【セリエA第32節プレビュー】CL出場権を狙う激闘必至のローマ・ダービー

2025.04.11 18:00 Fri
Getty Images
前節は首位インテルがGK鈴木彩艶のパルマに引き分けに持ち込まれ、2位ナポリは4位ボローニャとの上位対決を勝ちきれず3ポイント差に変動はなかった。迎える第32節、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を狙う6位ラツィオ(勝ち点55)と7位ローマ(勝ち点53)によるローマ・ダービーが行われる。

ラツィオは前節アタランタ戦、FWイサクセンのゴールを守り抜いてウノゼロ勝利。リーグ戦4試合ぶりの勝利で6位再浮上とした。CL出場権争いに踏み止まった中、ダービーを制して更なる勢いに乗ることはできるか。

一方、前節ユベントスに引き分けたローマは連勝が7でストップ。後半から投入されたショムロドフが同点弾を挙げ、ラニエリ監督の采配が的中した。老将の采配が冴え渡る中、おそらく自身最後となるダービーで勝利を飾れるか。1月の1stマッチで今季初ゴールを挙げた主将MFペッレグリーニの活躍にも期待だ。
パルマに2点差を追いつかれて引き分けた首位インテル(勝ち点68)は15位カリアリ(勝ち点30)と対戦。パルマ戦では試合を締めきれないらしくない戦いとなったインテルだったが、火曜に行われたCLではバイエルン相手に敵地で先勝と流石の姿を見せた。翌水曜には2ndレグを控える中、格下相手に取りこぼしせず乗り切ることはできるか。

インテルにお付き合いしてしまった2位ナポリ(勝ち点65)は18位エンポリ(勝ち点24)と対戦。ボローニャ戦ではMFアンギサのゴールで先制する展開として追加点に迫るチャンスも作りながら引き分けてしまったナポリ。なかなか勝ち点を伸ばせない中、残留を争っているエンポリを退けることはできるか。
ラツィオに力なく敗れて3連敗となった3位アタランタ(勝ち点58)は4位ボローニャ(勝ち点57)との上位対決。インテルとの頂上決戦を落として以降、意気消沈しているアタランタだが、ボローニャに勝利してユベントスに完勝した勢いを再び取り戻せるか。

ローマ相手に優勢な試合運びを見せつつ引き分けた5位ユベントス(勝ち点56)は17位レッチェ(勝ち点26)と対戦。初陣のジェノア戦、そしてローマ戦と就任2試合で希望を感じさせる試合を見せたトゥドール監督。レッチェ相手に攻撃陣爆発となるか。

金曜には9位ミラン(勝ち点48)が登場し、11位ウディネーゼ(勝ち点40)と対戦する。ミランは前節フィオレンティーナ戦を2点差を追いついてのドロー。変わらず追う展開が多いが、試合の入りで改善は見られるか。

前節インテル戦ではラウタロのシュートを好守で止めた彩艶。その彩艶擁する16位パルマ(勝ち点27)は8位フィオレンティーナ(勝ち点52)と対戦。現在のセリエAで最も乗っているFWであるケアンを止めることができるかに注目だ。

◆セリエA第32節
▽4/11(金)
《27:45》
ウディネーゼvsミラン

▽4/12(土)
《22:00》
ヴェネツィアvsモンツァ
《25:00》
インテルvsカリアリ
《27:45》
ユベントスvsレッチェ

▽4/13(日)
《19:30》
アタランタvsボローニャ
《22:00》
フィオレンティーナvsパルマ
ヴェローナvsジェノア
《25:00》
コモvsトリノ
《27:45》
ラツィオvsローマ

▽4/7(月)
《27:45》
ナポリvsエンポリ

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ラツィオ伝統の鷹匠がとんでも行為で即時解雇…手術を受けた自身の男性器をSNS投稿

ラツィオは13日、長年クラブに仕えた鷹匠のフアン・ベルナベ氏を解雇した。その理由がとんでもないと話題になっている。 ベルナベ氏は、2010-11シーズンからラツィオの鷹匠として働いていた。クラブのマスコットとしてエンブレムに入っている本物の鷲を扱っており、鷹匠を雇っていた。 今の鷲はオリンピアと名付けられており、ベルナベ氏とのコンビでホームゲームを彩っていた。しかし、ベルナべ氏の軽率な行動が解雇に発展した。 ラツィオは「写真とビデオの映像を見てショックを受けた」と声明。「クラブは鷲を失ったことで、ファンが次のホームゲームで苦しむことを共通の痛みとして認識している」としながらも、「我々の歴史的シンボルである鷲がそのような結び付けることは不可能だ」と、関係を続けるわけにはいかなかったとし、「即時解雇した」と発表した。 ベルナべ氏は、EDの治療法としても知られる男性器のインプラント手術を受けており、手術後に自身の男性器の画像や動画をSNSで共有していた。 ベルナべ氏は自身の行動についてイタリア『ラジオ24』に対してコメント。こうした動きを関心を高めようとしただけだとし、自分の投稿を擁護。「裸は普通のことだ。私は偏見のないヌーディストの過程で育った」と主張したという。 過去にも問題行動を起こしていたベルナべ氏。2021年にはインテルとの試合後にファシスト式敬礼をおこなったため、出場停止処分をクラブから受けていた。 一時は解雇されていたが、その後に復帰。しかし、別の問題で再びクラブから離れることになってしまった。 <span class="paragraph-title">【動画】ラツィオの象徴でもあった鷲のオリンピアと鷹匠のベルナべ氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="it" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/SSLazio?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SSLazio</a> <a href="https://t.co/oGGuHG9Yz1">pic.twitter.com/oGGuHG9Yz1</a></p>&mdash; Laziochannel.it (@LazioChannel) <a href="https://twitter.com/LazioChannel/status/1877127511630401942?ref_src=twsrc%5Etfw">January 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.14 23:45 Tue
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カルチョを彩った“鬼才”ズデネク・ゼーマン氏、昨年10月に続く脳卒中で緊急搬送…現在は右腕片麻痺に言語障害も

ズデネク・ゼーマン氏(77)が脳卒中で緊急搬送。容態は安定しているとのことだ。 チェコスロバキアが生んだ鬼才、ズデネク・ゼーマン氏。プロサッカー選手歴を持たぬ指揮官として、30代の頃からイタリアサッカーに身を置き、のちにトッププレーヤーとなる無名の若者を掘り起こしたいくつもの功績が眩しい。 氏は2023-24シーズンにセリエC・ぺスカーラを指揮も、2023年12月に一過性脳虚血発作に見舞われ、当初はすぐに現場復帰もほどなくして辞任。以来、現場に戻れていない。 昨年10月には再び軽度の一過性脳虚血発作を起こし、脳卒中の診断が。この時に右腕の片麻痺も患い、自宅での療養生活が続いていた。 チェコ『iDNES』によると、2月27日、ゼーマン氏は再び脳卒中を起こして搬送され、イタリア・ローマ市内の病院に入院。病院関係者いわく、現在のゼーマン氏は脳循環障害に伴う言語障害も患っているという。 幸いにも容態は安定し、意識もあるとのことだが、集中治療室での治療が続き、これからさらなる検査へ。ゼーマン氏の周辺は不安な日々を過ごしているようだ。 2025.03.02 18:30 Sun
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ラツィオ、ヴェローナの主力MFザッカーニを獲得!

ラツィオがエラス・ヴェローナからイタリア代表MFマッティア・ザッカーニ(26)を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得した。保有元のヴェローナが8月31日に発表した。 なお、今回の契約では出場試合数など、一定の条件を満たした場合、買い取り義務が生じる。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えるところによれば、買い取りの金額は700万ユーロ(約9億1000万円)となり、200万~300万ユーロ(約2億6000万~3億9000万円)のボーナスも付くようだ。 ベッラーリアでキャリアをスタートしたザッカーニは2013年にヴェローナへレンタルで加入。その後、完全移籍に切り替わると、2016–17シーズンから主力に定着した。 トップ下を主戦場にセントラルMFや左ウイングでもプレー可能な攻撃的MFは、ボールのオン・オフに関わらず、チームの攻撃にリズムと創造性をもたらせる玄人好みのプレーヤーだ。昨シーズンのセリエAでは36試合に出場し、5ゴール7アシストの数字を残したほか、前指揮官のイヴァン・ユリッチ仕込みのプレー強度にも定評がある。 2021.09.01 04:35 Wed
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39歳パンデフが引退宣言…「これからは家族のために自分を捧げたい」

元北マケドニア代表FWゴラン・パンデフ(39)が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで引退する意向を明らかにした。 2002年のインテルでのプロデビューから、ラツィオやナポリで活躍してきたパンデフ。2014年夏からガラタサライでプレーした1年間を除けば、その後もジェノアやパルマなど、キャリアのほとんどをイタリアで過ごした。 セリエAでは通算493試合101ゴール58アシストを記録。2009-10シーズンにはインテルでスクデットを掲げており、冬の移籍市場で途中加入した同シーズンは、後半戦だけで公式戦29試合に出場し、伝説の三冠達成に大きく貢献した。 ラツィオやナポリ、ジェノアでも概ね主力として活躍し、在籍した全クラブを通じた成績では644試合139ゴール75アシストを誇る。また、5度のコッパ・イタリア制覇や2011年のクラブ・ワールドカップ優勝など、獲得した主要タイトルは12個を数えた。 北マケドニア代表でも輝かしい成果を残したパンデフ。2001年6月のトルコ戦で17歳でデビューして以降、歴代トップの122試合に出場。記録した39ゴールも無論歴代最多だ。母国では年間最優秀選手に5回選出されている。 直近では今冬にジェノアからパルマに移籍し、初めてセリエBを経験。11試合で1ゴール1アシストを記録し、夏の退団以降はフリーの状態が続いていた。 そして、この度応じた取材でスパイクを脱ぐ意向を明らかにした。 「20年か…。長男はもう13歳になるけど、シーズンとシーズンの間の休暇しか会うことができなかった。今は家族のために自分を捧げたい」 「でも何をすればいいかわからなかったから、いずれまたサッカーに関わっていくことになると思う」 「この夏はサッカーについて何一つ考えなかった。リラックスして、食事をして、少しだけ体を動かして。もうトレーニングを始めるつもりは全くないんだ」 2022.09.22 13:35 Thu

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