北朝鮮開催は未定? なでしこジャパンのパリ五輪予選で中立地開催の可能性…AFCから北朝鮮へ強く提案
2024.02.08 16:15 Thu
会場変更の可能性を語った佐々木則夫女子委員長
なでしこジャパンのパリ・オリンピックへ向けたアジア最終予選の会場が変更となる可能性が出てきた。
日本サッカー協会(JFA)は8日、パリ・オリンピックアジア最終予選の北朝鮮女子代表戦へ向けたなでしこジャパンのメンバー発表会見を実施した。
その際、佐々木則夫女子委員長が、24日に予定されているアウェイゲームについて言及。アジアサッカー連盟(AFC)から朝鮮民主主義人民共和国サッカー協会(DPRKFA)に対し、中立地での開催を“強く”提案していることを明らかにした。
当初は、平壌のキム・イルソンスタジアムでの開催が予定されていたが、「理由としてはDPRKFAとJFAの各種調整状況をAFCがモニタリングした結果、『両国の定期フライトがないこと』、『試合開催に向けての路地周りのオペレーションなど、競技運営の管理の観点からも不透明な点が多いこと』などを理由に、中立地域会場を提案する通達が、AFCからDPRKFAへ行われていた」と語った。
この旨が、AFCからJFAへ伝えられたのは2月の上旬で、具体的な代替地については、「AFCとDPRKFAの間で調整中のため、JFA側も決定を待っている」という。ただし、平壌の可能性も残っており、決定事項に関してはAFCからの連絡待ち。「情報の更新があり次第、追って報告をする」と述べた。
日本サッカー協会(JFA)は8日、パリ・オリンピックアジア最終予選の北朝鮮女子代表戦へ向けたなでしこジャパンのメンバー発表会見を実施した。
当初は、平壌のキム・イルソンスタジアムでの開催が予定されていたが、「理由としてはDPRKFAとJFAの各種調整状況をAFCがモニタリングした結果、『両国の定期フライトがないこと』、『試合開催に向けての路地周りのオペレーションなど、競技運営の管理の観点からも不透明な点が多いこと』などを理由に、中立地域会場を提案する通達が、AFCからDPRKFAへ行われていた」と語った。
この旨が、AFCからJFAへ伝えられたのは2月の上旬で、具体的な代替地については、「AFCとDPRKFAの間で調整中のため、JFA側も決定を待っている」という。ただし、平壌の可能性も残っており、決定事項に関してはAFCからの連絡待ち。「情報の更新があり次第、追って報告をする」と述べた。
なお、ホームゲームについては予定通り、28日に国立競技場で開催される。最終予選の結果は、ホーム&アウェイの2戦合計スコアで決定し、アウェイゴールは適用されない。2戦合計がタイスコアだった場合は、第2戦の会場で15分ハーフの延長戦が行われ、それでも決着がつかない場合は、PK戦で勝敗を決定する。
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アディダスがなでしこジャパン専用のアウェイユニフォーム発表! コンセプトは「サンライズ」、植木理子「今までの女子サッカー界では見ないようなデザイン」
アディダスは23日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で着用するなでしこジャパンのアウェイユニフォームを発表した。 今年7月にオーストラリア、ニュージーランドで開催される女子W杯。なでしこジャパンは、2011年のドイツ女子W杯の優勝から12年が経ち、再び世界の頂点を目指すこととなる。 今回のアウェイユニフォームは、史上初となる女子専用のデザインに。コンセプト、デザインともになでしこジャパンのために作られた。 コンセプトは「SUNRISE(サンライズ)」。“再び世界一へ”という決意を新たにする象徴として掲げられ、幻想的な朝の空模様をグラデーションで表現している。 紫、ピンク、白と朝焼けのようなグラデーションが前後に施され、ショーツとソックスは紫となっている。 このデザインは、日の出を見て湧き出るエネルギーのように、このユニフォームが選手のプレーを後押ししてくれるよう願いを込めて開発されたとのこと。W杯優勝から12年、“世界のなでしこ”が再び、満開の花を咲かせられるよう「咲き誇れ。」というメッセージを伝えている。 また女子専用のホームユニフォームも発売。デザインは男子と同じだが、襟の裏がピンク色になっている。また、シルエットが女性仕様のタイトなものとなり、胸の日本サッカー協会(JFA)のエンブレムの上には星が1つ。また、トレーニングウェアも新たに発表された。 アディダスは、アディダス『サッカー日本女子代表 アウェイユニフォーム』発表会を開催。MCに日向坂46の影山優佳さんを迎え、日テレ・東京ヴェルディべレーザの小林里歌子、植木理子、藤野あおばも登壇。また、なでしこジャパンの池田太監督、JFA女子委員長の佐々木則夫氏も登壇した。 新ユニフォームの印象について藤野は「凄く可愛らしいユニフォームで、なでしこジャパンの和気藹々とした雰囲気を感じられます。また、サンライズということで、気が引き締まるというか、2011年のW杯のように輝きをしっかり取り戻せるように頑張りたいと思います」とコメントした。 植木は「今までの女子サッカー界では見ないようなデザインで、珍しさがあり、これを着てプレーするのが楽しみですし、可愛さの中に強さがあることをピッチの上で表現したいです」とコメント。小林は「とても女性らしく、デザインの裏には新たなもう一度世界一にというコンセプトがあると思うと、気が引き締まりますし、より頑張ろうと思います」とW杯への意気込みも語った。 タイトなシルエット、短めのショーツについて植木は「男性サイズだとウエストと丈のバランスが合わない選手がいたりというのがありましたが、今回のシルエットに変わったことで、全選手が動きやすくプレーできると思います」とコメント。藤野は「よりタイトになったことで選手1人1人の特長に見合った動きやすさが得られると思うので、良い着心地です」、小林は「個人的に初めてで、着やすいです」と好感触を得ているようだ。 また、佐々木委員長は「なでしこジャパンがW杯で新たな挑戦に向かって、日の出のイメージの色合いのユニフォームはすごく素敵だなと思います」とし、「なでしこらしいですし、アウェイのユニフォームで、ブルーじゃなくてこのユニフォームでも勝負できるかなという気がします」とコメント。池田監督は「選手たちがこれを着てピッチで輝いて、喜んで、戦っている姿をイメージしましたが、本当にアウェイのユニフォーム、男子と同じバトンを受け継いだW杯の力強いユニフォームと、素晴らしい日の出、サンライズのコンセプトで女子サッカーが戦えるぞ、スポーツで盛り上げるぞという力強さを感じます」と語り、「トレーニングウェアを含めて引き締まります。戦うイメージが湧きました」とコメントした。 <span class="paragraph-title">【写真】なでしこ専用のアウェイユニ! 選手も着用しポーズ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/adidas20230323_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div> 写真=©️adidas is the official supplier of the Japan National Team 2023.03.23 12:20 Thu3
あれから12年…7月17日はなでしこジャパンが世界一に輝いた日、あと3日で女子W杯開幕
あれから12年。2011年7月17日、ドイツで行われていた女子ワールドカップ(W杯)の決勝が行われた。 そのカードは日本女子代表vsアメリカ女子代表。なでしこジャパンの名前が、世界を轟かせた日だ。 3日後の7月20日にオーストラリア&ニュージーランド女子W杯が開幕。なでしこジャパンも出場し、12年ぶりの世界一を目指して戦うことになる。 ギリギリまで決まらなかった国内での放送も、NHKがグループステージ3試合を放送することが決定。改めて、12年前の戦いを振り返る。 ドイツ女子W杯は日本にとっては6大会連続6度目の出場となった大会。ただ、アジア予選を兼ねた女子アジアカップでは3位に終わり、なんとか出場権を確保して臨んだ大会だった。 佐々木則夫監督(現:日本サッカー協会女子委員長)が率いたチームは、シード国としてグループBに入り、イングランド女子代表、メキシコ女子代表、ニュージーランド女子代表と同居。初戦のニュージーランド戦は、永里優季、宮間あやのゴールで2-1と勝利すると、続くメキシコ戦はレジェンド・澤穂希のハットトリック、大野忍のゴールで4-0と快勝。2連勝でグループステージ突破を早々に決めた中、第3戦はイングランド相手に2-0で完敗。それでも2位でグループステージを通過した。 ベスト8ではドイツ女子代表と対戦。日本は延長戦にもつれ込んだ中、現在はタレントとして活躍する丸山桂里奈のスピードを活かした値千金のゴールで勝利すると、準決勝では川澄奈穂美のロングシュートなどで4-1とスウェーデンに勝利する。 そして迎えた2011年7月17日。日本はアメリカを迎えたが立ち上がりから圧倒される展開に。それでも、ポゼッションして時間を使うことでペースを握ると、ゴールレスで前半を終えた。 アメリカの勢いを削いだ日本だったが、アメリカにカウンターを狙われると69分にアレックス・モーガンに先制ゴールを許す。 手痛い失点となったが、日本は諦めない。しっかりと戦い続けると、81分に宮間が値千金の技あり同点ゴールを記録。日本は耐えきって試合は延長戦へ。しかし、104分にアビー・ワンバックに決められ再びビハインドとなる。 残り15分、なでしこジャパンは諦めずに戦うと、117分に宮間のFKからのクロスを澤が合わせて再び同点。日本はその後に岩清水梓が退場するも、2-2のままPK戦へともつれ込んだ。 PKでは海堀あゆみが2本をセーブするなd、3本を終えて2-0と日本がリード。4人目はアメリカが成功したが、今大会にも出場する熊谷紗希が豪快に蹴り込み勝利。なでしこジャパンが初優勝を果たした。 『FIFA+』ではこの試合のハイライトが視聴可能。さらに、選手たちが当時を振り返るドキュメンタリーも公開されている。 当時の守護神だった海堀はPK戦を振り返り「その時だけは本当に心の中でもう絶対決めてくれと思っていた」と熊谷の最後のシュートで祈っていたとコメント。「たぶんこれ止められたらもう止める自信がなかったので、そこだけはすごく願っていて」と、すでに2本PKをセーブしていた中、熊谷の成功を強く願っていたと明かした。 2011年の大会前には、東日本大震災で甚大な被害を受けた日本。そこに光が差す、偉業達成となった。当時、優勝を決めるPKを蹴った熊谷はキャプテンとして4度目のW杯に挑戦。あれから12年後に再びトロフィーを掲げることはできるのか。なでしこジャパンの初戦は、22日のザンビア女子代表戦となる。 <span class="paragraph-title">【動画】あれから12年…なでしこが世界一に輝いた瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <a href="https://www.plus.fifa.com/en/content/nadeshiko/25917e78-2ab1-4fa0-b4c1-e1e073f3c7ba?gl=au" target="_blank">【FIFA+】なでしこジャパンの面々が、2011年のW杯優勝を振り返る▶︎</a> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CtHLh8mPADE/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/CtHLh8mPADE/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/CtHLh8mPADE/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">FIFA Women's World Cup(@fifawomensworldcup)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.07.17 19:45 Mon北朝鮮代表の人気記事ランキング
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日本はオーストラリアやサウジアラビアとグループCで同居! 韓国は中東だらけのグループに…アジア最終予選組み合わせ決定【2026年北中米W杯】
アジアサッカー連盟(AFC)は27日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選(最終予選)の組み合わせ抽選会を行った。 アジアには「8.5枠」の出場権が与えられている北中米W杯。最終予選でもある3次予選では、6チームが3グループに分かれ、上位2カ国、合計6カ国が出場権を獲得する。 敗れた6カ国は4次予選に進み、3カ国ずつ2つのグループに分かれ、各グループの1位が出場権を獲得。5次予選では2位同士が戦い、勝者が大陸間プレーオフで残りの「0.5枠」を争うこととなる。 抽選会には昨シーズン限りで現役を引退した元日本代表FW岡崎慎司と、イラン代表として活躍し、ハンブルガーSVなどで活躍したメフディ・マハダビキア氏がドロワーを務めた。 ポット6からの抽選となった中、ポット1に入った日本は岡崎が引いた中で最後まで残り、グループCに入ることが決定。オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同居した。 一方で、韓国は厳しい戦いが待っていると予想されるグループBに。イラク、ヨルダン、オマーン、パレスチナ、クウェートと4カ国が中東という状況となった。 またアジア王者のカタールは、イラン、ウズベキスタン、UAE、キルギス、北朝鮮と対戦する。 最終予選は9月から2025年6月まで開催される。抽選結果は以下の通り。 【グループA】 イラン カタール ウズベキスタン UAE キルギス 北朝鮮 【グループB】 韓国 イラク ヨルダン オマーン パレスチナ クウェート 【グループC】 日本 オーストラリア サウジアラビア バーレーン 中国 インドネシア 2024.06.27 16:40 Thu2
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日本代表の森保一監督が、久々の招集となった3選手について言及した。 14日、日本サッカー協会(JFA)は2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮代表戦に臨む日本代表メンバー26名を発表した。 予選2連勝の日本は、ホームとアウェイで北朝鮮との連戦を戦う中、アジアカップ2023のメンバーを中心に招集。その中で、DF長友佑都(FC東京)が電撃復帰を果たして話題となっている。 その他にも、FW小川航基(NECナイメヘン)、MF相馬勇紀(カーザ・ピア)、DF橋岡大樹(ルートン・タウン)と復帰組がいる状況。森保監督は3選手に関して、招集を決めた理由を語った。 「久しぶりの招集になった選手たちですが、チームの活動を見て、選手たちが見せてくれているパフォーマンス、結果をもとに招集しました」 「相馬勇紀に関しては、このところ出場時間という点では少なくなっていますが、チームとして戦う上で、彼が持っているユーティリティ性は代表レベルの力を持っている選手の中でもチームにとって必要だということで招集させてもらいました」 「直近の試合ではゴールも決めていますし、彼の個の局面でバトルを制していきながら、ゲームに勝っていきながら攻撃につなげていくところ。W杯でのコスタリカ戦で、国と国との戦いの厳しさを知っている選手なので、今回の北朝鮮戦は非常に厳しくなる中で、個々の戦い、チームの戦いには必要だと思って招集させてもらいました」 「小川航基に関しては、まさに点を取っているという結果が彼を招集することになりました。点を取るだけでなく、チームとして守備にハードワークしながら点を取るというところ、個々の役割の中で結果を出すということで、チームとして組織的に戦うという部分でも非常に良いパフォーマンスを見せているので招集させてもらいました」 「橋岡に関しては、世界最高峰のリーグと言っても過言ではないプレミアリーグで今しっかりチームの中で評価され、プレーする時間を与えてもらっている。その中で、局面局面の戦いでは、数試合ですけど成長している。できることを見させてくれているので、招集させてもらいました」 「今は左のセンターバックをやる機会が多いですが、右も左もできる、局面で相手に勝って攻撃に繋げるということを見せてくれているので、今回の代表活動でも今やっていることを見せて貰えればと思います」 今回はMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)やDF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)、MF旗手怜央(セルティック)らが負傷で招集できず、DF冨安健洋(アーセナル)も見送るなどし、ベストメンバーが揃わない中で、久々に復帰した選手たちがどんなプレーを見せるか注目だ。 2024.03.14 19:25 Thu3
「予選なので勝たなければいけない」冨安健洋不在の中で期待も懸かる谷口彰悟、大事な大一番へ「緊張感を持ってやる」
20日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選の北朝鮮代表戦に向け、DF谷口彰悟(アル・ラーヤン)が意気込みを語った。 21日に控える北朝鮮戦。国立競技場での戦いとなるが、2017年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権以来6年ぶりの対戦となる。 アジアカップ2023では優勝候補筆頭に挙げられながらもベスト8で敗退した日本。一方でW杯予選は2連勝スタートを切っており、ここで連勝を収めれば突破が決まることとなる。 谷口は19日のトレーニングから合流していた中、練習終わりには森保一監督と立ち話。「何気ない感じというか、アジアカップの話もしましたし、北朝鮮との2連戦に向けた準備について、チームとしてどう戦うかということを立ち話していました」と明かした。 また「僕が意見を言うというよりは、お互いの印象を確認しながらでした。戦術的というよりはチーム全体のことです」と、方向性やどう戦っていくかを話したという。 今回の日本代表では、DF冨安健洋(アーセナル)が不在。センターバック陣はアジアカップを経験した選手が名を連ねたが、谷口にかかるものも大きくなる。 「僕だけじゃなく、センターバックは良い選手が揃っていますし、1人1人がリーダーシップを取ってやれる選手たちなので、そういった選手たちと合わせながら、全体的に合わせていこうというのは、トミがいなくてもやっていけると思いますし、やっていかなければいけないと思います」 「そういう意味では、またチャンスをもらった選手がキチンとパフォーマンスを発揮するというのは良い競争を生むと思います。とにかく予選なので勝たなければいけないというところで、緊張感を持ってやりたいと思います」 全員で競争し、高め合っていくことが良いと語る谷口。その中では、百戦錬磨のDF長友佑都(FC東京)の復帰も心強いものになるだろう。 トレーニング中も声を出して盛り上げ役を買って出ていたが、長友の影響については「もちろん空気は変わると思います。長友さんのあのキャラクターがありますし、明るくもなります」と変化を感じているという。 「ただ、佑都さんもムードーメーカーとして呼ばれたわけではなく、キチンとしたパフォーマンスができるということで呼ばれていると思います。練習でもそういうところは随所に見られるので、僕らも学ばないといけないですし、世界で長く戦ってきた選手なので、学ぶところはたくさんあるなと再確認しています」 「そういう選手とまた戦えることは幸せです。予選の厳しさ、アジアの厳しさをチームに還元してくれると思います」 ベテランの力もさらに増す日本代表。北朝鮮戦は、21日(木)の19時20分から国立競技場でキックオフを迎える。 2024.03.20 22:02 Wed4
連覇目指したU-17日本女子代表、北朝鮮に屈して準優勝…2大会ぶり4度目【U-17女子アジアカップ】
19日、AFC U17女子アジアカップ決勝が行われ、U-17北朝鮮女子代表vsU-17日本女子代表の試合は、1-0で北朝鮮が勝利。2大会ぶり4度目の優勝を果たした。 グループAを首位で勝ち上がった北朝鮮と、グループBを首位で勝ち上がった日本の対戦。アジアではこの世代をリードする両国の決勝となった。 日本はこの試合も[4-2-3-1]のシステムを採用。GKに坂田湖琳、4バックは右から福島望愛、太田美月、牧口優花、鈴木温子と並び、ボランチに眞城美春と榊愛花、2列目はトップ下に平川陽菜、右に木下日菜子、左に古田麻子が入り、1トップに佐藤ももサロワンウエキが入った。 両者は2019年の前回大会でも決勝で対戦し、日本が2-1で勝利していた。 序盤から互いにペースを握っていきたい中、日本はポゼッションをして行こうとパスを繋ぎ、北朝鮮は素早く前にボールを送って機転を前に作っていく。 ディエルの激しさでは北朝鮮が一歩リード。セカンドボールの回収や前線からのプレスで日本を牽制。繋ぎたい日本は、プレスに屈してパスミスが多く目立ち、すぐにボールを相手に渡してしまう。 9分には北朝鮮がチャンス。ソ・リュギョンが左足でボックス外からミドルシュート。これが牧口の頭に当たってゴールへ飛ぶが、GK坂田がセーブする。 北朝鮮は前からぷれすをかけてハメに行く形を取り続けると、12分にはビッグチャンス。長い縦パスを入れると、ホ・ギョンがボックス内で受けて反転しシュートもGK坂田がセーブする。 日本は13分に眞城がファーストシュートを放つも、これは力なくGKがキャッチ。その逆襲で、北朝鮮はGKからのキック1本でゴールに迫るが、ボックス外に飛び出たGk坂田がクリアする。 北朝鮮がペースを握り続けた前半だったが、日本はGK坂田の好判断が続いてゴールを許さず。ただ、セカンドボールへの反応含め、北朝鮮が大きく上回っていく。 日本は徐々にリズムを掴むと、31分にビッグチャンス。右サイドでパスを持った福島のまた抜きパスをインナーラップした榊が受けてクロス。ボックス中央で平川がボールを収めるが、シュートはミートし切らずに決定機を逸してしまう。 ゴールレスで試合を折り返すと、日本は平川を下げて菊地花奈を投入。攻撃の流れを掴みに行くが、迎えた後半早々のプレーでスコアが動く。 46分、北朝鮮は日本のビルドアップを封じると、自陣から背後へロングボールを蹴り出す。これに対して、太田、牧口がお見合いのような形となり、GK坂田が前に出るのが遅れてしまうと、チェ・イルサンがボールを奪いにいきパス。これをジョン・イルチョンが無人のゴールに流し込み先制。今大会6ゴール目となった。 ペースを掴まれた中で先に失点してしまった日本。勢いに乗る北朝鮮は、後半も押し込み続けていき、何度も日本にシュートを浴びせていく。 日本は選手を入れ替えてなんとか追いつきにいくが、それでも北朝鮮の勢いは止められず。結局最後まで北朝鮮のゴールを打ち破れずにタイムアップ。北朝鮮が2大会ぶり4度目の優勝を無失点で達成した。 日本は悔しい敗戦で準優勝に終わった。なお、3位決定戦ではU-17中国代表とU-17韓国代表が対戦し、1-2で韓国が勝利。U-17女子ワールドカップの切符を掴んだ。 U-17北朝鮮女子代表 1-0 U-17日本女子代表 【得点者】 0-1:46分 ジョン・イルチョン(北朝鮮) 【出場メンバー】 GK 18.坂田湖琳(開志学園JAPANサッカーカレッジ高校) DF 3.牧口優花(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 4.太田美月(大商学園高校) →86分 17.朝生珠実(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 6.鈴木温子(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 16.福島望愛(JFAアカデミー福島) MF 5.榊愛花(JFAアカデミー福島) 8.木下日菜子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 10.古田麻子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) →86分 11.根津里莉日(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18) 14.眞城美春(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 22.平川陽菜(三菱重工浦和レッズレディースユース) →46分 7.菊地花奈(マイナビ仙台レディースユース) FW 9.佐藤ももサロワンウエキ(大商学園高校) →58分 12.津田愛乃音(マイナビ仙台レディースユース) 2024.05.19 22:35 Sun5