PSGがリールに4発快勝で公式戦10連勝、CLリバプールとのビッグマッチへ弾み【リーグ・アン】

2025.03.02 07:01 Sun
Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)は1日、リーグ・アン第24節でリールをホームに迎え、4-1で快勝した。

前節リヨンを下してリーグ戦4連勝中の首位を快走するPSG(勝ち点59)は、4日後にチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でリバプールとの大一番を控える中、クワラツヘリアをベンチスタートとしたものの主力を起用した。

3日後にCLドルトムント戦を控える4位リール(勝ち点41)に対し、ゴンサロ・ラモス、デンベレ、バルコラの3トップとしたPSGが立ち上がりから攻勢に出ると6分に押し切る。デンベレのカットインからのコントロールシュートがGKを強襲すると、ルーズボールをバルコラが蹴り込んだ。
あっさり試合を動かしたPSGがハーフコートゲームとする中、16分にCKからベラウドのヘディングシュートで追加点に迫ると、21分にはジョアン・ネヴェスが決定的なシュートをボックス中央から放つも、GKシュヴァリエの好守に阻まれてしまう。

それでも1分後のCKから追加点。ショートコーナーの流れからドゥエのクロスをマルキーニョスがヘディングで合わせた。
さらに28分、ゴンサロ・ラモス、ジョアン・ネヴェスがボックス内で繋ぎ、最後はデンベレが蹴り込んだ。

止まらないPSGは37分に4点目。分厚い攻めの流れからボックス右角のドゥエがミドルシュートを叩き込んだ。

迎えた後半、ムバッペ弟のエタンを投入してきたリールに対し、PSGが試合をコントロール。

流し気味にプレーして時間を使う中、62分には4枚替え。クワラツヘリアや負傷明けで試運転中のザイール=エメリらを投入した。

終盤の80分、デイビッドに一矢報いられたPSGだったが、4-1で快勝。CLリバプール戦に弾みを付ける公式戦10連勝とした。

PSG 4-1 リール
【PSG】
ブラッドリー・バルコラ(前6)
マルキーニョス(前22)
ウスマーヌ・デンベレ(前28)
デジレ・ドゥエ(前37)
【リール】
ジョナサン・デイビッド(後35)

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34歳パストーレ現役引退へ「痛みに耐えられない」「楽しかったサッカーが罰に」

元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(34)がやはり現役引退へ。 淡いピンクのユニフォームを纏ったパレルモ時代に脚光を浴び、以後パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマでもプレーしたパストーレ。端正な顔立ちも人気を博した正真正銘のクラックだ。 しかし、そんな彼の現在地は「無所属」。昨夏カタール・スターズリーグのカタールSCを半年で退団後、どのクラブにも属しておらず、以前から問題を抱える股関節の状態が極めて良くないことを明かしている。 今回、アルゼンチン『La Nacion』の取材では、耐え難い股関節の痛み、そしてそれに伴う苦しみに苛まれてきたことを告白。どうやら心は現役引退で固まってるようだ。 「痛みに耐えられなかった…目覚めの瞬間に気分が悪くなり、自然と脳が僕に『もうサッカーを辞める時だ』と語りかけていた。けど、僕自身が受け入れられず、苦しむことを決めたんだ」 「サッカーを続けるためにできることは全て試してみた。けど、望む結果は何もない。練習とプレーは再開できたが、日々の生活は悪いまま。一度紅白戦をやってみたら、その後2日間ベッドで寝て過ごすことになったんだ…痛みでね」 「消耗しきった股関節に再び負荷をかける…有害みたいだ。痛みは以前にも増して大きくなり、サッカーが楽しみではなく、ただの罰になってしまったよ。子どもたちとボールを蹴ることさえままならない」 「今は左足の股関節に人工股関節を入れてある。すべてセラミックでね。毎朝リハビリに励み、なんとか生活は元通りだ。『普通の生活』がこんなにハッピーだなんてね」 「この数年間、常に現役引退の準備をしてきた。股関節が元気だったころ、僕はフットボーラーとしてなんだってできると信じていた…今日の僕はピッチに立つことを一切考えていない」 「ここからさらに回復して、もしランニングして良い気分を維持できたら…その時はもっともっと走りたくなるだろうね。それだけで満足だ」 “El Flaco(エル・フラコ=やせぽっち)”ハビエル・パストーレ。美しい出立ちとプレーの数々でファンを楽しませた男は、スパイクを脱ぐ。 2024.03.22 18:10 Fri

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