「恥ずかしいシーン」U20女子アジアカップで最悪のピッチ、ドリブル不可能、選手が試合中に雪かきも…オーストラリア指揮官「何人かの選手は雪を見るのが初めて」

2024.03.05 14:10 Tue
写真はイメージだが、これ以上に最悪なピッチに
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写真はイメージだが、これ以上に最悪なピッチに
3日に開幕したAFC U20女子アジアカップ。ヤングなでしこ(U-20日本女子代表)は4日の初戦で10-0とU-20ベトナム女子代表に圧勝した中、オープニングゲームが批判を受けている。
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ウズベキスタンで開催されている今大会。今年コロンビアで行われるU-20女子ワールドカップ(W杯)のアジア予選を兼ねた大会となっている。そんな中、U-20韓国女子代表とU-20オーストラリア女子代表がオープニングマッチに登場。しかし、ピッチの状態が最悪だと話題だ。
日本の試合でもピッチサイドに雪が残っていたが、オーストラリアvs韓国ではピッチ上にも雪が残っている状況。選手たちはピッチの一部から雪をどかすなどして、プレーを続けた。

センターサークルやハーフウェイラインなどのラインや、ペナルティエリア、両サイドなど、重要な場所は雪かきがされていたが、ピッチの中央はほとんど雪で覆われた状態でプレー。ドリブルなどできたものではなく、FKの際などは、選手たちが周囲の邪魔な雪をどける姿も見られていた。
オーストラリア『ヘラルド・サン』はこの状況について「何ということが起こっているんだ」都ほうじ、「恥ずかしいシーンにサッカーファンが激怒」と伝えている。

スタジアムに到着した際、選手たちはショックを受けたとのこと。GKクロエ・リンカーンは「外側はとても滑りやすく、濡れて凍っていた。雪と芝生の奇妙なダイナミックさがあった」と語った。

リア・ブレイニー監督は「何人かの選手にとって、雪を見るのが初めてだった。彼女たちを落ち着かせ、適応しなければならないと理解させる必要があった」とコメントした。

また韓国のパク・ユンジョン監督も、「自分たちの試合をしたかったが、ピッチの状態が良くなかった」と苦言。「私たちにとっても、オーストラリアにとっても大変だった」と苦労を語った。

オーストラリアはボールを繋いでいくスタイルだったが、この雪ではそれが不可能に。それでも、2-1で韓国相手に逆転勝利を収めている。

なお、この試合の主審は日本人の小泉朝香さんが務め、大変な試合を裁き切ることとなった。



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故障者続くオーストラリア女子、同国メディアはパリ五輪へ向け危機感「サイレンが回っている」

ケガ人続出のオーストラリア女子代表を危惧する声が、現地『ABC』から挙がっている。 2023女子ワールドカップ(W杯)では"ホーム"の大声援を受け、過去最高成績となる4位に入ったマチルダスことオーストラリア女子代表。パリ・オリンピックアジア最終予選でもウズベキスタン女子代表を圧倒し、3大会連続5度目の本戦出場を決めている。 オリンピックでは前回の東京大会を越えるベスト4入りが期待されるが、ここにきてケガ人が相次いでいる。 絶対的エースのFWサマンサ・カー(チェルシー)はヒザの前十字じん帯損傷のため、先の最終予選にも出場せず、オリンピック本大会も難しい状況だ。 さらに、MFカトリーナ・ゴリー(ウェストハム)は3月FA女子スーパーリーグ(FAWSL)での足首負傷を受けて手術。今季の離脱が発表されている。DFクレア・ハント(パリ・サンジェルマン)も疲労骨折で直近の女子チャンピオンズリーグ(UWCL)を欠場。DFコートニー・ネビン(レスター・シティ)は股関節の違和感でこちらもリーグ戦を欠場し、3選手とも10日のメキシコ女子代表戦へ向けたメンバーには招集されていない。 加えて合流直前にはDFアイビ・ルイク(ヘッケン)もハムストリングの負傷で招集を辞退。2023年6月以来の代表復帰を果たしたFWエミリー・ギールニク(メルボルン・ヴィクトリー)も合宿中にはふくらはぎのケガで離脱を余儀なくされた。 じわじわとチームを蝕む負傷を、『ABC』は「最近の相次ぐ負傷者は赤信号の点滅というよりは、うめき声​​を上げながら回るサイレンのようなもの」と形容。パリ・オリンピック本番へ向けて危機感を募らせる。 そして、「怪我によってこれほど深刻な危機に直面しているのはオーストラリアだけではない」とも警鐘を鳴らす。トップクラスの選手は、強度の高いクラブでの試合と代表戦を休む間もなく繰り返しており、回復が追い付かなくなっていると指摘する。 オリンピックの登録メンバーは通常よりも少ない18人で、日程も詰まっている。トニー・グスタフソン監督が頭を悩ませる事になるだろうが、多くの国にとっても他人事ではないだろう。 2024.04.09 20:45 Tue

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