点が生まれる。54分、1トップにポジションを移したオヤルサバルが相手陣内中央でルーズボールを回収。左のセルヒオ・ゴメスに預けてボックス内に走り込むと、ゴメスのグラウンダークロスをDFがブロックしたボールが足元にこぼれてきて、これを難なく左足で流し込んだ。
ツキにも恵まれたカピタンのゴールで先手を奪ったソシエダはここから主導権を掌握。62分には右サイドでタメを作った久保のお膳立てからブライス・メンデスが鋭い左足のミドルシュートでGKにファインセーブを強いる。
そして、69分にはスチッチのハイプレスで奪ったボールをオヤルサバルが冷静にボックス右へ走り込むブライス・メンデスに繋ぐと、背番号23がきっちりゴール右隅へ左足で流し込んだ。
この2点目で勝負を決めたソシエダはメンバーを入れ替えながらゲームコントロール優先の戦い方にシフト。そのなかで久保はボールを受けた際には持ち味のキープ力で時間を作りつつ味方とのコンビネーションプレーでチャンスを窺うが、この日はなかなかフィニッシュの場面は訪れず。後半アディショナルタイムにはロングカウンターからボックス右でラストパスを受けたが、思ったよりもパスが短かったこともあり、左足シュートは枠を捉え切れなかった。
それでも、チームはパワープレー気味のポンフェラディーナの攻撃に手を焼きながらもきっちり無失点で逃げ切ったラ・レアルが、新年初勝利とともに4回戦進出を決めた。
ポンフェラディーナ 0-2 レアル・ソシエダ
【ソシエダ】
ミケル・オヤルサバル(後9)
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バレンシアが、レアル・ソシエダのナイジェリア代表FWウマル・サディク(27)の獲得を決定的なモノにしたようだ。スペイン『アス』が報じている。 昨年末にルベン・バラハ前監督を解任し、カルロス・コルベラン新監督を招へいした19位のバレンシア。逆転での残留に向けては、17試合16得点と1試合平均1点に満たない攻撃の改善が急務だ。 そんななか、クラブは決定力という部分には大きな疑問は残るものの、セビージャからレンタル加入のスペイン人FWラファ・ミルの去就が不透明な前線にラ・レアルの控えFWを獲得する見込みだ。 ローマでプロデビューし、ヨーロッパの複数クラブを渡り歩いてきたサディク。2020-21シーズンに加入したアルメリアではセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)ながらゴールを量産。ニューカッスルに引き抜かれたスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクの後釜として大きな期待を背負ったが、加入1年目はヒザの前十字じん帯断裂の悲劇に見舞われてほぼ全休。 以降はケガ自体は完治したものの、ソシエダでは公式戦50試合出場でわずかに4ゴールと期待外れの状況が続く。今季ここまでも11試合無得点だ。 ただ、クラブチームではアルメリア、パルチザン、代表ではリオ五輪でゴールを量産するなど、“爆発力”を持ったストライカーでもあり、買い取りオプション付きの半年間のレンタルで加入するバレンシアで救世主となる可能性もなくはないはずだ。 2025.01.03 18:10 Fri3
久保建英がJPFAアワードでMVPを初受賞、三笘薫の3連覇阻む! ベストイレブンやMVPはJリーグアウォーズとは異なる選出に
日本プロサッカー選手協会(JPFA)は27日、「極楽湯 presents JPFAアワード2024」を開催した。JPFA最優秀選手賞はレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が受賞。初受賞となった。 「JPFAアワード」は2022年に新設され、2022年、2023年はMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が2年連続でMVPに輝いていた。 プロサッカー選手への興味関心を喚起する話題づくりとして、出場試合数や所属カテゴリーに関係なく、選手が選手を選ぶ新しい視点での表彰とし、より多くの選手に関心の目を向けられる賞。シーズンを通して活躍したJPFA所属選手を表彰するもので、JPFA最優秀選手賞に久保、J1最優秀選手賞はJリーグMVPのFW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)、J2最優秀選手賞はJ2MVPのFW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)、J3最優秀選手賞はチームを優勝に導いたFW杉本健勇(大宮アルディージャ)が選出された。 MVPの久保にはJPFA最優秀選手賞トロフィーと賞金50万円が送られる。 また、J1、J2、J3で全試合フル出場を果たした選手には「鉄人賞」が与えられ、2024年は10名が対象に。うち7名はGKとなった中、FPではDF中谷進之介(ガンバ大阪)、DF小川大空(愛媛FC)、MF小島幹敏(大宮アルディージャ)の3名が受賞した。 また、JPFA、J1、J2、J3ではベストイレブンも選ばれている。特筆すべきはJ3では優勝を果たした大宮アルディージャが最多の6名選出されていた。 JPFAベストイレブンには、久保の他に日本代表選手がずらり。DF菅原由勢(サウサンプトン)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)が初選出となった。 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA最優秀選手賞</span> MF久保建英(レアル・ソシエダ)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J1最優秀選手賞</span> FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J2最優秀選手賞</span> FW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J3最優秀選手賞</span> FW杉本健勇(大宮アルディージャ)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFAベストイレブン</span> GK 鈴木彩艶(パルマ/イタリア)/2年連続2回目 DF 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)/3年連続3回目 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド)/初受賞 冨安健洋(アーセナル/イングランド)/3年連続3回目 MF 伊東純也(スタッド・ランス/フランス)/3年連続3回目 遠藤航(リバプール/イングランド)/3年連続3回目 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)/3年連続3回目 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)/3年連続3回目 FW 上田綺世(フェイエノールト/オランダ)/2年連続2回目 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)/初受賞 古橋亨梧(セルティック/スコットランド)/3年連続3回目 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J1ベストイレブン</span> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島)/初受賞 DF 中谷進之介(ガンバ大阪)/初受賞 山川哲史(ヴィッセル神戸)/初受賞 佐々木翔(サンフレッチェ広島)/初受賞 MF 扇原貴宏(ヴィッセル神戸)/初受賞 井手口陽介(ヴィッセル神戸)/初受賞 東俊希(サンフレッチェ広島)/初受賞 FW 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)/初受賞 山田新(川崎フロンターレ)/初受賞 大迫勇也(ヴィッセル神戸)/2年連続2回目 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)/2年連続2回目 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J2ベストイレブン</span> GK 後藤雅明(モンテディオ山形)/初受賞 DF ンドカ・ボニフェイス(横浜FC)/初受賞 福森晃斗(横浜FC)/初受賞 住吉ジェラニレショーン(清水エスパルス)/初受賞 MF イサカ・ゼイン(モンテディオ山形)/初受賞 乾貴士(清水エスパルス)/2年連続2回目 岩渕弘人(ファジアーノ岡山)/初受賞 FW 中島元彦(ベガルタ仙台)/初受賞 谷村海那(いわきFC)/初受賞 小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 北川航也(清水エスパルス)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J3ベストイレブン</span> GK 笠原昂史(大宮アルディージャ)/初受賞 DF 市原吏音(大宮アルディージャ)/初受賞 浦上仁騎(大宮アルディージャ)/初受賞 市原亮太(FC今治)/初受賞 MF 大関友翔(福島ユナイテッドFC)/初受賞 小島幹敏(大宮アルディージャ)/初受賞 泉柊椰(大宮アルディージャ)/初受賞 FW 塩浜遼(福島ユナイテッドFC)/初受賞 杉本健勇(大宮アルディージャ)/初受賞 藤岡浩介(FC岐阜)/初受賞 永井龍(ギラヴァンツ北九州)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆鉄人賞</span> GK早川友基(鹿島アントラーズ)/2年連続2回目 38試合/3420分出場 GK一森純(ガンバ大阪)/初受賞 38試合/3420分出場 DF中谷進之介(ガンバ大阪)/初受賞 38試合/3420分出場 GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)/初受賞 38試合/3420分出場 GK後藤雅明(モンテディオ山形)/初受賞 38試合/3420分出場 GK市川暉記(横浜FC)/初受賞 38試合/3420分出場 DF小川大空(愛媛FC)/初受賞 38試合/3420分出場 GK笠原昂史(大宮アルディージャ)/初受賞 38試合/3420分出場 MF小島幹敏(大宮アルディージャ)/初受賞 38試合/3420分出場 GK三浦基瑛(SC相模原)/初受賞 38試合/3420分出場 2024.12.27 16:45 Fri4
バレンシア、ソシエダで燻るFWサディクを買取OP付レンタルで獲得!
バレンシアは4日、レアル・ソシエダからナイジェリア代表FWウマル・サディク(27)を買い取りオプション付きの今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 ローマでプロデビューし、ヨーロッパの複数クラブを渡り歩いてきたサディク。2020-21シーズンに加入したアルメリアではセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)ながらゴールを量産。ニューカッスルに引き抜かれたスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクの後釜として大きな期待を背負ったが、加入1年目はヒザの前十字じん帯断裂の悲劇に見舞われてほぼ全休。 以降はケガ自体は完治したものの、ソシエダでは公式戦50試合出場でわずかに4ゴールと期待外れの状況が続く。今季ここまでも11試合無得点だった。 一方、昨年末にルベン・バラハ前監督を解任し、カルロス・コルベラン新監督を招へいした19位のバレンシア。逆転での残留に向けては、18試合17得点と1試合平均1点に満たない攻撃の改善が急務。 そんななか、決定力という部分には大きな疑問は残るものの、セビージャからレンタル加入のスペイン人FWラファ・ミルの去就が不透明な前線にラ・レアルの控えFWを獲得した。 クラブチームではアルメリア、パルチザン、代表ではリオ五輪でゴールを量産するなど、“爆発力”を持ったストライカーでもあるナイジェリア代表FW。苦境のバレンシアではその爆発力を発揮できるか。 2025.01.04 19:27 Sat5