「とても誇りに思う」インテルのCL最多得点記録保持者となったラウタロ、クラブ愛を強調し「喜んでキャリアのすべてを…」
2025.03.06 11:35 Thu
インテルへの愛着を語るラウタロ・マルティネス
インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスは、クラブでの充実を語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
試合後、ラウタロは最多得点記録保持者となった喜びを口にしつつ、現在の充実ぶりにも言及。インテルでキャリアを全うする意思もあると明らかにしている。
「とても誇りに思うよ。こんなことは想像もしていなかった。一生懸命に努力してきたし、僕を知っている人は僕がこれまで経験してきたこともよく知っていると思う。でも、これで終わるわけじゃない。もっとやりたいと思っているんだ」
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ラウタロは5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのフェイエノールト戦で先発。試合は中盤での潰し合いが目立つ展開となるも、 マルクス・テュラムのゴールで先制してハーフタイムへ。後半早々、ラウタロが強烈なシュートを突き刺し、このゴールでインテルのCL最多得点記録保持者となった。試合はそのまま2-0でインテルが勝利。来週ホームで行われる2ndレグを前に、大きなアドバンテージを得ている。「とても誇りに思うよ。こんなことは想像もしていなかった。一生懸命に努力してきたし、僕を知っている人は僕がこれまで経験してきたこともよく知っていると思う。でも、これで終わるわけじゃない。もっとやりたいと思っているんだ」
「もちろん、多くの要因に左右されるとは思うけど、僕は喜んでキャリアのすべてをインテルに捧げたい。ここにいるのはとても幸せで、夏に契約を更新し、残ることを決めたんだ。毎朝、トレーニング場に行くのが楽しみで目が覚めるよ。家族もここに満足している」
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敵地で危なげなく先勝のインテル…「我々は堅実にプレーし、非常に良いプレーをした」指揮官インザーギも評価
インテルのシモーネ・インザーギ監督が、敵地で先勝に成功したフェイエノールト戦のパフォーマンスに満足感を示した。 インテルは5日、デ・カイプで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグでフェイエノールトと対戦し、2-0で勝利した。 リーグフェーズを4位フィニッシュし、ラウンド16ストレートインを決めていたインテルは、プレーオフでミランを破ったフェイエノールトと対戦した。 試合序盤は一進一退の攻防が続いていたが、前半終盤の38分に右サイドの崩しからMFニコロ・バレッラのワンタッチクロスをFWマルクス・テュラムが右足アウトを使った技ありのフィニッシュで先制に成功。 さらに、後半立ち上がりにはFWラウタロ・マルティネスのゴールで追加点を挙げると、MFピオトル・ジエリンスキのPK失敗で3点目こそ逃したが、今大会ここまで1失点の堅守を武器に敵地で危なげなく勝ち切った。 同試合後、インザーギ監督はイタリア『スカイ・スポルト』で、難所での勝利とともにチームのパフォーマンスを称えた。 「我々のプレーヤーはよくやった。このスタジアムでは簡単ではなかった」 「ファンも大きな声援を送ってくれた。苦しむことになるのはわかっていたが、我々は堅実にプレーし、非常に良いプレーをした。今週末は第2戦の前にもう1試合ある。常に隠れた危険はあるが、パフォーマンスには非常に満足している」 今回のアウェイゲームでは直前にナポリとのセリエA天王山を戦った影響もあり、幾つかのポジションでターンオーバーを敢行。とりわけ、ウイングバックに負傷者続出の状況で、DFアレッサンドロ・バストーニが左のウイングバックで攻守にハイパフォーマンスを示した。 そのメンバーの入れ替えについて指揮官は、すべての選手を信頼しており、起用に何の疑いもなかったと主張している。 「ジエリンスキとアスラニについては疑いを持っていなかった。監督は選択をするためにいるが、チャルハノールとムヒタリアンはナポリ戦でプレーしており、ローテーションを組んでフレッシュなプレーヤーを起用することにした」 「バストーニはチームのために働き、左サイドでアチェルビとコンビを組んだ。チームのニーズを理解しているワールドクラスのディフェンダーの話をしている。それが我々監督が見たいものだ」 今回の2-0の勝利によってベスト8進出は堅いと思われるが、インザーギ監督は「我々は初戦に勝利したが、まだ試合はハーフタイムで、火曜日にはサン・シーロで第2戦が控えている。相手がマンチェスター・シティ相手(のアウェイゲームで)に3ゴールを決めたことも忘れないでほしい」と、フェイエノールトの実力を軽視することなく、2ndレグでも今回の試合のようなパフォーマンスを見せたいと気を引き締めた。 2025.03.06 08:20 Thu5
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チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグの残り4試合が5日に行われる。ここでは2日目の4試合の展望を紹介していく。 ◆CLラウンド16・1stレグ② ▽3/5(水) 《26:45》 フェイエノールトvsインテル 《29:00》 パリ・サンジェルマンvsリバプール バイエルンvsレバークーゼン ベンフィカvsバルセロナ ◆国内リーグで首位を快走する両雄の激突《パリ・サンジェルマンvsリバプール》 プレーオフでブレストとの同国対決を2戦合計10発で圧勝してラウンド16に勝ち上がったPSGと、リーグフェーズ首位通過のリバプールによる大注目試合。 リーグ・アンで2位マルセイユに13ポイント差を付けて首位を快走するPSGは現在公式戦10連勝中と絶好調。直近のリール戦では前半の4発で試合を決めてしまうなど、充実ぶりが際立っている。とりわけセンターフォワード起用のFWデンベレが躍動しており、FWムバッペが去った現在のPSGを牽引している。ルイス・エンリケ監督の下、ハードワークが徹底された中で個が生かされているフランス王者がリバプール相手にどんな試合を見せるか注目だ。 一方、リバプールもプレミアリーグで2位アーセナルに13ポイント差を付けての首位を快走とチーム状態は良好。FAカップ敗退により1週間の調整期間が得られたこともPSG戦に向けてはプラスに働きそうだ。プレミアリーグ優勝をほぼ手中に収めている中、リバプールとしてはCL優勝を照準に入れたいところ。現在の欧州でリバプールと並ぶ好調さを誇るPSG相手にリーグフェーズ首位通過の格を見せ付けられるか。クローザーの役割を全うしているMF遠藤航の終盤での活躍にも注目だ。 ◆ブンデス頂上決戦がCLで再演《バイエルンvsレバークーゼン》 プレーオフでセルティックに競り勝ってラウンド16進出を果たしたバイエルンと、リーグフェーズ6位通過のレバークーゼンによるCLでは初となる対決。 先月15日にブンデスリーガで頂上決戦を戦った両チームはバイエルンが劣勢ながらゴールレスドローに持ち込み、首位の座を堅守した。現在、2位レバークーゼンとは8ポイント差とブンデスリーガでアドバンテージを取っているバイエルンだが、今季3戦で2分け1敗のレバークーゼン相手にDFBポカールで敗れたリベンジを果たせるか。直近のシュツットガルト戦を負傷欠場したMFキミッヒが先発予想でベストメンバーで臨む。DF伊藤洋輝はベンチスタート予想だ。 一方、バイエルンの好調さが持続しブンデスリーガ連覇が厳しい情勢となっているレバークーゼンとしてはCLでバイエルンを敗退に追い込み、不協和音を引き起こしてシーズン最終盤を迎えたいところ。シャビ・アロンソ監督就任後6戦無敗の相性の良さもある中、先月の頂上決戦では引き分けに持ち込まれた悔しさを晴らせるか。 ◆リーグフェーズでは計9発、打ち合い必至か《ベンフィカvsバルセロナ》 リーグフェーズ第7節で計9発の打ち合いを演じた両チームの再戦。1-3から5-4の大逆転勝利を収めたバルセロナは、リーグフェーズを2位で通過。このベンフィカ戦辺りから復調したバルセロナは現在ラ・リーガで6連勝とし、首位に立った。直近のレアル・ソシエダ戦では余裕の試合運びで選手を温存しつつ4-0で快勝。プレーオフでモナコに競り勝ってラウンド16進出としたベンフィカ相手に万全の状態で臨む。 ◆ミランに続きインテル撃破狙う《フェイエノールトvsインテル》 プレーオフでミランを下す下克上を起こしてラウンド16に進出したフェイエノールトと、リーグフェーズ4位と安定感ある戦いぶりが際立つインテルの一戦。 セリエAで首位に立つインテルは直近のナポリとの首位攻防戦では守勢の中、追いつかれる形で引き分けた。ビッグマッチで結果が出ていない今季のインテルだが、敵地での試合であることを考慮すれば悪くないナポリ戦の結果となった。ただ、その試合で直接FK弾を決めたDFディマルコが新たに負傷者リスト入りし、左サイドを務められる人材が総倒れに。S・インザーギ監督は本職センターバックのDFバストーニかDFアチェルビを起用する考えを示唆したが、ミランに続きインテル撃破を狙うフェイエノールトとの敵地での1stレグをうまく乗り切れるか。 ◆CLラウンド16・1stレグ結果 ▽3/4(火) クラブ・ブルージュ 1-3 アストン・ビラ レアル・マドリー 2-1 アトレティコ・マドリー PSV 1-7 アーセナル ドルトムント 1-1 リール 2025.03.05 18:00 Wed4
【セリエA第27節プレビュー】スクデットを懸けたナポリvsインテルの首位攻防戦
前節はナポリがコモに競り負け、インテルがジェノアにウノゼロで勝利したことでナポリがついに首位から陥落。代わってインテルが首位に浮上した。そして迎える第27節、2位ナポリ(勝ち点56)vs首位インテル(勝ち点57)によるスクデットを懸けた首位攻防戦が行われる。 前節コモ戦ではDFラフマニの軽率なオウンゴールが響いて競り負け、4試合勝ちなし(3分け1敗)と足踏みが続いているナポリ。スクデットへのプレッシャーからか本来のパフォーマンスを出せていない様子だが、この大一番で会心の勝利となるか。 一方、主砲ラウタロ・マルティネスの一撃でジェノアに辛勝したインテルは、火曜に行われたコッパ・イタリアではFWアルナウトビッチの衝撃ボレー弾でラツィオに勝利。翌水曜にはフェイエノールトとのチャンピオンズリーグ(CL)を控える厳しい日程だが、今季結果の出ていないビッグマッチで首位キープとなるか。 また、今節はミランvsラツィオの注目試合も行われる。ミラン(勝ち点41)は前節トリノ戦、開始早々のオウンゴールが響いて競り負けると、木曜に行われたボローニャとの延期試合では1-2で逆転負け。厳しい連敗で8位に後退した。これ以上ずるずると負けていられない中、来季のCL出場を争うラツィオ相手に勝利を取り戻せるか。 一方、前節ヴェネツィアにゴールレスドローに終わったラツィオは前述のようにコッパ・イタリアではインテルの前に敗退となった。翌木曜にはヨーロッパリーグ(EL)のビクトリア・プルゼニ戦を控える中、連敗中のミランに引導を渡せるか。 前節エンポリ戦をFWルックマンのドッピエッタで5発圧勝とした3位アタランタ(勝ち点54)は19位ヴェネツィア(勝ち点17)と対戦。CLクラブ・ブルージュ戦でのPK失敗によりひと悶着あったルックマンをガスペリーニ監督は先発起用して問題は解決されたかと思われたが、交代する際にルックマンが握手をせず、まだまだ両者の溝は埋まっていない様子。ピッチ外が騒がしい状況だが、エンポリ戦の圧勝劇をヴェネツィア戦に繋げられるか。 そしてエンポリの前にまさかのPK戦負けでコッパ・イタリア敗退に終わった4位ユベントス(勝ち点49)は月曜に14位ヴェローナ(勝ち点26)と対戦。前節カリアリ戦をFWヴラホビッチの一発でウノゼロ勝利とし、リーグ戦では4連勝中だったユベントス。コッパ・イタリア連覇の望みが絶たれてリーグ戦一本となり、今季の目標は来季のCL出場権確保のみとなった。ヴェローナを下してセリエA5連勝とし、4位死守なるか。 モンツァ相手に4発快勝として3連勝とした9位ローマ(勝ち点40)は13位コモ(勝ち点28)と対戦。翌木曜にはELでアスレティック・ビルバオ戦を控える中、難敵コモ相手にラニエリ監督は主力を起用して4連勝を狙いに行くかに注目だ。 そして前節ボローニャにシャットアウト勝利として連敗を4で止めた17位パルマ(勝ち点23)は10位ウディネーゼ(勝ち点36)と対戦。キヴ監督の初陣を見事に飾って残留圏内に浮上したパルマ。鈴木彩艶も7試合ぶりのクリーンシートで自信を更に取り戻せそうな中、格上のウディネーゼ撃破となるか。 ◆セリエA第27節 ▽2/28(金) 《28:45》 フィオレンティーナvsレッチェ ▽3/1(土) 《23:00》 アタランタvsヴェネツィア 《26:00》 ナポリvsインテル 《28:45》 ウディネーゼvsパルマ ▽3/2(日) 《20:30》 モンツァvsトリノ 《23:00》 ボローニャvsカリアリ ジェノアvsエンポリ 《26:00》 ローマvsコモ 《28:45》 ミランvsラツィオ ▽3/3(月) 《28:45》 ユベントスvsヴェローナ 2025.02.28 18:00 Fri5