37歳にしてキャリア初のCL決勝... インテルのジェコが古巣に宣戦布告「イスタンブールで会おう」

2023.05.18 16:28 Thu
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インテルボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが闘志を燃やしている。
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37歳となった現在もセリエAトップクラスの点取り屋として名を馳せるジェコ。ヴォルフスブルクで85ゴール、マンチェスター・シティで72ゴール、ローマで119ゴールを叩き出してきたストライカーは、今シーズンのインテルでも公式戦48試合に出場し14ゴールを記録している。一方、インテルはというと、浮き沈みの激しいシーズンを送るなか、チャンピオンズリーグ(CL)ではトレブルを達成した2009-10シーズン以来13年ぶりの決勝戦進出を果たし、ビッグイヤーを懸けて来月10日にイスタンブールの地でシティと激突する。
言わずもがな、ジェコにとってシティはかつて在籍した古巣。ジェコはシティが中東資本参入によるビッグクラブ化計画が本格化し始めた2011年1月に加入し、2011-12シーズンには44年ぶりのリーグ優勝に貢献している。現在のシティの礎を築いた1人といっても過言ではない。

決勝戦でシティと対戦することが決まった直後、ジェコはツイッターに現在の写真とシティ時代の写真を組み合わせた1枚を投稿し、「イスタンブールで会おう @ManCity」と古巣への一言を添えた。
37歳にして迎えるキャリア初のCL決勝の相手が古巣シティに決まったとあって、俄然、モチベーションが高まったことだろう。なお、ジェコはここまでのCL全12試合に出場しており、決勝トーナメント以降は全てスタメン。シティ戦でもキックオフからジェコが出てくることは想像に難くない。



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時を超えて愛される“皇帝”アドリアーノ氏、生まれ育ったスラム街への愛を綴る「インテルで期待に添えなかった」「ここでなら人間に戻れる」

“皇帝”アドリアーノ氏が、かつての行方不明騒動を振り返り、生まれ育ったスラム街「ファヴェーラ」への愛着を綴る。 21世紀初頭のサッカー界を代表するスター、元ブラジル代表FWアドリアーノ氏。比類なき強烈な左足シュートに心を掴まされ、左足の練習に励んだサッカー少年も多かったはずだ。 全盛期はインテル時代で、そのキャリアはまさに「太く短く」。黄金期の名残が残るカルチョであまりに強烈な全盛期を過ごした一方、ピッチ外でのトラブルから、引退も早かった。 騒動のひとつが、繰り返された行方不明。 2009年4月、当時インテル所属でブラジル代表に招集された氏は、突如として母国で足取りが途絶え、最後はリオデジャネイロのスラム街「ファヴェーラ」から自ら帰ってきた。 あれから15年、アドリアーノ氏は『The Players Tribune』に起稿し、当時を回想。生まれ育った「ファヴェーラ」への愛着が、騒動の原因になったと文章を綴る。 「僕は『無駄』という言葉が好きだ。僕は自分のことを『サッカー史上最大の無駄』だったと思っているんだ。大丈夫だよ。一見すると汚名だが、僕はこの汚名を楽しんでいる」 「麻薬に手を染めたことはない。クラブで遊ぶのは好きじゃない。でも、貧民街から出た男が、ヨーロッパで皇帝と呼ばれるようになった。『なぜ栄光を自ら捨て、昔の居場所で酒を飲みまくっているんだ』と疑問を抱かれるが、それは多分、僕の希望そのものだったんだ」 「ファヴェーラ…サッカーから逃げてここへ戻ってきたとき、サッカー関係者は誰も僕を見つけられなかった。なぜか? それはファヴェーラのルールがあるからだ。誰もが口を閉じる…誰ひとり、僕のことを密告する人はいないんだ」 「なぜファヴェーラに戻ったか。酒や女?違う。ドラッグ?誓って違う。ここでは自由になれるんだ。平和が訪れるんだ。生きている実感が湧くんだ。ほんの一瞬でも、あの空気を吸って、人間に戻りたいと思ったんだ」 「頑張ってはみたんだ。ロベルト・マンチーニの意見に耳を傾け、ジョゼ・モウリーニョに合わせようと努力し、素直にマッシモ・モラッティを頼ったこともある。でも、彼らの期待に沿う人間にはなれなかった。次第に多くの人から非難され、もう、耐えられなかった」 「いまはファヴェーラじゃなく、リオのちゃんとした住宅街に住んでいるよ。だけど、僕の一部は常にファヴェーラにある。バイクにでも乗って、僕とドライブしないか? そうすると、心が落ち着くんだ。今だってそうさ」 「何度でも僕はファヴェーラに戻る。裸足でドミノをしたり、縁石に座ったり、音楽を聴いたり、踊ったり…僕はここでコミュニティとは何かを学んだ。これが、僕の物語だ」 2024.11.13 22:45 Wed

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