ユナイテッドがアヤックス指揮官テン・ハグの来季招へいを正式発表! 「大変光栄」、1年延長OP付きの3年契約

2022.04.21 20:10 Thu
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドは21日、アヤックスからエリク・テン・ハグ監督(52)の招へいを正式発表した。契約期間は2025年までで、1年延長オプションも付随。就労ビザの取得を条件に来季からチームの指揮が決定している。2017年12月からアヤックスを率いるテン・ハグ監督。攻撃的なスタイルを武器にエールディビジとKNVBカップを2度ずつ制した上、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグでもベスト4に導き、他クラブからの人気も高まっている。
今季のエールディビジでもリーグ最多の85得点をマークする攻撃とともに、こちらも最少となる15失点の守りで優勝に迫るが、監督探しが続くマンチェスター・ユナイテッド行きの噂が取り沙汰され、今や就任が有力視される状況だった。

オランダで磨きをかける手腕で赤い悪魔の立て直しが期待されるテン・ハグ監督は就任内定に際して、クラブを通じて喜びの心境とともに、決意を語っている。

「マンチェスター・ユナイテッドの監督に任命され、大変光栄だ。これからのチャレンジにもとても興奮を覚える」
「この偉大なクラブの歴史とファンの情熱を知り、彼らにふさわしい成功をもたらせるチームを育てたいと強く思う」

「そして、ユナイテッドに移る前に、今季を成功させることに全力を尽くすことをファンに約束する」

また、ユナイテッドのフットボールディレクターを務めるジョン・マータフ氏も新監督の招へいにコメント。手腕を評価しつつ、共闘のときを心待ちにした。

「エリクはアヤックスでの4年間で、ヨーロッパで最もエキサイティングな成功を収めた監督の1人だと証明している。彼のチームは魅力的かつ攻撃的なフットボールと若手育成の取り組みで有名になった」

「今回の就任に至るまでの彼との話し合いで、我々はマンチェスター・ユナイテッドを望まれるレベルまで引き上げるという彼の長期的なビジョンと、それを達成するための意欲と決意に深く感銘を受けた」

「我々はエリクがアヤックスでのシーズン終了まで成功を収めるために集中できるよう幸運を祈るとともに、今夏にマンチェスター・ユナイテッドで彼を迎え入れるのを楽しみにしている」

なお、ユナイテッドは昨年11月途中からラルフ・ラングニック監督(63)が今季終了までの契約で暫定的にチームを指揮。そのラングニック監督は来季からコンサルタントとしてのフロント入りが決定している。

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トゥへル氏が休養へ…ユナイテッドと面談も

次はどのクラブを率いるのか注目されるトーマス・トゥヘル氏(50)だが、休養の意向を示すようだ。 今季限りでバイエルンの監督を辞したトゥヘル監督。シーズン途中の退任内定からまもなくして、エリク・テン・ハグ監督の解任話が浮かぶマンチェスター・ユナイテッドと紐付き、後任候補の1人に目される。 トゥヘル氏もプレミアリーグ復帰に前向きとされたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、今夏はどのクラブの指揮も執らずに休みをとりたく、ユナイテッド行きの意向なしだという。 ここ数週間にわたり、ユナイテッドと面談の場を設けたというドイツ人指揮官だが、その話し合いも打ち切った模様だ。 また、イギリス『BBC』によれば、その会談はジム・ラトクリフ共同オーナーも同席してフランスで行われたそうだ。 テン・ハグ監督の進退を巡る結論はこれからとされ、ほかにもイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督らを候補とするユナイテッドだが、トゥヘル氏を招へいする選択肢がなくなった。 2024.06.10 09:55 Mon

ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

マンチェスター・ユナイテッドがこの夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)を売る方針だという。 今季を迎えてからしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との摩擦から干され、今年1月からシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 こうした活躍からドルトムントも引き留めの動きが取り沙汰されるが、予算の問題が浮き彫りとなり、ユナイテッド復帰も1つの選択肢に。ただ、ユナイテッド復帰となる場合も対立するテン・ハグ監督が解任されればとの条件つきとなっている。 テン・ハグ監督自身も進退が不透明とあって、実現性の低い話ではないが、イギリス『BBC』によると、ユナイテッドは来季の監督が誰であろうと今夏のサンチョ売却を検討しており、その額を4000万ポンド(約79億8000万円)に値付けるようだ。 ドルトムントは新たなローン契約を模索しているが、ユナイテッドはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の影響で今夏の予算が限られる現状を打破するため、契約が残り2年となる今夏の売却を目指している模様だ。 新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーからなる新組織のもと、この夏の改革が予想されるユナイテッドだが、サンチョを売却できるか否かでその動きに関わってきそうだ。 2024.06.10 09:15 Mon

デ・ゼルビ監督退任のブライトン、ポッター元監督と復帰巡って協議

日本代表MF三笘薫も所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンが次期監督を巡り、元指揮官のグレアム・ポッター氏(49)と復帰の協議をしているようだ。 ブライトンでの手腕が買われ、2022年9月にチェルシー行きを決断したが、成績不振により、1年もたずして職を失ったポッター氏。以降はフリーの状況が続く。 一方のブライトンはロベルト・デ・ゼルビ監督が今季限りで退任。イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督を1stターゲットに定めるといわれる。 ただ、マッケンナ監督はイプスウィッチとの契約更新を選び、来季も残留。イギリス『ガーディアン』いわく、ブライトンはここでポッター氏にシフトしたという。 そんなブライトンだが、ポッター氏との話を急いでまとめるつもりはなく、スティーブ・クーパー氏ら他の候補にも目をやり、時間をかけて決めるそうだ。 チェルシー移籍後に「楽な生活がしたければ、ブライトンで働き続けた方が簡単だった」と発言し、それが一部のブライトンファンから怒りを買ったともされるポッター氏。エリク・テン・ハグ監督が解任となれば、マンチェスター・ユナイテッド行きも取り沙汰されるが、いかに。 2024.06.07 11:50 Fri

ユナイテッドが退団選手を発表! ヴァラン&マルシャルは退団、エバンスとは契約延長で協議中

マンチェスター・ユナイテッドが、2023-24シーズン限りでの退団選手を発表した。 エリク・テン・ハグ監督が率いた2023-24シーズン。苦しい戦いが続いた中、プレミアリーグでは8位でフィニッシュ。ヨーロッパの出場権を逃した。 しかし、FAカップで決勝まで勝ち上がると、プレミアリーグを4連覇したマンチェスター・シティを相手に見事に勝利。これにより、ヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得した。 新オーナーも決定した中、すでに発表されている元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)、元フランス代表FWアントニー・マルシャル(28)が退団。ヴァランは3シーズンで公式戦95試合に出場。マルシャルは9シーズンで公式戦317試合90ゴールを記録していた。 また、アカデミー出身のDFブランドン・ウィリアムズ(23)も契約満了で退団が決定。9歳で入団し、2019年7月にファーストチームに昇格。ノリッジ・シティへと武者修行に出ると、今シーズンはイプスウィッチ・タウンへレンタル移籍。ユナイテッドではファーストチームで公式戦51試合に出場し1ゴールを記録していた。 なお、退団が予想されていた北アイルランド代表DFジョニー・エバンス(36)は新たな契約の可能性について協議中とのこと。2015年8月にユナイテッドを去ったものの、WBA、レスター・シティを経て、今シーズン1年契約を締結。プレミアリーグで23試合に出場するなどし、チームはもう1年留まらせたい考えのようだ。 また、U-20イングランド代表MFオマリ・フォーソン(19)に関しても、正式に新たな契約をオファーしている段階とのこと。今シーズンはプレミアリーグで4試合、FAカップで3試合に出場するなど、将来が期待されている。 2024.06.05 23:55 Wed

「誰も予想していなかった」…紆余曲折の末に故郷で運命の大一番臨むサンチョ「まだ実感が湧かない」

ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョが、紆余曲折を経て臨む故郷での運命の一戦への想いを語った。 2021年にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ鳴り物入りで加入したサンチョ。しかし、その新天地ではコンディション不良、ピッチ上での低調なパフォーマンスに加え、素行問題も取り沙汰され、キャリアにおいて最も厳しい時期を過ごすことになった。 とりわけ、今シーズン序盤にはエリク・テン・ハグ監督との衝突によって完全に構想外の扱いとなり、今年1月にレンタル移籍という形で古巣に帰還した。 その古巣では徐々に試合勘やコンディションを取り戻し、公式戦20試合3ゴール3アシストを記録。ブンデスリーガでのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に加え、CL決勝進出に貢献した。 そして、6月1日に行われるレアル・マドリーとの決戦の地は、奇しくも自身が生まれ育ったロンドンにある聖地ウェンブリー・スタジアムだ。 その決戦を間近に控えた中、サンチョはアメリカ『CNN』のインタビューで「正直、現実離れした感じ」と、激動の数カ月を経て故郷で戦う大一番へ率直な想いを語った。 「正直なところ、まだ実感が湧かないんだ。おそらく数日後、ロンドンに移動する頃に、実感が湧くだろうね」 「僕は新しい友達を作るのが苦手なタイプなんだ。信頼についてとても深く考えて、人を簡単に信頼するのは難しいと考えているんだ。でも、南ロンドンで育ったから、そういう風に教えられたんだと思う。そこではまるでひとつの大きな家族みたいだからね。だから、ドルトムントではすごくつながりを感じているんだ」 「ちょっとクレイジーな感じだよ。誰もこんなことは予想していなかったと思う。特に、自分の出身地で、チャンピオンズリーグ決勝に出場できるなんてね。ただ本当に嬉しいんだ」 下馬評ではマドリー優位は揺らがないが、ここまで激動のシーズンを歩んでいるイングランド代表FWは故郷で最高のフィナーレを迎えることはできるか。 2024.05.31 22:05 Fri

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イングランドサッカー協会(FA)は10日、ユーロ2024の代表チームにマンチェスター・ユナイテッドGKトム・ヒートンが加わると発表した。 2021年夏からユナイテッドに戻り、今季はアンドレ・オナナ、アルタイ・バユンドゥルに次ぐ3番手GKとして過ごしたヒートン。ユナイテッドで今季限りの契約を巡る話し合いが続くなか、ユーロ中の代表にトレーニングGKとして帯同する運びとなった。 2019年9月の招集を最後に遠ざかる代表にジョーダン・ピックフォード、アーロン・ラムズデール、ディーン・ヘンダーソンのサポート役として復帰の38歳GKは自身のXで「ガレス(・サウスゲイト)からチーム入りを頼まれ、すごく光栄」などと心境を綴った。 また、ガレス・サウスゲイト監督は「トムがドイツに行くのを同意してくれて本当に嬉しく思う」と述べ、期待を寄せている。 「経験上、こういう短期決戦ではマーティン・マーゲットソンのGKチームに多くの負担がかかる。トムはトレーニング場でジョーダン、アーロン、ディーンのサポート役を果たしてくれるはず」 「フィールドの外では我々の誰もがよく知るように、彼は我々が常に作ろうとしているポジティブな雰囲気をさらに高めてくれることだろう。マンチェスター・ユナイテッドに感謝の意を表する」 イングランドはグループステージでC組に組み込まれ、スロベニア代表、デンマーク代表、セルビア代表と対戦する。 2024.06.11 11:15 Tue

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ドウグラス・ルイス獲得へ向かうユベントス、マッケニーにイリング・ジュニアもアストン・ビラ行きか

ユベントスがブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)の獲得に向け、アストン・ビラとの交渉を進めているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。 監督就任発表が間近とみられるチアゴ・モッタ氏との来シーズンに向け、中盤の補強に動くユベントス。ドウグラス・ルイスの獲得を目指しており、アメリカ代表MFウェストン・マッケニー(25)が取引に含まれると報じられていた。 両クラブは移籍成立に向け、頻繁に連絡を取り合っているようで、交渉は順調に進んでいるとのこと。ビラは現在、マッケニーに加え、U-21イングランド代表MFサミュエル・イリング・ジュニア(20)も要求しているという。 また、この2選手に加え、約2000万ユーロ(約33億9000万円)の金銭も望んでいる模様。ユベントスはこの額の引き下げに取り組んでいるようだ。 ドウグラス・ルイスはプレミアリーグで4位フィニッシュし、チャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたアストン・ビラの主力。しかし、前年度に多額の損失を計上しているクラブは、プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)に抵触する恐れがあり、このブラジル人MFが売却候補の1人に挙がっていた。 一方、マッケニーはユベントスにレンタルバックして今シーズンに臨み、マッシミリアーノ・アッレグリ元監督に重宝されたものの、現行契約が残り1年。クラブは契約更新へ向かったものの、給与面で折り合いがつかず、延長交渉はストップしたとみられている。 また、途中出場をメインとしながら公式戦27試合に出場したイリング・ジュニアも、契約期間が残り1年を切ろうとしている状況。売却やむなしと考えられ、1月にも補強資金に繋げるための移籍の可能性があった。 2024.06.11 15:10 Tue

ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

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