「大きなミス」ラストプレーでバックパスを奪われ敗戦のリンガード、ファーディナンド氏は「自信が必要」

2021.09.15 18:20 Wed
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マンチェスター・ユナイテッドのOBである元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が古巣の敗戦を振り返った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。ユナイテッドは14日、チャンピオンズリーグ(CL)グループF第1節でヤング・ボーイズとのアウェイ戦に臨んだ。

FWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで幸先よく先制するも、35分にDFアーロン・ワン=ビサカの一発退場で数的不利となると、後半に追いつかれる。
このまま引き分けで終わるかと思われた中、ラストプレーでMFジェシー・リンガードのバックパスを相手に奪われ、そのままゴールを許し、1-2で敗れた。

ファーディナンド氏は『BT Sport』で、リンガードのミスを嘆きながらも、ここからの巻き返しに期待した。
「ジェシーの大きなミスだ。会場がヨーロッパのどこだとしてもゲームに参加する必要がある。ただ、ワン=ビサカの悪いタックルからで、あれがこの試合のプランを完全に悩ませた」

「図太くなる必要がある。それもサッカー選手の仕事だ。間違いを犯したら、それに対応なければならない」

「リンガードには自信が必要だ。上司が『君は間違いを犯したが、またチャンスがある』と言うべきだ」

また、同じくユナイテッドOBの元イングランド代表MFポール・スコールズ氏も、リンガードのみの責任ではないと擁護した。

「これはすべて不運という訳ではない。ジェシーはがっかりするだろう。これらは交代から始まっていた。ユナイテッドはそれまでかなり快適にプレーしていた」

「ユナイテッドは後半に自陣から抜けることが出来なかった。マルシャルやグリーンウッドで少しペースを上げる必要があったと思う」

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伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」

▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri

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