「数段上の相手」ハイパフォーマンス続く毎熊晟矢がイランを警戒、同サイドの伊東純也の離脱には「僕たちは100%味方」

日本代表のDF毎熊晟矢(セレッソ大阪)が、イラン代表戦に向けて意気込みを語った。日本は3日、アジアカップ2023準決勝のイラン代表戦を控えている。前回大会は準決勝で対戦し、0-3で勝利。アジアではFIFAランキングで日本に次ぐ2位に位置している。2日の練習後のメディア取材に応じた毎熊。インドネシア代表戦、バーレーン代表戦と連続で先発出場。はいパフォーマンスを見せて評価も鰻登りだ。
中2日での試合となるが「準備は試合が終わってからできることをやっています」と調整しているとのこと。「僕が今までやって来た相手よりは数段上の相手だと思いますし、個々のクオリティも高いと思うので、その相手にどこまでやれるかが大事だなと思います」とイランを警戒した。

今大会初の中2日となるが「やれることはやっていますし、2日目ですけどだいぶ回復してきているので、明日は万全のコンディションでやれるかなと思います」とコメント。先発についても「大丈夫です」と問題なくプレーできると意気込んだ。イランについては「映像を見て、今までの相手よりも攻守の切り替えやインテンシティが高いなと感じました」と語り、「左のサイドバックは経験ある選手で、サイドハーフは勢いがある選手という印象を受けています」と、自身が対峙することになる相手について言及。「サイドハーフの選手に関しては常にゴールを狙っていて、ボールを持っても仕事ができる選手だなと感じています」と、MFメフディ・ガエディ(18番)を警戒した。

この2試合は攻撃面の特徴を出せていた毎熊だが、イラン相手では守備面も問われることに。「個人だけでなく、周りの選手含めてチームで守ることが大事だと思います」と守り方に言及。「個人の勝負になる場面も増えていくかなと思うので、より今までは自分の攻撃の特徴を出していましたけど、守備でもしっかりやれるというところを出せればと思います」と、守備面でも貢献したいとした。

その毎熊晟矢だが、同サイドで縦関係のコンビを組んでいた伊東純也(スタッド・ランス)が、週刊誌の報道の影響で離脱することが決定した。

毎熊は「詳しいことは分からないですし、言えない立場ですけど、純也くんに関して僕たちは100%味方であるとは強く言えますし、純也くんに対しても僕たちが勝つことで少しでもプラスになるならば、戦いたいということは個人的にありますし、チームとして味方であることは変わらないです」と思いを吐露。伊東のためにもタイトルを獲りたいと意気込んだ。