「いつチャンスが来るか」殊勲の2ゴール、チェルシー撃破の立役者・エンケティア「勝利が最も重要」

アーセナルのFWエディ・エンケティアが、チェルシー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。リーグ戦3連敗中のアーセナルは、トップ4フィニッシュに向けて正念場を迎えた。20日にはプレミアリーグ第25節の延期分で3位のチェルシーと対戦。“ビッグ・ロンドン・ダービー”を迎えた。アウェイでの大一番だったが、13分にエンケティアがゴールを決めて先制。1-1に追い付かれるも27分にはエミール・スミス・ロウが勝ち越すが、前半のうちに2-2とされてしまう。
それでも57分にエンケティアがこの試合2点目を決めて勝ち越しに成功。後半アディショナルタイムにはブカヨ・サカがPKを決めて、2-4で勝利。連敗をストップするとともに、上位との対決で勝利を収めた。

この試合で2ゴールを記録したエンケティアは、試合後のインタビューでトップ4フィニッシュに向けて意気込みを語った。「がんばってやって行くぞと。この6週間、あるいは残りの少ない期間で、僕たちは全力でプッシュし続けたいと思っている。僕たちは競争に参加できていると思っている」

「自分たちを信じているし、ファンのために成し遂げたいと思っているから、僕たちはやり続ける。シーズンが終わるまで全力を尽くしたい」

また、2試合連続で先発した中でついに今季のプレミアリーグで初ゴールを決められたことについても言及。チームの勝利に貢献できたことを喜んだ。

「人生において、いつチャンスが来るかは分からないと思う。準備ができていただけだし、ありがたいことに、今日はチームを助けられた」

「もちろん、ゴールを決めることは嬉しいことだけど、ロンドン・ダービーでの勝利に貢献し、3ポイントを奪うことがより重要だった。それが最も重要だよ」

「(最初にゴールを決めて)少し不安な気がしたんだ。時間はたくさんあったけど、ありがたいことに流しこめて、良いスタートが切れた」

「ロンドン・ダービーで、チェルシーのようなビッグクラブと対戦して3ポイントを獲得することは素晴らしいことだ。週末の試合に向けて、自信を持って取り組むことができるね」

アーセナルは次節は6位のマンチェスター・ユナイテッドと対戦。さらに翌週は7位のウェストハムと大事な上位対決が続いていく。