ANCベスト16敗退のエジプト代表が総退陣! 元日本代表監督のアギーレも解任

2019.07.07 17:50 Sun
Getty Images
エジプトサッカー協会(EFA)のハニー・アボ・ライダー会長は6日、自身の辞任と共に、エジプト代表を率いるハビエル・アギーレ監督(60)らコーチングスタッフの解任を発表した。

現在、エジプトで開催中のアフリカ・ネーションズカップ(ANC)で優勝が期待されたエジプト代表だったが、6日に行われたラウンド16で伏兵の南アフリカ代表相手に0-1で敗れ屈辱の敗退となった。

そして、同試合後に公式会見の場に出席したアボ・ライダー会長は、今回の敗退の責任を負うため自身の辞任と共にアギーレ監督以下、コーチングスタッフの解任を発表した。
これまでメキシコ代表やオサスナ、アトレティコ・マドリー、レアル・サラゴサ、エスパニョールなどのクラブチームを指揮し、2014年7月には日本代表の指揮官も務めたアギーレ監督。

レアル・サラゴサ時代の八百長疑惑で告発されたことを受け、2015年2月に日本代表監督の契約を解除された後は、UAEのアル・ワフダで監督を務めてたものの、2017年6月に契約が満了。
2018年8月に2022年のカタール・ワールドカップまでの4年契約で就任したエジプト代表では、ここまで12試合を指揮し9勝2敗1分けの好成績を収めていた。

今回のANCでもグループステージを全勝して首位通過を決めていたが、南アフリカ相手の敗戦が大きく響く結果となった。

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「30個はあるぞ」PK失敗サラーの顔面に無数のレーザー照射「取り締まれないのか」

カタール・ワールドカップ(W杯)の出場権を争う重要な場面に水が差された。 29日に行われたカタールW杯アフリカ予選最終ラウンドの2ndレグ。最大の注目はリバプールのFWサディオ・マネとFWモハメド・サラーの直接対決となったセネガル代表vsエジプト代表だった。 ホームでの初戦を1-0で先勝したエジプトだったが、試合開始早々に失点。2戦合計スコア1-1のまま試合は進むと、結局、90分間で均衡は破れずに試合は延長戦に突入。この延長戦でもゴールは生まれず、試合の決着はPK戦に委ねられることになった。 そのPK戦ではセネガルの最初のキックを担当したDFカリドゥ・クリバリが失敗。そしてエジプトの最初のキッカーはサラーが行った。 ボールをセットしたサラーだったが、その顔面にはスタンドから無数のレーザーポインターが向けられ、顔面は緑色に照らされた。レーザーポインターは試合中から頻繁に選手たちに向けられていたが、最も目立ったのがこの場面だった。 揺れ動く光に照らされ続けたサラーのキックは大きく枠を外れ失敗。その後は両チームともに2人目も失敗する波乱の展開となったが、5人目のマネが決めたセネガルが3-1でPK戦を制し、本大会出場を決めた。 レーザーポインターの照射はPK戦が終わるまで続き、「取り締まることはできないのか」、「試合中からずっとだ!」、「30個はあるぞ」、「選手が可哀想だ」と様々な意見が飛び交っている。 なお、この件に関して現時点でアフリカサッカー連盟(CAF)からのコメントは発表されていない。 <span class="paragraph-title">【動画】一体何個あるのか…サラーの顔面に向けられた無数のレーザーポインター</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kh-Yg0p_ZuI";var video_start = 220;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.03.30 12:10 Wed

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