ベイルの腕前にプロゴルファーも舌を巻く「サッカーもゴルフも上手いなんて不公平だ」

2023.01.26 16:30 Thu
Getty Images
サッカーを引退し、ゴルファーへの転身を果たした元ウェールズ代表のガレス・ベイル。スペインを代表する現役プロゴルファーのジョン・ラームが、その実力を評価している。カタール・ワールドカップを最後に突如引退を発表したベイル。それから程なくして「来月初めに開催されるAT&Tペブルビーチ プロアマに出場することが決まった」と報告し、アマチュアながら積年の夢だったゴルファーとしての道をスタートさせた。

カリフォルニアで開催される大会に先駆け、ベイルと9ホール回ったというラーム氏。同氏はPGAツアーで9つのタイトルを獲得し、最近もアメリカン・エキスプレスを制した世界的ゴルファーだが、ベイルの腕前に驚かされたと、スペイン『マルカ』の取材で本音を語った。
「ガレスにも言ったが、サッカーとゴルフを同時並行であんなに上手にこなすなんてあり得ない。ゴルフひとつに集中してもあれだけの才能を発揮できるようになるわけじゃない。全くフェアじゃないよね」

「彼はゴルフからも早めに引退しようとしている。彼がこのスポーツを、ゴルフを愛していることがわかるだろう。だからもう少しプレーしていたいようだ。将来的にプロアマでもっと彼に会えることを期待しているよ」
「彼は私に何も求めず、求めるべきでもない。すでに彼は十分に優秀だ。ただ、もっと練習すれば大きく成長できるだろう。彼は非常に優れたプレーヤーだ」

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ユーロの直接FK得点記録更新を目指すベイル、これまでのFKに「曲げるのは退屈」

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ベイルは現役復帰せず、ハリウッドスターからの加入も断り…今は家族とゴルフ「サッカーから離れた時間を楽しんでいる」

元ウェールズ代表FWガレス・ベイルだが、現役生活に戻ることはないようだ。 これまで、サウサンプトン、トッテナム、レアル・マドリーでプレーし、多くの名声を得てきたベイル。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCに所属していた中、自身初のワールドカップを終えた後、2023年1月に電撃的に引退を発表。趣味であったゴルフに勤しみ、プロアマトーナメントにも出場していた。 そのベイルには、地元ウェールズのレクサムからオファーが届いていた。 レクサムは、ナショナルリーグ(イングランド5部)に所属するクラブで、ハリウッドスターのライアン・レイノルズ氏とロブ・マケルへニー氏が共同で保有しており、先日見事にリーグ優勝を達成。15年ぶりにEFLリーグ2(イングランド4部)に昇格していた。 優勝と昇格を祝ったベイルに対し、オーナーの2人は冗談混じりで現役復帰を勧誘していた。 引退から数カ月のベイルの復帰が期待された中、イギリス『talkSPORT』がベイルのコメントを紹介。レクサムで復帰するのか?という問いに答え、現在は引退後の生活を楽しんでいるとした。 「いや…そうは思わない。むしろ、ロブからゴルフの無料招待券をもらったような気がするよ」 「チャットやジョークを交えることはあると思うけど、僕は今の状況にとても満足している」 「子供たちや妻と過ごす時間は、フットボールに打ち込んでいる間に失ってしまった時間だ。家族との生活を楽しみながら、ゴルフもやっている」 「僕はサッカーから離れた時間を楽しんでいる。僕は若い頃から始めていたし、止めるのはちょうど良い時期だと思っていた」 「僕たちはウェールズのサッカーを素晴らしいポジションに戻した。彼らはこれからも努力を続け、良いことをしてくれると確信している」 どうやらもうサッカーをする気はない様子。家族とゴルフに時間を割くというのは、ベイルが本当に望んでいたことだったのだろう。 2023.04.29 21:40 Sat

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