「うわっ!」ゴール裏の看板に激突して落下するアクシデント…アタランタDFがそのまま途中交代も無事

2024.03.08 12:20 Fri
アタランタのスウェーデン代表DFエミール・ホルム
Getty Images
アタランタのスウェーデン代表DFエミール・ホルム
アタランタのスウェーデン代表DFエミール・ホルムを悲劇が襲った。今シーズン、レンタルでアタランタに加入しているホルムは、ここまで公式戦25試合に出場して1ゴール4アシストをマーク。6日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグのスポルティングCP戦にも先発で出場した。
スポルティングの日本代表MF守田英正も先発した試合で、ポスト直撃のシュートを放つなど、右サイドで存在感を発揮していたホルムだが、1-1で迎えた後半89分にアクシデントが襲う。

右サイドからボックス内の深い位置に侵入し中央へと折り返したホルムだったが、そのままの勢いでピッチ外の看板に激突。そのまま頭から落ち、ピッチからは見えなくなってしまった。

ホルムは、チームのメディカルスタッフの治療を受けるもそのまま途中交代。試合終了目前でピッチを離れることになった。
スウェーデン『EXPRESSEN』によると、現地の解説も「うわっ!」と声を上げていたということ。「エミール・ホルムの滑稽な映像」と伝えている。

予期せぬアクシデントだったためにホルムの容態が心配されたが、本人は至って元気のようで、自身のインスタグラムのストーリーズでこのシーンの映像をアップ。爆笑の絵文字をつけて笑い飛ばしている。


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ユベントスの2番手GKペリン、年俸2倍オファー含めた7つもの打診を全て拒否か

ユベントスの元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)が、手元に届いた打診全てを拒否したようだ。 ユベントスの2番手GKペリン。 時折、正GKヴォイチェフ・シュチェスニーとのローテーションで起用される元イタリア代表の実力者だが、そんななかでも今季は加入後最少となるセリエA出場3試合にとどまった。 そのためか、31歳とまだまだ若いペリンには各クラブが熱視線。イタリア『トゥット・スポルト』によると、アタランタ、モンツァ、フィオレンティーナ、コモ、パルマ、古巣ジェノアがユベントスに照会を依頼したという。 また、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪、ジョゼ・モウリーニョ新監督のフェネルバフチェは、年俸純額300万ユーロ(約5.1億円)をペリン側に提示。現年俸の2倍とされる額だ。 ただ、契約をあと1年残すペリンは全ての打診にお断り。ユベントスはクリスティアーノ・ジュントリSDが2年延長+オプション1年を調整しており、ペリンは今後のキャリアをこちらに一本化しているとのことだ。 2024.06.24 20:55 Mon
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ボローニャがスウェーデン代表DFホルムを完全移籍で獲得! 昨季はアタランタでEL優勝に貢献、現代型右SB

ボローニャは28日、スペツィアのスウェーデン代表DFエミール・ホルム(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。 ホルムは母国のヨーテボリの下部組織育ちで、デンマークのスナユスケから2021年8月にスペツィアに完全移籍で加入した。 そのままスナユスケへとレンタルバック。2023年8月にはアタランタへとレンタル移籍していた。 アタランタでは、セリエAで22試合に出場し1ゴール3アシスト。ヨーロッパリーグ(EL)でも7試合に出場し優勝に貢献していた。 右サイドハーフ、右サイドバックでプレーするホルムは、スウェーデン代表としても8試合に出場している。 優れた身体能力を武器に、ハードなタックル、優れたポジショニングが特徴。空中戦も得意としており、サイドの守備に秀でている。 また、攻撃面もクロスを得意とし、ドリブル突破も見せ、足元の技術には自信を持っているサイドバックだ。 2024.06.28 21:40 Fri
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EL王者アタランタ、エバートンDFゴッドフリーを完全移籍で獲得

アタランタは28日、エバートンの元イングランド代表DFベン・ゴッドフリー(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。イタリア『スカイ』によると移籍金は最大で1200万ユーロ(約20億7000万円)になるとのこと。 イングランド代表として2試合の出場歴があるセンターバックを主戦場に、右サイドバック、ボランチでもプレー可能なゴッドフリーは、2020年10月にノリッジ・シティからエバートンに加入。 エバートンでは公式戦93試合に出場、2023-24シーズンは後半戦に出場機会を増やし、プレミアリーグ15試合に出場して15位と苦戦したチームの中で残留に貢献していた。 2024.06.29 07:00 Sat
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イタリア帰還望むザニオーロ、現時点では古巣復帰が有力な選択肢…

イタリア帰還が噂されるイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)は、現時点で古巣復帰の可能性が高いようだ。 昨夏、ガラタサライから買い取りオプション付きのレンタル移籍でアストン・ビラに加入したザニオーロ。即戦力として大きな期待が寄せられていたが、公式戦39試合出場で2ゴール、プレミアリーグでの先発はわずか9試合にとどまった。 これにより、ビラは買い取りオプションを行使を見送り、2027年まで契約を残すガラタサライへの復帰が決定した。 ただ、ガラタサライとザニオーロの双方にイスタンブールでプレーを継続する意思はなく、イタリア帰還が有力な選択肢となっている。 そういった中、ここ最近ではアタランタ、フィオレンティーナが有力な新天地候補に挙がっているが、イタリア『スカイ・スポルト』によると、その獲得レースをリードしているのは、同選手が2010年から2016年まで下部組織でプレーしていたフィレンツェの名門だという。 現在、ガラタサライはザニオーロの売却条件を1900万ユーロ(約32億7000万円)に減額し、出場試合数に応じて買い取り義務が発生するレンタル移籍での売却を考慮しているという。 この条件をフィオレンティーナは受け入れる構えである一方、アタランタはやや消極的な構えを見せており、ザニオーロ個人の意思は別として、クラブ間の交渉においてはヴィオラがリードしている状況だ。 2024.06.30 17:15 Sun
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バルサ行き破談濃厚のアルゼンチン代表MF、新天地はセリエA強豪か…

バルセロナ行き破談濃厚となったアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス(30)の新天地は、セリエAの強豪となるかもしれない。 今シーズン限りでレアル・ベティスを退団する守備的MFは、一時バルセロナ行きが既定路線となっていた。 条件面ではプレ合意に至っていたが、チャビ・エルナンデス監督の解任にハンジ・フリック新監督の就任によって状況に変化。財政難のクラブはその他のターゲットの獲得に失敗した場合の保険としての可能性を残している模様だが、ほぼカタルーニャ行きの線は消えたという。 これにより、去就が振り出しに戻ったギド・ロドリゲスだが、イタリア『Il Giorno』の報道によれば、アタランタが新天地となる可能性があるようだ。 ブラジル代表MFエデルソンに引き抜きの噂が絶えないラ・デアは、その後釜としても中盤の選手層を埋める存在にもなり得るアルゼンチン代表MFへオファーを掲示。過去にはマンチェスター・ユナイテッド、ナポリも関心を示した大型ピボーテは、その他の選択肢を考慮に入れているものの、少なくとも条件面では納得できるオファーとなっているとのことだ。 コパ・アメリカ2024にも招集中の実力者は、そのプレースタイル的にもアタランタにフィットする可能性が高いが、今夏のセリエA初挑戦は実現するのか…。 2024.06.18 08:00 Tue

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