ドルトムントがブラント&ベリンガム弾で上位対決を制す! フランクフルトは鎌田が2戦連発も及ばず《ブンデスリーガ》

2022.10.30 03:35 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第12節のフランクフルトvsドルトムントが29日に行われ、1-2でドルトムントが勝利した。フランクフルトの鎌田大地は84分までプレーし26分にゴールを記録、長谷部誠はケガのためベンチ外となった。

公式戦4連勝中の4位フランクフルトが、5位ドルトムントをホームに迎えた一戦。
ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のマルセイユ戦を鎌田のゴールなどで勝利したフランクフルトは、その試合から先発を3人変更。ソウやレンツ、スモルチッチに代えて古巣対決のローデやルカ・ペッレグリーニ、トゥタを先発で起用した。

一方、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・シティ戦をゴールレスドローで終えたドルトムントは、その試合の先発からレイナとジャンをマレンとエズジャンに変更した以外は同じメンバーを採用した。

試合は上位対決らしく序盤から締まりのある拮抗した展開となる中、ドルトムントは20分にドリブルで仕掛けたマレンがボックス左まで切り込みクロスを供給すると、ボックス中央右のブラントがGKの股下を抜くシュートを流し込んだ。
先制を許したフランクフルトは26分、敵陣でのルーズボールを拾ったコロ・ムアニのパスをペナルティアーク手前で受けた鎌田が右足一閃。軸足を滑らせながらも放たれたシュートはゴール左隅に突き刺さった。

その後は膠着状態が続いたが、フランクフルトは42分に決定機。相手DFのクリアをゲッツェがブロックすると、ボックス内でこぼれ球を拾ったコロ・ムアニがゴールエリア右からループシュートを狙ったが、これは左ポストに弾かれた。

迎えた後半も先にスコアを動かしたのはドルトムント。52分、右サイドのジューレがバイタルエリアへパスを送ると、ムココがワンタッチではたくとボックス内に侵入したベリンガムがトゥタをかわしゴール左にシュートを突き刺した

勝ち越されたフランクフルトは、57分にゲッツェのパスでゴール前に抜け出したコロ・ムアニがシュート。さらにGKコベルが弾いたボールを拾ったゲッツェがシュートを放ったが、これはゴールカバーに入ったN・シュロッターベックがブロック。

フランクフルトは直後の58分にも、ハイプレスから相手ボックス内でボールを奪ったリンドストロームが決定機を迎えたが、シュートは再びGKコベルが好セーブ。

その後はホームのフランクフルトが押し込む展開となったが、自陣で激しい守備を見せるドルトムントを攻略できず。84分には鎌田を下げてボレを投入した。

しかし、最後まで守備で高い集中力とインテンシティを示したドルトムントがフランクフルトの攻撃をシャットアウト。辛勝ながら上位対決を制したドルトムントが暫定3位に浮上している。

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日本人選手12人が出場するCLリーグフェーズ出場36チームが決定! 気になるポット分けは?

8月28日の2024-25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフが終了し、CLリーグフェーズに出場する全36チームおよびポット分けが決定した。 昨シーズンはレアル・マドリーの2シーズンぶり15度目の優勝で幕を閉じたCL。新シーズンのヨーロッパ王者争いの行方を左右する、リーグフェーズ組み合わせ抽選会は29日にフランスのモナコで開催される。 今シーズンからレギュレーションが変更となり、36チームが参加し、グループステージが排除。リーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。 上位8チームがラウンド16に進出し、9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。 また、前レギュレーションではUEFAカントリーランキング上位6チームの国内王者がポット1に入ったが、新レギュレーションではこれを撤廃。2023-24シーズンのCL優勝クラブとUEFAクラブランキング上位8チームが入り、ポット2以降はUEFAクラブランキング順に入ることとなる。 これにポット1にはフランス代表FWキリアン・ムバッペも加入したディフェンディングチャンピオンのレアル・マドリーに加え、UEFAクラブランキング上位8チームのマンチェスター・シティ、バイエルン、パリ・サンジェルマン(PSG)、リバプール、インテル、ドルトムント、RBライプツィヒ、バルセロナが入り、ここにが入った。 さらに、ポット2には昨季ヨーロッパリーグ(EL)王者のアタランタやユベントス、ミランのイタリア勢3チーム、アーセナル、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、ベンフィカ、シャフタール・ドネツク、クラブ・ブルージュの9チームが入った。 ポット3にはフェイエノールト、スポルティングCP、PSV、ヤングボーイズ、セルティックに加え、予選を突破したレッドブル・ザルツブルク、ディナモ・ザグレブ、リール、ツルヴェナ・ズヴェズダ。 ポット4はグループステージ制導入以来初出場となるアストン・ビラやボローニャの2チームや欧州カップ初参加となるジローナやブレストに加え、モナコ、シュツットガルトらが入っている。 なお、今回のCLリーグフェーズには、DF伊藤洋輝(バイエルン)、MF遠藤航(リバプール)、DF冨安健洋(アーセナル)、FW上田綺世(フェイエノールト)、MF守田英正(スポルティングCP)、MF川村拓夢(ザルツブルク)、FW前田大然(セルティック)、FW古橋享梧(セルティック)、MF旗手怜央(セルティック)、MF岩田智輝(セルティック)、FW南野拓実(モナコ)、DF荻原拓也(ディナモ・ザグレブ)ら12人の日本人選手が参戦予定だ。 今回決定した2024-25シーズンのCLリーグフェーズ出場チーム及びポット分けは以下の通り。 ◆ポット1 レアル・マドリー(CL王者/スペイン) マンチェスター・シティ(イングランド) バイエルン(ドイツ) パリ・サンジェルマン(フランス) リバプール(イングランド) インテル(イタリア) ドルトムント(ドイツ) ライプツィヒ(ドイツ) バルセロナ(スペイン) ◆ポット2 レバークーゼン(ドイツ) アトレティコ・マドリー(スペイン) アタランタ(EL王者/イタリア) ユベントス(イタリア) ベンフィカ(ポルトガル) アーセナル(イングランド) クラブ・ブルージュ(ベルギー) シャフタール・ドネツク(ウクライナ) ミラン(イタリア) ◆ポット3 フェイエノールト(オランダ) スポルティングCP(ポルトガル) PSV(オランダ) ディナモ・ザグレブ(クロアチア) ザルツブルク(オーストリア) リール(フランス) ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア) ヤングボーイズ(スイス) セルティック(スコットランド) ◆ポット4 スロバン・ブラチスラヴァ(スロバキア) モナコ(フランス) スパルタ・プラハ(チェコ) アストン・ビラ(イングランド) ボローニャ(イタリア) ジローナ(スペイン) シュツットガルト(ドイツ) シュトゥルム・グラーツ(オーストリア) ブレスト(フランス) 2024.08.29 06:50 Thu
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佐野vs伊藤の日本人対決など1部勢同士は4カード…ポカール2回戦の組み合わせ決定【DFBポカール】

1日、DFBポカール2回戦の組み合わせ抽選会が行われた。 例年、シーズン初めての公式戦という部分で波乱も少なくないポカール1回戦だったが、ボーフムを除く1部所属クラブが順当に突破を決めた。 今回決定した2回戦の対戦カードでは佐野海舟所属のマインツと伊藤洋輝所属のバイエルンの日本人対決に、フランクフルトvsボルシアMG、ヴォルフスブルクvsドルトムント、RBライプツィヒvsザンクト・パウリと1部勢同士の4カードが実現した。 王者レバークーゼンは2部のエルフェアスベルクと対戦。また、チェイス・アンリ所属のシュツットガルトと、横田大祐所属のカイザースラウテルンの日本人対決も実現している。 なお、2回戦は10月最終週の週末に開催予定だ。 ◆DFBポカール2回戦 マインツ vs バイエルン フランクフルト vs ボルシアMG ヴォルフスブルク vs ドルトムント RBライプツィヒ vs ザンクト・パウリ フライブルク vs ハンブルガーSV(2) レバークーゼン vs エルフェアスベルク(2) ヘルタ・ベルリン(2) vs ハイデンハイム シュツットガルト vs カイザースラウテルン(2) アウグスブルク vs シャルケ(2) ホッフェンハイム vs ニュルンベルク(2) パーダーボルン(2) vs ブレーメン ケルン(2) vs ホルシュタイン・キール ヤーン・レーゲンスブルク(2) vs グロイター・フュルト(2) アルミニア・ビーレフェルト(3) vs ウニオン・ベルリン ディナモ・ドレスデン(3) vs ダルムシュタット(2) キッカーズ・オッフェンバッハ(4) vs カールスルーエ(2) ※()内の数字は所属カテゴリー 2024.09.02 08:00 Mon

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