「メンタルすごい」“禁断の移籍”後初のミラノ・ダービーをチャルハノールが盛り上げる!ゴールパフォーマンスは味方が阻止

2021.11.08 16:01 Mon
Getty Images
7日に行われたセリエA第12節のミランvsインテル、今季最初の“ミラノ・ダービー”は両者譲らず、1-1のドローに終わった。この試合を大きく盛り上げたのがインテルのトルコ代表MFハカン・チャルハノールだった。
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チャルハノールは昨シーズン、ミランでセリエA33試合出場4ゴール10アシストの活躍を見せ、チームの7年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献したものの、6月に契約満了を迎え、インテルにフリーで加入していた。同じ街のライバルクラブへの移籍に対して、ミランのファンからは激しく非難された中、チャルハノールは試合前に自身のインスタグラムを更新し、ミランのユニフォームを着た自分とインテルのユニフォームを着た自分を対比させた画像を投稿。ダービーを前に中々の煽りを見せる。
そして、肝心の試合では先発出場すると、開始8分に自らPKを獲得。これを冷静に沈め、インテルに先制点をもたらした。

さらに、ゴールを決めたチャルハノールはサポーターの感情を意に介さずゴールパフォーマンスに向けて走り出す。しかし、ここは機転を利かした同僚のボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコに阻止された。
試合後にもインスタグラムを更新し、「フォルツァ、インテル」と綴ったチャルハノール。ミランサポーターの怒りを買ったものの、そのメンタルの強さは本物のようだ。



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結果以上に内容に満足なS・インザーギ監督「決意、勇気、攻撃性でバイエルンと互角に戦った」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が8日にアウェイで行われ、2-1で競り勝ったチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのバイエルン戦を振り返った。 ブンデスリーガで首位を快走するバイエルンとのベスト4進出を懸けた初戦。インテルはほぼ互角で迎えた38分に主砲FWラウタロ・マルティネスのゴールで先制する。1点をリードした後半は膠着状態に持ち込んでいたが、終盤の85分に途中出場のMFトーマス・ミュラーに同点弾を奪われた。それでも3分後、MFダビデ・フラッテージが決勝点を挙げ、敵地で先勝することに成功した。 S・インザーギ監督は結果以上に内容に満足していると手応えを語った。 「間違いなく選手たちを祝福しなければならない。結果よりも我々のパフォーマンスに焦点を当てたい。まだ試合はハーフタイムで後半はサン・シーロで行われる。バイエルンはとても強いチームだが、インテルは決意、勇気、攻撃性で彼らと互角に戦った」 バイエルンはCLのホーム戦において約4年ぶりの敗戦となった。 「これは確かに最高の結果で我々を喜ばせている。バイエルンは直近のCLホーム戦27試合で23勝し、4試合を引き分けていた。我々は素晴らしいことをしたと思うが、2ndレグでも我々のファンの前で達成できなければ意味がない」 「バイエルンから主導権を奪わなければならないことはわかっていた。つまりボールをキープして失わず、彼らを苦しめるということだ。バイエルは後半に猛攻を仕掛けてきたが、チームは集中力と鋭さを保っていた。88分にあのようなゴールが生まれたことは、自分たちのサッカーを続け、4年間規律を守り続けたいと強く望んでいたことを示している」 2025.04.09 10:30 Wed

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