女子W杯で躍動のニュージーランドがパリ五輪行きを決める!11ゴールの圧勝で5大会連続5度目出場
2024.02.20 22:20 Tue
19日、パリ・オリンピックサッカー女子のオセアニア予選決勝、ニュージーランド女子代表vsソロモン諸島女子代表がサモアの国立競技場で行われ、11-1で勝利したニュージーランドが本大会出場を決めた。オセアニアの1枠を懸けて顔を合わせた両者は、5大会連続5度目のオリンピック出場を目指すニュージーランド(FIFAランキング30位)が、ソロモン諸島(同109位)を圧倒した。
フットボールファーンズの愛称を持つニュージーランドは、12分にジャッキー・ハンドのバースデーゴールで幸先よく先制に成功する。以降も、20分にハナ・ウィルキンソン、その5分後にはケイティ・ボーウェンがボレー弾と立て続けにゴールをマークし、37分にはグレース・ジェイル、追加タイム1分にはインディア=ペイジ・ライリーがネットを揺らし、前半だけで大量5得点を奪う。
折り返しての52分には再びライリーが得点を挙げたニュージーランドは、直後の55分にGKの軽率なミスから1点を返されたが、56分にウィルキンソンのゴールで突き放すと、62分にはジェイル、70分と76にはケイティ・キッチング、88分にはルビー・ネイサンと、後半も次々とゴール重ね、圧勝でパリ・オリンピックへの切符を獲得した。
フットボールファーンズの愛称を持つニュージーランドは、12分にジャッキー・ハンドのバースデーゴールで幸先よく先制に成功する。以降も、20分にハナ・ウィルキンソン、その5分後にはケイティ・ボーウェンがボレー弾と立て続けにゴールをマークし、37分にはグレース・ジェイル、追加タイム1分にはインディア=ペイジ・ライリーがネットを揺らし、前半だけで大量5得点を奪う。
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人種差別の恐れ? ニュージーランド代表の愛称“オールホワイツ”が消滅の可能性
世界中のいたるところで起こり、問題となっている人種差別や侮辱的な行為。多くのサッカー選手が被害に遭い、サッカー選手以外でも社会的な問題として取り上げられる頻度が増えている。 人種はもちろんのこと、性別や立場など、様々な面での多様性が求められる時代。その影響を受け、ニュージーランド代表のニックネームが消滅する可能性があるようだ。 ラグビー界で最強の名を欲しいままにしているニュージーランド代表は“オールブラックス”として知られ、試合前の“ハカ”はラグビーファン以外でも知ったところだろう。 一方で、サッカーのニュージーランド代表は相対する白を基調とし、“オールホワイツ”という愛称で親しまれてきた。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、このニックネームは、1982年のワールドカップ予選で初めてつけられたもの。しかし、人種的な意味合いを持っていることを恐れ、ニュージーランド・フットボール(NZF)が利害関係者からのフィードバックを求めたという。 NZFは文化的多様性の見直しの一環として、“オールホワイツ”の廃止を考えているとのこと。CEOのアンドリュー・プラグネル氏がコメントした。 「他の多くの国家機関と同様に、ニュージーランド・フットボールは、文化的な包括性とワイタンギ条約の原則を尊重することに取り組んでいる」 「昨年発表した『デリバリー&サステナビリティ・プロジェクト』の一環として、サッカー界のステークホルダーや外部の方と協力し、2021年以降の目的に適うように、組織のあらゆる分野を検討している」 「まだ結果を語るには時期尚早だが、アオテアロアで最もインクルーシブなスポーツを目指す上で、これは重要なことだ」 ワイタンギ条約とは、1840年にニュージーランド北島ワイタンギにおいて、先住民族マオリ族とイギリス王権との間で締結された条約。主権と土地の所有件を明確にするための条約だ。 また、ニュージーランドでは人種や民族に関しての変更は他のスポーツでも怒っており、ラグビーのカンタベリー・クルセイダーズはイスラム教徒とキリスト教徒の間の戦争への言及が適切かどうかについての質問に応じ、2019年に剣を振り回す騎士をモチーフとしていたロゴを、マオリのモチーフに変更していた。 ニュージーランド代表は東京オリンピックの準々決勝でU-24日本代表が対戦した相手。PK戦にまでもつれ込んだ末に日本が勝利していたが、今後のニックネームが何になるのか気になるところだ。 2021.08.23 21:57 Mon2