「中盤からは独走態勢」 J3優勝の大宮を野々村芳和チェアマンが喝采、レッドブル下の来季にも「新たな旋風を期待」

2024.10.19 18:12 Sat
【動画】大宮選手が歓喜のシャーレアップ

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RB大宮アルディージャは13日、スポーツダイレクター(SD)を務める山本佳津氏(57)との契約解除を発表した。双方合意の下での契約解除となる。 山本SDは、東京ヴェルディのスクールやアカデミー・ダイレクター、教科部長などを務め、Jリーグフットボール本部育成部の後、2023年12月にフットボール本部強化部長に就任し 2025.05.13 21:15 Tue
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SC相模原は10月1日、GKノアム・バウマンが、ドミニカ共和国代表に選出されたことを発表した。 バウマンは、父はスイス、母はドミニカ共和国にルーツをもつ、29歳。2014-2015シーズンにプロデビュー後、スイスリーグの複数クラブをわたり歩き、2022-2023シーズンにはセリエB(イタリアリーグ2部相当)のアス 2025.10.01 22:15 Wed
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「鳥肌が立った」「感動で涙出る」Jリーグの開幕戦煽り映像にファンが感動…31年前の再現となる東京Vvs横浜FMは必見「これはヤバい」

2024シーズンの明治安田Jリーグは23日に開幕。19日には、開幕イベントが行われ、J1の19クラブの選手が集まった。 野々村芳和チェアマンからは、今後10年、30年と成長していくための改革案とビジョンが語られ、登壇した選手たちからは、新シーズンへの意気込みが語られた。 そんな中、Jリーグは公式YouTubeチャンネルにて19日に開幕戦に向けた「煽り映像」を投稿。2024シーズンの開幕カードから数試合をピックアップして紹介した。 多くの注目カードがある中、やはり今シーズンの開幕カードで一番注目を集めるのは、東京ヴェルディvs横浜F・マリノスの国立競技場での一戦。1993年、Jリーグのオープニングマッチのカードが、31周年を迎える開幕戦のカードで実現した。 横浜FMは、オリジナル10のなかで、鹿島アントラーズと共に降格を経験したことがないクラブ。一方で、東京Vは長らくJ2で過ごした中、16年ぶりにJ1の舞台へと復活する。 かつては読売クラブ、日産自動車と日本サッカー界でも名門と呼ばれた両者であり、ライバル関係でもあったが、この16年でその差は大きく開くことに。それでも、ユースレベルを含め、この2クラブのライバル関係は変わっていなかった。 「煽り映像」では、この一戦を「歴史が渇望した一戦」としてピックアップ。ユース出身の東京V・谷口栄斗、横浜FM・喜田拓也や城福浩監督、ハリー・キューウェル監督のインタビューも交えて盛り上げている。 ファンは「ここから始まる次の30年の開幕戦がまたヴェルディ対マリノスにすることが出来たのは熱すぎる」、「入場は是非ともJリーグアンセムを!」、「鳥肌が立った」、「対照的ですらあるナショナルダービー」、「これはヤバい。涙出る」、「カッコよすぎる」、「感動で涙出る」とコメント。両クラブ以外のファンにとっても、胸が熱くなるものとなった。 その他、昇格組・ジュビロ磐田vs王者・ヴィッセル神戸、初J1のFC町田ゼルビアvsガンバ大阪、開幕カードであるサンフレッチェ広島vs浦和レッズがピックアップされている。 <span class="paragraph-title">【動画】感動の声続出! 31年前の開幕戦再来の煽り映像が話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="h-ZS5B2dGTo";var video_start = 237;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.20 12:57 Tue
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10日、週末に開幕を控えるJリーグが開幕イベントを都内で行った。 8日にはFUJIFILM SUPER CUP2025が行われ、J1&天皇杯王者のヴィッセル神戸と2位のサンフレッチェ広島が対戦。0-2で広島が勝利し、5度目のスーパーカップ制覇を成し遂げた。 シーズン開幕が告げられた中、開幕イベントにはJ1の16クラブの代表選手が登場。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)を戦う神戸、横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)を戦う広島は11日、12日に試合があるため、モーヴィ、マリノス君、フロン太、サンチェのマスコットが参加した。 今回は、抽選で当たった各クラブのファンもメディアとともに参加。冒頭、野々村芳和チェアマンが今シーズンのJリーグが目指すサッカーについて言及。アクチュアルプレーイングタイムを伸ばすことと、強度を高くプレーすることを目指すとした。 また、今シーズンからJリーグはシーズン毎の象徴となる楽曲を「シーズン応援ソング」として制作することを発表。2025シーズンは「Little Glee Monster」の『For Decades』に決定したことが発表。メンバーからのメッセージも映像で届いた。 その後、各クラブの選手たちがゲストの槙野智章さんとトークセッション。自身の今シーズンの注目ポイントを紹介。マスコットたちは、選手から託された注目ポイントを紹介し、選手たちはビデオメッセージでポイントを伝えた。 さらに、パンサーの尾形貴弘さん、菅良太郎さん、向井慧さん、エルフの荒川さん、はるさんが登壇。今シーズンのJリーグが盛り上がるための施策を、パンサーチームとエルフチームに分かれてプレゼン。選手たちは5つのチームに分かれてどちらの案が良かったかに投票した中、エルフチームが提案した「ギャル化」が選ばれることに。荒川さんは、アルビレックス新潟のFW谷口海斗をギャルメイクが似合う選手に選び、京都サンガF.C.のDF福田心之助にはゴールパフォーマンスでパラパラを踊ってほしいとし、福田も「やってみようと思います」と、ゴールパフォーマンスの練習をすると語った。 また、エルフチームに投票した中から、GK谷晃生(FC町田ゼルビア)、MF原口元気(浦和レッズ)、FW鈴木章斗(湘南ベルマーレ)、MF橋本拳人(FC東京)のチームには、特製のチョコレートが贈られ、ギャルピースで記念撮影も行われた。 最後には谷が「エルフさん、パンサーさんもJリーグギャル化でここに来ている選手、クラブが2025年Jリーグをしっかり盛り上げていこうと思うので、みんなアゲでお願いします」とメッセージを送った。 <h3>◆ここに注目</h3> 鹿島アントラーズ:濃野 公人 「二桁ゴール!」 浦和レッズ:原口 元気 「気持ち」 柏レイソル:古賀 太陽 「縦パス」 FC東京:橋本 拳人 「タックル!」 東京ヴェルディ:森田 晃樹 「逆を取るプレー」 FC町田ゼルビア:谷 晃生 「最少失点」 川崎フロンターレ:脇坂泰斗 「トラップやパスの技術」 横浜F・マリノス:宮市亮 「スピードを生かした上下動!!」 横浜FC:鈴木武蔵 「裏抜けとフィジカル」 湘南ベルマーレ:鈴木 章斗 「若さ」 アルビレックス新潟:谷口 海斗 「粒粒辛苦(ゴール+谷口農園)」 清水エスパルス:北川 航也 「チーム愛」 名古屋グランパス:永井 謙佑 「ランニング、スプリント」 京都サンガF.C.:福田 心之助 「スプリント」 ガンバ大阪:名和田 我空 「得点」 セレッソ大阪:登里 享平 「ポジショニング」 ヴィッセル神戸:武藤嘉紀 「攻守におけるハードワーク、得点、アシスト!!」 ファジアーノ岡山:江坂任 「ゴール!!」 サンフレッチェ広島:佐々木翔 「守備」 アビスパ福岡:金森健志 「タイトル!!」 <span class="paragraph-title">【写真】開幕イベントの様子! ゲストも来場して大盛り上がりに</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/jleague2020210_tw1.jpg" style="max-width:100%; 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J3初年度で見事優勝のいわきFCを野々村チェアマンが祝福「クラブとしての可能性を強く感じました」

Jリーグの野々村芳和チェアマンが、いわきFCの明治安田生命J3リーグ優勝を祝福した。 6日、明治安田J3の第32節が行われ、いわきFCは鹿児島ユナイテッドFCをホームに迎えた。 J3参入初年度で首位を走り続けてきたいわき。この試合も主導権を握ると、15分に有田稜が先制ゴールを奪う。 その後はゴールが生まれなかったが、62分に山口大輝、67分に嵯峨理久が加点。勝利を決定づけることに。そのまま3-0で逃げ切り、見事にJ3優勝を果たした。 野々村チェアマンは、Jリーグを通じてコメント。参入1年目での優勝、J2昇格を祝った。 「いわきFCの皆さま、2022明治安田生命J3リーグ優勝おめでとうございます。選手、監督、スタッフをはじめ、ファン・サポーター、クラブに関わる全ての方々に心よりお祝い申し上げます」 「Jリーグ入会1年目のシーズンでJ3リーグ優勝、J2リーグ昇格と、まさに破竹の勢いでシーズンを駆け抜けてきました。強靭なフィジカルと走力に裏打ちされた、闘志あふれるアグレッシブなチームスタイルを選手全員が体現することで、非常にエキサイティングなゲームを見せてくれました」 「今年3月20日にJヴィレッジスタジアムで開催されたいわきFCのJリーグ開幕戦も視察させていただきました。ピッチ上のクオリティもさることながら、ファン・サポーターの熱量によって生み出されるスタジアムの雰囲気は、「作品」として本当に魅力あるものでした。本日も非常にたくさんのサポーターで埋め尽くされた素晴らしい「作品」に、クラブとしての可能性を強く感じました」 「「スポーツを通じて社会価値を創造し、いわき市を東北一の都市にする」というクラブのフィロソフィーを胸に、来シーズンもこのいわき市から、J2の舞台での躍動を期待しています」 2022.11.06 21:35 Sun
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「世界を意識せざるを得なくなった」“全会一致”でシーズン移行を決断したJリーグ、課題解決をしながら目指す世界スタンダードに野々村芳和チェアマン「ここからが大事」

Jリーグの野々村芳和チェアマンが、2026-27シーズンから実施されることが決まったシーズン移行についてコメントした。 Jリーグは19日、理事会を開催。今年2月から準備をスタートし、本格的に議論を重ねてきた中、2026-27シーズンからのシーズン移行が決定。残された課題はあるものの、継続検討を進めていくこととなった。 野々村チェアマンは「10カ月以上、本当にたくさんの方たちと話をしてきました」と語り、「今までおそらくなかったような、実行委員だけでなく、各クラブのスタッフも含めると500人ぐらいの人たちを交えて、これからの日本サッカー、Jリーグをどういう方向に持っていこうかと話しました」と多くの人の意見を聞き、議論をしたと語った。 今回のシーズン移行は、「世界と戦う舞台」にJリーグがなれるかどうかが議論の焦点に。野々村チェアマンは「世界市場でどうなっていくか。世界と戦う舞台にJリーグを変えていこうということを10カ月かけて話してきました。その中で、シーズンを変えることが必要なんじゃないかということで、今回のシーズン移行の話になったということです」と、その結果が「シーズン移行」になったとした。 大きなポイントの1つは夏場のパフォーマンス低下。Jリーグはシーズン半ばの8月に大きくパフォーマンスが低下する「谷型」のグラフを描き、ヨーロッパは「山型」のグラフを描いている。 「僕もどうしたら良いかを何十周も考えた中で、日本では夏場のパフォーマンス低下が明らかに出てきて、本当に変えなければいけないと思いました。30年近く前は自分もプレーヤーとしていた中で、本気で世界を目指していた選手がどれだけいたかというと、多くはなかったです」 「ただ、最近の日本代表のW杯の結果、海外での活躍を見ると、本気で海外を目指していて、子供たちも目指している。日本の指導者も世界に出ていくこととなる中で、クラブを担っている我々が本気で世界を目指すことにどれだけコミットできていたか。この10カ月で自問自答してきた中で、多くの実行委員の方も背景は違い、色々な考えがある中で、話をする中で足並みが揃ってきた感じがしています」 「背景、クラブのサイズ、地域性など色々な意見はあって当然。ただ、意見をありながらも、ある時期から日本のサッカー、Jリーグをどうするかということは一枚岩でやれていた感じがしています。夏場ということを考えた時に、僕たちJリーグは公益社団法人であることも含めて、Jリーグの理念に立ち返る必要があると思いました」 日本の気候環境が及ぼすパフォーマンス低下に関しては問題視するクラブは多いとし、課題は他にありながらも、Jリーグと日本サッカーの発展のためには避けては通れない道。「谷型のカーブの中で選手をプレーさせることは絶対できないと感じた」と野々村チェアマンは力強く語る。そして、降雪地域だけでなく、暑熱対策も重要になるとした。 「サッカーというスポーツの特性上、夏プレーするのはこのままで良かったのか。夏のサッカーのあり方も考えなければいけないという時期もあると思う」 「一方で、僕は札幌で長く生活をしていたので、夏だけじゃなく、冬のスポーツ環境はこの10年進歩したかというとしていない。多くのスポーツをしたい少年に対して、冬場の3、4カ月広いところでサッカーができないという環境を、しっかり変えなければいけないと強く思っています」 「サッカーのシーズンを変えるということよりも大きなもの、責任が僕らにもある。気候変動が大変な中で、サッカーがどういうスタンスを見せて、もっと良い環境、国民の心身の発達に寄与出来るように改革していこうと。大きな筋で、今回のシーズンを移していくということは大きな意味のあることではないかなと思って、こういう結論に至りました」 サッカーのシーズンを変えたいと言うことではなく、今の環境において何が最適なのか。それはサッカーに限らず、スポーツという広い意味で考えても同義となる。 「この1年間で本当に多くのサッカーの関係者、スポーツの関係者と話をしていく中で、人の意識もだいぶ高みを目指すようになったと思います。これが決まったから終わりだとは全く思っていなくて、ここからが大事です」 「10年後、20年後、30年後に日本のスポーツ環境が整い、サッカーもレベルアップしてより大きな夢を描けるようになったと感じられるように、協力してやっていきたいと思います」 あくまでも「シーズン移行」は目的ではなく手段の1つ。その先にあるもの、将来を見据えたスポーツを取り巻く環境を考えて、先陣を切るというところもあるだろう。 今回の決議に関しては「全会一致で決まりました」とコメント。事前の投票では、アルビレックス新潟が断固として反対の姿勢を崩さなかったが、最終的には賛成となったようだ。 ただ、もちろん課題は残っている。「(シーズン移行を)決めたら全てがスムーズにいくことではないですし、Jクラブの皆さんでは多くのクラブが賛成をしていますが、いずれ解決しなければいけない課題はあると思った上での賛成。理事会でもそうだが、走りながら1つ1つ乗り越えていくという声が大半でした」とコメント。「もともと100、0を目指すということではないです」と、是否を問うだけではないとした。 「みんなで目指す方向性を議論した上で、多少課題が不安だと思う人もいれば、不安をみんなで乗り越えようという、マインドの違い、準備の違いだと思う。走りながらクラブ、理事を含めて解決していこうということです」 「やる」と決めて動き出し、しっかりと問題点を解決していくスタンスを選んだことになったJリーグ。現段階では移行期について「基本的に2024、2025シーズンは今まで通りにやっていく。残りの0.5はどうするかを決めていこうということ」とコメント。「クラブの収入をどう獲得していくかということと同時に、リーグの収益をどう確保するか。競争力のある、見ている人もヒリヒリするような特別な0.5シーズンの大会が必要だということをクラブとも確認している。年明けすぐに決めるのか、内容によって来シーズンに向けて考えるか」とし、2026年の夏までの半年間をどう動かすのかを考えることはするとした。 今回の「シーズン移行」で大きく話題となったのは降雪地域の対応。環境整備などを含めて、多くの課題は残ったままだ。 「降雪地域を含めた財源に関して、Jリーグとして100億円ぐらいは準備できている」と語る野々村チェアマン。ただ「Jリーグが全てやるのではなく、世界市場での挑戦に必要な文脈で考えると、リーグだけでなく、サッカーファミリー全体に関わること。JFAも含めて環境を整備しましょうという話はできています」とコメント。「かつ、サッカー界だけの問題ではないと思うので、例えば企業、自治体も含めて、どんなスキームでどんなスポーツ施設を作るのかは仲間を増やしながらやっていきたいです」と、多くのものを巻き込んだ上で環境を整えていく形で動くとしている。 また「100億円が無くなったら終わりではなく、将来的にシーズンを通したスポーツ環境を整えることでの意思確認はできている。観戦環境も含めて、温かいスタジアムは必要だよねということも含めてです。暑熱対策も含めた、暑い時の環境整備もできていくと思っています」と語り、選手たちだけでなく、観戦者の暑さや寒さへの対策に関してもしっかりと考えて動いていくとした。 反対していた新潟については「大きな変革をしようと思うときに、100、0は絶対にないと思う。地域だったりクラブの置かれている背景が色々あって当然」とコメント。「そういう意見があったからこそ、より議論を深められたというのもあると思う」と、反対し問題提起があるからこそ、議論も進み、問題を解決しようという動きになっていくとした。 野々村チェアマンは「基本的には諸手を挙げて賛成ということにはならなかったとしても、日本のサッカーを良くしていきたいという思い、熱量というものはすごく大事な部分だったと思うので、そういう意見があったからこそ、前に進んだり、新しく考え方が生まれたりというものは間違いなくあったと思います」と語り、「(実際に)クラブの方にも聞いて欲しいですが、基本的にはみんなそういう決断に至ったのであれば、良いサッカー界を作っていくということには賛同しているので、ここから一緒にやっていけると思います」と、目的は同じであり、しっかりと歩んでいけるとした。 また、新潟をはじめとした降雪地域のサポーターからは不安の声も聞こえているが「説明というか、しっかりとした事実の説明が届いているかというのは疑問を持ちながらやっています」とコメント。「4、5月ぐらいの時点で東京から発信しても地域のメディアには伝わっていないことも実感しています。僕らが動いて、地元の色々な地域に行ってメディアの皆さんに説明することはやってきましたが、継続してやっていきたいということ。クラブが目の前の仲間であるサポーターにどういうふうに事実を伝えることは大事かなと思います」と、しっかりと情報、目的、狙いは伝わっていないと感じているといい、そのための努力は続けていくとした。 また「冬にサッカーをたくさんするということではないことですら伝わってなかったりすることもあるので、ゼロからまだまだ伝えて行かなければいけない作業はあります」とコメント。「6月、7月は良い時期かもしれないですが、世界的に見ればW杯があったりする。パフォーマンスを高めなければいけないシーズンの真ん中が谷になっているというものは変えなければいけない」とし、頭ごなしに否定する意見が多い中で、サポーターに対してもリーグ、クラブがしっかり伝えていく必要があるとした。 これまでも何度も話が浮上しては立ち消えになってきた「シーズン移行」問題。今回、ここまで議論を重ね、移行するところまで持ってこれた要因について野々村チェアマンがコメント。しっかりと、全員が考えた結果だろうとした。 「フットボールファーストということを考えたときに、あのパフォーマンスが下がってしまうのは絶対に良くないというのを持つ人が多かったのと、目標は国内のコンペティションでどう戦っていくか。(Jリーグは)30年前にできたばっかりなので仕方ないし、国内でどう戦うかを徹底してきたが、世界を意識せざるを得なくなったのかなと思います」 「加えて、気候変動という問題も実際にしっかりと向き合わなければいけない課題なんだなという思いが強くなったんだと思います」 「過去10年間、去年から10年前まで、最初の5年で試合が中止になった数は14試合しかなかった。その後の5年は大雨などの試合中止は58試合に増えている。気候変動が多くある中で、最も雨で流れているのが7月、8月、9月。今のシーズンで8月、9月に試合が流れると、リーグは12月の第一週で終わるのでそれより後にはいけない」 「この先どういう気候変動があるか読めない中で、(シーズンを移行すれば)8月、9月に中止になる試合がこれまで通りあっても、後ろに逃すことができる」 「夏場のパフォーマンスはこれまで以上に暑くなるかもしれない。世界と戦う上では日本はそこに手をつけなければいけないと感じるようになったんだと思います」 世界のスタンダードに合わせ、アジアのスタンダードにもなりつつあるシーズンに合わせることとなったJリーグ。残り2年半で、どこまで課題を解決していけるのか、この先の動きにも注目が集まる。 2023.12.19 22:07 Tue

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「大宮を選んで良かった」多くの経験を積み成長著しいDF市原吏音、U-20の先に見据えるもの「A代表も狙っていきたい」

来年2月に開催されるU20アジアカップ2025に出場するU-19日本代表候補が、16日から国内トレーニングキャンプをスタートさせた。 船越優蔵監督が率いるU-19日本代表。来年9月にはチリでU-20ワールドカップ(W杯)が開催され、先日大岩剛監督が就任したロサンゼルス・オリンピックを目指す世代となる。 プロ選手はシーズンオフ、高校生、大学生は選手権やインカレがある中でのトレーニングキャンプとなった。 トレーニング後、DF市原吏音(大宮アルディージャ)が初日のトレーニングを振り返り「プロはオフシーズンですし、大学生や高体連はシーズン中ということでそれぞれコンディションはあると思うんですが、みんな元気にやれていましたし、初めての子も良い形でコミュニケーション取れているので、悪くないかなと思います」とコメント。自身については「自分はあまり休まなくても行けるタイプなので、オフの間もずっと動いていましたし、今回の活動があることは前から知っていたので、良い感じで調整できている感じでした」と、ここに向けて準備はできていたという。 市原は今シーズンから正式にトップ昇格。J3に降格したチームにおいて明治安田J3リーグで31試合に出場し4得点。ディフェンスリーダーとしてJ3優勝&J2昇格に大きく貢献した。 この1年を振り返り「一言に充実していましたし、思い描いていたこと以上の1年を過ごしてきたと思います」と語り、「ただ、もっともっと上を目指していかなければいけないですし、満足することなく。A代表に入れる実力があれば入っても良いと思うんですが、呼ばれていないということはまだまだだということなので、この代表で満足せずにA代表を見据えてやっていきたいと思います」とコメント。U-19日本代表でも、大宮でも充実した1年を過ごしたとした。 今の自身に感じる課題については「もっとレベルが高いFWを相手にしたときに自分がどれだけやれるかというのは、自分自身でも楽しみなところではあります。それで分かる課題もあると思います」とコメント。「もっともっとプレーの幅とか、スピード感は上げられると思います」とまだまだ成長できると語った。 2月にU20アジアカップがある中で、Jリーグの開幕時期と重なる。「あと2カ月ぐらいで時間もない中で、こうやってオフに集まってやれている環境には感謝しないといけないと思います。決して簡単なグループではなくて、厳しい戦いが待っていますけど、この2カ月でチームとしてではなく個人個人がレベルアップして集まれば強いチームになると思います」と語り、「僕自身だけじゃなく、他のメンバーも色々と選択肢がある中で、相当な覚悟を持ってこっちに来ていると思うので、個々のレベルアップが最低限必要だなと思います」と、しっかりと大会までの2カ月でレベルアップしたいとした。 この世代は2028年のロサンゼルス・オリンピックを目指す世代。先日は大岩剛監督の就任も決定した。市原はオリンピックについて「パリ五輪を見て、オリンピックに出た気持ちは自分自身もありますし、他の国の選手はトップトップは出てこないので、日本はもっとやらなきゃいけないなと思います」と五輪へ意欲。「僕自身も足りないところが全然あって、パリ五輪を目指してましたけど、呼ばれずに悔しい思いもしたので、自分の代はもう1回チャンスがあることは運が良いですし、狙っていかないといけないかなと思います」と、しっかりと目指していきたいと語った。 また「まずはU-20をしっかりやって、終わったらW杯があるので、自分がどれだけやれるのかを考えたらA代表も狙っていきたいですし、良い代、チャンスの多い代なので、それを掴めるようにするのは良い準備が必要なので、毎日毎日しっかり良い準備して、いつ呼ばれても良い覚悟をしたいと思います」と、その先にある日本代表入りへの強い思いも語った。 ロス五輪前には北中米W杯があるが、「もちろんですね」とU-20W杯の次はそこがターゲットだとコメント。「この世代ではチームとしても言われていることなので、僕自身というよりもチーム全体で目指しています」と、パリ五輪経由A代表行きという1つ上の世代以上に、A代表を目指す思いをチーム全体で持っていると明かした。 上を目指したいと語った市原。その上では、やはり世界と戦うことへの思いも強い。「どうしても世界の壁は高いと思いますし、国を背負って出てくる選手なので、かなりレベルの高い相手とやることは僕の今後のキャリアにとっても大事ですし、歴史的に見ても勝てていないので、新しい歴史を作りたいなと僕自身は思っています」と、U20W杯についてコメント。「相手というよりも自分たちがどれだけ良い準備をして、どれだけ通用するのか。自分たち自身に期待して楽しみにしています」と、しっかりと戦えるチームになっていきたいと語った。 充実したセンターバック陣を持つ日本代表だが、次世代の候補の1人でもある市原。この1年での成長については「何が成長しましたか?とか結構聞かれましたが、プレー面は確実に上がったと思いますし、技術も1年間しっかりと練習していたので、カテゴリー関係なく自分やっていたつもりなので確実に上がったと言えます」と、プレー面ではしっかりと自信があるとのこと。また、それ以外の部分も成長できたシーズンだったという。 「責任感とか信頼されるとか、技術だけじゃなくて人間としての成長は自分としても感じられていて、キャプテンマークを巻いて試合に出たりとか、昇格が懸かったり、大一番の試合があって、そういったことをやっていく内に経験も確実にできたので、この選択は絶対に間違っていなかったなと1年通して言えます。そういったところは自分的に成長できたと思いますし、大宮を選んで良かったなと言えます」 チームがJ3に降格した中、色々な選択肢があった中で残留を決断し、主軸として結果も残した。ピッチ内での逞しさは日に日に高まり、先輩たちと組む最終ラインでも物怖じせずに牽引していった。 「自分の良さというか、年齢とか経験とかに関わらず、物怖じせず言うタイプなので、1つの武器としてこれからも忘れることなく続けていきたいですし、自然に出るというか、勝ちたいという前提があるのでそういう行動が出るかなと思います。あとは優しい先輩に恵まれました(笑)」 より高いレベルへ、そして代表でも物怖じせずに引っ張る姿を見たいところだ。 2024.12.16 23:07 Mon
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『レッドブル』傘下で好スタート切ったRB大宮、山本佳津SDと契約解除「将来的なスポーツ戦略についての見解の相違」

RB大宮アルディージャは13日、スポーツダイレクター(SD)を務める山本佳津氏(57)との契約解除を発表した。双方合意の下での契約解除となる。 山本SDは、東京ヴェルディのスクールやアカデミー・ダイレクター、教科部長などを務め、Jリーグフットボール本部育成部の後、2023年12月にフットボール本部強化部長に就任していた。 チームは『レッドブル』の傘下に入った中、1年目のシーズンを戦う今季は明治安田J2リーグでここまでJ1自動昇格圏でもある2位に位置している。 山本SDはクラブを通じてコメントしている。 「RB大宮アルディージャに関わるすべての皆さまへ。いつもあたたかいご声援をいただき、本当にありがとうございます。短い間でしたが、このたびチームを離れることになりました。RB大宮アルディージャに関わるすべての皆さまに感謝しています。関係者の皆さまにはご迷惑をおかけしますこと、本当に申し訳ございません。J1昇格を心より願っています。ありがとうございました」 また、クラブも今回の契約解除についてコメント。将来的なスポーツ戦略の相違があったとした。 「このたびクラブと山本佳津氏は、チームの将来的なスポーツ戦略についての見解の相違により、双方の合意に基づき契約を解除することになりました。あらためて山本氏のクラブへの多大なる貢献と献身に感謝します。また、チームとしての安定した継続性を確保するため、当面の間、テクニカルダイレクターである川田尚弘がスポーツダイレクターを兼務することになります」 2025.05.13 21:15 Tue