ビッグクラブ関心のジョアン・ネヴェスはステップアップを考慮…「来季については何も約束できない…」

2024.02.15 23:37 Thu
ビッグクラブ関心のジョアン・ネヴェス
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ビッグクラブ関心のジョアン・ネヴェス
ビッグクラブの関心を集めるベンフィカのポルトガル代表MFジョアン・ネヴェス(19)が、今夏の移籍の可能性を示唆している。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

2016年に国内屈指の名門ベンフィカの下部組織に加入したネヴェスは、174mcの守備的MF。ポルトガル代表世代別代表の常連であり、ベンフィカの下部組織でもそのポテンシャルを発揮していた逸材は、2022年12月末にファーストチームデビュー。以降はロジャー・シュミット監督の信頼を勝ち取り、クラブのプリメイラ・リーガ制覇に貢献した。
さらに、今シーズンは完全にレギュラーポジションを掴み、ここまでの公式戦35試合に出場し、2ゴール2アシストを記録。昨年10月のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦ではポルトガルのA代表デビューを飾っている。

サイズを含めフィジカル面では伸びしろを残すものの、卓越した戦術眼、パスセンスに加え、機動力、決断力によってボールを奪い切る、高い守備能力を有しており、将来を嘱望される万能型だ。その逸材に対してはマンチェスター・ユナイテッドバイエルンを始め多くのビッグクラブがすでに強い関心を示している。

現行契約が2028年までで、契約解除条項は1億2000万ユーロ(約193億8000万円)に設定されており、移籍に向けてのハードルは低くないものの、選手自身は今夏のステップアップを除外していない。
15日に行われるトゥールーズとのヨーロッパリーグ・プレーオフ初戦に向けた公式経験に出席したネヴェスは、「すべての試合、すべてのトレーニングセッションでベストを尽くしたい」とベンフィカへの敬意を示した一方、来シーズン以降の残留に関して明言を避けている。

「来年もベンフィカに残る? 来シーズンについては何も約束できない」

「現時点での僕の願いはベンフィカに残ることだけど、その後はどうなるか、それは誰にも分からない」

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ユーロ2024グループE最終節、ジョージア代表vsポルトガル代表が26日に行われ、ジョージアが2-0で勝利した。 今大会の優勝候補に挙がるポルトガルはチェコ代表、トルコ代表を連破して順当に首位通過を確定。消化試合の形となった最終節では逆転での決勝トーナメント進出が懸かる最下位のジョージアと対戦した。ロベルト・マルティネス監督は、GKジオゴ・コスタ、パリーニャ、クリスティアーノ・ロナウドを除く先発8人を変更。若手や控えを中心に起用し、[3-4-2-1]の布陣へ変更した。 対するジョージアは守護神ママルダシュヴィリ、クワラツヘリア、ミカウタゼといった主力を起用した。 共に3バックで臨んだ一戦は開始早々に動く。2分、ポルトガルのビルドアップの局面でアントニオ・シウバが不用意に中央へ戻したバックパスをかっさらったミカウタゼがボックス左に走り込むクワラツヘリアへラストパス。これに抜け出したジョージアのエースが冷静に左足シュートをゴール右下隅へ流し込んだ。 ミスからいきなり出ばなを挫かれたポルトガルはすぐさま反撃体勢に。ただ、慣れないメンバー構成、布陣に加え、ブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シウバらゲームメーカー不在の影響が大きく、相手のコンパクトな守備をなかなか崩し切れない。 それでも、フェリックス、コンセイソンの2シャドー、ペドロ・ネトといった個での打開を得意とするアタッカーの仕掛けで強引に崩しを試みる。16分のC・ロナウドの強烈な直接FKを皮切りに、パリーニャのミドルシュートとチャンスを窺う。 前半終盤にかけてはポルトガルがボール保持率をさらに高めていくが、ジョージアのメリハリの利いた守備を前に“持たされている”印象は否めなく、前述のアタッカー陣の個人技以外で攻め手を見いだせぬまま、消化不良の形で前半を終えた。 迎えた後半、パリーニャに代えてルベン・ネヴェスをハーフタイム明けに投入したポルトガルが攻勢を仕掛けたが、先にゴールを奪ったのはジョージアだった。 ボックス内でロホシュヴィリがDFアントニオ・シウバと交錯すると、オンフィールド・レビューの結果、PKが与えられる。これをキッカーのミカウタゼが冷静に右隅へ蹴り込み、57分の追加点とした。 決勝トーナメントでの戦いに向けてこのままでは終われないポルトガルは66分、C・ロナウドと2失点に絡んだアントニオ・シウバを下げてゴンサロ・ラモス、セメドを投入。さらに、75分にはペドロ・ネト、ジョアン・ネヴェスを下げてジョタ、マテウス・ヌネスの投入で攻撃の活性化を図るが、流れを引き寄せることはできない。 一方、3点目のチャンスで仕留め切れずも前半同様にソリッドな守備でポルトガルに見せ場を作らせないジョージアは、試合終盤に入って守備的なカードを切りながら逃げ切り態勢に入る。最終盤には一矢報いたい首位チームの攻勢に晒されたが、GKママルダシュヴィリの再三のビッグセーブで凌ぎ切り、2-0の完勝。 この結果、同時刻開催の試合でのトルコ代表の勝利によって2位通過は逃したジョージアだったが、優勝候補ポルトガル撃破によって本大会初出場での決勝トーナメント進出を決めた。 ジョージア代表 2-0 ポルトガル代表 【ジョージア】 クヴィチャ・クワラツヘリア(前2) ジョルジュ・ミカウタゼ(後12[PK]) 2024.06.27 05:59 Thu
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ベンフィカがポルトガル代表MFジョアン・ネヴェス(19)の引き留めに苦心しているようだ。ポルトガル『A Bola』が報じた。 ベンフィカの下部組織出身で、2022年12月にファーストチームデビューを飾ったボランチを主戦場とする万能型MFのネヴェス。そのままロジャー・シュミット監督の信頼を掴んだ昨シーズンはプリメイラ・リーガ制覇に貢献し、今シーズンは中心選手として公式戦55試合を戦った。 2023年10月にはポルトガルA代表デビューを果たし、まもなく開幕のユーロ2024メンバーにも選出。そんな19歳の逸材には多くのビッグクラブが目を向けている。 すでにイングランドの2クラブは獲得に動いているようで、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが6000万ユーロ(約101億6000万円)での獲得の意向を示しているとのこと。しかし、ベンフィカとネヴェスの契約には1億2000万ユーロ(約202億9000万円)の契約解除条項が存在し、ここ数年でメガクラブに売却した若き逸材同様に、その条項を下回る交渉は受け付けないベンフィカは、前述のオファーを拒否したという。 ネヴェスの残留を望むと同時に、契約解除金を1億5000万ユーロ(約253億6000万円)まで引き上げたいベンフィカは、年俸の増額を伴う新契約締結に動いていた模様。ただ、こちらは合意に至っておらず、現時点では再交渉の可能性も低いようで、ネヴェスはその貢献度に見合わない年俸50万ユーロ(約8500万円)の状況が続く。 また、ベンフィカのルイ・マヌエル・セーザル・コスタ(ルイ・コスタ)会長は選手売却による資金調達の必要性を認めているものの、ビッグディールが期待されるポルトガル代表DFアントニオ・シウバ(20)は市場価値が予想より上がっていない模様。ネヴェスとは2028年6月まで契約を残すが、高年俸も得られるプレミアリーグへの挑戦を本人が望めば、一気に移籍へ傾く可能性もある。 そういった事情に加え、現状で契約解除条項を満額支払うクラブが現れないことを理解しているベンフィカは、諸々の状況を見守りつつ、契約解除条項以下の金額での売却を視野に入れるというスタンスを貫く形となりそうだ。 2024.06.09 13:50 Sun
ポルトガルサッカー連盟(FPF)は21日、ユーロ2024に臨むポルトガル代表メンバー26名を発表した。 ロベルト・マルティネス監督は、FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)、DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ)、FWベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)、DFペペ(ポルト)、MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)ら主軸を順当に招集した。 ポルトガルはキャンプを国内で行い、6月4日にフィンランド代表、同8日クロアチア代表、同11日にアイルランド代表とトレーニングマッチを実施する。 本大会ではグループFに入り、チェコ代表(6/18)、トルコ代表(6/22)、ジョージア代表(6/26)と対戦する。 今回発表されたポルトガル代表メンバーは以下の通り。 ◆ポルトガル代表メンバー26名 GK ジオゴ・コスタ(ポルト) ジョゼ・サ(ウォルバーハンプトン/イングランド) ルイ・パトリシオ(ローマ/イタリア) DF アントニオ・シウバ(ベンフィカ) ダニーロ・ペレイラ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジオゴ・ダロト(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ゴンサロ・イナシオ(スポルティングCP) ジョアン・カンセロ(バルセロナ/スペイン) ネウソン・セメド(ウォルバーハンプトン/イングランド) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン/フランス) ペペ(ポルト) ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/イングランド) MF ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ジョアン・ネヴェス(ベンフィカ) ジョアン・パリーニャ(フルアム/イングランド) オタビオ(アル・ナスル/サウジアラビア) ルベン・ネヴェス(アル・ヒラル/サウジアラビア) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/フランス) FW ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド) クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア) ジオゴ・ジョタ(リバプール/イングランド) フランシスコ・コンセイソン(ポルト) ゴンサロ・ラモス(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョアン・フェリックス(バルセロナ/スペイン) ペドロ・ネト(ウォルバーハンプトン/イングランド) ラファエル・レオン(ミラン/イタリア) 2024.05.21 22:05 Tue
欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…。 15日、スイスのスポーツ研究国際センター(CIES)サッカー観測所が、欧州5大リーグ以外でプレーする選手の中から、市場価値が最も高い10選手を発表した。 10人中6人を占めたのがプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)勢。またトップ3はいずれもポルトガル代表選手。若手の登竜門として名高いベンフィカ、スポルティングCP、ポルトは、市場価値が高い選手を生み出し続けているようだ。 一方で、欧州外から唯一ランクインしたのは、今夏のレアル・マドリー移籍が決定しているパウメイラスのブラジル代表FWエンドリッキ(17)。ポスト・ネイマールは4位に食い込んでいる。 1位 DFアントニオ・シウバ(20) 所属:ベンフィカ 市場価値:1億1400万ユーロ(約187億円) 代表チーム:ポルトガル代表 2位 MFジョアン・ネヴェス(19) 所属:ベンフィカ 市場価値:9500万ユーロ(約156億円) 代表チーム:ポルトガル代表 3位 DFゴンサロ・イナシオ(22) 所属:スポルティングCP 市場価値:8700万ユーロ(約143億円) 代表チーム:ポルトガル代表 4位 FWエンドリッキ(17) 所属:パウメイラス 市場価値:8000万ユーロ(約131億円) 代表チーム:ブラジル代表 5位 DFウスマーヌ・ディオマンデ(20) 所属:スポルティングCP 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:コートジボワール代表 6位 ヨレル・ハト(18) 所属:アヤックス 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 7位 アナトリー・トルビン 所属:ベンフィカ 市場価値:7200万ユーロ(約118億円) 代表チーム:ウクライナ代表 8位 GKジオゴ・コスタ(24) 所属:ポルト 市場価値:7100万ユーロ(約116億円) 代表チーム:ポルトガル代表 9位 FWブライアン・ブロビー(22) 所属:アヤックス 市場価値:6900万ユーロ(約113億円) 代表チーム:オランダ代表 10位 MFケネス・テイラー(21) 所属:アヤックス 市場価値:6600万ユーロ(約108億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 2024.03.22 14:35 Fri

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欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…やはり際立つポルトガル勢

欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…。 15日、スイスのスポーツ研究国際センター(CIES)サッカー観測所が、欧州5大リーグ以外でプレーする選手の中から、市場価値が最も高い10選手を発表した。 10人中6人を占めたのがプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)勢。またトップ3はいずれもポルトガル代表選手。若手の登竜門として名高いベンフィカ、スポルティングCP、ポルトは、市場価値が高い選手を生み出し続けているようだ。 一方で、欧州外から唯一ランクインしたのは、今夏のレアル・マドリー移籍が決定しているパウメイラスのブラジル代表FWエンドリッキ(17)。ポスト・ネイマールは4位に食い込んでいる。 1位 DFアントニオ・シウバ(20) 所属:ベンフィカ 市場価値:1億1400万ユーロ(約187億円) 代表チーム:ポルトガル代表 2位 MFジョアン・ネヴェス(19) 所属:ベンフィカ 市場価値:9500万ユーロ(約156億円) 代表チーム:ポルトガル代表 3位 DFゴンサロ・イナシオ(22) 所属:スポルティングCP 市場価値:8700万ユーロ(約143億円) 代表チーム:ポルトガル代表 4位 FWエンドリッキ(17) 所属:パウメイラス 市場価値:8000万ユーロ(約131億円) 代表チーム:ブラジル代表 5位 DFウスマーヌ・ディオマンデ(20) 所属:スポルティングCP 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:コートジボワール代表 6位 ヨレル・ハト(18) 所属:アヤックス 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 7位 アナトリー・トルビン 所属:ベンフィカ 市場価値:7200万ユーロ(約118億円) 代表チーム:ウクライナ代表 8位 GKジオゴ・コスタ(24) 所属:ポルト 市場価値:7100万ユーロ(約116億円) 代表チーム:ポルトガル代表 9位 FWブライアン・ブロビー(22) 所属:アヤックス 市場価値:6900万ユーロ(約113億円) 代表チーム:オランダ代表 10位 MFケネス・テイラー(21) 所属:アヤックス 市場価値:6600万ユーロ(約108億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 2024.03.22 14:35 Fri
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ビッグクラブ関心のジョアン・ネヴェスはステップアップを考慮…「来季については何も約束できない…」

ビッグクラブの関心を集めるベンフィカのポルトガル代表MFジョアン・ネヴェス(19)が、今夏の移籍の可能性を示唆している。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 2016年に国内屈指の名門ベンフィカの下部組織に加入したネヴェスは、174mcの守備的MF。ポルトガル代表世代別代表の常連であり、ベンフィカの下部組織でもそのポテンシャルを発揮していた逸材は、2022年12月末にファーストチームデビュー。以降はロジャー・シュミット監督の信頼を勝ち取り、クラブのプリメイラ・リーガ制覇に貢献した。 さらに、今シーズンは完全にレギュラーポジションを掴み、ここまでの公式戦35試合に出場し、2ゴール2アシストを記録。昨年10月のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦ではポルトガルのA代表デビューを飾っている。 サイズを含めフィジカル面では伸びしろを残すものの、卓越した戦術眼、パスセンスに加え、機動力、決断力によってボールを奪い切る、高い守備能力を有しており、将来を嘱望される万能型だ。その逸材に対してはマンチェスター・ユナイテッド、バイエルンを始め多くのビッグクラブがすでに強い関心を示している。 現行契約が2028年までで、契約解除条項は1億2000万ユーロ(約193億8000万円)に設定されており、移籍に向けてのハードルは低くないものの、選手自身は今夏のステップアップを除外していない。 15日に行われるトゥールーズとのヨーロッパリーグ・プレーオフ初戦に向けた公式経験に出席したネヴェスは、「すべての試合、すべてのトレーニングセッションでベストを尽くしたい」とベンフィカへの敬意を示した一方、来シーズン以降の残留に関して明言を避けている。 「来年もベンフィカに残る? 来シーズンについては何も約束できない」 「現時点での僕の願いはベンフィカに残ることだけど、その後はどうなるか、それは誰にも分からない」 2024.02.15 23:37 Thu
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40歳でCL最年長ゴールのペペや約4年ぶりに復帰のブラガFWブルマらポルトガル代表招集【ユーロ2024予選】

ポルトガルサッカー連盟(FPF)は10日、ユーロ2024予選に向けたポルトガル代表メンバー26名を発表した。 ロベルト・マルティネス監督は、10月のメンバーを中心に招集。40歳でチャンピオンズリーグ(CL)の最年長ゴールを決めたDFぺぺ(ポルト)が復帰。マンチェスター・シティのMFマテウス・ヌネスも復帰した。 また、ブラガでプレーするFWブルマが約4年ぶりとなる復帰を果たしている。 その他、FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)、FWジョアン・フェリックス(バルセロナ)、MFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)ら主軸も順当に招集を受けている。 ユーロ2024予選でグループJに入っているポルトガルは8連勝ですでに出場権を獲得。16日にアウェイでリヒテンシュタイン代表(0pt/6位)、19日にホームでアイスランド代表(10pt/4位)と対戦する。 今回発表されたポルトガル代表メンバーは以下の通り。 ◆ポルトガル代表メンバー26名 GK ジオゴ・コスタ(ポルト) ジョゼ・サ(ウォルバーハンプトン/イングランド) ルイ・パトリシオ(ローマ/イタリア) DF ジオゴ・ダロト(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ジョアン・カンセロ(バルセロナ/スペイン) ネウソン・セメド(ウォルバーハンプトン/イングランド) アントニオ・シウバ(ベンフィカ) ゴンサロ・イナシオ(スポルティングCP) ペペ(ポルト) ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/イングランド) トチ・ゴメス(ウォルバーハンプトン/イングランド) MF ジョアン・パリーニャ(フルアム/イングランド) ジョアン・ネヴェス(ベンフィカ) ルベン・ネヴェス(アル・ヒラル/サウジアラビア) ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) マテウス・ヌネス(マンチェスター・シティ/イングランド) オタビオ(アル・ナスル/サウジアラビア) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/フランス) FW ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド) ブルマ(ブラガ) ジオゴ・ジョタ(リバプール/イングランド) ジョアン・フェリックス(バルセロナ/スペイン) ラファエル・レオン(ミラン/イタリア) リカルド・オルタ(ブラガ) クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア) ゴンサロ・ラモス(パリ・サンジェルマン/フランス) 2023.11.10 22:50 Fri

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ベンフィカが昨季エールディビジ得点王を獲得! AZ菅原由勢の同僚

ベンフィカは1日、AZからギリシャ代表FWヴァンゲリス・パヴリディス(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年となる。 なお、移籍金に関しては2000万ユーロ(約34億7000万円)程度になったようだ。 母国のテッサロニキで生まれたパヴリディスは10代でドイツに渡り、ボーフムでプロキャリアをスタート。ドイツの地ではなかなか結果を残すことができず、2019年1月にヴィレムIIへレンタル加入。翌シーズンに完全移籍に移行すると、オランダの地でストライカーとしての才能を完全に開花させた。 2019–20シーズンからヴィレムIIで2シーズン連続リーグ戦2桁得点を記録し、2021-22シーズンにステップアップしたAZでも2季連続2桁得点を記録。さらに、昨シーズンはPSVのFWルーク・デ・ヨングと共に、29ゴールを挙げる圧巻の活躍をみせ、自身初のエールディビジ得点王に輝いた。 186cmの恵まれた体躯を活かした空中戦も得意とするセンターフォワードだが、その真価は柔らかな足元のテクニックを駆使したキープ力や個での打開力、両利きと評される優れたキック精度にあり、多彩なゴールパターンを持っている。 日本代表DF菅原由勢と共に今夏の移籍市場で多くのクラブの関心を集める中、その新天地はかつて同胞FWコンスタンティノス・ミトログルが活躍したポルトガル屈指の名門となった。 2024.07.02 16:20 Tue
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将来が宙に浮くフェリックス、ベンフィカ復帰の可能性浮上…保有権50%獲得目指しアトレティコと交渉中か

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パリ五輪世代のGKが玉突き移籍か? 鈴木彩艶がパルマ行きなら、小久保玲央ブライアンがシント=トロイデン移籍か

パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表。その守護神を争っている2人が玉突き人事になる可能性があるという。 それはベンフィカのGK小久保玲央ブライアン(23)とシント=トロイデンのGK鈴木彩艶(21)の2人。ベルギー『Voetbal Belgie』が伝えた。 ともにU-23日本代表でプレーし、パリ・オリンピック行きも期待されている中、移籍の噂がつきまとう。 すでに日本代表デビューも果たし、2024年1月のアジアカップでもプレーした鈴木は、2023年8月に浦和レッズからシント=トロイデンにレンタル移籍。当時はマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せるなど、高く評価されていた。 一方で、小久保は柏レイソルの下部組織から2019年1月にベンフィカのU19チームに加入。4年半も早く海外に出たが、ポジション柄出番が限られており、ファーストチームではデビューできていない。 しかし、その小久保はパリ・オリンピックの出場権を懸けて戦ったAFC U23アジアカップでハイパフォーマンスを見せており、日本代表入りも期待されるほどの実力を持つ。 そんな中、今夏の移籍市場では鈴木がセリエAに昇格したパルマからの関心を持たれている。 海外挑戦1年目でジュピラー・プロ・リーグで32試合に出場し正守護神に君臨。その才能にパルマが目をつけ、シント=トロイデンは1500万ユーロ(約26億円)の値札をつけているという。 『Voetbal Belgie』によれば、鈴木が移籍した場合の代役として小久保を狙っているとのこと。ベンフィカとの契約は残り1年だが、ウクライナ代表GKアナトリー・トルビンが正守護神として君臨しており、出番を掴むことは非常に難しい状況だ。 具体的な動きはまだないものの、小久保はクラブでの出番がそろそろほしいところ。パリ・オリンピックで評価を上げるという可能性もある中で、どういった動きが待っているだろうか。 2024.07.03 12:35 Wed
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マインツ退団バレイロがベンフィカ加入…シュミット監督好みのボックス・トゥ・ボックスMF

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ベンフィカを退団した元ポルトガル代表MFラファ・シウバ(31)の新天地がトルコに決定した。 ベシクタシュは25日、ラファ・シウバとの交渉開始を発表。また、クラブ公式SNSでは代理人と共にプライベートジェットでイスタンブールへ向かう同選手の機内での姿を写した写真も投稿されている。 今夏フリートランスファーで世界中のクラブからオファーが舞い込んでいたとされる元ポルトガル代表MFは、高額な契約金と共にベシクタシュと年俸600万ユーロ(約10億2000万円)の3年契約を結ぶことになるという。 ラファ・シウバは、フェイレンセ、ブラガへ移籍。ブラガを経て2016年9月にベンフィカへ完全移籍。卓越した技術と攻撃センスに優れる多才なアタッカーは、2列目を主戦場に在籍8年間で326試合94ゴール79アシストを記録。3度のプリメイラ・リーガ制覇など7つのタイトル獲得に貢献した。 また、2014年から2021年までプレーしたポルトガル代表では通算25試合に出場。2014年ブラジル・ワールドカップ、優勝を果たしたユーロ2016にも出場していた。 2024.06.26 07:30 Wed

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