ガットゥーゾ監督が死者を弔い全世界へメッセージ「家にいよう」

2020.03.28 23:15 Sat
Getty Images
ナポリジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、世界に向けてメッセージを発信した。世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス(COVID-19)は、イタリアで特に大きな被害を生んでおり、死者の数は中国を超えて世界で最も多い国となっている。

政府は国民に対して、行動制限を敷き、国外への渡航制限も行う中、セリエAを含めたスポーツイベントも全て停止している状況だ。
ガットゥーゾ監督は、ナポリの公式ツイッター(@sscnapoli)を通じてメッセージ動画を投稿。新型コロナウイルスの感染防止を呼びかけるとともに、医師や看護師の働きを賞賛した。

「こんにちは。ガットゥーゾです」
「私は全てのイタリア人、全てのナポリファン、世界中の全てのヨーロッパの人とサッカーファンに挨拶がしたい」

「我々はあまり美しくない瞬間を経験していることを理解している。だから、家にいるようにお願いしたい。それは基本的なことだ。なぜなら、我々の医師と看護師は素晴らしい仕事をしているからだ」

「我々の元を去っていった人(命を落とした人)には申し訳なく思う。そういった意味でも、我々はルールを尊重しなければならない。難しいことは分かっているが、誰もが努力する必要がある」

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