J1昇格&J2優勝の現役ラストイヤーに「出来すぎ」 太田宏介が地元町田で最後の勇姿! 「たくさんの方に感謝」
2023.10.29 22:57 Sun
今季限りで現役を引退する太田宏介
キャリアの締めくくりを最高のものとした。FC町田ゼルビアは29日の明治安田生命J2リーグ第40節で今季最終戦のホームにツエーゲン金沢戦を迎え撃ち、1-0と勝利。2位清水エスパルスが前日に今節を落としたことで、戦わずしてJ2初優勝が決まっての金沢戦だったが、売りの堅守も光らせ、“優勝報告試合”を勝利で飾った。
今季をもって現役を引退する太田宏介は試合前からお祭りムードだったこの金沢戦にも左ウィングバックとして先発。右サイドからのクロスにヘッドで相手のゴールに迫れば、代名詞の直接FKでスタジアムを沸かせたりと見せ場も作り、75分にピッチを後にするまで勇姿を披露した。
ミックスゾーンに登場した36歳レフティーは「ホームで最後に勝ち切って、自分たちの力を示せたと思う」と満足げに振り返り始めると、町田の少年だった自身ならではの心境が口をついて出た。
「個人的なとこを言うと、育った町田で、町田のサッカー少年たちにとって、ここは僕の頃から聖地といわれる場所。そういったところでこういった形で優勝をみなさんと分かち合えて良かった」
生まれ育った町田に最高の形で置き土産の太田も「出来すぎてびっくり」と目を丸くし、「こんなに幸せな形で引退できる選手はなかなかいない。本当に支えてくれたたくさんの方に感謝したい」と言葉を紡いだ。
横浜FCでのプロ1年目、J1昇格に導きながら引退を決めたチームメイトの城彰二氏と同じような引き際を「かっこ良く、憧れてもいた」と話す太田は18年間に「全く想像もしていなかったキャリアを築けて何ひとつの後悔なく、最高だった」と胸を張った。
また、引退セレモニーではこれまでの戦友たちから労いのメッセージをもらったが、太田も「この18年間で一番の財産」と誇り、「後輩たちが同じように引退となったときに僕もメッセージを送れるよう次のキャリアも頑張っていきたい」と語った。
今季をもって現役を引退する太田宏介は試合前からお祭りムードだったこの金沢戦にも左ウィングバックとして先発。右サイドからのクロスにヘッドで相手のゴールに迫れば、代名詞の直接FKでスタジアムを沸かせたりと見せ場も作り、75分にピッチを後にするまで勇姿を披露した。
「個人的なとこを言うと、育った町田で、町田のサッカー少年たちにとって、ここは僕の頃から聖地といわれる場所。そういったところでこういった形で優勝をみなさんと分かち合えて良かった」
そんな町田っ子の太田だが、この町田の選手になったのは2022年夏のこと。黒田剛監督が率いるようになり、J1昇格を果たすばかりか、J2を制した今季はその当時の太田もイメージしていなかったことだろう。
生まれ育った町田に最高の形で置き土産の太田も「出来すぎてびっくり」と目を丸くし、「こんなに幸せな形で引退できる選手はなかなかいない。本当に支えてくれたたくさんの方に感謝したい」と言葉を紡いだ。
横浜FCでのプロ1年目、J1昇格に導きながら引退を決めたチームメイトの城彰二氏と同じような引き際を「かっこ良く、憧れてもいた」と話す太田は18年間に「全く想像もしていなかったキャリアを築けて何ひとつの後悔なく、最高だった」と胸を張った。
また、引退セレモニーではこれまでの戦友たちから労いのメッセージをもらったが、太田も「この18年間で一番の財産」と誇り、「後輩たちが同じように引退となったときに僕もメッセージを送れるよう次のキャリアも頑張っていきたい」と語った。
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乱闘騒動がSNSで舌戦に発展…磐田DF松原后の投稿に町田GKポープ・ウィリアムが怒り「グランド外まで持ち込むなら我慢できない」とリスペクト欠く試合中の発言にも言及
乱闘が起きた明治安田生命J2リーグ第9節、ジュビロ磐田vsFC町田ゼルビアの両チームの選手がSNSで舌戦を起こしている。 12日に行われた8位の磐田と首位町田の一戦は、1-1で試合終盤を迎えると、79分に磐田がカウンター。後藤啓介が抜け出してGKまでかわすとそのままシュート。これは翁長聖がクリアしていた。 ここまでは問題がなかったが、ラインを割ったボールを磐田の山田大記がすぐに拾い上げようとしたが、ブロックに入り近くに倒れていた町田の藤原優大が取らせないように邪魔。すると、山田がこれに怒り藤原を押し、激昂した藤原がボールを拾いに行った山田を押し倒し転がる事態に。この一連の流れに磐田の選手が激昂し、ベンチメンバーやスタッフを含めて報復行為の藤原に詰め寄り、両軍が入り乱れての乱闘劇となった。 この行為で藤原は一発退場となり、磐田のドゥドゥと鈴木雄斗にはイエローカードが提示。藤原は、Jリーグから1試合の出場停止が発表されていた。 そうした中、試合後に磐田の松原后が自身のツイッターを更新。「昨日のようなチームに勝ちきれなかった自分達の力不足。自分の質を上げていきます」投稿した。 すると、これに怒ったのが町田のGKポープ・ウィリアムだ。自身のインスタグラムのストーリーズを更新すると、松原の投稿を引用する形で爆笑の絵文字を並べつつ、「噂通りだったけど、試合中クズ発言連発してたヤツがグランド外まで持ち込むなら我慢できないなー。試合中ずっとうちの選手にヘタクソ共、高校サッカーやっとけとかリスペクトにかけるクソみたいな発言してたのにな」と松原に対して怒りを露わにしている。 近年ではなかなかないレベルの乱闘騒動だったが、試合後も場外乱闘が続いている。 <span class="paragraph-title">【動画】乱闘に発展した問題のシーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9QQDMqpXjMI";var video_start = 382;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.04.14 12:05 Fri4
「判断は間違っていない」町田FW藤尾翔太の水掛け問題、主審がボールを変えた判断に審判委員会が見解「フェアで安全、お互いに公平ということがベースにある」
11日、日本サッカー協会(JFA)は第6回のレフェリーブリーフィングを実施した。 中断期間などを挟み、久々の開催となった今回のブリーフィング。その中でのトピックの1つとして取り上げられたのが、FC町田ゼルビアのFW藤尾翔太の水掛け問題だ。 藤尾は、PKを獲得した際にキッカーを務めるが、蹴る前にボールに水を掛けるルーティーンを行っている。競技規則上は禁止事項として載っていないものの、対戦相手からは抗議のコメントも出ており、相手チームのファン・サポーターを含めSNS上などでは何度も物議を醸していた。 そんな中、8月17日に行われた明治安田J1リーグ第27節のジュビロ磐田戦では改めてフォーカスされることに。町田は54分にPKを獲得すると、いつものように水を掛け始める。すると、この試合を裁いていた高崎航地主審は藤尾の元へ行きボールの交換を要求。町田側は大きく抗議したが、そのまま続行。水を掛けていないボールでも藤尾はしっかりと決めていた。 この主審の判定はSNSを含めて大きな議論に。フェアプレーの精神から当然だとする意見もある一方で、競技規則で禁止されていないという声も挙がっていた。 ブリーフィングに出席した佐藤隆治JFAレフェリーマネジャーはこの件について言及。「色々見てきた中で、これは初めて。ボールを交換させたことはインパクトがあった」と、今回の事象について語り、「競技規則にボールに水をかけてはいけないという記載はない。ただ、かけて良いという記載もない」と競技規則に触れ、「競技規則に書かれていること、そして競技規則の精神。フェアで安全、お互いに公平ということがベースにあり、1条から17条の規則がある」と説明した。 サッカーは細かな事象に関しての規則は明文化されていないため、多くの人が簡単に楽しめすスポーツでもある。一方で、主審の裁量が大きく、競技規則を守ることが前提にありながら、様々な事象が起こる試合でどう主審がコントロールするかがポイントとなるとした。 佐藤氏は「1条から17条の文言を覚えていれば良いレフェリーかというと、決してそうではない。現場で色々なシチュエーション、色々なことが起こる中で、競技規則を適用していくか」とし、「競技規則と競技規則の精神。お互いにフェアでやりましょう、リスペクトを持ってやりましょう。競技者の安全を守るという精神をもとにジャッジしていくもの」と、主審の判断の根本にある考えを説明。「レフェリーの判断は間違っていない。十分に理解できること」と高崎主審の判断は間違ったものではないとした。 特に主審は公平な立場が求められるもの。「見られ方、感じ方は色々ある。レフェリーからすれば両チームにフェアにということを考える」とし、「どちらのチームにもフェアにという考えの上で、レフェリーが判断したのであれば、それがレフェリーの仕事」と、問題のあることではないとした。 また、藤尾は意図を持ってやっていないとコメントしていたが、佐藤氏は意図は関係ないと語った。「本人の意図とは違う捉え方をされることは大いにある。ただ、審判がそう感じているのであれば、そういったジャッジになる」とし、「リスクマネジメントを選手もどうやっていくか。たとえば、ハンドも意図とは関係なく、審判にどう見えたかで判定は決まる」と、不自然に広げたのか、動作の一部なのかは微妙なラインは全て主審の判断になるとし、選手の意図とジャッジは関係ないとした。 今回の件については「重箱の隅をつつくようなジャッジをしろとはいっていないし、彼らもそうしたいわけではない。ただフェアな目で見た時に、この事象に対して出されたジャッジは間違ったとは言えない」と改めて言及。「最終的にはレフェリーの裁量となる」と主審の判断が全てだとし、「競技の精神をベースにジャッジしている」と、フェアプレーという原則がそもそもはあるとした。 なお、過去に何度も行われていたこの行為だが「審判から水掛けに対しての問い合わせ、疑義というのはなかった」と、判断について主審たちから審判委員会に問い合わせがあったことはないとした。 <span class="paragraph-title"> 【動画】藤尾翔太がボールに水掛け、主審はボールの交換を要求</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9lXVdGjBFCg";var video_start = 336;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.11 18:35 Wed5