バングーナガンデ佳史扶
Kashif BANGNAGANDEポジション | DF |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 2001年09月24日(23歳) |
利き足 | |
身長 | 176cm |
体重 | 74kg |
ニュース | 人気記事 | クラブ |
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松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み
今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon2
ディエゴ・オリヴェイラの2試合連続弾! FC東京が京都に競り勝ち2連勝【明治安田J1第11節】
3日、明治安田J1リーグ第11節のFC東京vs京都サンガF.C.が味の素スタジアムで行われ、ホームのFC東京が2-1で勝利した。 仲川輝人や白井康介の活躍もあり、前節のアルビレックス新潟戦を3-1の快勝とした8位FC東京。上位浮上に向け2連勝を目指す。ピーター・クラモフスキー監督は新潟戦で今シーズン初ゴールを決めたディエゴ・オリヴェイラをスタメンに加え、最終ラインでは森重真人と土肥幹太がセンターバックコンビを組んだ。 対する17位京都は前節、原大智がCKから決めた1点を守り抜き、昨シーズン王者のヴィッセル神戸に勝利。7試合ぶりの白星を手にした。こちらも2連勝が懸かる中、チョウ・キジェ監督はメンバー変更なしで今節に臨んでいる。 立ち上がりから先制に成功したのはFC東京。4分、ディエゴ・オリヴェイラが最前線でタメを作ると、右サイドを抜け出した安斎颯馬がグラウンダーのクロス。ファーまでボールが流れるとバングーナガンデ佳史扶が走り込み、左足で決めた。 追いかける形となった京都は15分に決定機を迎える。左サイドを豊川雄太が抜け出すと、シュートのこぼれ球に反応したのは原。GK波多野豪が飛び出しているゴールに頭で押し込もうとしたが、わずかに左へ外してしまった。 21分、FC東京がまたもネットを揺らす。俵積田晃太が左サイドから仕掛けてカットインすると、クロスに合わせたのはディエゴ・オリヴェイラ。叩きつけたヘディングシュートをゴール左に決め、リードを2点に広げた。 FC東京は攻撃の手を緩めず、32分にはショートカウンターから仲川輝人がドリブルで中央突破。ボックス内まで到達すると左足を振ったが、相手DFのスライディングブロックに遭う。 前半のうちに1点は返しておきたい京都だったが、前半アディショナルタイム直前の福田心之助の思い切りの良いシュートはゴール左へ。ホームチームの2点リードで試合を折り返した。 両指揮官共に交代カードを切って後半へ。FC東京は土肥を下げて岡哲平を投入とCBを入れ替え。京都は武田将平と松田佳大をピッチに送り出し、佐藤響を左ウイングから左サイドバックに下げるなど複数の選手の立ち位置を変えた。 膠着状態が続く中、攻勢をかけたいチョウ・キジェ監督はさらに交代カードを2枚切る。豊川と松田天馬に代えて一美和成と平賀大空を起用。それに応じてクラモフスキー監督も原川力とジャジャ・シルバを投入する。 75分にはFC東京に追加点のチャンス。押し込んだ流れからクリアボールに反応した高宇洋がシュートに持ち込むと、直後のCKから安斎にシュートチャンス。左ポケットから狙ったが、惜しくもゴール左に外れた。 一方、決め手に欠く京都だったが、79分に左CKから反撃。途中出場の平賀がニアで合わせ、1点差に詰め寄った。 さらに83分、左CKから今度は平戸が直接ゴールを狙ったが、ここはGK波多野がしっかりと弾き出す。もう一度突き放したいFC東京は、途中出場の長友佑都と野澤零温で決定機を創出。長友のスルーパスから野澤が最終ラインの裏へ抜け出し、GKとの一対一を迎えたが、決めきることはできなかった。 6分の後半アディショナルタイムを迎えると、原の右クロスから森重のハンドが取られ、京都が土壇場でPKを獲得。かに思われたが、VARとOFRによるチェックの結果、手が身体についていたと判断され、PKは取り消しとなった。 ヒヤッとしたFC東京だったが、その後も同点弾は許さず2-1で試合終了。ディエゴ・オリヴェイラの2試合連続ゴールが決勝点となり、2連勝を飾った。 FC東京 2-1 京都サンガF.C. 【FC東京】 バングーナガンデ佳史扶(前4) ディエゴ・オリヴェイラ(前21) 【京都】 平賀大空(後34) <span class="paragraph-title">【動画】ヘディングで叩き込んだディエゴ・オリヴェイラの決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第11節<br> FC東京vs京都<br> 2-0<br> 21分<br> ディエゴ オリヴェイラ(FC東京)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/qEYgi4srHz">pic.twitter.com/qEYgi4srHz</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1786306582898475118?ref_src=twsrc%5Etfw">May 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.03 18:53 Fri3
U-17日本代表、チェコ遠征メンバーを発表 初招集は4名
▽日本サッカー協会は(JFA)は9日、チェコ遠征に臨むU-17同国代表メンバー20名を発表した。 ▽メンバーリストを見ると、初招集はツエーゲン金沢U-18GK上田樹、FC東京U-18DFバングーナガンデ佳史扶、大宮アルディージャユースMF髙田颯也、サガン鳥栖U-18MF松岡大起の4名。 ▽U-17日本代表は第25回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメントに出場。U-17ウクライナ代表(21日)、U-17スロバキア代表(22日)、U-17 ハンガリー代表(24日)とグループステージで対戦する。 GK 上田樹(ツエーゲン金沢U18) 鈴木彩艶(浦和レッズユース) DF 中村拓海(東福岡高) 木村誠二(FC東京U-18) バングーナガンデ佳史扶(FC東京U-18) 馬場晴也(東京ヴェルディユース) 畑大雅(市立船橋高) 鷲見星河(名古屋グランパスU-18) MF 井上樹(ヴァンフォーレ甲府U-18) 松岡大起(サガン鳥栖U-18) 小田裕太郎(ヴィッセル神戸U-18) 髙田颯也(大宮アルディージャユース) 松本凪生(セレッソ大阪U-18) 山本理仁(東京ヴェルディユース) 津久井匠海(横浜F・マリノスユース) FW 櫻川ソロモン(ジェフユナイテッド千葉U-18) 山崎稜介(清水エスパルスユース) 栗原イブラヒムジュニア(三菱養和SCユース) 染野唯月(尚志高) 松橋優安(東京ヴェルディユース) 2018.08.09 19:02 Thu4
第二次森保ジャパンの初陣メンバーに中村敬斗ら新顔4選手! 一方でキャプテン吉田麻也らが選外に《キリンチャレンジカップ2023》
日本サッカー協会(JFA)は15日、今月の代表ウィークに向けた日本代表メンバー26名を発表した。 先のカタール・ワールドカップ(W杯)をベスト16の成績で飾り、森保一監督の続投も決まった日本。第二次森保ジャパンの初陣となる3月シリーズではウルグアイ代表、コロンビア代表の南米勢をいずれも国内に迎え撃ち、キリンチャレンジカップ2023と冠したフレンドリーマッチとして戦う。 2026年の北中米W杯に向かう第一歩ということで、世代交代に新戦力の発掘など、新たな風を吹き込むようなトピックも期待された招集メンバーだが、カタール大会から16名が引き続きの選出に。そのなか、角田涼太朗、バングーナガンデ佳史扶、半田陸、中村敬斗の新顔がリスト入りした。 また、6選手が復帰組に。一方で、キャプテンの吉田麻也や10番の南野拓実、長友佑都のほか、セルティックで結果を出す旗手怜央や古橋亨梧らもメンバー外となった。 GK シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/ベルギー) 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(ガンバ大阪) DF 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 冨安健洋(アーセナル/イングランド) 伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ) 橋岡大樹(シント=トロイデン/ベルギー) 角田涼太朗(横浜F・マリノス) 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス) 菅原由勢(AZ/オランダ) バングーナガンデ佳史扶(FC東京) 半田陸(ガンバ大阪) MF/FW 遠藤航(シュツットガルト/ドイツ) 伊東純也(スタッド・ランス/フランス) 浅野拓磨(ボーフム/ドイツ) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 鎌田大地(フランクフルト/ドイツ) 西村拓真(横浜F・マリノス) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 前田大然(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 上田綺世(セルクル・ブルージュ/ベルギー) 田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ) 町野修斗(湘南ベルマーレ) 中村敬斗(LASKリンツ/オーストリア) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) <span class="paragraph-title">【画像】森保ジャパンのリスタートメンバーが決定!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/SAMURAIBLUE?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SAMURAIBLUE</a> <br> メンバー発表<br> <br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#キリンチャレンジカップ</a> 2023<br>3.24(金) 19:30<br>ウルグアイ<br>国立競技場<br><br>3.28(火)19:20<br>コロンビア<br>ヨドコウ桜スタジアム<br><br> <a href="https://t.co/2Rrrwh3SqU">https://t.co/2Rrrwh3SqU</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%81%AE%E6%97%A5?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#キリチャレの日</a><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://t.co/oNwCj4AqJe">pic.twitter.com/oNwCj4AqJe</a></p>— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) <a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue/status/1635870091039612931?ref_src=twsrc%5Etfw">March 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.15 14:13 Wed5
2026年北中米W杯を本気で狙う! U-22代表期待の大学生FWが見据える「三笘ロード」/佐藤恵允(明治大学)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.10】
2024年パリ五輪まであと1年あまり。新型コロナウイルス感染拡大で1年延期となった東京五輪とは違い、日本代表の強化期間は3年しかない。 2021年12月の大岩剛監督就任後、2022年6月のAFC U-23アジアカップ(ウズベキスタン)や同年9・11月、2023年3月の3度の欧州遠征などに赴いて強化を続けているが、フルメンバーのA代表を経験したのはバングーナガンデ佳史扶(FC東京)と半田陸(G大阪)くらいだ。 攻撃陣の方は2022年カタールW杯の主力だった伊東純也(スタッド・ランス)、鎌田大地(フランクフルト)、三笘薫(ブライトン)、堂安律(フライブルク)ら欧州組がひしめいており、若手アタッカー陣にとっては非常に高い壁というしかない。 とはいえ、本当の勝負は3年後。現時点でA代表経験がなかったとしても、突き抜けてくる人材がいないとも限らない。我々の全く予期せぬ人材が頭角を現すかもしれない。98年フランス大会一世を風靡した中田英寿、2002年日韓大会で2ゴールをマークした稲本潤一(南葛SC)、2010年南アフリカ大会で世界の度肝を抜いた本田圭佑といった過去のスターたちも、W杯3年前の時点では数多くいる候補の1人でしかなかったのだ。 今やトップスターに上り詰めた三笘にしても、3年前の2019年は筑波大学の学生だった。川崎フロンターレでプロキャリアをスタートさせたのは2020年。最初は体力面や守備力の課題に直面し、先発で使ってもらえないことが多かった。A代表デビューは東京五輪後の2021年11月のオマーン戦(マスカット)。それからわずか1年あまりで日本のエースに躍り出たのだから、凄まじい成長曲線には驚かされるばかりだ。 その「三笘ロード」を歩もうとパリ世代の面々も虎視眈々と狙っているに違いない。 候補者筆頭と目される1人が、目下、明治大学4年の佐藤恵允(けいん)だろう。大学2年だった2021年11月にU-22日本代表の1人として1月のAFC U-23アジアカップ予選(福島)に参戦してから、彼はコンスタントに日の丸を背負ってきた。大岩監督就任後も昨年のウズベキスタン、9月の欧州遠征に参戦。今年3月のU-22ドイツ・ベルギー2連戦にはいずれも出場し、2戦連発という離れ業をやってのけたのだ。 そして4月23〜26日にかけて行われたU-22代表候補合宿にも参加。今回は新顔18人を加えた28人での活動となったが、実績面で頭抜けている佐藤の存在感は圧倒的で、最終日の11対11の紅白戦でもゴール。常連メンバーの意地とプライドを見せつけた。 「僕はこれまで代表にコンスタントに選ばせていただいている身。今まで積み重ねてきたシームレス(な攻守の連動)だったり、インテンシティってところを自分が示していかないといけない。それに攻撃の選手なんで、得点に絡む仕事をしないと生き残っていけない。そこはもっと磨いていきたいです」と本人は強調していたが、最後まで高い意識を見せつける形になった。 コロンビア人の父、日本人の母を持つ佐藤は2001年7月生まれ。東京都世田谷区出身で、実践学園高校から2020年に明治大学に進んだ。明治では入学当初は試合に出られず、苦い思いも味わったというが、栗田大輔監督から口を酸っぱくして言われた「人間性の部分」を大事にしながら、ここまで這い上がってきたという。 「自分の中で大学に入ってからテーマにしていたのは『素直な気持ち』と『謙虚さ』。あとは『気を使える選手』になりたいと思って、ここまで努力してきました」 「まずは人の意見を聞いて、それが自分にとって必要なのかどうかを考え、噛み砕いて落とし込んでいく。その作業が大切だとすごく感じたし、それを繰り返してきました」 「1つの例が守備。明治に入った頃は守備が全然ダメだと言われて悩んだんですけど、今では自分の特徴になっている。大岩監督も前線からチームを助ける泥臭い守備と対人の強さが評価されて、ここに呼んでもらっていると思います」と佐藤は大学生らしい冷静かつ客観的な分析力で自己評価をしてみせた。 こういった表現力の高さは三笘に通じる部分がある。サイドアタッカーでドリブル突破が武器という共通点もあるため、「ネクスト三笘」という呼び声も高い。 「三笘さんは同じ大学経由の選手というのもありますし、ポジションも同じ。1対1の仕掛けとか相手との駆け引きが非常にうまいんで、すごく参考になります。自分は1年後のパリ五輪に行って、2026年北中米W杯に出るのが目標ですけど、そのためには三笘さんを超えないといけない。そうなるような日々の積み重ねをしていかないといけないと思っています」と彼は語気を強めていた。 壮大な夢を現実にするためにも、明治大学からどういうルートを歩むかが肝心。彼のところには数多くのJクラブからオファーが殺到しているが、本人は「プロ1年目で活躍できる環境」というのを第一に選択していくつもりだ。 確かに今のA代表の軸を担う伊東、守田英正(スポルティング・リスボン)、三笘ら大卒選手たちはプロ1年目から圧倒的なインパクトを残していた。そういう人材でなければW杯に行けないということだ。 賢い佐藤は厳しい現実をよく分かっているはず。まずは最適な進路を選択し、U-22代表での地位を固めていくことが肝心である。ここからの飛躍が大いに楽しみだ。 2023.04.27 18:30 Thuバングーナガンデ佳史扶の移籍履歴
移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
2020年2月1日 | FC東京 | 完全移籍 |
バングーナガンデ佳史扶の今季成績
明治安田J1リーグ | 17 | 1463’ | 2 | 3 | 0 |
YBCルヴァンカップ 2024 | 0 | 0’ | 0 | 0 | 0 |
合計 | 17 | 1463’ | 2 | 3 | 0 |
バングーナガンデ佳史扶の出場試合
明治安田J1リーグ |
第1節 | 2024年2月24日 | vs | セレッソ大阪 | 82′ | 0 | ||||
A 2 - 2 |
第2節 | 2024年3月2日 | vs | サンフレッチェ広島 | 90′ | 0 | ||||
H 1 - 1 |
第3節 | 2024年3月9日 | vs | ヴィッセル神戸 | 90′ | 0 | ||||
H 1 - 2 |
第4節 | 2024年3月16日 | vs | アビスパ福岡 | 90′ | 1 | ||||
A 1 - 3 |
第5節 | 2024年3月30日 | vs | 川崎フロンターレ | 90′ | 0 | ||||
A 3 - 0 |
第6節 | 2024年4月3日 | vs | 浦和レッズ | 90′ | 0 | ||||
H 2 - 1 |
第7節 | 2024年4月7日 | vs | 鹿島アントラーズ | 90′ | 0 | ||||
H 2 - 0 |
第8節 | 2024年4月13日 | vs | 東京ヴェルディ | 73′ | 0 | ||||
A 2 - 2 |
第9節 | 2024年4月21日 | vs | FC町田ゼルビア | 88′ | 0 | ||||
H 1 - 2 |
第10節 | 2024年4月27日 | vs | アルビレックス新潟 | 81′ | 0 | ||||
A 1 - 3 |
第11節 | 2024年5月3日 | vs | 京都サンガF.C. | 90′ | 1 | ||||
H 2 - 1 |
第12節 | 2024年5月6日 | vs | 北海道コンサドーレ札幌 | 71′ | 0 | ||||
A 1 - 2 |
第13節 | 2024年5月11日 | vs | 柏レイソル | 90′ | 0 | ||||
H 3 - 3 |
第14節 | 2024年5月15日 | vs | 名古屋グランパス | 90′ | 0 | 23′ | |||
A 3 - 1 |
第15節 | 2024年5月19日 | vs | 横浜F・マリノス | 90′ | 0 | 18′ | |||
H 1 - 1 |
第16節 | 2024年5月26日 | vs | ガンバ大阪 | 78′ | 0 | 59′ | |||
H 0 - 1 |
第17節 | 2024年5月31日 | vs | サガン鳥栖 | 90′ | 0 | ||||
A 0 - 1 |
第18節 | 2024年6月16日 | vs | ジュビロ磐田 | メンバー外 | ||
H 1 - 1 |
第19節 | 2024年6月22日 | vs | 湘南ベルマーレ | メンバー外 | ||
A 0 - 1 |
第20節 | 2024年6月26日 | vs | 北海道コンサドーレ札幌 | メンバー外 | ||
H 1 - 0 |
第21節 | 2024年6月30日 | vs | アビスパ福岡 | メンバー外 | ||
H 0 - 1 |
第22節 | 2024年7月6日 | vs | 柏レイソル | メンバー外 | ||
A 3 - 2 |
第23節 | 2024年7月13日 | vs | アルビレックス新潟 | メンバー外 | ||
H 2 - 0 |
第24節 | 2024年7月20日 | vs | 鹿島アントラーズ | メンバー外 | ||
A 2 - 1 |
第25節 | 2024年8月7日 | vs | ガンバ大阪 | メンバー外 | ||
A 0 - 0 |
第26節 | 2024年8月11日 | vs | 川崎フロンターレ | メンバー外 | ||
H 0 - 3 |
第27節 | 2024年8月17日 | vs | 東京ヴェルディ | メンバー外 | ||
H 0 - 0 |
第28節 | 2024年8月24日 | vs | 京都サンガF.C. | メンバー外 | ||
A 3 - 0 |
第29節 | 2024年8月31日 | vs | サンフレッチェ広島 | メンバー外 | ||
A 3 - 2 |
第30節 | 2024年9月14日 | vs | 名古屋グランパス | メンバー外 | ||
H 4 - 1 |
第31節 | 2024年9月21日 | vs | 浦和レッズ | メンバー外 | ||
A 0 - 2 |
第32節 | 2024年9月28日 | vs | 横浜F・マリノス | メンバー外 | ||
A 1 - 3 |
第33節 | 2024年10月5日 | vs | サガン鳥栖 | メンバー外 | ||
H 1 - 1 |
第34節 | 2024年10月18日 | vs | ヴィッセル神戸 | メンバー外 | ||
A 0 - 2 |
第35節 | 2024年11月3日 | vs | 湘南ベルマーレ | メンバー外 | ||
H 0 - 2 |
第36節 | 2024年11月9日 | vs | FC町田ゼルビア | メンバー外 | ||
A 3 - 0 |
YBCルヴァンカップ 2024 |
2回戦 | 2024年4月17日 | vs | Y.S.C.C.横浜 | ベンチ入り | ||
A 0 - 4 |
3回戦 | 2024年5月22日 | vs | サガン鳥栖 | メンバー外 | ||
A 1 - 1 |
プレーオフ第1戦 | 2024年6月5日 | vs | サンフレッチェ広島 | メンバー外 | ||
H 1 - 2 |
プレーオフ第2戦 | 2024年6月9日 | vs | サンフレッチェ広島 | メンバー外 | ||
A 3 - 1 |