「超COOL」スタンドから投げられたボトルがぶつかったオリーズ、逆に煽り返す「素晴らしい反応」

2022.01.09 22:20 Sun
Getty Images
クリスタル・パレスのMFマイケル・オリーズのとった行動が大きな反響を呼んでいる。
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7日に行われたFAカップ3回戦でミルウォールと対戦したクリスタル・パレス。17分に先制を許したものの、オリーズ、ジャン=フィリップ・マテタのゴールで2-1と、逆転勝ちを収めた。この試合のマンオブザマッチ(MOTM)にも選出されたオリーズだが、プレー以外の行動も注目を集めることに。クリスタル・パレスが左CKを獲得し、オリーズはキッカーを務めるべくボールをセット。すると、そこへスタンドからボトルが投げ込まれた。
ボトルはオリーズの頭部にヒットしたが、幸い大事には至らず。オリーズは転がったボトルをピッチからキックで退けると、スタンドに向かって手招き。意に介していないから続けてみろと言わんばかりに煽り返した。

一部のファンからは好ましくないとの声が上がっているが、インターネット上の反応はおおむね好評のようだ。「超COOL」、「大きな敬意を表します」、「素晴らしい反応」など、オリーズの行為を称える者が相次いだ。
この試合ではミルウォールのファンがパレスの選手に対して差別的なチャントを歌ったとして、さらなる論争も巻き起こっている。

ただ大前提として、あるファンが「なぜヨーロッパのスポーツファンは、選手に物を投げたり、人種差別的をしたり、ピッチに入ったりすることが許可されているのか?」と呈したように、根本的な解決方法を考える必要があるだろう。

近年、ファンが悪目立ちするする行為が増加していることは、残念の一言に尽きるだろう。



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【プレミアリーグ第5節プレビュー】シーズン序盤の頂上決戦! 初勝利目指す鎌田がユナイテッドと激突

先週末に行われた第4節ではマンチェスター・シティが唯一の開幕4連勝を飾った一方、ホームで格下相手に敗れたリバプールの連勝がストップ。後続ではノースロンドン・ダービーを制したアーセナル、連勝のニューカッスルが勝ち点2差で絶対的王者を2ポイント差で追走している。 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズが開幕し、来週にはヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズも開幕を迎えるなかで開催される第5節。 今節は2シーズン連続で熾烈なタイトルレースを繰り広げるマンチェスター・シティとアーセナルの頂上決戦が最注目カードだ。 絶好調のエースFWハーランドの2ゴールの活躍によってブレントフォードに2-1の逆転勝ちを収めて開幕4連勝を達成したシティ。ただ、ミッドウィーク開催のCLではインテルとのホームゲームで試合をコントロールしながらも相手の堅守に手を焼いてゴールレスドロー。今季初の無得点と共に白星スタートを逃した。また、同試合ではMFデ・ブライネが軽傷を負い、試合に絡める可能性は残されているが、今回の大一番に向けて不安材料となっている。 対するアーセナルは前節、MFライスのサスペンションにMFウーデゴール、DFジンチェンコ、MFメリーノ、DFカラフィオーリら複数のメンバーを欠く中でトッテナムとのダービーに臨むも、DFガブリエウがセットプレーで挙げた虎の子の1点を見事な堅守で守り抜いて1-0の勝利。重要なアウェイ3連戦の初戦を勝負強く勝ち切った。しかし、ウーデゴールの長期離脱が明かされたなかで臨んだCLアタランタ戦では守護神ラヤのPKストップを含む圧巻の連続セーブで最低限のゴールレスドローに持ち込んだものの、相手の強度の高いマンツーマン守備に苦戦。攻撃面の停滞と共に激しい消耗を強いられ、中2日での大一番を迎えることになった。 そのライバル2チームの取りこぼしを期待しつつ、バウンスバックの白星奪還を図るリバプールは、前節チェルシーを苦しめた曲者ボーンマスとのホームゲームに臨む。前節はインターナショナルマッチウィーク明け初戦特有の難しさに加え、完璧なゲームプランを遂行したノッティンガム・フォレストにロングカウンター一発で屈し、要塞アンフィールドで今季初黒星を喫した新生レッズ。それでも、直近のCLではミラン相手に立ち上がりに先制点を奪われる難しい展開を強いられたが、以降は攻守両面で相手を圧倒。DFコナテとDFファン・ダイクのセンターバックコンビの2ゴールで試合を引っくり返し、敵地で3-1の逆転勝利。しっかりとリバウンドメンタリティを示した。ターンオーバーを嫌うスロット監督の志向もあり、プレー強度が高いチェリーズ相手にコンディション面が唯一の懸念材料とはなるが、ミラン戦のようなパフォーマンスができれば、フォレスト戦と同じ轍を踏む可能性は低い。なお、MF遠藤航は引き続きベンチスタートが濃厚だ。 ウォルバーハンプトン相手に2-1の逆転勝利を収め、3勝1分けの好スタートを切ったニューカッスルはフルアムと対戦。UEFAコンペティション出場を逃したものの、昨季と同水準の選手層を誇るチームは中盤、前線を中心にタイプが異なる多士済々のタレントを揃えており、簡単には崩れない安定感を見せており、この試合で3連勝の可能性は高いか。 MF鎌田大地を擁するクリスタル・パレスは待望の今季初勝利を目指してマンチェスター・ユナイテッドをホームで迎え撃つ。昨季終盤の快進撃によって躍進が期待された今季だが、ここまでは2分け2敗と苦戦。レスター・シティとの前節は昇格組相手に土壇場で2点差を追いついてドローに持ち込むのが精いっぱいだった。そのなかで途中出場で流れを変えた鎌田は直近のEFLカップのQPR戦でMFエゼの決勝点をアシストするなど良い状態を維持しており、リーグ初勝利を懸けた強豪との一戦ではスタートからの起用を期待したい。また、火力不足の攻撃では前節2ゴールのFWマテタと共にQPR戦で加入後初ゴールを挙げたFWエンケティアの活躍に注目だ。 対するユナイテッドは前々節のリバプール戦の大敗でテン・ハグ監督の去就が騒がしくなったが、前節のサウサンプトン戦では守護神オナナのPKストップで流れを引き寄せると、DFデ・リフトの初ゴールにFWラッシュフォードの久々のゴールなどで3-0の快勝。続くEFLカップではバーンズリー相手にラッシュフォード、FWガルナチョ、MFエリクセンの2ゴール共演で7-0の圧勝。きっちりバウンスバックを果たした。FWホイルンド、MFマウントも戦列復帰となるパレス戦では今季初のリーグ連勝を狙う。 前節、ボーンマスにしぶとく1-0と勝ち切ったチェルシーはウェストハムとのロンドン・ダービーで今季初の連勝を狙う。チェリーズ戦はボールこそ握ったものの守勢を強いられた中、守護神ロベルト・サンチェスのPKストップを含む再三好守に、途中出場のFWエンクンクの土壇場ゴールで勝ち切ったマレスカのチーム。引き続き右サイドバックを中心に離脱者も出ている中、開幕スロースタートもタレントが揃う難敵ハマーズ相手にしっかりとしたパフォーマンスを見せられるか。 MF三笘薫を擁するブライトンはリバプール撃破で勢いに乗るノッティンガム・フォレスト相手にリーグ3戦ぶりの白星を狙う。前節は昇格組イプスウィッチ・タウン相手に主導権を握りながらも、三笘らが決定機を逃すなどアタッキングサードの精度を欠いて痛恨のゴールレスドロー。アーセナル戦に続く2試合連続ドローとなった。直近のEFLカップではウォルバーハンプトン相手に三笘ら主力を温存し、DFカディオグルの加入後初ゴールなどで3-2と競り勝ったが、内容面では課題を残している。ソリッドな守備が印象的なフォレスト攻略に向けては三笘らアタッカー陣の奮起が求められるところだ。 ニューカッスル、アーセナル相手の連敗で厳しい序盤戦を過ごすトッテナムはシティ相手に善戦した曲者ブレントフォード相手に3試合ぶりのリーグ白星を目指す。開幕からの4試合では常にボールの主導権を握り、チャンスの数でも相手を上回るものの、型にこだわりすぎる崩しの問題や決定力の悪さ、耐えるべきところで耐え切れない勝負弱さによって勝ち点を取りこぼす試合が続く。直近のEFLカップでは大幅なターンオーバーを敢行した末、2部のコヴェントリー・シティ相手に大苦戦。後半終盤のDFスペンス、FWブレナン・ジョンソンの連続ゴールで何とか2-1の逆転突破を決める体たらくだった。ポステコグルー監督は低調な内容の中での勝利への執念を評価したが、その泥臭い勝利をきっかけに浮上のきっかけを掴めるか。 DF菅原由勢を擁するサウサンプトンは開幕4戦全敗と泥沼の状況が続く中、イプスウィッチとの昇格組対決で初勝利を目指す。4バックへのシステム変更によって、より持ち味を活かしやすい状況となった日本代表DFはPK戦の末に勝ち上がったEFLカップのエバートン戦では完全休養を与えられており、スタメン復帰となるこの一戦でチームを勝利に導く活躍を期待したい。 その他では今季もトップ4争いにがっちりと絡みそうな好調アストン・ビラと初勝利を目指すウォルバーハンプトンの一戦。セインツと同様に開幕全敗のエバートンとプレミア復帰後初勝利狙うレスターの直接対決が行われる。 《プレミアリーグ第5節》 ▽9/21(土) 《20:30》 ウェストハム vs チェルシー 《23:00》 アストン・ビラ vs ウォルバーハンプトン フルアム vs ニューカッスル レスター・シティ vs エバートン リバプール vs ボーンマス サウサンプトン vs イプスウィッチ トッテナム vs ブレントフォード 《25:30》 クリスタル・パレス vs マンチェスター・ユナイテッド ▽9/22(日) 《22:00》 ブライトン vs ノッティンガム・フォレスト 《24:30》 マンチェスター・シティ vs アーセナル 2024.09.21 12:00 Sat
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鎌田大地フル出場のパレスvsユナイテッドはゴールレス…初勝利逃すも古巣対戦の守護神ヘンダーソン躍動で価値あるドロー【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第5節、クリスタル・パレスvsマンチェスター・ユナイテッドが21日にセルハースト・パークで行われ、0-0のドローに終わった。なお、パレスのMF鎌田大地はフル出場した。 開幕から2分け2敗の未勝利と厳しい船出となったパレス。それでも、直近のEFLカップのQPR戦では鎌田のアシストからエゼが決めた決勝点によって2-1の勝利を収めた。リーグ初白星を狙ったホームゲームでは前節のレスター・シティ戦から先発2人を変更。クラインとドゥクレに代えてリチャーズ、鎌田を起用した。 対するユナイテッドは前節、サウサンプトン相手にデ・リフトの初ゴールやラッシュフォードの久々のゴールなどで3-0の快勝。続くEFLカップでは3部のバーンズリー相手にラッシュフォード、ガルナチョ、エリクセンの2ゴール共演で7-0の圧勝。大敗したリバプール戦から見事にバウンスバックを果たした。セインツ戦からはラッシュフォードに代えてガルナチョを起用した以外、同じメンバーを採用した。 立ち上がりからトランジションが激しい展開となる。その流れでセカンドへの反応や切り替えの精度で勝るアウェイチームが優勢に進めていく。 開始10分にはザークツィーのスルーパスに抜け出したガルナチョがボックス左からシュート。さらに、直後のセットプレーではエリクセンの正確なボールからデ・リフト、マルティネスのゴール至近距離からのシュートでゴールに迫るが、いずれも古巣対戦のGKディーン・ヘンダーソンのビッグセーブに阻まれる。 早い時間帯の先制点は逃したものの、前半半ばから終盤にかけても攻守にパレスを圧倒し続けるユナイテッド。安定したポゼッションで押し込みつつ、ボールを失っても即時奪回の形でパレスに攻撃の機会を与えない。27分にはガルナチョとブルーノ・フェルナンデスの連続シュートがクロスバーを叩き、その後もB・フェルナンデスの右クロスにザークツィーが飛び込む際どいシーンを作り出すが、仕留め切れない。 一方、防戦一方で中盤の鎌田らだけでなく前線の選手も守備に追われたイーグルスは前半終了間際に左のポケットを取ったミッチェルのプルバックからエゼにこの試合初めての決定機が舞い込むが、このファーストシュートは惜しくもGKオナナの正面を突いた。 試合内容では赤い悪魔が圧倒も守護神ヘンダーソンの活躍もあってゴールレスでの折り返しとなったおこの一戦。グラスナー監督はマテタ、ウォートンを下げてサール、レルマをハーフタイム明けに投入した。 後半はキックオフからの数分こそイーブンな展開も、時間の経過と共にユナイテッドが押し込んでいく。そして、中央での崩しからB・フェルナンデスに続けて決定機が訪れるが、いずれのシュートもわずかに枠を外れた。 ユナイテッドは61分、ザークツィーを下げて好調のラッシュフォードを最前線に投入。この交代直後には波状攻撃からガルナチョに決定機も、枠を捉えた右足コントロールシュートはGKヘンダーソンの横っ飛びセーブに阻まれる。 この直後にはパレスもエンケティアの馬力のある中央突破からのミドルシュートをGKオナナが何とかはじいたところにサールが詰めるが、この至近距離からのシュートをオナナが見事なリカバリーではじき出してゴールを割らせず。 後半半ばを過ぎると、試合は徐々に拮抗。エンケティアからヒューズの交代によってシャドーの右、右インサイドハーフの2つの役割を与えられた鎌田もボールに絡むプレーが増え、エゼの決定機の起点となる場面も。 一方、変化がほしいユナイテッドはアマド、エリクセンを下げてウガルテ、負傷明けのホイルンドを投入。これで両翼が右にガルナチョ、左にラッシュフォードという形に変わった。 この交代によって再び押し込む展開に持って行きたかったユナイテッドだったが、後半勝負を想定して力を残していたホームチームに球際の勝負で互角以上の奮闘を見せられて決定機を作れない。逆に、カウンターの形から何度かゴールを脅かしたが、何とか体を張ってゴールは許さず。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、古巣対戦ヘンダーソンの活躍が光った一戦は0-0のドロー。パレスは今季初勝利を逃したものの、強豪相手に価値ある勝ち点1となった。一方、ユナイテッドは直近2試合で10ゴールを奪った反動もあったか、決定力を欠いて今季初のリーグ連勝を逃した。 クリスタル・パレス 0-0 マンチェスター・ユナイテッド 2024.09.22 03:29 Sun
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C・パレスの元アーセナルDFに不穏な動き…SNSのクラブに関する投稿を全削除

クリスタル・パレスとイングランド人DFロブ・ホールディング(28)の関係に緊張が走っている。イギリス『Sport Bible』が伝えている。 昨夏、アーセナルから完全移籍でパレスに加入したホールディング。しかし、慢性的なケガの影響もあり、ロイ・ホジソン、オリバー・グラスナーの2人の指揮官の下で与えられた出場機会はEFLカップ1試合にとどまった。 そんななか、今夏の移籍市場でチームはデンマーク代表DFヨアキム・アンデルセンが移籍した一方、ニューカッスル行きが決定的とみられたイングランド代表DFマーク・グエイの残留に加え、モロッコ代表DFチャディ・リアド、フランス人DFマクサンス・ラクロワ、イングランド人DFトレヴォ・チャロバーの3選手が加入。センターバックのポジションでの序列がさらに低下している。 そのため、放出の可能性も取り沙汰されたが、リアドのケガやグエイの去就を含め新加入選手の獲得が市場閉幕ギリギリとなった影響もあって最終的に残留。現在はフィジカルコンディションに問題はないものの、グラスナー監督は先日のチェルシー戦後に同選手がチームとは別でトレーニングを行っていることを明かした。 その際にオーストリア人指揮官は「ロブは現在、個別にトレーニング中だ。我々は一緒に話し合う。彼は理由を知っているが、それはロブと私の間だけのことで、公にすることはない」と、何らかの問題があることを示唆していた。 その指揮官との関係に関してここまでリアクションを見せていなかったホールディングだが、SNS上での変化が確認された。 元々、インスタグラムにあまり投稿を行っていなかったホールディングだが、パレス加入後には加入時の写真やトレーニングセッションの様子を投稿していた。しかし、現在はパレスに関するすべての投稿を削除し、クラブ公式アカウントのフォローも解除。グラスナー監督を含めたクラブの対応に不満があることを示しているようだ。 両者の契約は2026年まで残っており、獲得時には400万ポンド(約7億5000万円)の移籍金も支払っており、契約解除に踏み切る選択肢は困難だが、ヨーロッパの主要リーグはほぼ市場が閉まっており、ここからの移籍も同様に困難と思われる。 2024.09.09 09:20 Mon

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