「サッカー人生終わったわ...」キャリア初の重傷、アキレス腱断裂の大宮GK南雄太が心境を吐露「もう少し、今後を決断する為に必要な考える時間を」
2022.05.21 07:15 Sat
大宮アルディージャのGK南雄太が、キャリア初となる重傷を受けて心境を明かした。2021シーズン途中に横浜FCから期限付き移籍で大宮へと加入した南。今シーズンは完全移籍に切り替わりチームに残ると、正守護神としてここまで明治安田生命J2リーグで15試合に出場していた。
43歳のベテランGKは、元日本代表GK楢崎正剛氏が持っていたGKとしてのJリーグ最多出場記録を塗り替え、663試合に伸ばしていたが、18日に行われた明治安田J2第15節延期分のいわてグルージャ盛岡戦で、試合終盤にバックパスを処理した際に負傷。そのまま担架で運び出されていた。
20日にクラブは右足アキレス腱断裂と診断され、19日に手術を実施。全治6カ月の重傷であることを発表していた。
チームを支えていたベテラン守護神の離脱は、なかなか調子の上がらないチームにとって大きすぎる痛手だが、南は自身のインスタグラムを更新。キャリア初の大ケガをした際には「サッカー人生終わったわ...」と考えたとしながら、「先の事なんて今は全く考えられない」と率直な心境を綴っている。
「プロ25年目にして初の大怪我、そして試合翌日には人生初のオペでした」
「味方からのバックパスをトラップしてバックステップを踏んで前に出ようと体重をかけた瞬間、トラップしたはずなのにふくらはぎに後ろからボールが当たったようなパチーンといった何かが弾けたような感触がありました」
「えっ、と思って後ろを振り返ったら案の定ボールはそこにありませんでした」
「ただ相手のFWがつめてきていたので、もうたぶんここからは意識というより本能でこのままでは失点してしまうと思い咄嗟に左足でクリアしました」
「そのあとはもう全く右足に力が入らなくて起き上がる事すら出来ませんでした」
「よくアキレス腱を切った人が後ろから誰かに蹴られたとか、ボールが当たった感じがしたとか言うのを覚えていたので一瞬で自分のアキレス腱が切れた事をなんとなく察しました」
「担架でロッカーに運ばれてベッドにうつしてもらった時にまず頭によぎったのは」
「『あ〜俺のサッカー人生終わったわ...』
でした」
「ドクターに診断してもらっても、やはり間違いなくアキレス腱が切れていると言われ、でもなんか涙が溢れるわけでもなく、思いの外冷静に自分を客観視してる自分がいて少し驚きました笑」
「それはたぶん13年前にレイソルからサッカー人生で初めて告げられた契約満了の日から、その後ロアッソ熊本に拾ってもらったけど、今後いつサッカー人生が終わってもいいように、そしてそうなった時に微塵の後悔もないように」
「1日1日の練習をとにかく大切にして、準備やケアを妥協する事なく様々な時間を犠牲にしてでもやっていこうと決心して今日まで実践してきた自負があったからだと思います」
「だからこの怪我に関して自分はこれっぽっちの後悔もないし、むしろよく25年もほとんど怪我なくやってこれたなと、そりゃ1回くらいは大怪我するよなとか思ったり笑、この怪我には必ず何か意味があるんじゃないかとか、そんなポジティブな感じで捉えられてる自分が少し不思議に思えます笑」
「先ほど怪我した直後に終わりかぁと思ったと書きましたが、今は正直いってそれすらもわかりません」
「今年43歳になる自分がこんな大怪我をしてもう引退だろって思ってる人ももちろんいると思うし、リハビリを頑張って乗り越えてピッチにまた戻ってくると信じてくれてる人もいると思います」
「でもそのどちらなのかも自分でも今はわかりません。先の事なんて今は全く考えられないからです」
「アキレス腱が切れた時の体内で鳴ったパチーンという音と感覚、そして今まで味わったことのなかった物凄い痛みをまだ体がよく覚えていて、怪我した時の映像を観てしまうとそれが鮮明に蘇ってしまいそうで怖くて未だに怪我した瞬間の映像を観る事が出来ていないです」
「だからまだ今この段階で引退するだとか、必ず怪我を乗り越えてピッチにまた戻ってきますとか、そんな何かを断言するような事なんかを軽はずみには言えなくて自分でも本当によくわからないというのが素直な今の自分の気持ちです」
「怪我した日からアルディージャの選手やスタッフ、以前所属したチームの選手や関係者の方々、また他のチームの選手やスタッフの方、そして今まで関わった全てのチームのサポーターの方々、自分の友人や知人、家族など本当にたくさんの方から電話やLINE、SNSのメッセージなどで頂きました」
「もう一生分くらい激励してもらったんじゃないかというくらいたくさんの励ましやポジティブなお言葉を頂きました」
「感謝してもしきれないくらい有難かったし、自分はここまで本当にたくさんの方々に支えて頂いてここまで来れたんだなと実感出来てものすごく嬉しかったです」
「みんな自分を待ってくれると、復帰するのを信じてる、応援してくれると言ってくれています」
「だからこそそんな人達に今の感情や勢いだけで俺はやりますとか絶対復活しますとかは言えなくて...」
「なので本当に今言える事はとにかくこの怪我を治す為に全力で怪我と向き合いリハビリに励みますという事だけです」
「今まで通りとにかく目の前のやれる事を精一杯必死にやって、少し先の未来で自分自身に対して決断する為の選択肢を与えてあげれるかどうかだと思っています」
「どうかもう少し、今後を決断する為に必要な考える時間をください」
「そしてこれも今まで通り、何よりも大宮アルディージャの勝利を最優先に、ピッチ外でもやれる事をチームの勝利の為に全身全霊でやっていきたいと思っています」
「まだ自分はこのクラブに来て1年すらも経っていないけど、大宮アルディージャというクラブ、NACK5スタジアムのあの雰囲気、そして熱い熱いアルディージャサポーター、大宮の街、全てがが本当に大好きです」
「このクラブをあるべき場所、いるべき場所に戻すという加入当初の自分の目標は今でも変わっていません」
「まだまだ苦しい状況なのは変わりないけれど、ここから巻き返して必ず上昇出来ると信じて、アルディージャに関わる全ての人が一丸となって共に闘ってほしいです!」
「そしてサポーターの皆さん、明日もいつも通りの精一杯の後押しを宜しくお願い致します!」
「自分も病室から想いが届くようにめちゃくちゃ応援しますので!!」
「人間万事塞翁が馬
35 南雄太」
この投稿には多くのファンから激励のメッセージが集まり、これまでのキャリアで南が見せてきたものが何だったかを感じることができる。
どのような決断を最終的に下すのか。まずは、無事にケガを治すことに専念してもらいたい。
43歳のベテランGKは、元日本代表GK楢崎正剛氏が持っていたGKとしてのJリーグ最多出場記録を塗り替え、663試合に伸ばしていたが、18日に行われた明治安田J2第15節延期分のいわてグルージャ盛岡戦で、試合終盤にバックパスを処理した際に負傷。そのまま担架で運び出されていた。
チームを支えていたベテラン守護神の離脱は、なかなか調子の上がらないチームにとって大きすぎる痛手だが、南は自身のインスタグラムを更新。キャリア初の大ケガをした際には「サッカー人生終わったわ...」と考えたとしながら、「先の事なんて今は全く考えられない」と率直な心境を綴っている。
「昨日クラブからリリースがありましたが、右足のアキレス腱を断裂してしまいました」
「プロ25年目にして初の大怪我、そして試合翌日には人生初のオペでした」
「味方からのバックパスをトラップしてバックステップを踏んで前に出ようと体重をかけた瞬間、トラップしたはずなのにふくらはぎに後ろからボールが当たったようなパチーンといった何かが弾けたような感触がありました」
「えっ、と思って後ろを振り返ったら案の定ボールはそこにありませんでした」
「ただ相手のFWがつめてきていたので、もうたぶんここからは意識というより本能でこのままでは失点してしまうと思い咄嗟に左足でクリアしました」
「そのあとはもう全く右足に力が入らなくて起き上がる事すら出来ませんでした」
「よくアキレス腱を切った人が後ろから誰かに蹴られたとか、ボールが当たった感じがしたとか言うのを覚えていたので一瞬で自分のアキレス腱が切れた事をなんとなく察しました」
「担架でロッカーに運ばれてベッドにうつしてもらった時にまず頭によぎったのは」
「『あ〜俺のサッカー人生終わったわ...』
でした」
「ドクターに診断してもらっても、やはり間違いなくアキレス腱が切れていると言われ、でもなんか涙が溢れるわけでもなく、思いの外冷静に自分を客観視してる自分がいて少し驚きました笑」
「それはたぶん13年前にレイソルからサッカー人生で初めて告げられた契約満了の日から、その後ロアッソ熊本に拾ってもらったけど、今後いつサッカー人生が終わってもいいように、そしてそうなった時に微塵の後悔もないように」
「1日1日の練習をとにかく大切にして、準備やケアを妥協する事なく様々な時間を犠牲にしてでもやっていこうと決心して今日まで実践してきた自負があったからだと思います」
「だからこの怪我に関して自分はこれっぽっちの後悔もないし、むしろよく25年もほとんど怪我なくやってこれたなと、そりゃ1回くらいは大怪我するよなとか思ったり笑、この怪我には必ず何か意味があるんじゃないかとか、そんなポジティブな感じで捉えられてる自分が少し不思議に思えます笑」
「先ほど怪我した直後に終わりかぁと思ったと書きましたが、今は正直いってそれすらもわかりません」
「今年43歳になる自分がこんな大怪我をしてもう引退だろって思ってる人ももちろんいると思うし、リハビリを頑張って乗り越えてピッチにまた戻ってくると信じてくれてる人もいると思います」
「でもそのどちらなのかも自分でも今はわかりません。先の事なんて今は全く考えられないからです」
「アキレス腱が切れた時の体内で鳴ったパチーンという音と感覚、そして今まで味わったことのなかった物凄い痛みをまだ体がよく覚えていて、怪我した時の映像を観てしまうとそれが鮮明に蘇ってしまいそうで怖くて未だに怪我した瞬間の映像を観る事が出来ていないです」
「だからまだ今この段階で引退するだとか、必ず怪我を乗り越えてピッチにまた戻ってきますとか、そんな何かを断言するような事なんかを軽はずみには言えなくて自分でも本当によくわからないというのが素直な今の自分の気持ちです」
「怪我した日からアルディージャの選手やスタッフ、以前所属したチームの選手や関係者の方々、また他のチームの選手やスタッフの方、そして今まで関わった全てのチームのサポーターの方々、自分の友人や知人、家族など本当にたくさんの方から電話やLINE、SNSのメッセージなどで頂きました」
「もう一生分くらい激励してもらったんじゃないかというくらいたくさんの励ましやポジティブなお言葉を頂きました」
「感謝してもしきれないくらい有難かったし、自分はここまで本当にたくさんの方々に支えて頂いてここまで来れたんだなと実感出来てものすごく嬉しかったです」
「みんな自分を待ってくれると、復帰するのを信じてる、応援してくれると言ってくれています」
「だからこそそんな人達に今の感情や勢いだけで俺はやりますとか絶対復活しますとかは言えなくて...」
「なので本当に今言える事はとにかくこの怪我を治す為に全力で怪我と向き合いリハビリに励みますという事だけです」
「今まで通りとにかく目の前のやれる事を精一杯必死にやって、少し先の未来で自分自身に対して決断する為の選択肢を与えてあげれるかどうかだと思っています」
「どうかもう少し、今後を決断する為に必要な考える時間をください」
「そしてこれも今まで通り、何よりも大宮アルディージャの勝利を最優先に、ピッチ外でもやれる事をチームの勝利の為に全身全霊でやっていきたいと思っています」
「まだ自分はこのクラブに来て1年すらも経っていないけど、大宮アルディージャというクラブ、NACK5スタジアムのあの雰囲気、そして熱い熱いアルディージャサポーター、大宮の街、全てがが本当に大好きです」
「このクラブをあるべき場所、いるべき場所に戻すという加入当初の自分の目標は今でも変わっていません」
「まだまだ苦しい状況なのは変わりないけれど、ここから巻き返して必ず上昇出来ると信じて、アルディージャに関わる全ての人が一丸となって共に闘ってほしいです!」
「そしてサポーターの皆さん、明日もいつも通りの精一杯の後押しを宜しくお願い致します!」
「自分も病室から想いが届くようにめちゃくちゃ応援しますので!!」
「人間万事塞翁が馬
35 南雄太」
この投稿には多くのファンから激励のメッセージが集まり、これまでのキャリアで南が見せてきたものが何だったかを感じることができる。
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ツエーゲン金沢は28日、大宮アルディージャのFW大澤朋也(22)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2026年1月31日までとなり、大宮との公式戦には出場できない。 大澤は大宮のジュニア、ジュニアユース、U18と下部組織で育ち、2021年にトップチームに昇格。1年目でJ2の5試合に出場し1得点を記録すると、2年目は愛媛FCに育成型期限付き移籍。2023年に復帰していた。 今シーズンは明治安田J3リーグで途中出場がメインながら31試合に出場し2得点を記録。YBCルヴァンカップでも2試合に出場していた。 再び武者修行に出る大澤は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆ツエーゲン金沢</h3> 「ツエーゲン金沢に関わる皆さんはじめまして!大澤朋也です!チームとしても個人としても結果にこだわりながら、ツエーゲン金沢の為に全力で闘います」 「ファン、サポーターの皆さんとたくさんの勝利を分かち合えるよう頑張りますので熱い声援よろしくお願いします!」 <h3>◆大宮アルディージャ</h3> 「今シーズン、応援ありがとうございました。今年1年間、素晴らしい雰囲気の中でプレーさせていただき、ありがとうございます。ファン・サポーターの皆さんとJ3優勝、J2昇格ができ嬉しく思います」 「個人としては満足のいくような結果ではなく、悔しい気持ちもありました。来シーズンは、ツエーゲン金沢でプレーすることになりました。目に見える結果にこだわって闘い、成長した姿を皆さんの前で見せられるよう頑張ってきます!」 2024.12.28 10:17 Sat3
三笘薫、筑波大学時代の圧巻ドリブルゴールが今を彷彿!天皇杯でJ1撃破した当時のメンバーも超豪華
圧巻のパフォーマンスで世界を震撼させているブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫。筑波大学在学中のプレーも現在を彷彿とさせていた。 2017年6月21日に行われた第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦、筑波大は当時J1に所属していたベガルタ仙台とユアテックスタジアム仙台で対戦した。 2年生だった三笘も先発出場。開始6分に挙げた先制ゴールは圧巻の一言だ。 最終ラインから縦パスを自陣の中央左寄りで受けると、外へ膨らみながら寄せてきた相手をはがすと同時に一気に加速。ゴール前まで一直線に長い距離を突き進み、ボックス内まで持ち込むと、右足での強烈な一撃を突き刺した。 この時からすでにドリブラーとしての片鱗を見せていた三笘。この試合では筑波大が逆転を許して追い付いたのち、2-2で迎えた73分にも決勝点となる自身2得点目もマークしている。 1回戦では神奈川県代表のY.S.C.C.横浜(J3)を撃破した筑波大は、仙台に続いて3回戦でアビスパ福岡(当時J2)も撃破。4回戦では残念ながら大宮アルディージャ(当時J1)に敗れ、涙をのんだ。 また、三笘以外にも当時の筑波大には中野誠也(大宮アルディージャ)、戸嶋祥郎(柏レイソル)、鈴木徳真(セレッソ大阪)、山川哲史(ヴィッセル神戸)、阿部航斗(アルビレックス新潟)、高嶺朋樹(柏レイソル)、西澤健太(清水エスパルス)、北川柊斗(ザスパクサツ群馬)といった、現在Jリーグの第一線で活躍する選手らがずらりと並んでいた。その躍進は大会を大いに沸かせた。 <span class="paragraph-title">【動画】筑波大学時代の三笘薫がJ1仙台相手に決めた圧巻ドリブルゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="D4xxvpS_jP4";var video_start = 16;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.02.08 22:10 Wed4
J3降格の大宮、昨季最終節での横断幕でサポーター3名が開幕から8試合入場禁止処分「誹謗中傷・侮辱となる不適切な横断幕」
大宮アルディージャは20日、2023シーズンの最終節でのサポーターの違反行為を報告した。 問題の行為が起きたのは、2023シーズンの明治安田生命J2リーグ最終節の東京ヴェルディ戦。試合後のセレモニーで発生した。 2023シーズンは21位と過去最低順位に終わり、クラブ史上初となるJ3降格も味わったシーズン。近年はJ2で残留争いに巻き込まれ続けた結果、最終的に降格となり、サポーターからは辛辣な横断幕も出されていた。 大宮によれば、その際に掲示された横断幕が試合運営管理規程に抵触。「クラブからの注意喚起があったにも関わらず、対象を特定し誹謗中傷・侮辱となる不適切な横断幕を掲出する違反行為をおこなった」とし、3名に対して処分を下すことが発表された。 当該行為を行った3名に対しては、2024シーズンの明治安田J3リーグの第1節ヴァンラーレ八戸戦から、第8節のFC大阪戦までの8試合の入場禁止と、同期間のYBCルヴァンカップの入場禁止という処分となった。 不甲斐なさを露呈し続けているクラブに対してのファン・サポーターのフラストレーションも理解できるところではあるが、違反行為をしては訴えも意味話さないことになる。 大宮は「クラブとして同様の事象が起らないよう、引き続き、安心・安全なスタジアム運営に努めてまいります。スタジアムにご来場いただく皆さまにおかれましても、リスペクトの精神を持った行動・言動を心掛けるとともに、ご来場の皆さまが安心・安全に観戦できるスタジアム運営の実現に向けて、観戦ルールの順守をお願いします」と呼びかけている。 2024.02.21 09:25 Wed5

