旗手怜央が2G1Aの衝撃オールドファームデビュー! セルティックの首位浮上に大貢献《スコティッシュ・プレミアシップ》
2022.02.03 06:45 Thu
セルティックは2日、スコティッシュ・プレミアシップ第22節でレンジャーズと対戦し、3-0で勝利した。
立ち上がりからエンジン全開で試合に入ったセルティックが押し込む形となった中、オールドファーム初出場の旗手がいきなり魅せる。5分、右CKの場面でクリアボールに反応した旗手がボックス手前左から狙いすましたハーフボレー気味の右足シュートを狙うと、ゴール前の密集で相手に当たってコースが変わったボールがゴール右下隅に決まった。
旗手の2試合ぶり今季2点目となるゴールで先手を奪ったセルティックは、熱狂のホームサポーターの後押しを受けて完全に主導権を掌握。引き続きボールを握って押し込むと、15分過ぎにはジョタ、ギアクマティスとボックス内で続けて決定的なシュートを放つが、ここは相手守護神マクレガーのビッグセーブに阻まれる。
さらに、直後の44分には左サイド深くで味方のスローインに反応した旗手は冷静に左足で柔らかなクロスを入れると、右サイドからゴール前に斜めのランニングで入ってきたアバダが右足アウトを使った技ありのダイレクトボレーで流し込んだ。
そして、旗手が全ゴールを演出したホームチームが3-0のスコア通りの圧倒した戦いぶりをみせ、最高の形で試合を折り返した。
迎えた後半、このままでは終われないレンジャーズがサカラ、バログン、ジャックと3枚替えを敢行。これに対してセルティックは慌てることなく試合をコントロールしていく。
全体の運動量の低下を受け、ポステコグルー監督は62分にギアクマキス、アバダを下げて前田とフォーレストを同時投入。前田は3トップの中央に入り、持ち味の果敢なプレスで早速見せ場を作る。
さらに、73分には前半から攻守に躍動した旗手を下げ、マッカーシーがピッチに送り込まれる。そして、ピッチを去る際には殊勲の日本人MFに対して、セルティック・パークに集まったホームサポーターから盛大なスタンディングオベーションが送られた。
その後、ジャックにクロスバー直撃のシュートを浴びるなど、一矢報いろうとするアウェイチームの攻勢に晒されたセルティックだが、守備陣が要所を締めるソリッドな対応を披露。逆に、試合終盤には前田がゴール前でヘディングシュートを放ち、旗手に続くオールドファーム初ゴールに迫るが、これは枠を捉え切れず。
それでも、最後までレンジャーズを圧倒し続けたセルティックが3-0の会心の勝利で8戦ぶりのオールドファームに勝利。この結果、宿敵に22試合ぶりとなる今季2敗目を与えたポステコグルー率いるチームが首位浮上に成功した。
セルティック 3-0 レンジャーズ
【セルティック】
旗手怜央(5分)
旗手怜央(42分)
リエル・アバダ(44分)
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なお、MF旗手怜央が先発出場し、73分までプレー。日本代表から帰還した直後のFW前田大然は63分から途中出場した。一方、MF井手口陽介、FW古橋亨梧はケガのためにメンバー外となった。前節、数的不利を背負いながらも後半アディショナルタイムのアバダの劇的ゴールでダンディーを下し、リーグ4連勝を達成したセルティック。そして、ホームで迎えた今節は2ポイント差で首位に立つレンジャーズとの重要なオールドファーム・ダービーに臨んだ。旗手の2試合ぶり今季2点目となるゴールで先手を奪ったセルティックは、熱狂のホームサポーターの後押しを受けて完全に主導権を掌握。引き続きボールを握って押し込むと、15分過ぎにはジョタ、ギアクマティスとボックス内で続けて決定的なシュートを放つが、ここは相手守護神マクレガーのビッグセーブに阻まれる。
なかなか追加点こそ奪えないものの、危なげなく試合を進めるセルティックだが、前半終盤に再び旗手が強烈な輝きを放つ。まずは42分、右サイドでの流れるようなパス交換から右のハーフスペースでボールを持ったアバダからペナルティアーク付近でフリーの旗手にパスが繋がると、セルティックの背番号41は相手DFブラインドに使いゴール右隅を狙った絶妙なコントロールシュートを放つと、これがゴールネットを揺らす。
さらに、直後の44分には左サイド深くで味方のスローインに反応した旗手は冷静に左足で柔らかなクロスを入れると、右サイドからゴール前に斜めのランニングで入ってきたアバダが右足アウトを使った技ありのダイレクトボレーで流し込んだ。
そして、旗手が全ゴールを演出したホームチームが3-0のスコア通りの圧倒した戦いぶりをみせ、最高の形で試合を折り返した。
迎えた後半、このままでは終われないレンジャーズがサカラ、バログン、ジャックと3枚替えを敢行。これに対してセルティックは慌てることなく試合をコントロールしていく。
全体の運動量の低下を受け、ポステコグルー監督は62分にギアクマキス、アバダを下げて前田とフォーレストを同時投入。前田は3トップの中央に入り、持ち味の果敢なプレスで早速見せ場を作る。
さらに、73分には前半から攻守に躍動した旗手を下げ、マッカーシーがピッチに送り込まれる。そして、ピッチを去る際には殊勲の日本人MFに対して、セルティック・パークに集まったホームサポーターから盛大なスタンディングオベーションが送られた。
その後、ジャックにクロスバー直撃のシュートを浴びるなど、一矢報いろうとするアウェイチームの攻勢に晒されたセルティックだが、守備陣が要所を締めるソリッドな対応を披露。逆に、試合終盤には前田がゴール前でヘディングシュートを放ち、旗手に続くオールドファーム初ゴールに迫るが、これは枠を捉え切れず。
それでも、最後までレンジャーズを圧倒し続けたセルティックが3-0の会心の勝利で8戦ぶりのオールドファームに勝利。この結果、宿敵に22試合ぶりとなる今季2敗目を与えたポステコグルー率いるチームが首位浮上に成功した。
セルティック 3-0 レンジャーズ
【セルティック】
旗手怜央(5分)
旗手怜央(42分)
リエル・アバダ(44分)
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