イブラヒモビッチ、後半ATの愚行でカタールW杯予選プレーオフの準決勝が出停に
2021.11.15 20:16 Mon
スウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチが、ある愚行でチームに迷惑をかけてしまったようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。14日にカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選最終節のスペイン代表戦に臨んだスウェーデン代表。グループ首位突破を懸けた一戦はしばらく0-0のまま推移した中、86分にFWアルバロ・モラタのゴールでスペインが先制する展開に。
勝利が絶対条件のスウェーデン。後半アディショナルタイムに入ると、ここで途中出場のイブラヒモビッチがまさかの行動に出る。スウェーデンのCKのシーンで、同選手はスペイン代表DFセサール・アスピリクエタに肩から衝突し、何かをアピール。
アスピリクエタはその場に倒れ込み、イブラヒモビッチも続いて倒れていったが、意図がまったくわからないプレー。PK獲得の手段としても、お粗末なものだ。
主審はそのプレーを確認できなかったため、この時点ではお咎めなしだったが、試合終了後、欧州サッカー連盟(UEFA)のスコアシートには、イブラヒモビッチにイエローカードが提示されていた。
なお、伝えられるところでは、スウェーデンのサッカー連盟はこの判定に異議申し立てを行うようだ。
各グループ2位の10チームと、UEFAネーションズリーグ2020-21の成績上位2チームを加えた12チームで行われるプレーオフは、4チーム3組に分かれてトーナメントを行い、優勝した3チームが本戦への切符を手にすることができる。その抽選会は11月26日に予定されている。
勝利が絶対条件のスウェーデン。後半アディショナルタイムに入ると、ここで途中出場のイブラヒモビッチがまさかの行動に出る。スウェーデンのCKのシーンで、同選手はスペイン代表DFセサール・アスピリクエタに肩から衝突し、何かをアピール。
主審はそのプレーを確認できなかったため、この時点ではお咎めなしだったが、試合終了後、欧州サッカー連盟(UEFA)のスコアシートには、イブラヒモビッチにイエローカードが提示されていた。
敗れたスウェーデン代表はグループBを2位で終え、3月24日と25日に行われるプレーオフに回ることに。しかしながら、イブラヒモビッチはこれで累積2枚となり、次戦は出場停止となってしまった。
なお、伝えられるところでは、スウェーデンのサッカー連盟はこの判定に異議申し立てを行うようだ。
各グループ2位の10チームと、UEFAネーションズリーグ2020-21の成績上位2チームを加えた12チームで行われるプレーオフは、4チーム3組に分かれてトーナメントを行い、優勝した3チームが本戦への切符を手にすることができる。その抽選会は11月26日に予定されている。
1
2
ズラタン・イブラヒモビッチの関連記事
スウェーデンの関連記事
ワールドカップの関連記事
|
|
ズラタン・イブラヒモビッチの人気記事ランキング
1
シティとミランが対戦、遺恨を残したペップから声をかけられたイブラヒモビッチは...
ズラタン・イブラヒモビッチ氏が、ジョゼップ・グアルディオラ監督に対して気まずそうな態度をとった。ドイツ『ビルト』が伝える。 イブラヒモビッチとペップ・グアルディオラ。 両者は2009-10シーズン、バルセロナのトップチームで共闘することになり、当時インテルからサミュエル・エトー氏との実質トレードで加入したイブラ氏は、ペップ・バルサ2年目の最前線でスタメン起用され始めた。 しかし、序盤戦のゴール量産から次第にコンディションを落とし、グアルディオラ監督はイブラ氏のベンチスタートを増やすことに。 結局、加入から1年でミランにレンタル放出され、さらにその1年後に完全移籍移行。 現在に至る「ミランの王・イブラヒモビッチ」が生まれることとなったが、イブラ氏はグアルディオラ監督に対する恨み辛みを、のちに余すことなく、何度も口にしている。 「グアルディオラは幼稚なコーチ…話しかけられることなどないし、見ようともしない…俺を見るなり逃げ失せるような男だ…」 時は流れて2024年夏、7月28日。 イブラ氏がシニアアドバイザーを務めるミランと、グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティが、米国でのプレシーズンマッチにて対戦。ミランが3-2と勝利した。 グアルディオラ監督から立ち寄る形で試合前に顔を合わせた両者。イブラ氏が作った笑顔はどう見てもよそよそしく、握手とハグもそこそこに、ペップの話しかけにも目線を合わせるのがしんどかったような印象が。 おそらくグアルディオラ監督のほうは、過去の確執をそこまで気にするタイプではないが、イブラ氏の「気まずい…」という表情は本当に印象的。 1年限りとなったバルセロナでの共闘から14年、イブラ氏は当時のグアルディオラ監督の年齢(38〜39歳)を超え、今や自身もチームを監督する側の立場。TVカメラも近づいてきたなか、大人の対応をした格好か。 <span class="paragraph-title">【動画】ペップに声をかけられ、この上なく気まずそうなイブラヒモビッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">Ibrahimovic tampak menghindari kontak mata dan Guardiola pun coba bersikap 'senormal' mungkin. Para fans sepakbola menilai, Zlatan Ibrahimovic tampak masih tidak menyukai Pep Guardiola <br><br>Ibrahimovic pernah terang-terangan menulis Guardiola sebagai pelatih yang tidak punya… <a href="https://t.co/skUHPxR4Wv">pic.twitter.com/skUHPxR4Wv</a></p>— detiksport (@detiksport) <a href="https://twitter.com/detiksport/status/1819330955708190859?ref_src=twsrc%5Etfw">August 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.02 20:35 Fri2
【スーパーゴール図鑑/インテル編】“悪童”マテラッツィが決めた豪快なオーバーヘッドゴール
【得点者プロフィール】 マルコ・マテラッツィ(当時33歳) 国籍:イタリア 所属:インテル ポジション:DF 身長:193cm 名ディフェンダーにしてサッカー界随一の“悪童”としても知られるマテラッツィ氏は、パワフルな守備だけでなく得点力でもチームに貢献した。インテルに入団してからも公式戦209試合に出場し33得点を記録。2000-01シーズンにはシーズン11ゴールを決め、当時のディフェンダーとしてのリーグ最多得点記録を塗り替えたこともある。 【試合詳細】 日程:2006年12月17日 大会:セリエA第16節 対戦相手:メッシーナ 時間:後半4分(0-0) <div id="cws_ad">◆CBマテラッツィの完璧なバイシクル<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJZRFVxeTNZSSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> ゴールレスで迎えた49分、攻め込んだインテルはMFルイス・フィーゴが、敵陣右大度からゴール前へとクロスを供給する。これをファーサイドのFWズラタン・イブラヒモビッチが頭で折り返すと、高く上がったボールをボックス中央にいたマテラッツィがバイシクルシュート。難しいシュートだったが、しっかりと左足で捉えたシュートは相手GKマルコ・ストラーリの牙城を破った。 なお、この試合には当時メッシーナに所属していた元日本代表MFの小笠原満男氏も先発出場しており、このスーパーゴールの目撃者となっていた。 2021.01.03 12:00 Sun3
「サッカーが大嫌いだった」偉大な父を持つ18歳M・イブラヒモビッチ、父ズラタンとの比較は「嫌だった」
ミラン・フトゥーロのU-18スウェーデン代表FWマキシミリアン・イブラヒモビッチが自らのキャリアについて語った。スウェーデン『Aftonbladet』が伝えた。 現在はミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏の息子、マキシミリアン。7月にはミランとプロ契約を交わし、下部組織で父と同じプロサッカー選手の道を歩み始めている。 主に左ウイングとしてプレーする18歳は、プリマヴェーラ1でここまで7試合4ゴールと好発進のシーズンに。10月にはU-18スウェーデン代表に初招集された。 マキシミリアンは代表活動中に取材に応じると、9歳から始まったサッカーキャリアを回想。父親が所属したパリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・ユナイテッド、ロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)のアカデミーを渡り歩くと、その後は母国スウェーデンのハンマルビーでプレーし、2022年8月にミランへ行き着いた。 「どこの国でも良い思い出があるけれど、ミランが一番居心地の良い場所だった」 「始めたのは9歳の時でかなり遅かった。パリの地元クラブで」 「でも(サッカーに)一目惚れしたからじゃない。その逆だ。11歳くらいまではサッカーが大嫌いだった。最悪だった。すべてが間違っていて嫌だった。父と比較されるのも嫌だった」 「でもある日、サッカーへの愛に目覚めた。突然ピンと来たんだ」 また、昔は嫌だったという父との比較についてさらにコメント。今では自分の道を見つけているようだ。 「比較については考えない。僕は僕だし、彼は彼だ。同じポジションをプレーしているわけでもないから、比べることはあまりない」 好きな選手はブラジル代表FWネイマール、先輩のポルトガル代表FWラファエル・レオン、ミランにも所属した元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏だとも明かしたマキシミリアン。ともに練習したことがあるレオンについては「初めて彼を見た時、まるでお菓子屋さんにいる気分だった」というが、「今はむしろ競争相手として見ている」と頼もしいコメントも残した。 <span class="paragraph-title">【動画】U-18代表入り! 取材に応じるマキシミリアン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="vuIK6ScqWUg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.17 15:50 Thu4
2011~2020年の世界ベストイレブンが発表!イニエスタとともに中盤に入ったのは相棒チャビではなく…
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)は25日、2011~2020年の男子サッカー界のベストイレブンを発表した。 世界のリーグランキングやクラブランキングなどサッカーに関する様々な歴史や記録などを扱っている組織であるIFFHSだが、今回は過去10年間の成績に基づいて世界でのベストイレブンを組んでいる。 11人の中で、唯一現役でプレーしていないのが、右サイドバックで選出された元ドイツ代表DFのフィリップ・ラーム氏だ。このポジションではブラジル代表DFダニエウ・アウベス(現サンパウロ)も候補にいるはずだが、現役を引退した2016-17シーズンにドイツ年間最優秀選手にも選出されたラーム氏が選ばれている。 また、やや波紋を呼んでいるのはセンターバックだ。スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは確定として、その相方にはオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが選ばれている。ここ10年の実績を考慮すると、元スペイン代表DFジェラール・ピケが入ってきてもおかしくはないが、リバプール加入以降強烈な活躍を見せたファン・ダイクのインパクトが勝ったというところか。 中盤には、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの他、レアル・マドリーの2選手が選出。イニエスタとバルセロナで中盤を構成した元スペイン代表MFチャビ・エルナンデス氏は2015年にアル・サッドに移籍しており、ここ10年ではベストイレブン外となった。 そして、3トップには近年のサッカー界を引っ張り続けてきたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの2人が入り、残す一枠には、今や世界最高のセンターフォワードと言っても過言ではないポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが入っている。 そのため、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマール、元スウェーデン代表ズラタン・イブラヒモビッチ、ウェールズ代表FWガレス・ベイル、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、元オランダ代表FWアリエン・ロッベン、元フランス代表FWフランク・リベリといった名手たちは選外となっている。 ◆IFFHS発表の2011~2020年ベストイレブン GK マヌエル・ノイアー(ドイツ) DF フィリップ・ラーム(ドイツ) セルヒオ・ラモス(スペイン) ヴィルヒル・ファン・ダイク(オランダ) マルセロ(ブラジル) MF トニ・クロース(ドイツ) アンドレス・イニエスタ(スペイン) ルカ・モドリッチ(クロアチア) FW クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド) リオネル・メッシ(アルゼンチン) 2021.01.29 18:45 Fri5
実はGKもいる!背番号「11」のベストイレブンはこれだ!!
11月11日は「ポッキー&プリッツの日」として有名だが、サッカーが11人同士で戦うことから、「サッカーの日」としても知られている。 今回は、「サッカーの日」に合わせて、2020-21シーズンに背番号「11」を着用している選手たちでベストイレブンを組んでみた。 背番号「11」はもともと左ウイングのポジションに与えられていた番号で、現代サッカーにおいても攻撃的な選手が着用していることが多い。横浜FCの元日本代表FW三浦知良も「11」を長年着用している。 <div id="cws_ad">◆今から31年前、コリチーバ時代の三浦知良のプレー集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ6dmY0SERPaSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> そんな「11」番だが、実はGKにもわずかながら着用している選手がいる。ウォルバーハンプトンに所属するポルトガル代表GKルイ・パトリシオがその1人だ。 2018年夏にスポルティング・リスボンから加入して以来、ウルブスの守護神に君臨するパトリシオだが、2017-18シーズン終了後に、白血病により31歳で引退した元ナイジェリア代表GKカール・イケメに敬意を払い、クラブは彼の背番号だった「1」を欠番に。それ以降パトリシオは「11」番を着用し続けている。 また、一時は攻撃的なサイドバックが「11」番を着用することも流行。インテルのセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフも歴代のクラブで愛用している。 さすがに「11」番を着用しているセンターバックは少なかったため、ローマでセンターバックを務めたこともあったコラロフと、ホッフェンハイムのオーストリア代表MFフロリアン・グリリッチュの2人をセンターバックとして選出した。 また、両サイドにはマンチェスター・シティで左サイドバックとしてプレーするウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコと、本来は2列目の選手だが、ユーティリティ性のあるサウサンプトンのイングランド代表MFネイサン・レドモンドを並べてみた。 また、中盤には躍進アタランタの主軸であるスイス代表MFレモ・フロイラーとパリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアに加え、ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスというファンタスティックな陣容を揃えた。 ディ・マリアも本来はウイングであるが、「11」番のウイングは激戦区だ。バルセロナのフランス代表FWウスマーヌ・デンベレ、レアル・マドリーのスペイン代表FWマルコ・アセンシオ、クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハなど、錚々たるウインガーが名を連ねる。 その中でも、プレミアリーグで得点を重ねるリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーとチェルシーのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーをウイングの位置で選んだ。 そして、最前線には今季から背番号を「11」に変更したミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを選出。以前ミランに所属していた2010年夏から2012年夏にかけても11番を着用していたイブラヒモビッチは、今シーズンのセリエAで5試合8ゴールを記録し、目下得点王争いのトップに君臨中だ。 今回名前が挙がらなかった中にも、バイエルンのブラジル代表FWドグラス・コスタやビジャレアルのナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドといった選手も背番号「11」を着用している。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/fom11_pc.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><hr></div> ◆背番号「11」の選手で組むベストイレブン[4-3-3] GK ルイ・パトリシオ DF オレクサンドル・ジンチェンコ アレクサンダル・コラロフ フロリアン・グリリッチュ ネイサン・レドモンド MF レモ・フロイラー アンヘル・ディ・マリア マルコ・ロイス FW ティモ・ヴェルナー ズラタン・イブラヒモビッチ モハメド・サラー 2020.11.11 12:46 Wedスウェーデンの人気記事ランキング
1
「最後にはドイツが勝つ」リネカー氏が名言をアップデート!
▽元イングランド代表で現在はイギリス『スカイ・スポーツ』で解説者を務めるギャリー・リネカー氏が、独特の言い回しでドイツ代表を称えた。自身のツイッター公式アカウント(@GaryLineker)上に投稿している。 ▽23日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第2節のドイツ代表vsスウェーデン代表が行われ、ドイツが2-1で勝利した。初戦を落としており負ければ敗戦濃厚、引き分けても自力突破消滅という崖っぷちの状況で試合に臨んだドイツ。試合開始直後の攻勢が実らずスウェーデンに痛恨の先制点を許すと、後半初めにMFマルコ・ロイスの得点で追いついたものの試合終了間際にDFジェローム・ボアテングが退場してしまう事態に。しかし、アディショナルタイムに入った95分にMFトニ・クロースが決勝点を沈め、劇的な生還を果たした。 ▽この試合を観戦していたリネカー氏は、以下のようにドイツの強さを表現した。 「フットボールはシンプルなゲームだ。22人の男たちが82分間ボールを追いかけて、ドイツ人たちが退場者を出して13分間は21人がボールを追いかける。そして、最後にはドイツがこうやってクソ勝ちやがる」 ▽リネカー氏は、現役選手として参加した1990年のイタリアW杯準決勝ドイツ戦でPK戦の末に敗れた際にも、「フットボールというのは単純なスポーツだ。22人の男たちが90分間ボールを追いかける。そして、最後にはドイツが勝つ」というコメントを残していた。今回のドイツの試合を目の当たりして、自身の過去の名言をアップデートせざるを得なかったようだ。 2018.06.24 13:45 Sun2
イブラ引退のスウェーデン代表メンバー発表! 初戦はオランダと対戦《ロシアW杯欧州予選》
▽スウェーデンサッカー協会(SvFF)は23日、9月に開幕を迎えるロシア・ワールドカップ欧州予選に臨むスウェーデン代表メンバー23名を発表した。 ▽長年エースに君臨したFWズラタン・イブラヒモビッチ(マンチェスター・ユナイテッド)が代表引退を発表した今回のメンバーには、FWにマルクス・ベリ(パナシナイコス/ギリシャ)やFWヨン・グイデッティ(セルタ)らユーロ2016メンバーから2名を選出した。 ▽また、リオ・デジャネイロ オリンピックに出場していたメンバーからは、MFアレクサンダー・フランション(バーゼル)が唯一選出。新指揮官に就任したヤンネ・アンデション監督は、「DFマルティン・オルソンが唯一負傷で起用できない選手」と語っており、代表引退を発表した選手以外で構想内に入っていることを明かした。 ▽スウェーデンは、オランダやフランス、ブルガリア、ベラルーシ、ルクセンブルクと同じグループAに所属。9月6日にオランダ代表とホームで初戦を迎える。今回発表されたスウェーデン代表メンバーは以下のとおり。 <B>◆スウェーデン代表メンバー23名</B> <B>GK</B> <B>カール=ヨハン・ヨハンソン</B>(ギャンガン/フランス) <B>ロビン・オルセン</B>(コペンハーゲン/デンマーク) <B>パトリック・カールグレン</B>(AIKソルナ) <B>DF</B> <B>アンドレアス・グランクビスト</B>(FCクラスノダール/ロシア) <B>ルドヴィグ・アウグスティンション</B>(コペンハーゲン/デンマーク) <B>ビクトル・リンデロフ</B>(ベンフィカ/ポルトガル) <B>フィリップ・ヘランデル</B>(ヴェローナ/イタリア) <B>エミル・クラウス</B>(ボローニャ/イタリア) <B>オスカー・ヴェント</B>(ボルシアMG/ドイツ) <B>ミカエル・ルスティグ</B>(セルティック/スコットランド) <B>ポントゥス・ヤンソン</B>(リーズ/イングランド) <B>MF</B> <B>オスカル・レヴィッキ</B>(マルメ) <B>ニクラス・フルト</B>(パナシナイコス/ギリシャ) <B>アレクサンダー・フランション</B>(バーゼル/スイス) <B>ジェミー・ドゥルマズ</B>(トゥールーズ/フランス) <B>マルクス・ローデン</B>(クロトーネ/イタリア) <B>オスカル・ヒリエマルク</B>(パレルモ/イタリア) <B>エミル・フォルスベリ</B>(RBライプツィヒ/ドイツ) <B>アルビン・エクダル</B>(ハンブルガーSV/ドイツ) <B>FW</B> <B>マルクス・ベリ</B>(パナシナイコス/ギリシャ) <B>ヨン・グイデッティ</B>(セルタ/スペイン) <B>エミール・クヨビッチ</B>(ゲント/ベルギー) <B>クリストファー・ニマン</B>(ノルシェービン) 2016.08.24 16:55 Wed3
美しき敗者デ・ロッシ、PO敗退後に同僚やファンの非礼をスウェーデンに謝罪
▽ローマに所属するイタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが、13日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ2ndレグ後に、対戦相手のスウェーデン代表のチームバスを訪問し、同僚選手やサポーターの非礼を詫びていたようだ。スウェーデン『Expressen』が伝えている。 ▽共に欧州予選をグループ2位で終えたイタリアとスウェーデンの両チームは、本大会出場を懸けてプレーオフで激突。そのプレーオフでイタリアは、敵地での1stレグを0-1、ホームで行われた2ndレグを0-0で終え、2戦合計0-1のスコアで敗退。1962年大会から14大会連続で本大会に出場し続けていたアズーリにとっては、60年ぶりに予選敗退となる大失態となった。 ▽13日の2ndレグでベンチスタートとなったデ・ロッシは、チームスタッフを通じてジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督からウォーミングアップを指示された際、「どうして俺なんだ。この試合でドローは必要ない。勝たなければいけないんだろう」と発言。さらに、傍に座っていたFWロレンツォ・インシーニェを指さし、攻撃的な選手の起用が必要だと示した。 ▽それほど、熱い気持ちを見せながらもベンチでチームのプレーオフ敗退を見守り、直後に代表引退を決断したデ・ロッシ。その辛い胸中の中でもフェアプレーの精神を失わない同選手は、荒れ模様となった敵地での1stレグにおける同僚の行動、今回の一戦でスウェーデン国歌斉唱の際にブーイングを行った一部サポーターの非礼を詫びるため、スウェーデン代表のチームバスを訪問した。 ▽セリエAでもプレー経験があるDFポントゥス・ヤンセンは、この時のやり取りを以下のように振り返っている。 「彼(デ・ロッシ)はストックホルムの試合(1stレグ)での一部イタリア代表プレーヤーの振る舞い、今回の2ndレグでイタリアサポーターが僕らの国歌斉唱の際にブーイングをしたことについて謝罪してくれたんだ」 「その時のバスの中の雰囲気は『うわー、これは本当の出来事?』ってみんなが思っていたよ。彼は素晴らしい紳士だと思うし、最高の瞬間だったよ」 ▽さらに、MFケン・セマは「誰もがなんて器の大きい人なんだって思ったよ。彼は本当にビッグなプレーヤーだ。最後には『君たちはよくやった』とも言ってくれたんだ」と、デ・ロッシの器の大きさを称賛した。 ▽また、デ・ロッシの訪問時にチームバスには居なかったものの、選手やチームスタッフを通じてこの一件を伝え聞いたヤンネ・アンデション監督は、同じくイタリア代表MFの行動を絶賛している。 「素晴らしい行動だ。これは最高のスポーツだ。ピッチ上では互いに“小さな戦争”に挑む。しかし、その戦いが終われば、互いを思いやる。私はデ・ロッシの振る舞いに大きな敬意を払いたい」 「そういった彼の素晴らしい話を聞くことは嬉しいよ」 ▽最後に、スウェーデン代表でメディア対応の責任者を務めるニクラス・ボデル氏は、改めてデ・ロッシへの感謝を口にしている。 「胸がとても熱くなっているよ。本物の一流アスリートだけが、そういった振る舞いをできる。スウェーデン代表チームとして彼に感謝を伝えたい」 「イタリアを心から歓迎したい。そして、彼らの今後の健闘を祈りたい。今回は我々が突破することになったが、イタリアは本当に大きなフットボールの国なんだ」 ▽自身最後の晴れ舞台と目してきたロシアW杯出場を逃し、代表引退という重い決断をした中、歓喜に沸く相手チームバスを訪問するという行動は、決して簡単なことではない。それでも、チームメートやサポーターの非礼を詫び、素直に相手の健闘を称えたデ・ロッシは、まさに美しき敗者だ。 ▽指揮官ヴェントゥーラの引き際の悪さや責任逃れに必死なカルロ・タヴェッキオ会長に嫌気がさしているカルチョの国において、今回のデ・ロッシの行動は何も得るものがなかった今回のW杯予選で、唯一誇れるものになったかもしれない。 2017.11.16 05:11 Thu4
病には勝てず…本田圭佑のかつての同僚、元スウェーデン代表MFエルムが31歳で現役引退
元スウェーデン代表MFラスムス・エルムが31歳で現役引退を決断した。 エルムは、母国のカルマルでキャリアをスタート。2009年8月から2012年7月までAZでプレーすると、2012年7月からはCSKAモスクワでプレー。2015年1月からカルマルに復帰していた。 元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ以来の才能として高く評価されていたエルムは、元日本代表MF本田圭佑(ボタフォゴ)ともCSKAモスクワでチームメイトとしてプレー。しかし、2014年に命にも関わるとされた深刻な胃の病気を患い、2015年1月にCSKAモスクワを退団していた。 エルムはスウェーデン『FotbollDirekt』のインタビューで「肉体的にも精神的にも、もう1年続けることは難しかった。完全にトレーニングをこなしていないので、目標としていたレベルには到達できなかった」とコメント。また「努力し過ぎてしまうと、また病気になってしまうんだ」と、病気の再発の恐れがあるため、引退を決断したとコメントしている。 エルムは、アルスヴェンスカン(スウェーデン1部リーグ)で139試合に出場し20ゴール25アシスト。エールディビジで83試合に出場し18ゴール19アシスト。チャンピオンズリーグで4試合、ヨーロッパリーグで20試合2ゴール6アシストを記録していた。 また、スウェーデン代表として39試合に出場し4ゴールを記録。ユーロ2012に出場した経験がある。 2020.03.08 19:10 Sun5

