ベリンガムのドブレーテなどでマドリーがジローナとの首位攻防戦を快勝!【ラ・リーガ】

2024.02.11 04:30 Sun
Getty Images
ラ・リーガ第24節のレアル・マドリーvsジローナが10日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、4-0でマドリーが勝利した。

前節、アトレティコ・マドリーとのマドリード・ダービーを劇的被弾で痛恨のドローに終わった首位マドリー(勝ち点58)は、その試合のスタメンからブラヒム・ディアスとナチョに代えてヴィニシウスとチュアメニを起用。2トップにヴィニシウスとロドリゴを据え、トップ下にベリンガムを配置した[4-3-1-2]で試合に臨んだ。
一方、前節のソシエダ戦をゴールレスドローに終わった2位ジローナ(勝ち点56)は、その試合のスタメンから出場停止のY・エレーラとブリントに代えてドフビクとフアンペをスタメンで起用した。

首位攻防戦となる天王山は早い時間にスコアが動く。6分、マドリーは左サイドからカットインしたヴィニシウスがボックス左手前まで切り込み右足一閃。強烈なミドルシュートがゴール右隅に突き刺さった。

守勢を耐え切れずに先手を奪われたジローナは、ヤン・コウトとミゲル・グティエレスの両ウイングバックの攻撃参加を軸に徐々に徐々にポゼッションを高めるが、好機を作るには至らない。
すると、再びスコアを動かしたのはマドリー。35分、左サイドでボールを受けたヴィニシウスが右足アウトサイドで絶妙なスルーパスを供給すると、これに反応したベリンガムが飛び出したGKを冷静にかわし、無人のゴールへシュートを流し込んだ。

迎えた後半も先にスコアを動かしたのはマドリーだった。54分、左サイドからドリブルで仕掛けたヴィニシウスがボックス左深くから切り込みシュート。これはGKガッサニーガに弾かれたが、こぼれ球をベリンガムが押し込んだ。

3点差をつけたマドリーは57分、ベリンガムを下げてブラヒム・ディアスを投入。すると61分、中盤で後ろ向きでボールを持ったヤン・コウトにプレッシャーをかけたヴィニシウスがうまくボールを突っつくと、こぼれ球を回収したロドリゴがドリブルでボックス内まで切り込み、ゴール右にシュートを突き刺した。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。それでもマドリーは89分、ドリブルでボックス内まで切り込んだギュレルがヤン・コウトに倒されると、主審はPKを宣告。しかし、ホセルのPKは左ポストに弾かれた。

直後に試合のホイッスル。マドリーがジローナとの天王山を4-0で快勝した。

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